2014-08-30

●荷造り:No. 4944 2014.08.30

花。江別

今日も快晴である。
霧がかかっていた。
いつものようにいつもの時間に
歩いてき大学にきた。

今日は校務の出張である。
大学から出発なので
いつものように来て
一仕事をしておくことにする。
荷物も大学に置いてある。

昨日は校務で一泊の準備と、
3日からの調査の荷造りした。
日曜日に荷物を発送するので
その荷造りもした。
昨夜は一汗かいた。

2014-08-29

●あと3日間で:No. 4943 2014.08.29

紅葉のはじまり。江別

今日は快晴である。
肌寒いが心地より天気である。
上着を着てくるとちょうどいい。
北海道の最もいい季節だ。

昨日は校務で一日出張していた。
日帰りだったが、
移動が長かったので少々疲れた。
明日から1泊2日で校務での出張がある。
その後2日おいて調査にです。
その間にしなければならないことがいくつもある。
それをこなしながらもである。

幸い、今日は一日中、大学で仕事ができる。
つぎなる論文のアイディアを
図式化したいのがある。
少々時間がかかりそうである。
調査に出るまでに2日間
あわせて3日間、
大学で仕事ができる。
しかし、すべきことが目白押しである。
前に投稿した論文の校正と
原稿が2つ。
校務の書類が一つ。
会議が1つなどなど。
考えると大変なので、
少しでも早くはじめようか。

●誘拐の果実 上:No. 4942 2014.08.29

真保裕一著「誘拐の果実 上」
(ISBN978-4-08-747879-2 C0193)
を読んだ。
上巻では、導入に幼児の誘拐未遂事件、
本編では2つの誘拐事件がおこる。
いずれも犯人の要求は叶えられず
人質も帰ってくる。
これらがどうなるが、非常に気になる。
これが真保氏の作品の見せ所だ。
つづけて後編を読み出す。

2014-08-28

EarthEssay 1_132 ファーストスターの痕跡 1:モンスター星

EarthEssay
1_132 ファーストスターの痕跡 1:モンスター星
を発行しました。

前回までの「宇宙の年齢」の話をしているとき、
最古の星の話題も扱いました。
そんな矢先、「ファーストスター」の痕跡の発見
というニュースが入ってきました。
「地球の歴史」が連続してしまいますが、
「ファーストスター」の痕跡について紹介していきましょう。

2014-08-27

●歯がゆさ:No. 4941 2014.08.27

キキョウ。江別

今日は肌寒かった。
上着を着てきたが歩き始めは寒く感じた。
しばらく歩き出して、
太陽が高くなってきて
やっと温まってきた。
大学につくと閉めきった館内は暑いので
窓を開け放った。
清々しい風が入り込んできた。
心地よい朝だ。

昨日は校務と打ち合わせ、学生対応をした。
他にも出かけるための準備を少しした。
いない間の校務を
今のうちに準備して、
こなして置かなければならない。
それがなかなか大変だ。
旅の間に思いついたアイディアを
図示する余裕がない。
それが歯がゆい。
明日も校務による日帰り出張となる。

●こんな夜更けにバナナかよ:No. 4940 2014.08.27

渡辺一史著「こんな夜更けにバナナかよ
筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」
(ISBN978-4-16-783870-6 C0195)
を読んだ。
渡辺氏のはじめての書籍である。
長い時間をかけて取材し、
そして自分自身も取材対象と友人関係を築き
ボランティアの一員となっていく。
取材でありながら、
渦中の一員となってる。
長い取材と執筆期間をかけてできた本である。
完成前に鹿野氏がなくなる。
渡辺氏も悔やんだであろう。
しかし、まだ鹿野氏との関係は終わっていない。
母親とボランティアの関係、
そして彼らと渡辺氏の関係も継続している。
文庫本のあとがきでも
10年後の関係者たちを再度取材をしている。
徹底した「取材」、あるいは人間関係を
維持しながら、このルポは今も進行中である。
このような本は、貴重で
なかなか書けないタイプのものだろう。

2014-08-26

●アイディアがわいた:No. 4939 2014.08.26

林の道(魚眼)。江別

今日は秋のような心地よい
涼しい天気となった。
青空が広がり。
昨日までの曇天で湿度の高い日と比べると
好対照の天気とな思える。
爽快な秋晴れを一層楽しめる。
今日の飲み物はホットコーヒにした。

昨日の午後、出張から帰宅する。
旅は気分転換にはいいのだが、
体が疲れるの難点だ。
まあそれも含めて旅なのだろうが。

今回時間があったので、読書と
論文のアイディアをねったり
表現方法、図示法を考えた。
なかなかいいアイディアだと
思えるものが浮かんできた。
そのおおかげで、今書きかけの論文が
2つに別れることになりそうだ。

●「自分」の壁:No. 4938 2014.08.26

養老孟司著「「自分」の壁」
(ISBN978-4-10-610576-0 C0210)
を読んだ。
この著者にはよくある
口述筆記による著作である。
読んでいるとわかりにくい内容である。
以前ラジオで話を聞いた時は
納得できる内容であったが、
書籍になると主張がわかりにくい内容になる。
養老氏はしっかりと読みやすい文章をかけるのに
このようなわかにくい
口述筆記の本の書き方をするのは
自分の業績を低めるような気がする。
ベルトセラーを出しているが
それも読みにくい気がしたのだが。

●養老孟司の大言論 I:No. 4937 2014.08.26

養老孟司著「養老孟司の大言論 I
希望とは自分が変わること」
(ISBN978-4-10-130838-8 C0195)
を読んだ。
季刊誌連載のエッセイを
3冊に分けて本にしたものだが。
なかなか面白い論点がある。
それよりも養老氏の個性の強さが引き立っている。
しかし、この個性は組織の中では生きづらいだろう。
よく東大教授を長年勤められたと思える。
逆にかつての東大だったから勤められたのだろう。
今の大学では
なかなか受け入れらない個性かもしれない。
主張自体は面白い。

●かむろば村へ:No. 4936 2014.08.26

いがらしみきお著「かむろば村へ」
(ISBN978-4-09-181810-2 C9979
ISBN978-4-09-182058-7 C9979
ISBN978-4-09-182306-9 C9979
ISBN978-4-09-182446-2 C9979)
を読んだ。
脱サラした若者が田舎に引っ越していきた。
お金を嫌う若者が
お金を使わない生活をはじめるが、
田舎の人たちがそれを支えていく。
中には不思議な人や不思議な人間関係がある。
少々ストーリに難のあるところもあったが
なかなか面白かった。

2014-08-22

●流れのまま:No. 4935 2014.08.22

キノコ。江別

今朝は、曇で風があり、
自宅を出る前には
少し雨がちらついていた。
上着をきてきたが
ちょうど良かった。

昨日は人間ドックにいった。
いつもいっている人間ドックの病院は
行く度に変化がある。
改善がおこなわれているのだろう。
多数の患者を受け入れているので、
待ち時間が多くなる。
それをいかに短くすませるかが
病院側の改善目標となるのであろう。
そのような常に改善の努力は見習うべきだろう。

明日から3日間、校務での出張となる。
天気が少々心配であるが、
大学からバスでいくことになる。
それに乗りさえすれば
スケジュールにのかっていくだけである。
無理せずに、流れのままに。

2014-08-21

EarthEssay 1_131 宇宙の年齢 4:宇宙背景放射

EarthEssay
1_131 宇宙の年齢 4:宇宙背景放射
を発行しました。

宇宙の年齢が、
昨年から137億年から138億年になりました。
その理由は、用いたデータが、
WMAPからPlanckに変わったためです。
年齢が変わったというより、
精度が上がったためでした。

2014-08-20

●博物館のファントム:No. 4933 2014.08.20

伊与原新著「博物館のファントム
箕作博士のミステリ標本室」
(ISBN978-4-08-771545-3 C0093)
を読んだ。
架空の国立自然史博物館を舞台にした物語である。
古い収蔵庫に住む学芸員と
新人のコンピュータを扱うDNA解析の学芸員
を中心にした物語である。
博物館ものでなかなか面白いものがないのだが、
これは面白い。
やはり科学を背景にした
伊与原氏の作品は面白い。

●重要概念を考え中:No. 4934 2014.08.20

雫。江別

朝まで降っていた雨が
自宅を出る頃には上がっていた。
しかし厚い雲が覆っている。
気温が低いが、
少々蒸し暑く感じる。

昨日は午前中には学生の対応と
原稿書きをした。
午後は、科学史について
調べたいことがあったので、
図書館で調べ物をする。

論文も少し進んだ。
文献を幾つか見つけ、
重要な概念を示すための図を
考えながら作成した。
まだ考えが不十分でできていない。
もう少し考えなければならない。

明日は人間ドックにいくため休みとなる。
私のとっては休息日でもある。
でも街で用足しをするから疲れそうだが。

2014-08-19

●論文に気持ちが向いた:No. 4932 2014.08.19

雫。江別

今朝は雨である。
涼しい雨の中を
今日は上着なしで歩いてきた。
歩き始めは少々肌寒かったが、
歩いている内にちょうどいい具合になってきた。

昨日は論文をの構想部分と
図表の作成をだいぶすすめた。
以前書いた原稿の後半部分を
今回の論文に回した部分だ。
ただし、全体的に
書きなおさなければならない。
そのため構想の構築が重要になる。
じっくりと時間をかけて
構想を煮詰めていく必要がある。

論文に専念できるかどうか
少々不安であった。
しかし、なんとが集中できて
気分も盛り上がってきた。
ただ、疲れが残っているので
気を抜かないようにしなければ
集中が続かないかもしれない。
今日も学生対応が2件ある。
隙間時間を有効に使おう。

●奇跡の人:No. 4931 2014.08.19

真保裕一著「奇跡の人」
(ISBN4-10-127022-8 C0193)
を読んだ。
やはり真保氏の小説は面白い。
ただし、この話は重い。
植物状態になった青年が蘇る。
ただし過去の記憶はすべてなくなり、
親もその過去を消していた。
退院後、自分の過去を探し始める。
すると悪い時代の過去、
そして何度かのどんでん返しを繰り返しながら
大円団に向かう。

2014-08-18

●気力はいずこ:No. 4930 2014.08.18

キタキツネ。江別

今朝も雲がかかっている。
気温はだいぶ低くなってきた。
大学についたとこきは、
少々汗ばんだが、
しばらくすると過ごしやすくなってきた。

今日は学生の対応が
午前中に2人の予定がはいっていたが、
一人都合が悪くなってきたので
別の日に回すことにした。
一人の1時間だけなので、
時間にだいぶ余裕ができた。

土、日曜日の2日間は
家内が体調不良で寝ていたので
出かける予定が流れたので
私の自宅でのんびりしていた。
おかげで、だいぶ体力が回復した。
やっと手にいればた研究のチャンスだが、
気力が湧いてこなければはかどらない。
気力が回復してるかどうかが問題だ。
今年夏は、暑さと忙しさで
気力も体力が燃え尽きたような気配がある。
やりたいことができる時間がとれたので、
なんとか仕事をしたい。
面白さが湧いてきたら
なんとか心も体も動くのだろう。
そこまでなんとか持っていきたい。

2014-08-16

●普通の週末:No. 4929 2014.08.16

今朝は、雲がかかっているが、
晴れ間もありそうだ。
だいぶ気温が低くなってきた。
昼間は暑いが、
夜は肌寒いほどだ。
つかの間の夏は終わったようだ。

久しぶりに週末を休みで過ごせる。
今日は自分のものの買い物をする予定だが、
あれこれ買う予定だったが、
家内が体調が悪そうでどうなることやら。
普通で、良い週末を期待したい。

●天上の弦:No. 4928 2014.08.16

山本おさむ著「天上の弦」
(ISBN4-09-187111-9
ISBN4-09-187112-7
ISBN4-09-187113-5
ISBN4-09-187114-3
ISBN4-09-187115-1
ISBN4-09-187116-X
ISBN4-09-187117-8
ISBN4-09-180329-6
ISBN4-09-180698-8
ISBN4-09-180898-0 C9979)
を呼んだ。
在日韓国人の陳昌鉉氏が苦労の末
独学でバイオリンをつくり、
そして世界の最高峰にたどり着く話しである。
原作のドキュメンタリー本を題材に、
山本氏が独自に陳氏へのインタビューや取材をして、
フィクションを交えて書き上げたものだ。
きっちりとした取材と、作品への真摯な姿勢が
独特の世界を醸し出す。
そしていつものように、著者が作品の最後に顔を出し、
作品を経緯が紹介される。
なかなかいい作品であった。

2014-08-15

●それは、言わないこと:No. 4927 2014.08.15

キキョウ。江別

今朝は、曇りである。
気温は低めであるが、
風がなく、湿度が高い。
自宅ではちょうどよかったが、
大学につくと少々蒸し暑い。

今日は大学はお盆で閉鎖されているが、
記名すれば入れる。
午前中は打ち合わせ、
午後は学生の添削となる。
なかなか休みが取れないので、
昨日は休むことにしていた。
札幌に用足しに出た。
子どもの関係だ。
子どもたちも課題だと行って
美術館に出かけていった。
いい美術を見ることはいいが、
どの程度真剣さでみるかが重要だろう。
でも、チャンスは
すべての人に与えるべきだろう。
次男は、今日は別の課題で
開拓の村にいくそうだ。
まあ、いろいろチャレンジすることが必要だ。
そして何か自分に向いているものを
見つけることができればいいのだが。
子どもたちは充実した夏休みを
過ごしているようだが、
それに比べて・・・
これを言っちゃおしまいだ。

116 羽根岬:正常と異常

 高知県室戸市の羽根岬では、付加体堆積物が見ることができます。すぐ近くでは海成正常堆積物もみることができます。しかし、私には、付加体堆積物に興味があります。

 高知の室戸岬に向かう国道55号線の通り道で、安芸(あき)郡奈半利(なはり)町の加領郷(かりょうごう)の漁港から、室戸市にはいってすぐのところにある羽根(はね)岬の漁港までのあいだの海岸には、岩礁地帯があります。ここが、今日紹介するところです。
 羽根岬は、室戸ジオパークのサイトの一つに選ばれているところでもあります。国道沿いにあるパークエリアが整備されていて、岩礁地帯へのアプローチはしやすくなっています。
 羽根岬で、私が見たかったのは、この海岸沿いの岩礁となっている地層です。このエッセイではよくでてくるタービダイト層とよばれるもので形成されています。
 タービダイト層とは、河口や海岸などの沿岸にたまった堆積物が、なんらかのきっかけで大陸斜面を流れ下り、より深い海底に持たられたたものです。この海底での流れ(重力密度流とよばれています)がタービダイトになります。タービダイトは、かなり緩い傾斜でも流れ、平坦になったところでやっととまります。ですから、タービダイト層がたまるのは、大陸斜面の平になった盆地や時には海溝の一番低いとろこまで達します。
 タービダイト層は、深い海底にたまった堆積物となります。土砂の供給源やタービダイトの流れの様子、溜まる場所、そして現在見ている地層の部分によって、タービダイト層の見え方が変わってきます。
 羽根岬の地層では、砂岩と泥岩の繰り返しがの間隔が、比較的大きくなっています。つまり、タービダイト層の一つのサイクルで、多くの堆積物がある場を見ていることになります。以前紹介したもう少し南の行頭(ぎょうとう)では、地層の厚さはもっと薄いものでした。このような地層の産状の違いが、過去を復元するとき、有用な情報になります。
 もうひとつ重要なことは、地層全般にいえることですが、過去の環境を示す情報を保存していることです。一番新しいタービダイトが、その時の海底となります。そこに、その当時の生物の暮らしを物語る化石が見つかることがあります。タービダイトとともに流れてきた化石は、この海底に住んでいたものではなく、他の場所がからもたらされたものです。このような移動してきた化石を、異地性化石といいます。その場に住んでいた生物は、現地性化石といいます。
 羽根岬では、現地性化石をみることができます。実は化石とはいっても、生物の体の一部が残っているあるわけでありません。這った跡や巣穴の跡などです。このような生活の跡も、化石として扱われています。生物が住み、その海底の状態が破壊されることなく地層になれば、生痕化石として保存されることになりますが、その条件をみたすことはあまり多くありません。ただし、行頭などのタービダイト層でも、生痕化石は見ることができます。
 付加体の構成物であるタービダイト層は、通常の地層とは、違ったできたかをします。タービダイト層は深い海底にたまり、そのままであれば通常の地層となるのですが、地質学的な位置が問題です。沈み込み帯の陸側にたまったものの多くは、付加作用を受けます。これが、通常の地層との違いを生み出します。
 付加体では、新しい地層が古い地層の下に、押し込まれていきます。もともとは古い地層が下、新しい地層が上という順でたまったものが、逆転しています。つまり、北(陸側)ほど見かけ上、上位の地層になるのですが、時代としてより古い地層がでます。このような特異な特徴やでき方をした堆積物を「付加体堆積物」として、通常の地層とは区別していしています。付加体堆積物の認定にともなって、通常の堆積物は正常堆積物と呼ばれるようになりました。
 羽根岬は、室戸岬などと比べて海溝から遠い位置にあります。ですから、より古い地層が出ていることになります。室戸岬の付加体が、4000万~2200万年前(後期始新世から前期中新世)なのですが、羽根岬の地層は5200万~3200万年前(中期始新世から前期漸新世)と、1000万年くらい古い時代にできていることがわかっています。
 日本列島は、付加体堆積物が多くを占めていることが知られています。日本列島の西半分のうち太平洋に面した地域では、正常堆積物が少なく、特に海でたまった(海成)正常堆積物は非常に少くなっています。
 地質学者たちは、羽根岬周辺では、新しい時代の海成正常堆積物からなる地層がみられることで注目しています。「唐の浜層群」とよばれるもので、四国では唯一の海成正常堆積物となっています。同様の地層は、静岡の掛川層群や九州の宮崎層群、沖縄の島尻層群などしかありません。珍しい地層となっています。
 室戸地域が、特異な地質条件に置かれているためです。海成堆積層は海岸沿いにたまります。海退が激しい地域、つまり大地が上昇しているようなところでは、海の地層がタービダイトとして海底に運ばれる前に、持ち上げられるような条件を満たす地域となります。室戸周辺は、上昇している地帯となります。この話は、別の機会としましょう。
 さて、正常の反語は異常です。ですから、正常堆積物に対して、異常堆積物といいたいことろですが、それでは日本列島の重要な構成岩石が、不当な扱いを受けてしまいます。ですから、付加体堆積物という名称が用いられています。日本では、堆積物として付加体堆積物が当たり前の分布しているのですが、大陸地域では、正常堆積物が通常で、付加体堆積物は異常な堆積物にみえる地域もあります。日本列島は、付加体と共に成長してきた大地の歴史があります。これは地域の個性ですので、仕方がありません。
 残念ながら、私は、唐の浜層群は見ていないので、また機会があれば見に行ければと思っています。今の興味は付加体堆積物の方なので、いつになることでしょうか。

・故郷として・
高知は私の好きな地域となっています。
以前愛媛に住んでいたせいでしょうか、
高知には馴染みがあります。
愛媛はだいぶ堪能したので、
次は高知という思いもあります。
海があり、山もあり、そして自然が豊富に残されている
そんな地域に私は魅力を感じます。
この条件を高知も満たしています。
住みたい地域でもあります。
しかし、今は北海道に住み、終の住まいと思っています。
ですから、第二の故郷、第三の故郷として
愛媛や高知を思っています。
ですから、調査をするときは
ついつい高知を選んでしまいます。

・暑い時期は終わった?・
北海道は台風が去ったあとは、
暑さのピークも過ぎて、
過ごしやすい夏の終わりに向かう
気候となてきたようです。
北海道以南の地域の人は、
まだ残暑が厳しいことでしょう。
私は、まだ夏休みがとれません。
もしかすると、夏休みはとれないかもしれません。
9月には、調査に1週間ほど出る予定ですが、
それまで次々と仕事があります。
頭を切り替える時間、論文を書く時間がありません。
なんとか、次なる目標に向かって行きたいのですが。

GeoEssay 116 羽根岬:正常と異常

GeoEssay
116 羽根岬:正常と異常
を発行しました。

高知県室戸市の羽根岬では、
付加体堆積物が見ることができます。
すぐ近くでは海成正常堆積物もみることができます。
しかし、私には、付加体堆積物に興味があります。

2014-08-14

EarthEssay 1_130 宇宙の年齢 3:最古の天体

EarthEssay
1_130 宇宙の年齢 3:最古の天体
を発行しました。

銀河は大きいのですが、
私たちの銀河にも、
まだ未知の天体がいっぱいります。
銀河内にある天体の観測から、
宇宙の年齢を限定するほどの古い天体が見つかっています。

2014-08-13

●集中力の低下:No. 4926 2014.08.13

葉脈。江別

今朝は、曇りである。
自宅を出るときは少々肌寒かったので、
上着を来ていた。
歩いていると暑くなってきた。
しかし先週ほどのあつさではない。
暑さのピークは過ぎたのだろうか。
風がなく、少々湿度も高い。

今日も3名の学生の卒論の添削をする。
まだ、終わらない学生が結構いる。
この作業は彼らにとって将来役に立つ
重要な作業だと考えている。
自分は頑張ったんだという
貴重な経験になるはずだ。
そう願って対応していくしかない。

私は、いつものように空き時間をみて
原稿を書きに追われている。
本当であれば論文の構想を
進めていきたいのだが
どうも暑さと疲労だろうか
なかなか集中できない。
思い切って気分転換をして、
集中力を上げなければならないのだが。

2014-08-12

●校務と暑さの現象:No. 4925 2014.08.12

コスモス。江別

青空が半分、黒い雲が半分。
風が強い。
歩いて来る間は雨は降らなかったが
天気がどうなるかは不明だ。
早く北海道の青空が戻って欲しいものだ。

今日は学生の対応が3名ある。
明日もあるので、
14日だけはあけて休むことにした。
15日も打ち合わせが入ったので、
大学で仕事をすることになった。
来週の前半が少し校務がなくなので
休めるだろうか。
やりたい仕事もしたいのだが。
まあ、校務が減っていくのは嬉しい。
また、暑さも少しましになるのも助かる。

●お台場アイランドベイビー:No. 4924 2014.08.12

伊与原新著「お台場アイランドベイビー」
(ISBN978-4-04-101003-7 C0193)
を読んだ。
第二次世界恐慌があり、
東京湾を震源とする
大震災があったとする
近未来の物語だ。
震災後、東京に、無国政の子どもたちが
現れ消え、そして数年後また表れることでから
物語がはじまる。
著者は地質学の出身なのだが、
その色が出ていないので少々不満だ。
他の作品では地質学の色が
強く出ているので読んだ。
まだ若い作家なので
作品数が少ないので少々残念だが、
他の作品はなかなか面白い。
この作品が少々物足りなさを感じた。

2014-08-11

●学会終了:No. 4923 2014.08.11

今朝は、北海道の奥尻沖に台風が来た。
時々激しい雨、風が吹く。
風が生暖かく、嫌か雰囲気である。

昨日まで学会があった。
実は今日も巡検がおこなわれる予定で
雨天なので心配だ。
ひとつのコースは
昨夕、出発しているので
その後運営は現地判断である。

昨日の研究発表では、
知り合いの発表を幾つか聞き、
興味のありそうなのをいくつか聞いた。
興味ある人とのコンタクもできた。
今後連絡を取り合いたい。
また、久しぶりにあう
顔なじみ人との挨拶もできた。
方法交換したいと思ったが、
十分に時間がなくできなかったのが残念だった。
まあ、それも仕方がないか。

2014-08-08

●北海道の夏を味わえない:No. 4922 2014.08.08

ポプラ。江別

今朝も雨である。
風もないので、研究室は暑い。
ただ、朝なので気温も低めなので耐えられる。

今日の夕方から学会の準備が始まる。
暑さがどの程度かわからないが
天気が良くないので
せっかく北海道に来る方が多数いるので
快晴の北海道の夏を
味わってもらいたいものだが、
天候だから、
こればかりはどうしようもない。

今日は午前中学生対応をするが、
午後からは時間が空くので、
仕事ができるはずだが、
暑さが問題なのだが。

2014-08-07

●涼しいうちに:No. 4921 2014.08.07

カボチャの花。江別

昨夜は時々激しい雨が降った。
そのために、夜は涼しくなった。
今朝も、気温はそれなりに低いが湿度が高い。
歩いていると汗がしっとりと出てくる。

今日は、午前中は学生対応があるが、
午後からは、予定が入っていなので
研究に集中したいのだが、
蒸し暑いと集中できなかもしれない。
そうなると涼しいところを探したいがどうなるか。
図書館が冷房がきいている時があるのが、
聞かない時は、空気が動かないので
余計に暑い時もある。
すずしい午前中の空き時間に
できるだけ頭を使う仕事をした方がいいようだ。

EarthEssay 1_129 宇宙の年齢 2:膨張を探る

EarthEssay
1_129 宇宙の年齢 2:膨張を探る
を発行しました。

宇宙の年齢を探るためには、
ビックバン理論に基づき、
観測から膨張の様子を正確に知ることが重要になります。
しかし、そこには、まだ見つかっていない物質やエネルギーが
あることがわかってきました。

2014-08-06

●週末には学会が:No. 4920 2014.08.06

コスモス。江別

昨夜は久しぶりに窓を全開にして寝た。
それでちょうどよかった。
昨日、そして今朝も蒸し暑い。
台風の進みが遅く、
前線が北海道に停滞しているので
蒸し暑さが続く。
週末には学会がある。
台風と天候が心配だ。
主催者として参加していので、
順調な運営ができるかどうかが心配だ。
学会は、いろいろな知り合いに会えるのも楽しみだ。
最近は学会活動を殆していないので、
いつもと違う人に会う機会が減っている。
それができるのが楽しみだ。
懇親会もあるのでじっくり話したいものだ。

●生命のからくり:No. 4919 2014.08.06

中屋敷均著「生命のからくり」
(ISBN978-4-06-288268-2 C0245)
を読んだ。
なかなかいい本である。
福岡伸一とは違った魅力のある文体である。
内容も深いのでいい。
暑いせいだろうか、
なかなか集中できなくて
深く理解できなかったところある。

気になった点
ウイルスの起源の説
1 細胞生物の生物が出来る前に存在した「自己複製子」
2 細胞生物のRNAなどの核酸分子が進化し細胞から独立
3 細胞生物の極端なゲノム縮退

セル・オートマトンでは4つの状態
Class I:変化のない秩序
Class II:周期的な変化の秩序
Class III:カオス
Class IV:規則性とカオスの共存の複雑系-カオスの縁
Class IVが生命現象につながる

RNAワールドの提唱者のOrgel, L.E.
第一法則:Evolution is cleverer than yuo are.
第二法則:Wherever a spontaneous process is too slow
or too inefficient a protein will evolve to speed it up
or make it more efficient.

2014-08-05

●採点が大変:No. 4918 2014.08.05

アジサイ。江別

昨日から湿度が高く、暑い。
明け方は気温が下がったので寝れた。
今日も、朝から蒸し暑い。
シトシトとした雨が
降ったりやんだりしている。
風があるのでまだ耐えられる。

今日は定期試験が最終日である。
私の担当の試験がある。
午後には整理が終わり、
試験用紙が戻ってくる。
レポートの採点と入力はやっと終わった。
コツコツとする他ないが、
なかなか手間がかかって大変だ。

今日も校務が午後からびっしりあるので
その隙間で採点をすすめるしかない。

2014-08-04

●今日もいろいろと:No. 4917 2014.08.04

花。江別

今朝は湿度が高い。
風があるので何とか凌げる。
今日は蒸し暑くなりそうだ。

午前中は4年制の卒業研究の対応で
午後には打ち合わせと
自主講習のサポートなどで
その合間に採点をしていくことになる。
今週もなかなかのんびりできない。
次の論文の作成に入りたいのだが、
なかなか時間的にも気分的にも
そんな余裕ができないが辛い。

●遙かなる甲子園:No. 4916 2014.08.04

山本おさむ著「遙かなる甲子園」
(ISBN4-575-93132-2 C0079
ISBN4-575-93153-5 C0079
ISBN4-575-93157-8 C0079
ISBN4-575-93167-5 C0079
ISBN4-575-93171-3 C0079
ISBN4-575-93180-2 C0079
ISBN4-575-93194-2 C0079
ISBN4-575-93205-1 C0079
ISBN4-575-93210-8 C0079
ISBN4-575-93205-1 C0079
ISBN4-575-93210-8 C0079
ISBN4-575-93232-9 C0079)
を読んだ。
全10巻の古い漫画本である。
以前買ったものであるが、
なかなか読む機械がなく
夏休みに読もうと置いておいたものだ。
沖縄で米軍が持ち込み流行った風疹が
沖縄で流行した。
その時感染した妊婦が出産した子どもに
聴覚を中心に障害がでた。
その数500名。
その子どもたちのために、
1学年だけのろう学校ができた。
その子どもたちが野球をはじめ、
甲子園を目指すが
特殊学校という条項に阻まれ
高野連に入れないため
甲子園を目指すことすらできない。
その障害をいろいろな人が努力に解消され、
やっと甲子園を目指せるようになるという話である。
古い本だが、なかなかいい話である。

2014-08-02

●教育の場として:No. 4915 2014.08.02

花。江別

今朝も晴れである。
風がないので少々暑い。
作事tの夕方は涼しくなったのだが、
夜中には暑くなり、
目が覚めて、窓を開けた。
朝起きても、部屋が暑いので、
あちこちの窓を開けた。

昨日は教育研究所の理科センターへいった。
学会の打ち合わせだったが、
理科センターの実験室にいった。
石や化石がいっぱいあり
博物館時代を思い出した。
研究室ではない、
教育の場としての実験室を感じた。

●ぼくらの頭脳の鍛え方:No. 4914 2014.08.02

立花隆・佐藤優著「ぼくらの頭脳の鍛え方
必読の教養書400冊」
(ISBN978-4-16-660719-8 C0295)
を読んだ。
読書案内を対談でしている。
100冊は、自分の本棚から
もうひとつの100冊は今手に入りやすい
文庫新書から選ばれた。
それが2人それぞれでおこなわれた。
対談は多岐にわたり、
教養とどういうものかが垣間見れる。

2014-08-01

●暑い8月:No. 4913 2014.08.01

花。江別

今朝も晴れである。
朝は涼しい。
雲ひとつない快晴で
風もほとんどないので
今日も暑くなりそうだ。

今日も卒業研究の添削をしている。
約半数がOKで、あと何人かは
まだ目次を作っている意図が
理解できていないようだ。
腑に落ちれば、
目次は簡単にできるはずなのだが。
大学の校務はまだまだいろいろある。

今日の夕方には
某所で学会の打ち合わせがある。
明日も校務が某所である。

夏は8月になり、暑くなっているが、
私の夏休みはまだ始まらないようだ。

Monolog 151 演繹時代での理念の崩壊

Monolog
151 演繹時代での理念の崩壊
を発行しました。

科学の世界では、
理念は帰納により構築されます。
理念は尊重され、
理念に沿った法則の体系が構築されていきます。
演繹の時代になり、時が進むと、
最初の基本理念は忘れられ、
乱用がはじまります。
そんな姿を日本の政治に見ました。