2012-12-31

●TOKYO一坪遺産:No. 4264 2012.12.31


坂口恭平著「TOKYO一坪遺産」
(ISBN978-4-393-33296-2 C0036)
を読んだ。
コンパクトで実用に徹したコックピットのような生活空間。
そこから見えない空間へと空想が展開する。
著者が言わんとしていることは、
著者自身が漠然としていると述べている。
漠然とだが、その主張は伝わってくる。
常識、通常の視点に囚われたら、
そこには当たり前のものしか見えない。
視点を変えると、同じものが
全く違った意味、空間、イメージを派生ししていく。
そんな視点が重要なのだろう。

●大晦日:No. 4263 2012.12.31


昨日は暖かく、午後から雨が降りだした。
しかし、夜にはまた寒くなり、
道路がガリガリに氷りだした。

今日は大学に行くつもりであったが、
道路がガリガリなので中止した。
自宅で作業をする。

昨日は夕方から近くの温泉に出かける。
有色を温泉で食べて帰宅した。
そのせいか、今日は朝寝過ごした。

今日の大晦日から元旦にかけては、
荒れ模様だという天気予報だ。
元旦分の買い物をしておく予定だ。
今日は、子どもたちには、遅くまで起きていいことにしている。
ただし、元旦は7時に起きて
お雑煮を食べることが条件である。
荒れていなければ、元旦にはいつも行っている神社へ
初詣に出かける予定だ。
例年は混んでいるのが嫌なので、
2日にでかけていたが
今年は元旦に出かけるつもりだ。
天気が荒れていなければいいのだが。

●ゼロから始める都市型狩猟採集生活:No. 4262 2012.12.31


坂口恭平著「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」
(ISBN978-4-7783-1175-9 C0095)
を読んだ。
路上生活者の生き方に注目したものである。
坂口氏はルポルタージュをしているのだが、
彼にはその気はない。
ただただ好奇心で動いている。
そんな素直な探求心が面白いことを見出す。
そもそも土地や川、水の誰のものだったのか。
住居は頑丈で広ければいいというのだ誰が決めたのか。
生きていくのに身近なところから
生活必需品を手に入れるのは当たり前の行為ではないか。
などなど根本的な疑問を投げかける。
面白い視点である。

2012-12-28

●図書館:No. 4261 2012.12.28


雪道。江別

今朝は冷え込んだた。
夜半に雪が降ったようで、
除雪が入っていた。
寒い中をいつものように歩いてきた。

大学は、今日から休業なのだが
御用納めなので職員はきている。
生協が閉まっているので、
昼食はとれないので、私も昼までの仕事となる。
昨日は、調べものをしていて、
文献を図書館に借りにいったらが、
昨日で終わるというので、
慌てて往復して文献を借りだした。
次は、7日まで閉まっている。
なんとか気づいてよかった。
私は、淡々と作業を進める。

●連続殺人鬼カエル男:No. 4260 2012.12.28


中山七里著「連続殺人鬼カエル男」
(ISBN978-4-7966-8089-9 C0193)
を読んだ。
暗い本である。
刑法39条を題材にしたもので、
他にもいくつかある。
しかし、これは、どんでん返しが何度も起こる。
そして最後の一行にも
驚きが隠されている。
内容が暗すぎる。
同じ著者で明るい作品もあるそうだ。
でも、しばくは、いいか。

2012-12-27

●用事:No. 4259 2012.12.27


ポプラ。江別

今朝は雪が上がり、
晴れてきた。
そのため、放射冷却で冷え込みはひどい。
歩いていても最初は
体がなかなか温まらず寒かった。
除雪がはいったので、
道は歩きやすかった。

昨日は家族との用事があったので、
昼過ぎに帰ったが、
吹雪と積雪のため、
帰るだけでやっとだ。
昼食後すぐに大学を出たが、
慌ただしくて仕事が中途半端になった。
今日も用事があるが
もう少しゆっくりと帰る予定だ。

EarthEssay 6_107 ボイジャー1号:協同作業


EarthEssay
6_107 ボイジャー1号:協同作業
を発行しました。

今年最後のエッセイになります。
一年をふりかえろうかと思ったのですが、
あまり生産的でないので、
いつものように淡々と綴ろうと思いました。
今を遡ること35年前。
その時にスタートした研究が、
今も継続していること、
そして大きな成果を挙げていることを
紹介しましょう。

2012-12-26

●吹雪:No. 4258 2012.12.26


吹雪の道。江別

今朝は吹雪である。
昨夜から吹雪だした。
今朝はかなり積もっているが
除雪は入っていない。
深い積雪の中を
雪をかき分けながら、
雪まみれになって歩いてきた。

昨日の午後は4年生の卒業研究の発表会があった。
1時間ほどで終わる予定だったが、
2時間まるまるかかった。
飲み屋に予約を入れていたのだが、
遅れてついた。
連絡を入れていたのと空いていたので
無事は入れた。
学生の一人が体調が悪くなってきたので、
早めに終わることにした。
6時前からはじめて8時ころには終わった。
一部の路線が雪のため遅れていて
ダイヤが乱れていた。
まあ、しかし無事自宅に帰りつけた。

2012-12-25

●今、自分のいるところ:No. 4257 2012.12.25


雪道。江別

今朝は、冷え込んで寒かった。
じんじんするような寒さであった。
吸う息が冷たくって喉にしみる。
昨日から北海道は冷え込んだ。

今日はいつものように大学にでてきた。
午後から卒業研究の発表会の予行演習をする。
その後、飲み会をする。

落ち着いてやりたいことがある。
そのれ午前中淡々と進めていきたい。
こんな時期にも、やりたいことを進める気持ち、
その興味を維持することが
自分の研究者としてのアイデンティティ。
周囲にはそうでもない人が多いので、
それに流されないためにも
素直に自分の興味を確かめ、
行動することが重要だろう。
今、自分のいるところを確かめる。
どこまでできるかわからないが、
歩んでいこう。

2012-12-24

●メールが不調:No. 4256 2012.12.24


今朝は、昨日来の積雪で除雪車が入った。
除雪車が入ったので、
今日は、結構自宅前の除雪が大変だ。
午前中はそれと買い物でいっぱいになるだろうか。

メールが転送されていないようだ。
同じ発信者から、大量のspamがここしばらく入ってくる。
私は、個人用のメールは大学のメールサーバーに集め、
そこでスパム処理をして、同じメールを保存用にgmailに送っている。
手ものとのメーラーで必要な物だけを残し、 パソコンに保存し、
大学のメールサーバーは数カ月保存し、その後削除している。
期間を決めて保存し、gmailにはすべて保存している。
大学のsmap処理がうまく行ってないようなので、
そのspamをサーバー上のメーラーで
ブラックリストに登録して削除している。
そのとき転送設定も消えたようだ。
設定しなおしたが、どうもうまくいっていないようだ。

●21面相の暗号:No. 4255 2012.12.24


伽古屋圭市著「21面相の暗号」
(ISBN978-4-7966-8760-7 C0193)
を読んだ。
昨日は久しぶりに読書をした。
一気読みできた。
今までは、寝る前と朝起きて自宅を出るまでの間の
短い時間しな読書していない。
面白い本である。
さすがに「このミス」の作家の話しである。
実はこの本には、前にあった別の話がある。
それは「このミス」大賞を受賞したものである。
読んでみたくなった。

2012-12-23

●次男のパソコン:No. 4254 2012.12.23


今朝は、激しい雪で、
積雪も多い。
ただ、明け方に降りだしたようで、
除雪は入っていない。

昨日は自宅でじっとしていた。
次男用のパソコンをセットアップした。
1週間目にしてやっと動くようになった。
次男は喜んでいるが、
視力があまり良くないので、
時間制限をしなければならないだろうな。

●TOKYO0円ハウス0円生活:No. 4254 2012.12.23


坂口恭平著「TOKYO0円ハウス0円生活」
(ISBN978-4-309-41082-1 C0195)
を読んだ。
写真集「0円ハウス」からスタートした
不思議な建築家の半生記でもあり、
0円ハウスの住人との対話、
そしてフィールドワークからの
建築論、文化論でもある。
不思議な感性、立ち居位置の人である。
「独立国家のつくりかた」の著者である。

2012-12-21

●ささやかな楽しみ:No. 4253 2012.12.21


並木。江別

今朝は晴れていて、冷え込んだ。
風がなかったので
寒さはそれほどではなかった。
まあ、一番厚手の
厳寒用ジャンバーを着ているのだが。

いよいよ今日が今年最後の授業となる。
1校時に講義があるが、
その後校務がいくつかある。
夜は学生と忘年会だ。
来週は、土曜の振替講義ばかりであるが、
臨時に、卒業研究の発表の予行演習を行なう。
そのあと学生と忘年会をする。
それ以降も可能な限り大学には出る予定だ。
残し少ない日々だが、
落ち着いて研究ができるはずだ。
そんなささやかな楽しみを味わいたいものだ。

2012-12-20

●吹雪:No. 4252 2012.12.20


雪の道。江別

今朝は、晴れで、穏やかな天気である。
放射冷却もあまりなく、
穏やかな朝である。
昨夕は吹雪いて交通の障害があったが、
朝は大丈夫のようだ。
長男が中学生最後の合唱コンクールを
札幌市内の会場の行うので、
警報が出ると中止になりそうなので、
心配していたが、
大丈夫のようだ。
予報ではまだ冬型がのこっているようなので、
注意が必要ななおうだが。

今朝も、ぐっすりと寝れた。
風邪気味であるが、
体調はだいぶ戻ってきたようだ。
明日までに体調を完全に戻したいものだ。

●それでも、警官は微笑う:No. 4251 2012.12.20


日明恩著「それでも、警官は微笑う」
(ISBN4-06-275457-6 C0193)
を読んだ。
無骨な硬派の警官、
抜群のIT技術と記憶力の警官上司、
人情と忍耐の捜査官。
彼らが犯罪を追う。
なかなか面白いストーリーだった。
以前この作家の小説を読んだので、
続きでこのシリーズに進んだ。

EarthEssay 1_110 最古のクレーター 2:意義


EarthEssay
1_110 最古のクレーター 2:意義
を発行しました。

最古のクレーターが、
30億年前の衝突でできました。
クリーンランドの西の海岸沿いから見つかりました。
古いものなので、
クレーターの形態は不明瞭ですが、
いくつも証拠が示されています。
では、この古いクレーターが発見された意義は、
いったなんだったのでしょうか。

2012-12-19

●風邪気味:No. 4250 2012.12.19


雪の道。江別

今朝は雪が上がって空が晴れている。
除雪が入っていて、
来る途中、あちこち除雪車がまだ動いていた。

今朝も、朝までぐっすり寝た。
軽い風邪をしているようだ。
食欲もあり、熱もなく、
体も普通に動くのだが、
なんとなくぼーっとしている。
家内は現在、風邪を引いている。
それが感染ったのかもしれないが、
症状が違う。
週末には飲み会があるので、
無理をしないでいこうと思っている。

2012-12-18

●気持ちと実践:No. 4249 2012.12.18


雪の道。江別

今朝は雪がかなり降っている。
コートが雪だらけになった。
ふかふかの雪が積もった。

昨日は作業を学生とした。
進めている仕事にほぼ目処が付いた。
あとは、残った作業ができるかどうかだが。
私も作業をしなけれならないが。

今年の残された時間も少なくなってきた。
その間にできることもある。
それを少しでも進めていきたい。
そんな決意をいつもするのだが、
実践するのがなかなか大変でもある。
前向きの気持、
そして少しでも進む実践が重要ではないか。
今は論文を書くことだ。
書きたいはずなのに進められない。
それが一番重要だ。

2012-12-17

●変則的:No. 4248 2012.12.17


朝日。江別

今朝は晴れで、なぜか温かい。
雲があったが、
朝焼けがきれいであった。

今朝は、寝過ごした。
私が起きたら、
家内が早起きをしていた。
いつもよりは、たくさん寝たはずなのだが、
なんとなくすっきりしない。
疲れが抜けない感じがする。

通常講義は今週いっぱいで終わり、
その次の週は変則的に
土曜の講義が連続してある。
土曜日の講義は少ないので、
大きな影響はないのかもしれないが、
もし担当したらが、
週一回の講義の意味がなくなるのではないか。
集中講義に近くなっているのではないか。
そんな反省のもとに来年度は是正される。
私は、25日に卒業研究の発表の予行をする。
その後、忘年会の予定だ。

2012-12-15

96 フォッサマグナ:くぼちの変換域

 フォッサマグナという言葉は、中央構造線とともに、地学だけでなく、中学校の社会や高校の地理でもでてきました。中央構造線は日本語になっているのに、フォッサマグナだけカタカナ書きなのは、なぜでしょう。フォッサマグナという言葉も、英語の単語として聞いたことのないものです。フォッサマグナの秘密を見ていきます。

 今年の秋、長野県を中央から北部へ国道147号線を走って縦断しました。147号線は東西に高い山なみと並行に、姫川に沿って通っています。激しい雨に戸惑いながら、ただひたすら進むしかありませんでした。
 長野の147号線を走ると、気づくことがあります。それは、山なみの伸びる方向が、他の地域と違っているということです。中国、四国、近畿の山脈の多くは、東西にのびています。ところが、中部地方になると突然、山なみが南北にのびるようになります。日本アルプスとよばれる飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈は、ほぼ南北にのびています。そして関東に近づくと乱れていきます。そして東北地方では、南北にのびて安定します。
 地形ができる背景には、必ず地質学的原因があります。地質学的に、山脈をそのような向きに形成した必然性があるはずです。地形が大きければ大きいほど、地質学的原因も大きなものとなります。日本アルプスの形成は、第一級の地質原因といえます。だれもが学校で習ったことがあるフォッサマグナが地質学的原因となっています。
 フォッサマグナとは、ラテン語のFossa Magnaが語源となっています。Fossaは「みぞ」や「掘る」という意味で、Magnaは「大きい」という意味です。Fossa Magnaは「大きな溝」という意味で、日本語では「大地溝帯」や「中央地溝帯」と呼ばれることもありますが、ほとんど使われることなく、フォッサマグナとカタカナ書きされています。
 フォッサマグナと最初に名付けたのは、「お雇い外国人」でドイツの地質学者のナウマン(Heinrich Edmund Naumann、1854年~1927年)でした。ナウマンは、1886年にこの「くぼち」をフォッサマグナと呼びました。それ以降、境界や起源についての論議はまだ決着をみていませんが、フォッサマグナのまま使われています。その地質学的な重要性は、現在でも健在です。なぜなら、日本列島にとって、地質学的に、地形的にもっとも大きな構造の一つだからです。
 「くぼち」ですから、両側に高まり(山脈)があり、低地があることになります。フォッサマグナは、日本海側の長野と新潟から太平洋側の静岡から神奈川まで広い範囲を意味しています。西側の境界は比較的明瞭で、糸魚川‐静岡構造線(糸静線と略されることもあります)と呼ばれていますが、東縁は新発田小出構造線から柏崎千葉構造線とされていますが、諸説があります。それは、あまりその境界が明瞭ではないからです。
 フォッサマグナの南部にあたる関東山地には、西南日本や東北日本と同じ年代の地層を含む大きな地質体があるため、いろいろな解釈ができて、混乱が生じています。この異質な地質体は、フォッサマグナが活動を初めて開いたとき、西南日本か東北日本から切り離されました。その時、異質な地質体がフォッサマグナ内で残されたと考えられています。その後、フォッサマグナが閉じる活動に転じたときに、フォッサマグナ内にできた新しい地層とともに圧縮され混在したと考えられています。
 フォッサマグナは、ちょうど本州が東西に分けられるところで、地質学的には大きな境界になります。フォッサマグナの東西では、列島の孤の形態が変わります。そして地質の構成や連続性も断たれます。
 東側(東北日本と呼ばれます)では、地質構造は南北に伸び、太平洋プレートの沈み込みである日本海溝の並びに対応しています。北海道中央部で再び東西に曲がります。一方、西側(西南日本と呼ばれます)は、東西に伸び、フィリピン海プレートの沈み込み対応しています。九州から再び南北に地質構造は伸びます。
 フォッサマグナは、日本列島の大きなつなぎ目、あるいは変換域になります。フォッサマグナの溝の深さは、8000~9000mに達するとされています。このような地質の大きな境界の「くぼち」には、新しい時代(ネオジンから第四紀にかけて)の堆積岩がたまり、マグマ活動による深成岩や火山岩が形成されました。
 近年では、フォッサマグナは北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界になるという解釈がでてきました。かつては、両プレート境界は、北海道中軸部の日高山脈とされていました。しかし、1983年の日本海中部地震があってからは、日本海東縁部からフォッサマグナをプレート境界とする考えが支持されるようになりました。
 フォッサマグナは、西は糸魚川‐静岡構造線、東は新発田-小出構造線や柏崎-千葉構造線など、日本でも第一級の構造線が集まって形成されたものです。構造線とは、巨大な断層が多数集まって形成されます。構造線の両側の地層や岩石は、まったく違ったものになっていることがほとんどです。それは、断層によって大きな変位を生じたということです。断層の変位とは、水平方向や垂直方向に大きくずれて移動することです。
 構造線は、多数の断層が繰り返し活動することでその変位を蓄積していきます。そのような場は、地質学的に大きな力が働いているところです。日本列島は常に海洋プレートが沈み込んでいる場になっていました。ですから、沈み込むプレートによる圧縮の力が日本列島にかかってるので、山脈が一定の方向に並びます。そのプレートの沈み込みを乱す地質学的に大きな力が、フォッサマグナのあたりにはかかったことになります。それこそが、フォッサマグナの成因となります。
 約2000万年前ころ、ユーラシア大陸の縁にあった後に日本列島になる部分が分離します。分離後、日本列島とユーラシア大陸の間には日本海ができます。分離したとき、日本列島はフォッサマグナをはさんで2つの列島(東北日本と西南日本)に分かれていました。列島の間は海になっていて、そこに堆積物がたまりました。その後、フィリピン海プレートの沈み込み帯に、伊豆半島を乗せた小さい大陸地殻が、フォッサマグナ地域に、200万年前~100万年前に衝突しました。これによってフォッサマグナ地域が隆起し、陸化しました。
 非常に複雑な地質学的背景、そして歴史があります。今も、フィリピン海プレートの衝突は続いています。その影響で、伊豆大陸の前線の丹沢山地や日本アルプスなども上昇を継続しています。山なみの大きな変化には、大地の大きな営みがあるのです。

・派生断層・
広域の地形図では構造線が見えたとしても、
現地で主断層が確認できることはほとんどありません。
主断層は変位が大きすぎて見えなくなっています。
その断層から派生した断層が見えることがあります。
糸魚川ジオパークでも、その派生断層がみることができます。
この断層は、糸魚川‐静岡構造線の派生断層です。
少々手をかけすぎですが、
安全にアプローチでき、解説パネルもあります。
私がいったときは雨でしたが、
天気のいい日ならじっくり観察できるでしょう。

・フォッサマグナミュージアム・
糸魚川市にはフォッサマグナミュージアムがあります。
そこではフォッサマグナ地域に関する
展示と解説がなされています。
そしてヒスイに関する情報をいろいろ示されています。
糸魚川は青海(おうみ)ヒスイが有名ですが
それは別の機会に紹介します。

GeoEssay 96 フォッサマグナ:くぼちの変換域


GeoEssay
96 フォッサマグナ:くぼちの変換域
を発行しました。

フォッサマグナという言葉は、
中央構造線とともに、
地学だけでなく、
中学校の社会や高校の地理でもでてきました。
中央構造線は日本語になっているのに、
フォッサマグナだけカタカナ書きなのは、
なぜでしょう。
フォッサマグナという言葉も、
英語の単語として聞いたことのないものです。
フォッサマグナの秘密を見ていきます。

2012-12-14

●ボケーッとしたいのだが:No. 4247 2012.12.14


雪の並木道。江別

今朝は晴れ。
少し風があったが、
それほど寒くなかった。

午前は講義がある。
終盤だが新しい講義なので
試行錯誤を繰り返している。
午後は、書かなければならない原稿がある。
今日は大学の教職員の忘年会である。
札幌が会場の飲み会である。
週末はデスクトップのネット接続を
再挑戦しなければならない。
たまには、ボケーッとしたいのだが
そうはいかないのだ。
いいことなのか、辛いことなのか。

2012-12-13

●かぼちゃのぜんざい:No. 4246 2012.12.13


雪の歩道。江別

今朝は除雪が入った。
それほど降ってはいなかったのだが
ある基準で除雪がなされるのだろうから
それの基づいてなされたはずだ。
しかし、今日の除雪はあまり効果がなかったようだ。
朝もまだふかふかの雪が降り続く。

今年は12月21日が冬至なので
あと1週間ほどだ。
日が短くなっている。
北海道では、7時過ぎが日の出で
16時過ぎに日の入りで、
昼は9時間、夜が15時間だ。
長い夜になる。
知らなかったのだが、
冬至にかぼちゃを食べるようだ。
食べた記憶がない。
北海道ではかぼちゃのぜんざいを
食べたりするようだ。
我が家も一度やってみるか。

●39[刑法弟三十九条]:No. 4245 2012.12.13


永井泰字著「39[刑法弟三十九条]」
(ISBN4-04-157713-6 C0193)
を読んだ。
多数人格を装った犯人。
別人に入れ替わって
復讐を隠しての殺人。
その殺人を多重人格で正々堂々と逃れる。
その試み精神医が暴けるか
というなかなかおもしろい小説である。

EarthEssay 1_109 最古のクレーター 1:最大・最古


EarthEssay
1_109 最古のクレーター 1:最大・最古
を発行しました。

クレーターは、隕石が天体に衝突してできるものです。
地球にできたクレーターは、
大気や降雨、流水などの侵食、風化、
さらには大地の運動によって、
痕跡は薄れていきます。
やがては、消えて行く運命なのでしょう。
しかし、規模が大きなクレーターは、
その痕跡を長くとどめます。

2012-12-12

●すべきことが:No. 4244 2012.12.12

雪帽子。江別

今朝も積雪があった。
自宅を出て歩いている時も
かなりの雪が降っていた。
風がなかったので、
吹雪でなかったが、
ジャンバーが雪だらけである。

昨日3年生のゼミの発表会が一段落した。
ただし、来週もゼミもやるので
そのアナウンスをした。
1月からの変則講義の案内もした。
4年生のゼミでは、来週は休みだが、
その次の週に特別な講義をおこなうこと、
そのためにパワーポイントを使って
準備するように指示をした。
年末、そして後期の講義の終わりにむかって
大学は進んでいる。
しかし、私は査読の修正が
まだ終わっていない。
今週中に終わらせたいものだ。
卒論が一段落したので、
少し時間あるはずなのだが・・・・

2012-12-11

●一段落:No. 4243 2012.12.11


街灯。江別

朝は小雪がちらついている。
夜に冷え込んで道路が凍った上に
うっすらと雪が積もっている。

昨日医者に行くため少々早めに帰宅して
車で医者に入った。
いつもなら
自宅を通り過ぎて
そのまま歩いて医者に向かうのだが、
昨日は車で医者に行った。
空いていたのですぐに終わった。

私の担当の4年生の卒論が
昨日で全部終わった。
一段落だが、
学生にはこれで気を抜かないように
続きで発表用の資料を作成するように指導する。
25日特別に発表の予行演習を行なう。
それでやっと一段落だ。
彼らも正月を落ち着いて迎えられだろうと思っている。

●原発危機と「東大話法」:No. 4242 2012.12.11


安富歩著「原発危機と「東大話法」」
(ISBN978-4-7503-3516-2 C0036)
を読んだ。
著者が自分のブログて展開していた内容を
書籍化したそうだ。
個人批判の内容が結構あるので、
これが書籍になるのがいかがなものかと思った。
論の展開上、実例として
個人批判がないと
この本のような内容は
続かしいかもしれない。
でも、読んでいて
あまりいい気持ちがしないのも確かだ。
他にもまどろっこしい展開があったが、
重要な論点ともなっている。

2012-12-10

●無線LANの子機:No. 4241 2012.12.10


道。江別

今朝は、風がなかったが寒かった。
氷点下であるが、
きりきりするような寒さはない。

今週末は、自宅でじっとしていた。
土曜日は、長男に
お下がりのデスクトップを渡すために
自宅でネットのセットアップしていた。
以前使っていた、無線LANの子機を
接続しようとしたのだが、
不安定でつながってもすぐ切れる。
何度試しても駄目だ。
無線LAN子機を
新たに購入しなければならない。
近所の電気屋で購入したかったのだが、
土日、家内が車をずっと使っていたので、
買い物に行けなかった。
日曜日も自宅で留守番がてら
ぼそぼその仕事をしていた。
結局無線LANの子機は
ネットで注文することにした。

お下がりパソコンをずっといじっていたため、
以前あったうまく電源が切れないという
不調が再発しだした。
もしその症状があるのなら
子供に渡すのは良くないかもしれない。

2012-12-07

●バックアップの停止:No. 4240 2012.12.07


街灯。江別

昨日は嵐で、交通機関に大きな影響があった。
今朝もまだ低気圧の影響がありそうだったが、
一夜明けると
台風一過のような穏やかな日となっている。
ただし、冷気が入ったようで
かなり冷え込んだ。
風がないから寒さはそれほどではないが、
今日は前日う古着でかった、
ダウンのジャンバーを着てきた。
上半身は寒くなかったが、
足元が寒かった。

昨日は、フォーマットしなおしたハードディスクへの
バックアップをしていたら、
一度瞬間停電でパソコンが停止して途中で止まっていた、
夕方帰る時、バックアップをさせたままにしておいた。
朝来たら、またもや止まっていた。
なかなかバックアップが終わらない。
どうしたものか。
バックアップをほったらかしておくのは、
ハードディスクの破損の危険性があり、
非常に心配だ。
そのファイルが重要なものであったが、
バックアップの意味を成さないのだから。
慎重に時間をかけて進めていこう。

2012-12-06

●フォーマットとコピー:No. 4239 2012.12.06


青い空。江別

今朝は道路は凍っていた。
ただし、氷点下であるが、
風もなくそれほど寒さを感じない。

今日は、講義と会議の合間に、
4年生の卒論の添削が
びっしり予定が入ってる。
今日で終わればいいのだが。

論文を査読をしたら、
査読論文が返ってきた。
近いうちに修正して
早めに終わりにしたいものだ。

のばしのばしにしていた
ハードディスクの再フォーマットを
今日、ついにやり始めた。
別のハードディスクへの
コードの取替えをしたとき、
ついでについ始めてしまった。
フォーマットまで簡単だったので、
データのバックアップも始めたら、
ファイラーが動かなくなった。
少々困った状態である。
よっぽどダメだったら
バックアップを停止すればいいのだが。
ただし、今日はあまりデスクワークをする暇がないので、
これでいいのかもしれない。
状況をみると毎秒10MBで転送されている。
転送されるデータは1.3TBである。
13000秒=220分=3時間40分
まあ、4時間ほどでコピーが終わるはずだ。
昼には作業が再開できる。
まあ、気軽に進めようか。
よりよいパソコン環境になるはずだから。

●スギワラ・ダラー:No. 4238 2012.12.06


手嶋龍一著「スギワラ・ダラー」
(ISBN978-4-10-382304-9 C0093)
を読んだ。
前作の登場人物が主人公としてストーリが進む。
話は戦中から戦後、そして現在を舞台に展開する。
少々波乱が少なく、舞台は点々とするのだが、
流れが単調で波風が少ない気がする。

EarthEssay 6_106 不確定の破れ 3:検証


EarthEssay
6_106 不確定の破れ 3:検証
を発行しました。

不確定性原理には間違いがあり、
小澤の不等式での表現のほうが確かになるということが、
理論的に示されました。
さらに続いて、
実験による検証でも示されました。
その実験は少々の「不確かさ」があるため、
今後、さらなる「検証」が必要になりそうです。

2012-12-05

●慎重に:No. 4237 2012.12.05


小雪の道。江別

昨日は昼間激しい雨が降った。
凍った雪が一部解けて
表面がつるつるに磨かれた状態で
非常にすべって歩きにくい。
学生もすべっていた。

今朝は冷え込んで、
道路がつるつるのままである。
ただし、雪がちらついて、
うっすらと積もっていたので、
その雪が滑り止めになった。
それですべるのが少しましになった。
それでもまだまだ滑る。
こんな時は慎重に歩くしかない。

今週は、4年生の卒論が
最後の詰めになっている。
今週の空き時間は
すべて卒論に費やされている。
まあ、彼らがどこまででてきたかは、
自分の達成感に反映されているだろう。
後少し彼らに付き合おう。

2012-12-04

●処世術:No. 4236 2012.12.04


つるつるの坂道。江別

今朝は生暖かく、風があったが
寒くなかった。
凍った道路が溶け始めていて、
非常に歩きにくい。
まだ根雪になるには時期尚早か。

最近身辺でストレスが溜まることが色々起こる。
でも淡々と正常な考え、
正論で常識の範疇で判断をすべきである。
淡い期待、
取らぬたぬきの皮算用、
低い確率への希望、
賭博のような可能性、
そんな危険は録ってはいけない。
身の丈にあった
自分の生活の範囲で考えるべきである。
そんな当たり前の世俗の処世術がいいのだ。

2012-12-03

●中古:No. 4235 2012.12.03



つらら。江別


今朝は快晴であった。
冷え込んだが風がなかったので
過ごしやすかった。
ただし、自宅に帰り着く頃には
やっと日が昇りだした。

週末、リサイクルショップでコートを購入した。
ウールとダウンの2種類を購入した。
家内もコート購入した。
中古なので、いい品だが
お手頃の価格であった。
我が家は中古でも気にしないので、
中古で済ませることが多い。

週末には、論文のための文献を整理した。
自宅ではノートパソコンを使用しているので、
細かい作業を集中してしていると
目が疲れてくるので長時間できない。

今日は役場で書類を取りに行かなければならない。
そのため、午後には大学をでなけれならない。
昼過ぎに学生が来て作業をするので
そのあとに大学を出ることになる。

2012-12-01

Monolog 131 盲した巨人がみた素数の大地


Monolog
131 盲した巨人がみた素数の大地
を発行しました。

欠陥はないほうがいいに決まっています。
しかし、欠陥を承知の上で、
あえて欠陥付きで示すことにも、
もしか重要な意義があるかもしれません。
その意義は、
遠くの肥沃な大地が見える巨人にだけ、
許された特別な能力かもしれません。
オイラーは、そんな能力をもった巨人だったのでしょう。