2012-09-28

●アインシュタイン奇跡の年1905:No. 4173 2012.09.28


J.S. リグデン著「アインシュタイン奇跡の年1905」
(ISBN4-431-71144-9 C3042)
を読んだ。
アインシュタインの重要論文がいくつも書かれた
1905年を奇跡の年と呼ぶ。
3月、4月、5月、6月、9月に公開された。
その多くが、物理学に大きなインパクトを与えた。
それらの理論を自力で生み出しているすごさ。
それを論文そのもの説明だけでなく
その論文が書かれた背景や影響も示されている。
そしその後のアインシュタインの業績をまとめている。
なかなかおもしろい本であった。

●気持ちの持ちよう:No. 4172 2012.09.28


キタキツネ。江別

今朝は曇りである。
上着を着ているとちょうどいい。
歩くと肌がしっとりと汗ばむ程度だ。
ただし、涼しいのでゆったりと歩くとちょうどいい。
こんなちょういい時期はそれほど長くはない。

昨日は説明会で遅くまで大学にいた。
大学に長くいると、
自宅で過ごす時間が少ないので、
気分転換ができない気がする。
まあ、これも日常の生活パターンが
変わったせいだ。
人は変化を楽しみもするが、
拒むところもある。
それも気持ちの持ちようなのだろうな。

2012-09-27

●今を全力で:No. 4171 2012.09.27


雫。江別

今日は雲が薄くかかっている。
涼しく、清々しい空気となっている。
秋である。
そしてもう9月も終わろうとしている。

新しい講義の準備に忙殺されている。
久しぶりに新しい講義をつくっている。
ネタが一杯あるはずなのに
全体像がなかなかまとまらない。
全体がダメなら、
手持ちのデータをとりあえず集積して
一望していくしかない。
時間が来た順に、
個々を強引にうめていくしかない。
そんな泥縄、自転車操業で創りあげていくかない。
不完全で未成熟だが、一番暑い講義になる。
数年かかって完成度をあげていく。
それとともに熱意も、残念ながら低下していく。
そんな未来予想をしても仕方がない。
今を全力でやるしかない。

EarthEssay 4_105 羽越調査 2:カミオカンデ


EarthEssay
4_105 羽越調査 2:カミオカンデ
を発行しました。

越中(富山)は、
安房峠を通り信州へいくための通り道でした。
札幌からは富山空港からいくのが便利だなので、
昼の便だったので焼岳に行くには遅いので
一泊をするつもりでした。
一泊を観光地ではない神岡でしました。
その理由は、・・・・。

2012-09-26

●秋めいてきた:No. 4170 2012.09.26


実。江別

今日は晴れだ。
東の空に雲がかかっていたので
夜明け前は少し暗かった。
夜半降った雨が朝には上がっていた。

一気にに秋めいてきた。
昨夜あたりは涼しいので
パジャマも長袖になった。
窓もすべて占めていた。
一昨日までは、夕方まで開けていたのに。
いつもの季節の秋が巡ってきた。
ただし、紅葉は少し遅れているように思える。
講義もはじまり秋もスタートだ。

2012-09-25

●疲労回復できない:No. 4169 2012.09.25


花。江別

今日は曇っていて、
歩いている途中に激しい雨がふりだした。
あまりに激しいので
途中でバス停のボックスで
雨宿りをしていた。
少し小ぶりになったので
歩き出した。

最近、9時過ぎになると眠たくなる。
布団に入って本を読みはじめるのだが、
すぐに眠くなって寝てしまう。
そのかわり4時前後に目が覚めてしまう。
どんなに疲れていても一定以上寝れない状態だ。
疲れが抜けない気がする。
最近、涼しくなってきたので、
帰っても、ぐったりしなかったので
体力的には楽になってきた。
でも、疲れにあわせて
早寝早起きを続けると
ますます早な早起きになるので、
9時以降に布団にはいるようにしている。
疲れたときには、もっと寝たいのだが
十分寝れない。
これはこれでつらいものだ。

2012-09-24

●一人旅:No. 4168 2012.09.24


トウモロコシと牧舎。江別

今日は朝は曇っていたが、
日が昇ると雲が切れてきた。
いつもの天気のようだ。

昨日次男が釧路のそろばん大会にいった。
保護者は同行せずに
塾の先生が同行してくださった。
まあでも学校行事などとは違う
はじめての保護者なしの
一人旅だ。
他にも同じくの子2名と
他の仲の良い塾の子供たちもいっしょだった。
帰宅したのが9時を過ぎていた。
一泊二日の旅だった。
すぐにシャワーを浴びさせて寝かした。
今日は普通に学校がある。
詳しい話は今日の夜だ。

2012-09-23

●のんびりとした午前:No. 4167 2012.09.23


今日は朝からいい天気である。
いつものように朝起きた。
ただし、夜中に目が醒め、
本を少し読んでまた寝た。
5時前に目が覚めた。
一旦起きていつものように
作業をしようをしたが、
眠さが抜けないので、
布団に戻ることにした。
布団の中で、
7時前まで読書を続け、
家族を起こし、朝食をとる。
その後、読書。
のんびりとした午前を過ごす。

●甘粕正彦乱心の曠野:No. 4166 2012.09.23


佐野眞一著「甘粕正彦乱心の曠野」
(ISBN978-4-10-131640-6 C0195)
を読んだ。
関東大震災の直後、憲兵によって殺された
大杉栄と他二名の
実行犯とされる甘粕正彦の
生涯についていのノンフィクション。
甘粕は満州国における関東軍の闇の部分を
になっていろいろなことをしたようだ。
その部分は他書に
いろいろ書かれいているようなので、
あまり書かれていはいない。
表の部分のみが書かれている気がする。
しかし、満州国における甘粕の人生の前後、
そして甘粕の生涯に関わった人物、
甘粕が当の実行犯だったのか。
などに焦点をあてて書かれている。
いつものように面白い作品であった。

2012-09-21

●秋が来た?:No. 4165 2012.09.21


ポプラ。江別

今日は、晴れである。
ただし、天頂と南に雲に残っている。
朝の空気がひんやりしていている。


昨日は帰る時、あまり暑くなく、
風もあったので爽やかであった。
帰宅してシャワーを浴びても
ぐったりとした疲れた感じがしなかった。
やはり暑さのために弱っていたのか。

今日は医者に行く予定なので
久しぶりに自転車できた。
少々涼しそうなので
上着を着てきた。
やっと秋が来たのだろうか。

2012-09-20

●下準備:No. 4164 2012.09.20


花。江別

今日は、天気予報が雨なので
自転車で来るのをあきらめたが、
朝日が雲の切れ間から出ていたが、
雲が厚く雨が降りそうに見えた。
しかし、昨日のように晴れである。
ただし、昨日もこの状態から
午後激しい夕立があった。
そして蒸し暑さが残った。
今日も朝から湿度が高く
日中も蒸し暑くなりそうだ。

今日は校務がいろいろあり
慌ただしくなりそうだ。
校務の合間を見て、
明日は試料の整理をする予定なので、
今日はそのための下準備を
しなければならない。
朝一番にしておこうか。

EarthEsay 4_104 羽越調査 1:黒部川扇状地


EarthEssay
4_104 羽越調査 1:黒部川扇状地
を発行しました。

久しぶり(1年半ぶり)に、
地球地学紀行のシリーズをお送りします。
越中(富山)、信濃(長野)、越後(新潟)、
羽前(山形)、羽後(秋田)をめぐる旅でした。
今回は、その中のいくつかの地点を紹介していきます。
まず最初は、黒部川です。

2012-09-19

●いろいろと:No. 4163 2012.09.19


花。江別

今朝は、東の地平だけが
雲が晴れていたが、
雲が厚くかかっていた。
少し小雨が降ったが、
あとは、曇のままであるが、
薄くなってきた。

まだ、蒸し暑い日が続く。
ただひ、紅葉が少しずつ進んでいるようだ。
今年は暑い。

不在中の校務や事務処理などの作業を
淡々とこなしていた。
今日は学生との面談がある。
医者に行きたいが
少々天気になるところ。
手配の都合で、今日の校務が明日に伸びた。
明日は会議もあるので、
少々忙しい。

2012-09-18

●試料整理:No. 4162 2012.09.18


トウモロコシ。江別

今日は朝、雲があったが、
大学に着く頃には
雲が切れて青空が広がっている。

朝夕は涼しいいが、
湿度が高く、昼間が過ごしづらい。
いつもなら大雪山などで
初雪の便りが届く頃になっているのに、
未だに夏の残暑が残っている。

今日から通常の生活に戻ることになる。
講義は来週から始まるが、
今週は、校務ががいろいろあるが、
今日だけ校務がない日である。
来週から新規の講義がはじまるので
その準備をしていかなければならない。
ただし、調査の整理も必要となるので
いろいろと忙しいものだ。
採取してきた試料の整理として、
乾燥などの処理は日曜日にしたので、
あとは、データ整理と試料撮影、収納が必要となる。
なかなか大変で、一日仕事になる。
あと2、3日乾燥が必要なので、
金曜日くらいしかできないのだが、
できるかなあ。

2012-09-17

●今日はのんびり:No. 4161 2012.09.17

金曜日に調査から帰ってきて、 土曜日は、調査最終日のデータ整理と 荷物の整理と床屋、 メガネ調整など身辺整理をした。 昨日は試料の搬入とその整理を 大学の研究室でおこなった。 また、大量のメールの整理と、 返事をいくつか書いた。 その後、買い物にでかける。 今日は自宅でのんびりとすることにする。 ただし、まだデータ整理ができていなので それをすることも兼ねて のんびりと使用しよう。 明日からは、今期から始まる 新しい講義の準備をしなければならない。 校務、雑用がいろいろ押し寄せている。

●素粒子はおもしろい:No. 4160 2012.09.17

益川敏英著「素粒子はおもしろい」 (ISBN978-4-00-500697-7 C0242) を読んだ。 体系的な話ではないが、 益川氏の個性がよく出ている内容であった。 少々変わっているくらいがいい。 独自の世界観があり、独自の努力ができれば 大成できるのである。

●Cの福音:No. 4159 2012.09.17

楡周平著「Cの福音」 (ISBN4-7966-1378-1 C0194) を読んだ。 ハードボイルド小説である。 悪役が主人公である。 以前大藪春彦を読んだような感動はなかった。 もうハードボイルドの年齢ではないのか。 それともたまたまそういう精神状況だったのか。 まあ、このあとも何作か書かれているようだが、 しばらくは読む気がしないなあ。

2012-09-15

93 恵庭:保護と破壊

 軽石を求めて、ある夏の日に、清流を遡りました。河原では火山噴出物が多く、望んているような軽石が見つかりませんでした。清流沿いの崖から、軽石を大量に含んでいる地層がありました。軽石から、人による自然保護と自然による自然破壊について考えました。


 以前、恵庭の漁川(いざりがわ)の上流に出かけました。ある小学校の出前授業を依頼されたためです。授業の教材に使うために、軽石を採ってくる必要があったからです。
 軽石(pumice)は、火山噴出物の一種で、穴が多数あいている石です。岩石の部分の比重は、水より大きいのですが、穴が多数あいていると、浮力が大きくなり浮きます。名前の通り、見かけよりずっと軽く、水に浮くものもあります。海岸を歩いていると、場所によっては、多数の軽石が打ち上げられていることがあります。そんな軽石を漁川で探そうとしました。源流は恵庭(えにわ)岳です。
 軽石は、マグマにガスの成分が多く含まれていて、マグマが地表に飛び出した時、地下の圧力から開放されたのと、マグマが岩石として固まる時、気体の成分が分離し石の中にガスの部分として残ります。火山岩に、ガスの穴が空くことを発砲といいます。ガスの成分は、主に水蒸気や二酸化炭素などです。しかし、時間がたてば、ガスは抜けていき、穴だけが残ります。
 ガスが多すぎると、噴火時に岩石がばらばらに壊れてしまうことがあります。このようなものが細かい火山灰となります。
 軽石は、白っぽいものにたいして用います。黒っぽいものには、スコリア(scoria)という名称があります。火山岩の色は、マグマの性質によっています。マグマの主成分である二酸化珪素(SiO2)が、多ければ白っぽくなり、少ないと黒っぽくなります。中間だと灰色になります。岩石の名称としては、白っぽいものは流紋岩やデイサイトと呼び、灰色を安山岩、黒っぽいものを玄武岩といいます。
 軽石も詳しくみると、いろいろな模様が織りなす世界(岩石組織と呼びます)があることがわかります。岩石の部分にも、いろいろなサイズ、種類の結晶がみえます。
 マグマが地下のマグマだまりにあったとき、ゆっくりと冷えていくと、マグマの中の結晶が生まれ、成長していきます。結晶は、マグマだりの冷却過程を記録しています。また、マグマのまま飛び出した部分は、急激にできた結晶や、結晶化する暇もなく非晶質(ガラスと呼びます)のまま固まることがあります。そして、ガラスが繊維上に引き伸ばされていることもあります。まるでマグマが液体から固体へ変化するときの状態を反映しているような模様となっています。
 火山噴火の様子をかいま見るために、軽石はおもしろい素材です。風化を受けていない軽石を手に入れるためには、「最近」噴火した火山の麓にいく必要があります。「最近」とは、火山地質学では、1万年前くらいから現在までの間を意味します。これは、活火山の定義にもなっていますが、1万年以内に活動したか、現在活動中の火山を「活火山」と定義しています。日本には、現在の110個の「活火山」が指定され監視されています。
 北海道には、いくつも活火山がありますが、我が家から近いところで、風化を受けていない軽石を採るために、漁川で軽石を探すことにしました。
 恵庭岳は、支笏カルデラをつくった巨大の火山の一部になっています。もちろん恵庭岳の火山活動も、支笏カルデラ火山の一連の活動といえます。
 支笏カルデラ火山は、大量の火砕流を放出し、周辺に火砕流台地を形成しました。安山岩からデイサイト、流紋岩までの性質で、軽石をつくるマグマです。4~5万年前に、現在支笏湖になっているカルデラができました。その後も、火山活動が継続して、樽前、風不死、恵庭岳の火山が形成されました。
 恵庭岳は、約1万5000年前には山体は形成されていたと考えられていますが、あまり詳しく調べられていません。1994年に中川光弘たちの研究によって、「ほんの最近」まで活動していたことがわかってきました。
 中川さんたちの論文によれば、2200~2000年前に火山灰の放出しています。これだけでも、活火山の条件を満たしています。さらに、17世紀には山頂の東側からの水蒸気爆発と山体を崩壊するような噴火をおこしています。その後も150年間に、少なくとも2回の水蒸気爆発と土石流が起こっていることがわかってきました。
 そして、恵庭岳は1991年に活火山に指定されました。
 ちなみに17世紀には、支笏カルデラ火山の樽前山、洞爺湖この有珠山、道南の駒ケ岳もそれぞれ長い休止期をへて、噴火活動を開始しています。北海道の火山全体が非常に活発になった時期でもありました。
 恵庭岳は、今も山頂から噴気を出しています。火口は、17世紀の火山噴火によってできたものです。噴火の後、300年ほどの間に、ほとんどの場所は、植生が回復しています。ただし、新しい火山噴出物でできた急斜面は侵食が激しく地肌を剥きだしています。もちろん火口は、今も植生は殆どありません。
 1972年に札幌でおこわれた冬季オリンピックのとき、恵庭岳の山頂から南西に向きの斜面が、アルペンスキーの滑降のコースとなりました。コース設営のために、樹木が伐採されました。その後は植林をすることで造成が許可された経緯があります。オリンピックで環境問題が表沙汰になった最初の例となりました。
 滑降コースも30年たった今では、植林によって深い緑に覆われて、その痕跡はほとんどみえません。ただし、Googleの航空写真で見ると、植林のあとが色の違いとして少し見え隠れしますが。
 地質学の時間スケールから見ると、30年前の人為的な破壊より、300年前の破壊のほうが大きく思えます。人為的営為など、ひとつの噴火で、もろくも崩れ去ります。
 恵庭岳は、大都市札幌からも近く、外輪山の北西側は札幌市域になっています。噴火口から札幌の中心街まで、30kmほどしか離れていません。もし、噴火があれば、周辺都市で大きな被害が出ると考えられます。恵庭岳の麓や支笏湖畔には温泉旅館もあります。恵庭市、千歳市もすぐ近くです。
 これは、札幌だけの状況ではありません。日本では、大きな都市が活火山の影響を受ける位置にあることは、地図をみればすぐに分かります。
 その現状に目をそむけてはいけません。火山噴火を止めることはできません。しかし、噴火予知が進めば、災害から避難することができるはずです。一番大事な人命を守ることは、可能になるはずです。火山などの自然災害とも共存するしかないところに私たちは住んでいるのです。
 漁川沿いの崖で、軽石の堆積物の地層があったので、その地層から「これぞ軽石」とよべるものを、いくつか採取しました。それらは軽石らしく水に浮きます。他にも、軽石にもいろいろあることを示すための試料も採取しました。穴がすべてつながるほど開いたものは、軽く最初は浮きますが、しばらくすると水が内部に入り込んで沈んでしまいます。また、発砲が少ないものも、岩石の大きな比重のために沈みます。そんな軽石の多様性を見えるように選びました。
 軽石をとった崖も人為でつくられらものです。取り尽くせばその崖の軽石はなくなりますが、火山噴火で飛び散った火山噴出物は大量です。掘り尽くすことはできません。場所を変えればもっと大量の軽石はあります。
 人の営為など、一つの噴火であったというまに消してしまいます。植林のあとさえあっという間に消えることでしょう。これは自然による「自然破壊」と呼ぶべきものでしょうか。自然現象というべきでしょうか。人による自然保護、自然による「自然破壊」、悩ましい問題です。


・悩ましい問題・
大地(地質学的)の歴史。
自然の歴史。
今も読み取られ続ける噴火の歴史。
過去の人為の歴史。
過去に犯した失敗の歴史。
失敗の補修の歴史。
あったというまの破壊の歴史。
「歴史」という言葉にも
いろいろな時間、空間のスケールがあります。
それをごっちゃにして考えると混乱してきます。
別々に考えると連携できません。
悩ましい問題です。

・予約システム・
14日まで信州、新潟、山形まで調査に出ていました。
富山空港から入り秋田空港から帰ってきます。
その間はレンタカーを使用します。
このエッセイは、実際には調査に出る前に、書いておいて、
発送手続きを発行しています。
まぐまぐのシステムで2週間先の予約が
できるので助かります。

GeoEssay 93 恵庭:保護と破壊


GeoEssay
93 恵庭:保護と破壊
を発行しました。

軽石を求めて、
ある夏の日に、清流を遡りました。
河原では火山噴出物が多く、
望んているような軽石が見つかりませんでした。
清流沿いの崖から、
軽石を大量に含んでいる地層がありました。
軽石から、人による自然保護と
自然による自然破壊について考えました。

2012-09-13

EarthEssay 5_107 みちびき 2:GPS


EarthEssay
5_107 みちびき 2:GPS
を発行しました。 

「みちびき」はGPSの電波を補完するものです。
しかし、同じ衛星が4機なければべ運用できません。
そして、7機になれば、
日本独自のGPSシステムが樹立できるのですが、
政府の考え方次第ですね。

2012-09-08

●残務処理:No. 4158 2012.09.09


今朝も晴れで心地良い。
ただ、昼間は暑くなりそうだ。

今日は、仕事が終わらなかったので、
研究室に出てきて
残務をしている。
昨日は、校務が朝から2時過ぎまでかかったので、
研究室で残務をしようとしたが、
暑くてできなかった。
しかたがないので今日、研究室に出てきて、
残った仕事をしている。
まあ、仕方がない。
本当は、今日は休んで
明日からの調査のために
体調を整えたかったのだが。

●私の速水御舟:No. 4158 2012.09.08


吉田武著「私の速水御舟」
(ISBN4-486-01704-8 C1071)
を読んだ。
日本画の巨匠、速水御舟は、
革命的な画家、芸術家でありながら、
あまり有名でない
そんな御舟の作品に焦点を当てた前半。
後半は吉田氏一流の芸術論であった。
非常に広範に渡る内容である。
真実、美、言語、芸術、日本論、そして日本画
に至る用意周到な論であった。
面白い展開であった。
はやり吉田氏の作品は面白い。
私の同年代である。

2012-09-07

●GPS:No. 4157 2012.09.07


雫。江別

今日は涼しい。
朝の快晴の青空のもと、
心地良い朝日の中を歩いてきた。
秋めいてきた清々しさだ。

今日も午前中から校務がある。
それまでにしなければならなことがいくつかある。
終わらなければら、
明日も研究室に来て作業をしなければらならない。
出発前の慌ただしさだ。

今朝は、昨年購入したGPSが調査に間に合わず、
使っていなかったので、
今朝使って、その使い方を練習した。
一応簡単に使えるようになった。
ただし、地図ソフトのセットアップが
うまくいってないので、
そのセットアップをしたいのだが、
時間切れでとなりそうだ。

2012-09-06

●疲れが抜けない:No. 4156 2012.09.06


山並み。江別

今日は朝から風が強い。
気温はそれほど高くない。
今日は、午前も午後も会議がある。
新学期の準備がはじまった。

私は、調査のための準備をしている。
昨夜、事前に送る荷物の荷造りをした。
不在中にすべき、3つの仕事のうち、
2つを終わらせた。
あとひとつを、今日、明日のうちに
終わらせなければならない。
疲れが溜まっているようだ。
朝が起きられなくなった。
まあ、以前は眠るが浅く、
夜半に何度目が覚めたが、
今は、朝までぐっすり寝ている。
ただ、朝起きても、疲れが残っている。
ゆっくりと休む日程がない。
愚痴をいってもはじまらない。
ただ仕事をこなすのみ。

EarthEssay 5_106 みちびき 1:準天頂


EarthEssay
5_106 みちびき 1:準天頂
を発行しました。

「みちびき」という人工衛星が、
試験運用中です。
準天頂衛星初号機というのが、
「みちびき」の正式名称です。
この人工衛星はどのような目的で、
私達にどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずは、準天頂衛星初号機という
言葉の意味からみていきましょう。

2012-09-05

●調査準備:No. 4155 2012.09.05


エゾリス。江別

今日は朝から快晴であった。
風があるが、
気温が高く、
暑い一日になりそうだ。

暑さのためだろうか、
それとも大量の汗をかくせいだろうか、
北海道人として暑さに
弱くなっているためであろうか、
本州はもっと暑いのだろうが、
今年の8月中旬から、
今日までの暑さは堪えている。

日曜日から調査にでる。
その準備をしなければならない。
少しずつしているが、
明日には荷物を発送する必要がある。
まあ、いつものことだから
いつものように準備するしかない。
PCとカメラ関連用具、調査道具と
着替えを送ればいいのだ。
ただそれだけなのだが、
昨年もいろいろ送り忘れて、
いろいろ担いでいくことになった。
今日の夜、気をつけて準備をしよう。

2012-09-04

●見習いたい活発さ:No. 4154 2012.09.04


実。江別

今朝も雲が流れて、晴れたり曇ったりしている。
少々蒸し暑い。
昨夜は、激しい雷音があり
目が覚めてしまった。
蒸し暑くて寝苦しかった。

一昨日恩師の奥さんのKTさんから、
最近の出版物をお送りいただいた。
大学を退官されてからも、
いろいろを忙しく活動されている。
粘土鉱物から微生物、
さらに放射性元素との関係にまで
興味が広がっているようだ。
そして、身軽に社会活動に参加されている。
アフリカの大学で教鞭をとっている時
大学とのトラブルと3.11が起こり、
知り合いの勧めもあり、
急遽帰国された。
それまでもウラン鉱調査や
チェルノブイリ調査などもされ、
3.11後は福島の除染、
仮設住宅支援を数々されてきた。
近年ではピースボートで100日間、
被爆体験者たちと世界をまわられている。
またキューバでは、被爆者とともに
ブローバルヒバクフォーラムに参加されました。
そこには、カストロが講演をしている。
退官後も盛んに活躍されているは見上げたものだ。
だいぶ年下の私と比べても活発である。
見習いたいものである。

2012-09-03

●高みを目指す心:No. 4153 2012.09.03


トウモロコシとハルニレ。江別

今朝は雲が流れていて
晴れたり曇ったりする。
低くで厚い雲のなで
曇ると暗くなる。
風があるので
まだ過ごしやすいが、
少々蒸し暑い。

中・高・大学生のころ、
いろいろな本を読んでいた。
難しくてわからないような本にも
挫けることなくチャレンジしていた。
例えば、創世記、般若心経、
ギリシア神話、ヨガに関する文献、
鈴木大拙、無門關など禅宗に関するもの、
哲学書や資本論(これば何度も挫折)・・・・。
いろいろなものを読もうと努力していた。
わからいものも多かったが、
今も時折し、読んで理解できると感銘を受ける。
これが自分の目指す高みの一部だと感じた。
いまだわからないもの多々ある。
しかし、そんなチャレンジが
極端に減ってきているのを感じる。
知的な高みを目指す試みが
なくなっているのではないか。
現状が知的に高いかどうかより
高みを目指すかどうかが、
老化を意味するのではないか。
大変さを回避すること。
その怠惰さが問題ではないか。
そんなことを感じた。
ではどうするかが問題なのだが・・・・。

2012-09-02

●快晴の休日に:No. 4152 2012.09.02


今朝は晴れである。
いつものように4時過ぎに目がさめたので、
起きようと思い、自宅の寝室から階下に降りたら、
まだ異常に眠い状態であることがに気づいた。
日曜日で疲れを回復するために、
もう少し横になっていようとベッドに戻す。
そして読みかけの本を1時間ほど読んだ。
幸い、その本を読了したら
5時過ぎとなったので、
起きることにした。

今日は長男の買い物に
街まで出かける予定だ。
天気がいいので、
今日も暑くなるようだ。
ここしばらくの暑さは
私にはこたえている。
なんとか数日体を休めて
体調を回復したいものだ。
来週には調査に出ることになる。

●史上最大の発明 アルゴリズム:No. 4151 2012.09.02


ディヴィッド・バーリンスキ著「史上最大の発明
アルゴリズム」
(ISBN978-4-15-050381-9 C0141)
を読んだ。
コンピュータのプログラムにいたる、
多くの数学者、数理論理学者などの
業績、功績を著者流に書いたものである。
情緒的、抽象的、感覚的に書いているので
その意図を理解するの困る部分もあるが、
わかっているところは、
腑に落ちる。
大作で読みごたえるがある。
読むのに長い時間がかかった。
他の微積分に関する著作も読みたいと思ったが、
翻訳されていない。

2012-09-01

●校務:No. 4150 2012.09.01


トウモロコシとハルニレ。江別

今日は曇りである。
歩いてくるとき、
小雨がぱらついたが、
それだけで、止んだ。
ただし、雲は厚い。

今日は大学の校務が午前中にある。
そのため、今日は大学にいつものように出てきた。
今週は暑さで体力的にも疲れた。
ただ、夜が涼しいのぐっすり寝れるので
何とか持っている。
今日の校務が終われば
水曜まで校務がない。
その間、自分のやりたいことができるはずだ。
書きかけの論文を書き進めることだ。
暑さが問題だが。

Monolog 128 アンティキテラの高み


Monolog 128
アンティキテラの高み
を発行しました。

100年以上前にアンティキテラ島沖の沈没船から
不思議な装置が発見されました。
その装置は、昔の人の営みも、
今どきの人と変わらぬ高み達しうることを
教えてくれました。
砂上の楼閣の上から眺めた景色は、
本当の高みを見失うことがあります。
自分を高みに置くことなく、
周りを見わたすべきでしょう。