2011-02-28

●講演会:No. 3610 2011.02.28

大わらじ。高知県津野町

今日は雨である。
暖かい。
春の雨だ。

今日は市役所で講演会があるので、
昼前には支所を出る予定である。
午前中は、最後の修正をする予定だ。
時間がないさあ始めよう。

2011-02-27

●堂の口のあけ祭り:No. 3609 2011.02.27

今日は朝8時からはじまった
「堂の口のあけ祭り」を見に行った。
津野町宮谷でおこなわれる
大きなわらじと大しめ縄をつくる行事だ。
しし汁、田楽、さつまいもなどの接待があり、
食事に困ることはなった。
ゆっくりとしめ縄とわらじづくりの作業は進む。
多数のカメラマンがきていた。
地元の人に匹敵するほどのカメラマンの数だ。
でもカメラマンこそが来客で、
地元の人もはげみになっているようだ。
手が足りないときは、カメラマンも手を貸す。
ほのぼのとしたいい祭りだった。

●トキオ:No. 3608 2011.02.27

東野圭吾著「トキオ」
(ISBN4-06-211327-9 C0093)
を読んだ。
タイムトラベル話だが、
そこは東野小説だから、
叙情豊かなものになっている。
いつものようになかなかよかった。
彼の小説にはハズレがない。

2011-02-26

0226 大洲展望。大洲市富士山

富士山の展望台からは、
肱川の屈曲がよく見える。
城も遠くにみえる。
大洲の鳥瞰図が見える。

●作図:No. 3607 2011.02.26

梅の蕾。西予市城川

今朝は晴れである。
冷え込んだ。
しかし、朝起きても
それほど寒くはない。
まあそれでも朝は、
ストーブをつけて朝食を食べた。

今日も一日支所で講演の準備だ。
昨日も同様、準備のために、
いくつか図を作成した。
図を書くときは、
原点の論文や専門書を読むのだから、
頭の整理になる。
今日もいくつか書きたい図がある。
時間の許す限りこの作業を続ける。

2011-02-25

0225 白梅。大洲市富士山

梅園では紅梅が満開であったが、
別の区画には白梅の林があった。
その中で一本だけ
早咲きの白梅の木があった。

●時間が区切り:No. 3606 2011.02.25

今朝は曇である。
暖かい。
昨夜はストーブをつけると
熱いくらいなので、
消していたが、寒くなかった。
いよいよ春だ。

昨日は、午前中はエッセイの原稿を書き、
午後は、講演会用の準備をした。
新たに図をひとつ作成した。
まだ完成していない。
日曜日は出かける予定をしているので、
今日明日の2日間で仕上げなければならない。
このようなものは、手を加えだしたら、
キリがない。
まあ、どこで区切りとするかだ。
実際には時間が区切りを決めるのだろう。

●世界でいちばん長い写真:No. 3605 2011.02.25

誉田哲也著「世界でいちばん長い写真」
(ISBN978-4-334-92723-3 C0093)
を読んだ。
世界一長いパノラマ写真を撮るカメラと
そのカメラによる卒業記念写真を
とるというストーリーである。
実際にギネスブックにのった写真家を
題材にしている。
彼のホームページではその写真の
一部を見ることができる。
青春ものであるが、
なかなか面白かった。

2011-02-24

0224 紅梅。大洲市富士山

先日行った大洲市の富士山。
富士山と書いて、「とみすやま」と読む。
紅梅が咲いていた。
もう満開がすぎているじきだった。
暖かくで、ジャンパーを着て歩いていると
汗ばんできた。

●送別会:No. 3604 2011.02.24

花。西予市城川

今朝は暖かい。
歩いているときは
晴れ間が見えていたが、
支所についたら雲が多くなっていた。

昨日は城川出身の役場の送別会だった。
私も呼ばれた。
私も含めて6名が送別される側になっていた。
係長以上の人が参加した送別会だ。
それでも30名以上出席していたようだ。
久しぶりに多くの人と話しをしながら飲んだ。
なかなか楽しかった。

今日も講演会の準備をする。
昨日は地質図をいじりだした。
地質図のような複雑な図は、
いくらでもいじることが出来る。
でも、あるところでやめないと
終わりがない作業となる。
操作ミスで、レイヤーが統合されてしまった。
レイヤーを残しておかないと、
色分けが大変である。
時間をかけてなんとか修復した。
このような重要な図は
作業を始める前に
バックアップをしておくことにした。
そして、まめに保存。
じつはレイヤーをなくしたものを
保存してしまったので、
気づいたときは遅かった。

EarthEssay 4_99 トゥファ1:西予2月

EarthEssay
4_99 トゥファ1:西予2月
を発行しました。

西予市城川町古市を流れる
中津川のさらに支流に
トゥファと呼ばれる石があります。
その石は、
地下水から沈殿してできたものです。
そのトゥファには、
一年の気候変動の記録が残されていました。

2011-02-23

0223 河合神社。京都

下鴨神社の入口付近にある神社。
中にある任部(とうべ)社は
八咫烏(やたがらす)命(みこと)を祭っている。
けまりの祖神として知られていることから、
ヤタガラスは日本サッカー協会の
シンボルとされている。

●春まだ浅き:No. 3603 2011.02.23

梅。西予市城川

今朝も晴れてきた。
今日は飲み会がある。
久しぶりの飲み会だ。

昨日は買い物のついでに
梅を見に富士山(とみすやま)にいった。
抜けるような青空のもとで梅を見ることができた。
昼頃だったが、
カメラ愛好家の二人組がいた。
紅梅の満開は過ぎていたが、
白梅がこれからのようだった。
今日、城川で梅を見たが、
まだ咲き始めである。
白梅のせいかもしれないが
春まだ浅き山里である。

●交渉人籠城:No. 3602 2011.02.23

五十嵐貴久著「交渉人籠城」
(ISBN978-4-344-0846-4 C0093)
を読んだ。
テーマ設定は面白い。
交渉人シリーズの第三弾だそうだ。
テーマは面白いが、
いたるところに緻密さがかけるところがあり、
そんなところが気になる。
彼の作品には、
いつもそのようなところがある気がする。

2011-02-22

0222 下鴨神社。京都

下鴨神社の節分。
お札を燃やす儀式が行われた。
神職の他に、お経を唱える一団。
その周りの参拝客。
私のような観光客。
いろいろな思惑の人が炎を眺める。

●ブレインストーミング:No. 3601 2011.02.22

霜。西予市城川

今朝も快晴だ。
冷え込んだ。
今朝は、買い物に行く予定なので車で来た。

講演会の準備が続いている。
図を書き続けている。
まだ、書く必要がある。
時間切れなるか、
書く図がなくなるまで書き続けよう。
一種のブレインストーミングだ。

2011-02-21

0221 鴨川デルタ。京都

京都の鴨川デルタで有名なところ。
「鴨川ホルモー」 の舞台にもなったところ。
下鴨神社にいく途中で寄り道。

●頭の整理:No. 3600 2011.02.21

霜。西予市城川

今朝は快晴であった。
冷え込みもあった。
しかし、その冷え込みも先日ほどのことはない。
いつもと同じように起き、
朝食とって、歩いて自宅をでた。
天気がいいと、
トンネルをぬけると、
写真がとれるほどの明るさになっている。

昨日も一日、講演会用の図を作成していた。
いろいろ考えならが、
文献を調べながら、
図を書く。
時間をかけて、図を書くというのは、
頭の中の混乱した考えを
整理していくことなのかもしれない。

●殺人の門:No. 3599 2011.02.21

東野圭吾著「殺人の門」
(ISBN4-04-873487-3C0093)
を読んだ。
小学校からの友人に
常に殺意をもっている主人公。
つぎつぎと不幸が訪れる主人公。
まさかと思われる不幸にも、
実は友人の手が加わっていた。
しかし、最後の殺意には至らないが、
何度が直前までいく。
そんな不思議な展開が
最後に完結する。

2011-02-20

0220 吉田神社。京都

京都の吉田神社。
今年の節分は、旧正月に当たる。
節分では、吉田神社は有名で、
多くの参拝客、多数の夜店が出る。
お札を燃やすために、大きな柵が設けられ、
そこにお札が集められる。

●位置づけと課題:No. 3598 2011.02.20

02_027 きのこ。西予市城川

今朝も寝過ごした。
目が覚めたら外が明るい。
時間を見たら6時半だ。
まあ、良く寝たからスッキしている。
少々曇っているので、車で来た。

昨日は講演会の準備で、
いくつもの図を作成した。
まだ、作成が足りないので、
今日も作成するつもりである。
その途中に西予の地質について考える。
いくつかの矛盾点が、整理されてきた。
それに基づいて地質図を作成する。
講演会ではあまり踏み込んだ話はできないが、
黒瀬川構造帯の位置づけと課題をまとめる。
その課題解決から得られる
結果の重要性を示せればと思う。

2011-02-19

0219 長浜大橋。大洲市長浜

長浜大橋は、肱川の河口にかかる橋である。
通常は普通の橋であるが、
大きな船が下を通るとき、
この橋があがる。
今時珍しい橋である。

●講演会の準備:No. 3597 2011.02.19

02_010 霜。西予市城川

今朝は寝過ごした。
昨夜は眠くてすぐに寝入ったのだが、
夜中に目が覚め、
本を読み出して、再度寝たら
朝起きたらもう外は明るかった。
天気がいいので
久しぶりに明るい中を歩いてきた。
なかなか心地良かった。

昨日から講演会の準備を始めた。
内容を大幅に変更するつもりで、
地質の内容で増やすことにした。
少々時間がかかりそうだ。
新しい図もいくつも作成しなければならない。
まあ、これものちの素材となるはず。
こんな蓄えがはじまる。

●虚貌:No. 3596 2011.02.19

雫井脩介著「虚貌」
(ISBN4-344-00113-3 C0093)
を読んだ。
複雑な構成である。
登場人物の関係がなかなか明かされず、
理解をするのが難し。
犯人の心理が直接の部分が少なく
分かりにくところがある。
しかし、面白い。

2011-02-18

0218 久保田水車。大洲市白滝

白滝公園。
滝がいくつもある。
11月23日に祭りがあるのだが、
講演会で行けなかった。
先日いったが、
すごい坂で上までいくと
汗をいっぱいかいた。

●校正:No. 3595 2011.02.18

今朝も雨だ。
まだ黒い雲が覆っている。
暖かい。

昨日は、一昨日のデータ整理と
論文の校正をしていた。
そして論文は送り返した。
これで、一段落だ。
おかげで他の仕事ができなかったが。
まあ、あせらず、着実に進もう。

2011-02-17

0217 三波川変成岩。八幡浜市

三波川変成岩。
不思議な石だ。
緑色の縞々石。
その原因は原岩が玄武岩質なので、
緑色の変成鉱物ができるからだ。
縞模様はもともとの岩石の性質もあるが、
高圧の変成作用を受けているからだ。
そんなことを知っていても、
不思議さは消えない。
これが自然の力だ。

●春の雨:No. 3594 2011.02.17

0217 三波川変成岩。八幡浜市

今朝は雨だ。
それほど寒かなった。
傘をさしてきた。
春の雨。

昨日は三波川変成岩を見に行った。
佐田岬半島へいくつもりだったが、
朝雲がでていたので躊躇していら、
昼前にでることになった。
佐田岬にいくと時間がかかりそうなので、
途中までにいって、長浜を海岸を回った。
この道もなかなかよかった。
こんどは、佐田岬に行くつもりだ。

EarthEssay 6_87 観測手法:ケプラー2

EarthEssay
6_87 観測手法:ケプラー2
を発行しました。

太陽系外惑星を探す方法を紹介します。
いくつかの方法があるのですが、
ケプラー宇宙望遠鏡が採用した方法は、
トランジット法というものです。
目的を絞って、
効率のよい方法、
そして後の研究につながる
成果を目指しているようです。

2011-02-16

0216 双龍図。京都建仁寺

建仁寺は国宝や重文だらけの寺である。
そんな貴重なものが見学できる。
ただし、ほんとうに貴重なものは、
デジタルで再現されたものが展示されいる。
遠目でみれば、
素人には違いはよくわからない。
この天井図は108畳もあり迫力がある。

●佐田半島へ:No. 3593 2011.02.16

風神雷神。京都建仁寺

今朝は冷え込んだ。
いつものようにおきて、
支所に来た。
霧がかかって暗いが、
晴れてきそうだ。
晴れたら佐田半島にいくつもりだ。
以前にも行ったことがあるが、
愛媛に来てからは一度もいってない。
いい季節に行きたかったが、
近くていつでも行けるので
ついつい先延ばしにしてきた。
様子を見ながら晴れそうなら出かけよう。

2011-02-15

0215 安井神社。京都

安井神社は建仁寺の近くにある神社。
たまたまとったのだが、
ここは、縁切り、縁結びの碑が有名だそうだ。
この穴を通り抜ける。
若いカップルが沢山きていた。

●一所懸命:No. 3592 2011.02.15

安井神社。京都

今朝は冷え込んだ。
昨日は昼間雪がいっぱい降った。
しかしべちょべちょ雪だったせいか
あまり積もることなかった。
大雪の予報だったが、
昨夜からは雪はあまりふらなかった。
冷え込んだ。

昨日は、エッセイを書き、
画像を用意していたら一日使ってしまった。
論文をかけなかった。
まあ、そんなこなこともある。
頭は、論文のことしかない。
日程的に昨日一日でなくしかない。
自分で決めたノルマだ。
その時々に必要なことを
誠実にやって行くしかない。
今は論文だ。
中心は、論文においておくこと。
一生懸命にやるしかない。
ところで、一生懸命 は、
もともと一所懸命と書いた。
ひとところで懸命になるしかない。
ひとつのことに専念するしかない。

●哄う合戦屋:No. 3591 2011.02.15

北沢秋著「哄う合戦屋」
(ISBN978-4-575-23664-4 C0093)
を読んだ。
時代小説だが、なかなかおもしろい。
北沢氏はこの小説がデビュー作である。
初めての小説は思えない
手練の感がある。
次の作品にも期待したい。

74 四国カルスト:南の海からきた石灰岩

四国カルストは、四国山地の西に形成された石灰岩台地です。その石灰岩から、日本列島の生い立ちと、熱帯の海、海洋底、海溝などを垣間見ることができます。四国カルストの奇異な景観は、そんな不思議な大地の生い立ちによっているのでしょう。

今年の冬は、愛媛の山奥にも雪が何度も降り、交通障害を起こしています。昨日(2月14日)も大雪が降りました。これで、今年の西予での大雪も、4度目でしょうか。雪は、地域的に降る量が大きく変わります。同じ西予市内でも、多いところと少ないところの違いが現れます。昨日は私が住んでいる地域に雪がたくさん降りました。こんな時は、じっとしているに限ります。まあ、これは口実で、冬場は寒いので、ついつい出不精になるためでしょう。
私の住む地域よりさらに標高の高い山はどうなっているのでしょうか。愛媛のニュースでは、久万高原がよく雪の様子が報道されるのですが、実は大野ヶ原のほうが雪はすごいはずです。でも、私は、冬場になっていかなくなったので、様子はよくわかりません。多分今年は大野ヶ原も大雪に中に、ひっそりとしていることでしょう。
大野ヶ原へは、夏場によくいっていたのですが、秋が深まったらまた行こうと思っているうちに、冬になり、そろそろ春の気配が近づく今日にまで至ってしまいました。心残りとなっています。
冬場は、四国カルストの東にはスキー場もあり、四国でもウインタースポーツを楽しめる数少ないところとなっています。四国カルストは、標高が高く雪も降る地域だということです。
大野ヶ原は、四国カルスト一部でもあります。以前に紹介した秋吉台(02 秋吉台:想像力がつくる世界 2005.02.15)もカルストですが、四国カルストは、四国山地の稜線付近に連なっているので、秋吉台とは違った魅力を持っています。
四国カルストは、現在私が住んでいる西予市の大野ヶ原から東に広がる石灰岩台地のことです。大野ヶ原、五段高原、姫鶴平(めづるだいら)、天狗高原と稜線が続きます。高知県の梼原町や津野町まで、幅は1kmほどですが、東西に25kmほどにわたって長く広がっています。四国カルストは、まるでヨーロッパや北米大陸のような不思議な景観です。その中の道を走ると、心地よりを異空間に浸れます。ですから、私は同じ市内にある大野ヶ原が好きなのです。
カルストとは、ドイツ語の「Karst」から由来しています。「Karst」は、イタリアからユーゴスラビア北西部にまたがる石灰岩高原の地方名の「カルスト」に由来しています。
炭酸カルシウム(CaCO3)からできている石灰岩は、大気中の二酸化炭素(CO2)を含む雨水(炭酸という酸性の性質をもつ液体となります)、その雨が流れる川、地下水によって溶されます。そのために石灰岩地帯は、通常の流水による侵食とは違った地形(溶食地形といいます)が形成されます。
石灰岩は、不思議なことに、化学的侵食には弱いのですが、物理的侵食に強く、でっぱった岸壁や峰などをつくることがよくあります。そのため、リッジメーカーと呼ばれています。このような石灰岩の特徴が、四国カルストという特有の景観を生み出しました。
四国カルストの東延長として鳥形山(とりがたやま)まで、ほぼ連続的に石灰岩地帯があります。石灰岩が大量に出るところは、セメントの材料として利用されています。鳥形山もその例で、現在でもセメントが採取されています。
大野ヶ原から、県道36号を少し東にいくと道が狭くなり、片側は崖になります。崖には玄武岩からできた枕状溶岩をみることができます。枕状溶岩は、水中で噴火した溶岩に特徴的に出来る形態です。秩父帯北帯の石灰岩の付近には玄武岩を伴っていることがよくあります。
石灰岩と玄武岩は、成因の全く違う岩石です。一緒に出るのは、たまたまでしょうか。実は、それには理由があるのです。
四国カルストの石灰岩は、秩父帯北帯に属します。秩父帯北帯は砂岩や泥岩からできている地帯です。だたし、秩父帯北帯の石灰岩は、石炭紀からペルム紀までのいろいろな時代の化石が見つかります。他にも、石灰岩と玄武岩だけでなく、チャートもよく見つかります。秩父帯北帯は、いろいろな岩石もふくむ不思議な地帯となっています。
一般に日本列島の石灰岩は、サンゴ礁やその破片の化石を含むことが多いのですが、サンゴ(礁をつくるサンゴを造礁サンゴと呼びます)の他にも、紅藻類である石灰藻、オルドビス紀後期からデボン紀後期には層孔虫(古生代オルドビス紀に現れ中生代の終わりころまで生存)なども、造礁生物として繁栄し、石灰岩を構成しています。
礁をつくっていた石灰岩が見つかれば、サンゴでなくても、熱帯から亜熱帯の温暖で浅い海域でできたことがわかります。このように化石からは、時代(示準化石といいます)だけでなく、環境(示相化石と呼んでいます)を読み取ることもできます。秩父帯北帯の石灰岩も、巨大な礁をつくっていた浅い熱帯付近の海でできました。
では、広い海洋(3000mより深い海となります)の真ん中で、浅い海とは、いったい、どのようなところでしょうか。現在の熱帯付近の海をみていくと、点々とサンゴ礁をもつ島々があることがわかります。今も昔と似たような地球の営みがあるということです。
そのような島は、すべて火山によってできています。ハワイのように、今も活動している火山もあります。海上に顔を出している島は海洋島とよばれ、海に顔を出していない火山は海山と呼ばれます。海面付近にある海山で礁をもっているものもあります。
このような海洋島や海山は、スーパーホットプルームと呼ばれる深くにある暖かいマントル部分にその起源をもっている火山です。海洋島や海山での火山活動は、主として玄武岩マグマによるものです。海洋島といっても、最初は海洋底から活動は始まりますから、海洋島になる前は、海面下で活動した溶岩が積み重なっていることになります。もちろんその溶岩は、枕状溶岩です。
海洋底の山脈ともいうべき中央海嶺でできた火山も、玄武岩マグマの活動できました。そして溶岩の形態は、枕状溶岩を主としています。しかし、海洋島のものと海嶺のものは、マグマの性質が少し違っています。ですから、見分けることも可能です。ただし、できてから長い時間といろいろな変遷を経てきているので、変質や変成を受けて化学組成が変わっていることが多いので、性質を見わけるのは、なかなか難しいのですが。秩父帯北帯の玄武岩は、両方の起源のものがあるようです。
さて、赤道付近の海洋島が日本列島にたどりつくまでのシナリオは、次のようなものです。
赤道付近で形成された礁をもった海洋島が、海洋プレートの移動にともなって北上します。やがて、海溝に海洋プレートは沈みこみます。しかし、出っ張った海洋島は、表層にたまった堆積物が、沈み込む時、一部剥ぎ取られて、陸側に取り込まれます。このような作用を付加作用といい、このような仕組みでできたものを付加体と呼びます。
海洋島の礁の部分が石灰岩として、溶岩の部分が玄武岩として、付加します。それらが、周りにあった堆積物の中に取り込まれます。ですから、石灰岩と玄武岩が一緒にでるのは、もともと同じ場所でできたものだからです。
海山以外の深海底にたまった生物の遺骸は、やがてチャートになります。海洋地殻は海嶺の玄武岩からできています。それらも付加されることがあります。
いろいろな起源や時代の違うものが、このような付加体というメカニズムで考えれば、うまく説明できます。石灰岩が、石炭紀からペルム紀までのいろいろな時代のものがあるのは、付加体になった海洋プレートがそのような時代に形成されたものだったことになります。
これが秩父帯北帯の形成メカニズムだと考えられています。秩父帯北帯は、ジュラ紀に付加しましたが、残念ながらその当時は、日本列島はまだできていないで、大陸の縁にありました。
四国カルストの石灰岩は、温かい海で形成されたものです。日本列島の構成物が、赤道付近で形成された石灰岩というのは、ちょっと想像しにくいのですが、それが大野ヶ原の景観の不思議な魅力となっているのかもしれません。四国カルストは、日本にいながらにして、熱帯や海洋島、深海底をみることができるところです。
滞在期間が終わるまでには、四国カルストには、もう一度、行こうと思っています。

・革命前夜・
付加体のメカニズムは、
日本がその研究の舞台となり、
日本の研究者が主役となりました。
当時、地質学はいろいろな発見で沸き立っていました。
そして、今地質学では、
再度熱い時代がきつつあります。
それは、技術と概念の導入によっています。
新しい技術による今までになり質のデータが大量にでています。
また新しい概念で、野外の地質の見直しがされています。
それは本当に革命を起こすのでしょうか。
それとも、一時のブームに終わってしまうのでしょうか。
それは革命に関わる人々の動員力によるでしょう。
その動員力を左右するのは、
革命家の熱意によるのかもしれません。

・大野ヶ原・
雪の降りしきる窓を眺めると、
山の方はもっとすごい雪に
なっているのだろうなと思ってしまいます。
海岸沿いの人からみると、
私がいる城川も山奥なのですが、
大野ヶ原はもっと山奥です。
でも、大野ヶ原は
私が住むことろからはすぐ近くです。
そして好きな地でもあります。

GeoEssay 74 四国カルスト:南の海からきた石灰岩

GeoEssay
74 四国カルスト:南の海からきた石灰岩
を発行しました。

四国カルストは、
四国山地の西に形成された石灰岩台地です。
その石灰岩から、
日本列島の生い立ちと、
熱帯の海、海洋底、海溝などを
垣間見ることができます。
四国カルストの奇異な景観は、
そんな不思議な大地の生い立ちによっているのでしょう。

2011-02-14

0214 山門。京都知恩院

八坂神社の隣の知恩院。
そこの山門の巨大さは圧倒される。
上にも登れるようだが、
有料なのでやめた。
鳩防止の対策がいろいろされていた。
糞害があったのだろう。

●対処法:No. 3590 2011.02.14

昨夜はその程寒かなったが、
朝起きたら寒かった。
でも歩いてこようとしたら、
粉雪が降っていた。
ベチョベチョの雪なので
歩いて来るのを諦めた。
車から降りて少し歩いたら、
頭がべっちょりと濡れた。
寒いけれど暖かくなっているようだ。

論文を書いているが、
論文に掛かり切りなると
他のことができなくなる。
一気に書ければいいのだが、
材料を揃えながら書いていくと
どうしても考え悩む時間が多くかかる。
しかたがない、なんども繰り返しているので、
対処法もわかてっている。
淡々と進むしかない。

2011-02-13

0213 節分。京都八坂神社

節分に八坂神社にいった。
祇園に近いので、
舞妓(まいこ)さんの踊りの奉納と
その後に豆まきがあった。
私がみた豆まきのときの舞妓さん。

●悩み:No. 3589 2011.02.13

今朝は冷え込んだ。
水道は対策をしていたから
大丈夫であったが、
外はうっすらと積もった雪があった。
そして車が凍っていた。
寒かった。

昨日は昼前に買い物と図書館へいった。
それ以外は論文を書いていた。
そして内容についてどうするか悩んでいた。
地質体の分帯の意味、方法を考えた。
どうすればいいか結論は出ない。
しかたがない。
悩みながら書き進めるしかない。

●パラドックス13:No. 3588 2011.02.13

東野圭吾著「パラドックス13」
(ISBN978-4-620-10739-4 C0093)
を読んだ。
P-13現象が起こると予測された。
理由は説明されないが、
その現象が、起こって別世界に送り込まれる。
そこで過ごす人間にとって、
善悪、生と死、価値観すべてが
問い直される。
面白い。

2011-02-12

0212 湯かま神事。京都岩清水

熱湯を降りかける神事である。
熱湯を浴びると無病息災。
私は少々離れていたので
熱湯を浴びることはなかったが、
近くの人は
大騒ぎをしていた。

●進むこと:No. 3587 2011.02.12

今朝も雪が降った。
べちょべちょの雪がうっすらと積もった。
今日は買い物に行く予定。
しかし、雪だからちゅうしょしそうである。
まあ、様子を見て考えよう。

論文を書いている。
書く作業より、 調べていることのほうが
多くの時間をとっているのかもしれない。
あるいは、どう書くかの迷いを
振り払うための時間なのかもしれない。
まあ、どんな状況であろうが、
どんなに遅くても、
書き進めるしかない。

2011-02-11

0211 エジソン記念碑。京都岩清水

エジソンの電球の発明に
ここの竹が不可欠であった。
フィラメントにここの竹の炭を利用したものが
一番よかったそうだ。
その記念碑がここにある。

●春の雪:No. 3586 2011.02.11

雪。西予市城川

夜中窓の外ががさごそする。
ばたばたという音もする。
夢のなかで猪だと思った。
朝起きたら結構な雪だった。
べちょべちょの雪で、
屋根からどさどさ雪が落ちていた。
その雪が落ちる音が
猪の歩く音に聞こえたのだ。
しかし、窓の外をみると、
少しだけれど、
猪の足跡がある。
やはり猪はいたのだ。
でも、ほとんどの音は、
雪の落ちる音だったのだ。
久しぶりの雪景色だが、
雪の様子が春の雪だ。

●愛しの座敷わらし:No. 3585 2011.02.11

荻原浩著「愛しの座敷わらし」
(ISBN978-4-02-250424-1)
を読んだ。
転勤で引っ越した田舎家。
そこには座敷わらしがいて、
犬や子供、バーバだけにはみえ、
大人には鏡やカメラを通してだけみえる。
そんな存在だが、
その存在が家族の結束をもたらす。
そんなときまた都会への転勤がくる。
不思議な物語で、
心があたたまるものである。

2011-02-10

0210 石燈籠。京都岩清水八幡神社

大きな破魔矢が二本たっている。
旧正月だらだろうか。
節分だからか、
それともいつもあるのだろうか。
始めてくるからわからない。
でも、その大きさには圧倒される。

●歩き出そう:No. 3584 2011.02.10

支所。西予市城川

今日は晴れである。
久しぶりに歩いてきた。
6時半頃に自宅を出たが、
まだ暗く、写真を撮るには暗い。
でも、久しぶりに歩くと気持ちがいい。
また歩き出そう。

昨日は論文を書き始めた。
今まで読んできた、
西予市の地質の論文をまとめたものだ。
これは月末の市役所での
講演会の元原稿にもなるものだ。
あまり時間がないので、
完成原稿にはならないが、
骨子だけへは作り上げよう。

EarthEssay 6_86 宇宙望遠鏡:ケプラー1

EarthEssay
6_86 宇宙望遠鏡:ケプラー1
を発行しました。

新しい宇宙望遠鏡としてケプラーとよばれるものがあります。
この望遠鏡は、
地球型惑星を探すという目的に絞られています。
しかしその目的あるいは成果は、
好奇心を刺激するものです。
今回は、その一連の成果を見ていくシリーズとなります。

2011-02-09

0209 石燈籠。京都岩清水八幡神社

岩清水にはたくさんの灯籠がある。
傾いたものもあるが、
不揃いでいろいろなものがある。
不揃いでも、その量が人を圧倒する。
不思議な光景だ。

●復帰:No. 3583 2011.02.09

手水。京都岩清水八幡神社

今日は温かい。
1週間いない間に、
一気に暖かくなったような気がする。
夜半に雨が降っていた。
7時前だから
本来ならもう明るいはずなのに、 今日は暗い。

昨日の午後は、買い物と図書館にいった。
温水プールが休みなので、
温泉にいこうかと思ったが、
疲れるので、自宅で入った。
昨日は、データ整理をしていたら終わった。
なんだか疲れたようだ。
毎日、出歩いていたためかもしれない。
今日から通常通りの仕事に復帰しなければ。

●十七歳、夏の幻:No. 3582 2011.02.09

夏羽良幸著「十七歳、夏の幻」
(ISBN978-4-7790-0321-9 C0093)
を読んだ。
タイムトリップとミステリーをあわせたものだ。
どうも時代設定と考証が不十分な気がする。
また、ストーリーの構成ももうひとつ。

2011-02-08

0208 石垣。京都岩清水八幡神社

京都に帰省していた。
日中は京都をうろうろしていた。
最初に行ったのは、
岩清水八幡神社であった。
そこでみた石垣が面白かった。

●帰宅:No. 3581 2011.02.08

昨日の午後もどってきた。
西予は天気がよく暖かかった。
支所により、一仕事して帰宅した。

京都に滞在中は、困った。
PC関係のアクセサリーの袋を忘れたのだ。
忘れたのには訳があり、
大雪で出かけるのが難しいので、
支所に出てから
様子をみて10時頃に自宅をでることにした。
自宅に一時帰宅して
荷造りをし直してでた。
そのときに、PC関係の袋を忘れた。
そこには、デジカメ用の充電器、
パソコン用の電源コード、
カードリーダーなどが入っていた。
京都についてその袋を忘れたことに気づいた。
後の祭りである。
急遽京都で買い足した。
デジカメの充電器だけは、
高額なので、諦めた。
まあ、でも、手持ちのバッテリーだけで
済ませることができた。

●東大生の論理:No. 3580 2011.02.08

高橋昌一郎著「東大生の論理」
(ISBN978-4-480-06582-7 C0295)
を読んだ。
形式論理学の講義をはじめるとき、
まえがきにあたるところの話題を
議論しながら進めたようだ。
講義はなかなか活気のあるものだったようだ。
そのような講義体験を本にしたものだ。
これは東大生に限った話題ではないだろうが、
東大生の特性を示しているのだろう。
なかなか面白かった。

2011-02-06

●会話:No. 3579 2011.02.06

今日の昼に、
急遽弟家族が来ることになったので、
出かけるのは中止。
弟らと一緒に昼食をとる。
姪二人が話題の中心になる。
長女は我が家の次男と一緒の年齢で、
次女は人見知りが結構激しいいが、
しばらくいると馴れてきた。
3時間ほど一緒にいただろうか。
会話ははずむが、
子供ことが中心の話題になる。
やはり兄弟同士での話題はほとんどない。
いつものごとく、会えはあまり話すことはない。
会話の端々で少し近況を語る。
家族の会話とはそんなものだろか。

●昔話:No. 3578 2011.02.06

今日で京都の滞在も最後だ。
明日朝、母の家をたつ。
天気も悪くない。
今日も出かけるつもりだ。

朝夕、母と食事を共にする。
そして夜話しをする。
話題は、母の身近なことばかり。
将来のことは話さない。
母は今のまま時を過ごすようだ。
もう母の将来でこちらが
ああしろこうしろという時期はとっくに終わった。
母は自分の時間の過ごし方を見つけている。
その過ごし方を急に変えさせるのは酷だ。
天気をみて畑仕事して、
体調をみて病院にいき、
気のあった知り合いや親戚と交流している。
これは母としては充実した日々の過ごしただろう。
今更我が家で住めといっても、母は嫌がるだろう。
何度もそれについては話し合った。
今では、私も母の希望を受け入れている。
あとは独居の生活で、
もしものことを考えてこちらが対処するしかない。
これも何度も考えてできることをしているつもりだ。
今夜と明日の朝は、
母と最後の昔話をして、愛媛に帰ろう。

2011-02-05

●体力づく:No. 3577 2011.02.05

もう週末である。
毎日天気が良く温かいので
昼間は出歩いている。
昨日は三十三間堂にいった。
以前行った時と比べて、
設備が良くなっている。
暖かく見ることができた。
ただし、内部は撮影禁止になっていた。

歩いていて感じたことは、
足腰が弱っているようだ。
長時間、歩くと足が疲れる。
毎日運動しているつもりが、
そのような運動量では足りないのだ。
今日も天気は悪くない。
体力づくりだと思って、出かけよう。

2011-02-04

●巨大翼竜は飛べたのか:No. 3576 2011.02.04

佐藤克文著「巨大翼竜は飛べたのか」
(ISBN978-4-582-85568-5 C0245)
を読んだ。
スケールと行動の関係を
データロガーによって解き明かしている。
データロガーを改良しながら、
興味の赴くまま、
いろいろな野生生物を対象に
フィールドワークをこなしていく。
興味の赴くままテーマを変えていき、
フィールドにこだわるという点は、
私と似たところがある。
彼の打ち出す結論は、その分野の研究者の
常識を打ち破るものも多々ある。
その一環として、
巨大翼竜は飛べなかったのではないかというのだ。
古生物学者からの反論が起きている。
しかし、それはデータによる論理がある。
今度の展開が興味深い。

2011-02-03

●節分:No. 3575 2011.02.03

今日も天気がいい。
昨日より暖かかった。
ちょうど節分の時期なので、
今日は吉田神社と下鴨神社にいった。
吉田神社では、
多くの屋台が出ていた。
豆まきはみなかったが、
下鴨神社では、ちょうと豆まきの時間にあたった。
年女年男がまいていたが、
着ぐるみのキャラクター「たわわちゃん」
が来て、豆をまいていた。
いろいろな豆まきがあるのだろう。

●生命はなぜ生まれたのか:No. 3574 2011.02.03

高井研著「生命はなぜ生まれたのか」
(ISBN978-4-334-98198-0 C0295)
を読んだ。
生命の起源について新しい視点を提示している。
なかなか面白いアイディアである。
ざっくばらんな書き方もなかなか面白い。
もうひとつの面白さは、
研究者の気持ちを素直に書かれている点もいい。
ヤッターとか、
世界で自分が一番だと、
しまったなどの失敗、
こんちくしょうとかなどなど。
心をもった人間が行う科学であるから、
論文では表われないが、
こんな感情が研究者にはある。
また高井氏の他の研究者評も面白い。

EarthEssay 2_89 反論:GFAJ-1 その4

EarthEssay
2_89 反論:GFAJ-1 その4
を発行しました。

一回間があきましたが、
今回がGFAJ-1シリーズの最終回です。
このヒ素を利用している生物については、
その重要度のせいでしょか、
反論も多数出ています。
政治的な反論もあるようですが、
科学的な反論もあります。
科学的な反論に答え対処することは、
科学の進歩を促すことになります。

2011-02-02

●八坂神社:No. 3573 2011.02.02

今日は、八坂神社にいった。
天気がよく長時間外にいても、
それほど苦ではなかった。
八坂神社では、節分で、
舞妓さんが奉納の踊りをした。
多分、当代の売れっ子なのだろう。
その他にも、芸妓だけでなく
関係者がいっぱい来ていた。
「ネーサン。こんちは」と挨拶を受けていた
いろいろな年代の人が豆まきを見に来ていた。

2011-02-01

●ふんだりけったり:No. 3572 2011.02.01

昨日実家についたら、
パソコン用の付属品セットを
忘れてきたのに気づいた。
昨日大雪で、一回支所に出るとき、
荷物を一回解いて
コンピュータ関係の荷物を持っていったことが原因だ。
仕方が無いので、
今日電気屋で、パソコン用の電源、
カードリーダー、
そしてレンズプロテクターを購入した。
レンズプロテクターは、
カメラバックを押したとき、
割れてしまったためだ。
ふんだりけったりだ。

●辺境生物探訪記:No. 3571 2011.02.01

長沼毅・藤崎慎吾著「辺境生物探訪記」
(ISBN978-4-334-03575-4 C0245)
を読んだ。
日本の各地を巡り、辺境に見立てて
辺境の生物学、
あるいは生物の本質について対談していく。
なかなか面白い。
設定ではなく、話の内容である。
フィールドワーク、それも古細菌のような、
原始的な生物をテーマとしている
生物学者の話は面白い。

Monolog 109 酒造りとモデル造り:感覚と論理

Monolog
109 酒造りとモデル造り:感覚と論理
を発行しました。

造り酒屋さんを見学に行きました。
そのときご主人と話をしました。
酒造りには、科学的な手法を用いておられます。
しかし、感覚的なものも織り込まれています。
そんな話を聞いたとき、
科学にもそんな側面があることに気づきました。
感覚と論理について考えます。