2015-12-31

EarthEssay 6_131 2015年を振り返る:iMuSCs

EarthEssay
6_131 2015年を振り返る:iMuSCs
を発行しました。

今年もいろいろな科学的な成果がありました。
一方、反省すべきこともありました。
私たちはまだまだ学びつづける必要があるようです。
科学は人がなすものであるが故に、
完全ではないからでしょう。

●大晦日には:No. 5538 2015.12.31


氷漬け。江別

今朝は自宅で作業する。
以前購入していてよろうと思ってできなかったことのひとつ
本立ての組み立てである。
昨日は家内に手伝ってもらって、
8本のうち2本を組み立てた。
今日はあと6本組み立てる予定だが、
体力が持つかどうか心配だ。

我が家では、いつもと変わらない
大晦日から正月を送ることになる。
もちろん、少し変わっていることもある。

年末正月に通常とは違っていることを列挙

・家内が正月料理をいろいろ買い揃えている
・大掃除は特別しない
・本日の夕食には年越しそばをたべる。
・先週末に餅つきをして雑煮用の餅を用意した
・昨日家族で焼き肉を食べた
・私は読みたくで読めなかったマンガを一気読み

こんなことでも年末年始の変わったことであろうか。

2015-12-30

●原稿を:No. 5537 2015.12.30


坂道。江別

今朝は自宅を出てしばらく歩くと
激しく雪が降りだした。
それまでに少し積もっていたので、
降ったり止んだりしているのだろう。

今日も大学に来ている。
淡々と仕事をする。
書かなければならない
原稿があるので来ている。
その間、別の仕事もすることになる。
弁当を持って生きているので
昼すぎまでいる予定である。

2015-12-29

●古いデータ整理:No. 5536 2015.12.29


ナナカマド。江別

今朝は放射冷却で冷え込んだ。
地平付近には雲が
少しあったが快晴である。

今日まで大学にいて
原稿の作成と作業をする予定だ。
ここ数日、研究用の
古いデータの整理をしている。
古いデータで捨てるものと
残すものを決めている。
残るものは保存できる形にしている。
結構時間がかかる。

データのダウンロードは大量すぎるので
3分の2で終わって、
最後の部分はどうしようか
少々気が滅入っているので
少し間を開けることにする。
ただし準備だけはするつもりだが。

●フェルメール全点踏破の旅:No. 5535 2015.12.29

朽木ゆり子著「フェルメール全点踏破の旅」
(ISBN4-08-720358-1 C0271)
を読んだ。
フェルメールのファンには
一度はやりたい全点踏破だた、
私は、それほどファンではない。
しかし、フェルメールには興味があった。
現在技術を駆使した
複写による全作品を
展示するという展覧会にいった。
なかなかすばらしく、
それからフェルメールに関する
本を読むことにした。
これが最初の作品だ。
盗まれた作品に対する顛末の本も
あるのでそうなので気になるところだ。

2015-12-28

●今日も街へ:No. 5534 2015.12.28


忘れられた帽子。江別

今朝は冷え込んだ。
小雪が降る中、歩いてきた。
夜から風が強く、
今朝もその風が残っている。

土曜日は旧友たちと飲む。
久しぶりに楽しい思いをした。
ただし、昨日は少し酒が残っていて
けだるかった。
子どもの年賀状の印刷を手伝わされた。

今日も大学で午前中は仕事をして、
昼食後、少し作業をしてから、
札幌に用があるので
でかけなければならない。
それが終われば
すぐに帰る予定だ。

2015-12-26

●データ処理:No. 5533 2015.12.26


満月。江別

今朝は冷え込んだ。
昨日は午前中暖かかったが、
午後から結構激しく降り不冷え込んだ。
しかし、思ったほど積雪はなく、
除雪もはいらなかった。
夜中には晴れたようで、
朝に冷え込んだ。

今日はいつものように大学来ている。
現在空き時間を使って
大きなデータの処理をしている。
今朝、先ほどで2つ目の処理がおわった。
3つのデータを処理を予定している。
2つは終わったが
3つ目をどうするか迷うところだ。
今日それにチャレンジするつもりだ。

昨日は整形外科にいった。
首痛と腰痛によるものだ。
頚椎は軟骨の減少で
腰椎には昔の分離があったようだ。
それが原因だ。
応急の対処は痛み止めと
筋肉の緊張をほぐす薬、
湿布薬である。
しかし、それが効いているので
痛みは収まって日常生活ができる。
根本的治療は筋肉をつけることだろう。
運動をしなければならないだろうな。

●ぼくらの民主主義なんだぜ:No. 5532 2015.12.26

高橋源一郎著「ぼくらの民主主義なんだぜ」
(ISBN978-7-02-273614-7 C0295)
を読んだ。
朝日新聞の論壇時評に連載されたものを
新書にしたものである。
答えが出ない問題、
どこかおかしい世論、
間違ったマスコミの判断
気づきにくい考え方
などを論じている。
世の中にはよく考えると
おかしいこと、間違ったことが
いろいろあるものだ。
しかし、そんなことには、
言い難いこと、いっても届かいことがある、
そんなもろもろを
どうどうと述べた時評である。
いろいろ考えされられることがあった。
ひとつひとつは短い部文章だが、
一度に読むと重い内容で
連続的に読めないものであった。

2015-12-25

●腰痛:No. 5531 2015.12.25


雪。江別

朝起きたら雨が降っていた。
しかし、自宅を出る頃には、
雪にかわっていた。
傘をささずに来たのだが
ベチョベチョの雪だった。

昨日大学につくころに弱い腰痛がでてきた。
首の骨の痛さが以前から継続している。
今までは腰痛は、
整骨院にいっていたが、
一時的な痛みを止めることはできるが、
すぐに痛みは戻る。
今日は整形外科にいって様子を見る予定だ。
ただし、昼過ぎまで会議があるので、
午後からだが。

今朝は、いつものように歩いてきた。
動くと体が温まったせいか
少し痛みが楽になった。
もちろん完治したわけでなく、
まだ痛みはあるのだが。

2015-12-24

●講義終了:No. 5529 2015.12.24


氷。江別

今朝は、曇である。
少し降った雪が凍っている。
つるつるのところが結構ある。

昨日で年内の講義が終わりで、
今日は大学は空いているが、
休講状態である。
だから、大学は、会議がいっぱいある。
私もかなり打ち合わせが続くことになる。
まあ、仕方がない。
明日は会議が1つなの落ち着いて
研究できると期待してるのだが・・・

●サウダージ:No. 5528 2015.12.24

垣根涼介著「サウダージ」
(ISBN978-4-16-768602-4 C0193)
を読んだ。
ヒートアイランドシリーズの三冊目である。
きつい表現が気になる。
今回は計画が最後のミスが起こる。
これはそのような人材が加わったからだ。
しかしそこにはそれなりの人情もからんである。
少々内容が激しいのこの方向性はなじめない。

EarthEssay 5_130 新しい天体

EarthEssay
5_130 新しい天体
を発行しました。

今日は新しい星の話をしましょう。
新しい星とはいっても、
天体が新たにできたわけではなく、
発見されたという報告です。
新しい天体、珍しい天体を何度か紹介したこともあるのですが、
今回は太陽系内の特別なところにある天体です。

2015-12-22

●予行演習:No. 5527 2015.12.22


牧舎。江別

今朝は、薄っすらと雪が積もっていた。
ただし、べちょべちょの雪で
日が高くなればすぐに溶けそうだ。

今日は午前中講義で
午後には、他の講義の予定を変更して
卒業研究の予行演習に
あてることにしている。
予行演習終了直後に
大学を出て、
打ち上げにいくことになる。
予約が早い時間帯なので
間に合わばいいのだが。

2015-12-21

●靴が合わなかった:No. 5526 2015.12.21


ツルツルの道。江別

今朝は、氷点下で
道路がツルツルに凍っている。
昨日の午後から暖かくなり、
今朝は少し冷え込んだので
道路が恐ろしい状態になっている。

土曜日に靴屋にいった。
以前買った靴が、左足だけが甲に当たって
痛いのでどうにかならないか聞いた。
革を横に伸ばすことで
マシになることもあるというので
その処理を頼んだ。
10日ほどかけて革を伸ばすそうだ。
量販店で靴を修理してもらえるとは思わなかった。
補修完了は 来年になるようだ。
短靴が必要になったので購入した。
そして足慣らしのために、今日履いてきた。
歩き始めては少々甲に当たったり
つま先に当たったりしていた。
まだ靴が馴染んでいないので、
しばらく履いていないと合うかどうかわからない。
家内も靴を一緒に買って
土曜日の夜に履いて出かけていったが、
ピッタリとあって、履いていることが
気にならないほどだったという。
私の足が規格外なのだろうか。

●ノンフィクションは死なない:No. 5525 2015.12.21

佐野眞一著「ノンフィクションは死なない」
(ISBN978-4-7816*5032-6 C0230)
を読んだ。
佐野氏は橋下事件で大きな痛手を受け、
ノンフィクション全体へもダメージを与えた。
その経緯やノンフィクションへと
至る自分の履歴も書かれている。
佐野氏の作品には少々独善的、
強引なところもあるのだが、
本で提示しているテーマは面白い。
主だったものは一通り読んでいる。
調べて書ているプロセスが面白い。
多分初出が週刊誌連載という形式を
とっているからかもしれない。
これからは、単行本を発表の場に
するとのことだから、
結論ありきの執筆になる。
すると彼の持ち味が
どこまで発揮できるのか。
少々心配だ。
なんとか起死回生の
新作を発表してほしいものだ。
私は、まだ読むべき本もいろいろある。

2015-12-19

●雪模様:No. 5524 2015.12.19

ナナカマド。江別

今朝は昨日に続いて雪である。
朝起きたら結構吹雪いている。
今日は私以外は、すべて出かける予定が入っている。
私は買い物だけだから午前中で用足しが終わる。
雪はどうなるのだろう。

この時期になると
今年忘れていた作業を思い出し、
手間のかかることを始めることにしている。
一番の作業は、膨大なデータをダウンロードすることである。
これが、こまごまとした作業が必要なので結構大変なのだが。
昨日の午後の隙間時間からはじめた。
そして肝心の研究だが、
それはストップしている。
24日までは時間が十分取れないので
隙間時間でしかできない。
いつまでこの状態が続くのだろうか。

2015-12-18

●尻拭い:No. 5523 2015.12.18


並木道。江別

今朝は、明け方に除雪がはいった。
夜中にもかなり降ったようだ。
今シーズン、はじめての除雪があった。
久しぶりの大雪のだった。

他人に迷惑をかけられたら
当然腹が立つ。
自分は正規の手続きをしていても
相手が応じない時、
利害がないのだら、 あきらめるのが楽でいい。
もしそのあきらめによって
自分に迷惑がかかるとき
苛立たしさは募る。
他人の尻拭いとなるからである。
私もそんなこともしなければ
ならない世代なのだろう。

●ギャングスター・レッスン:No. 5522 2015.12.18

垣根涼介著「ギャングスター・レッスン
ヒートラインドII」
(ISBN978-4-16-768603-1 C0193)
を読んだ。
ヒートアイランドの続編である。
大藪春彦を思わせるがもっと軽い。
結構後の後日談が蛇足だった。
しかし前半は面白かった。

2015-12-17

●一段落?:No. 5521 2015.12.17


並木道。江別

今朝は雪が降って
一面白く なった。
しかし、雪はべちょべちょである。
春先の暖かい時に降る雪のようだ。

昨日は午後から校務で出張した。
いつもの時間帯に帰宅したので
疲れはあまりなかった。
しかし、精神的には疲れた。
卒業研究が終了したので
今朝は精神的には一段落だ。
まあ、いろいろ問題は

EarthEssay 2_135 41億年前の生命 4:履歴

EarthEssay
2_135 41億年前の生命 4:履歴
を発行しました。

ジャックヒルで見つかったジルコンは、
「選ばれし」ものでした。
そのジルコンは、
複雑な履歴と論理を背景に今回の報告に至ります。
分析自体は既存の方法でしたが、
それを用いた素材とアイディアが優れていました。

2015-12-16

●よろずのことに気をつけよ:No. 5520 2015.12.16

川瀬七緒著「よろずのことに気をつけよ」
(ISBN978-4-06-217143-6 C0093)
を読んだ。
呪いを専門とする文化人類学者と
被害者の娘が主人公の物語である。
前に読んだ作品とともに面白い内容であった。
52回の江戸川乱歩賞を受賞した作品なので
はずれはない。
他の作品も続けて読んでいきたい。

●不調のソフト:No. 5519 2015.12.16


並木道。江別

今朝は、曇りで
明け方まで小雨が降っていた。
自宅を出るときにも
少しぱらついていた。
しかし、傘をさすほどのことはなかった。
気温もそれほどではなかった。

昨日は一日ばたばたしていた。
原稿もぎりぎり間に合わせた。
ただし、不調のソフトが
まだ調整できないので
画像の合成がまだできてない。
バージョンアップした時
今まであった大量のデータが
表示しなくなった。
近いうちにしっかりと時間を
とって調整しなければならない。
時間をとれるのは暮になるかもしれない。

打ち合わせの結果、
かなり困ったことも発生した。
あとは、それに粛々と対処するしかない。

2015-12-15

●締め切り破り:No. 5518 2015.12.15

夜明け前の雪原。江別

今朝は、曇りで少々寒かった。
雲があると日の出前は一層暗い。
今年の冬至は22日なので、
一週しかない。
朝が暗いのは、
仕方がないのだろう。

今日締めの原稿ができなかった。
今週は時間が詰まっているので
いつできるだろうか。
まあ、可能な限りやるしかない。
隙間時間があるかもしれないから
早速すべきことをこなしていこう。

132 耶馬溪:人力と自然の力

 九州大分の山奥に、不思議な景観を見せる地域があります。車の利用ができる現在でも、狭い道は難所となり、時間がかかります。山間の奇岩には、自然の営力と人の営みが作った景観がありました。

 耶馬溪は「やばけい」と読みます。大分県中津市にある景勝地です。中津市は国東半島の西、瀬戸内海側に面して発展している街ですが、内陸には山地を抱えています、その山は、阿蘇、九重の北にあたり、奥深い山間となります。耶馬溪は、そんな奥深い山間にあり、耶馬日田英彦山国定公園に指定されている景勝地でもあります。
 秋に大分に行った折、耶馬溪を見ておきたいと思い、半日かけて足を伸ばしました。あいにくの雨が降ったり止んだりの空模様だったのですが、車での移動だったので、訪れることにしました。由布院から玖珠(くす)川を下り、玖珠から県道28号線で尾根を越えて、山国川に入ります。山国川の上流に位置する奥深い山間に耶馬渓はあります。
 耶馬溪は、もともと現在「本耶馬渓」と呼ばれる地域を指すものだったのですが、その後、似た景観が周辺にあるので、裏耶馬渓、深耶馬渓、奥耶馬渓などと呼ばれる景勝地もできました。私は、深耶馬渓から本耶馬渓にぬけ、その後もどって、院内に抜けて別府に向かいしました。
 深耶馬渓は奥深い山で、「一目八景」と呼ばれるところが有名です。深い谷あいを通る道を抜けていくと、ここにたどり着きます。一目八景は、観光地としても有名なので、展望台、散策路や駐車場なども整備され、土産物屋も軒を並べています。公共の駐車場に車を置き、散策路を歩き、展望台から奇岩類を見学しました。
 一目八景は、いくつもの切り立った岩稜や奇岩が連なったところにあります。一目八景は、一目で、海望嶺、仙人岩、嘯猿山、夫婦岩、群猿山、烏帽子岩、雄鹿長尾嶺、鷲の巣山の8つの景観が見られるということから付けられた名称です。切り立った岩稜が連なるのですが、この岩稜を形成している岩石は、新生代の火山活動によるものです。
 主に火砕流による火山噴出物がたまったものです。火砕流がたまった時はまだ熱かったため、溶結凝灰岩になっているところがあります。溶結とは、一旦溜まった火山灰がその熱のため、火山灰の一部が溶けたり、固まったりしたものです。ぶ厚くたまった火砕流ではよく見られる現象です。溶結凝灰岩は、火山灰より固くなっています。また、溶結凝灰岩には、柱状節理が発達しています。節理は直行していることが多いため、切り立った崖や箱状の谷になっていることがあります。
 火砕流は、猪牟田(ししむた)カルデラという火山でした。約100万年前に活動した火山で、九重山の北にあり、今では埋もれてしまったカルデラとなっています。この火山の火山灰は特徴があり、ピンク色をしていることから「ピンク火山灰」と呼ばれています。ピンク火山灰は、噴出のとき偏西風にのって遠くまで飛んだことが確認されています。近畿から、房総半島や新潟まで見つかっています。
 耶馬渓にはもうひとつ見どころがあります。それは、「青の洞門」と呼ばれるところです。青という地にある洞門です。洞門とは、トンネルのことです。青の右岸には、切り立った断崖があります。下の方は溶結凝灰岩ですが、上部には火山角礫岩が見えていました。青の上流は跡田川とよばれる山国川の支流があります。この支流から下るための道が断崖となっています。少し下流には平らな河原(河岸段丘)がありますが、そこに出るまでが険しい道となっていました。現在では、両側に道ができていますが、かつては、鎖だけを頼りに通るような危険なところで、命を落とすようなこともあったそうです。
 諸国遍歴の旅の途中にこの地を訪れた禅海和尚は、この危険な道を見て、安全な道をつくる必要があると考え、托鉢で資金を集めて洞門の掘削をすることにしました。そして、1763年に30年かけた洞門は完成しました。今では改修、拡張がなされていますが、それでも車一台しか通れないほどの隘路です。信号で交互に通ることになっています。途中には明かり取りの切り抜き窓もあります。
 石工たちが掘った昔のままの洞門も残され、歩いて見ることができるようになっています。そこでは、多数のノミの跡が残されています。人の苦労を感じさせる洞門です。
 日本各地で耶馬溪と呼ばれる地域があるのですが、由来はこの地にあります。そして、耶馬渓という呼び名も、実は当て字だったそうです。頼山陽は、1818年(文政元年)にこの地を訪れたことがあるそうです。この地を漢詩に読みました。「山国谷」と呼ばれていた地なので、中国風に耶馬渓という漢字をあてて、「耶馬渓天下無」と詠みました。そこから耶馬渓という名称ができそうです。
 洞門は、溶結凝灰岩に掘ったものなので、溶岩や花崗岩と比べると柔らかく掘りやすかったと思います。また洞門にしても崩れないほどの硬さもありました。しかし、個人の托鉢による資金調達と、人力で掘り進めたため時間もかかったのでしょう。
 青の洞門の上には、鎖場の見える切り立った岩稜がみえます。これは登山道のようですが、昔の険しさを彷彿とさせるものです。青の洞門では、自然への人の適応力のたくましさとコツコツとした努力の成果を感じます。一方、奥の耶馬渓では、溶結凝灰岩だから柱状節理ができたため、切り立った岩稜ができました。時に、節理面にそった平らな河床もあります。
 溶結凝灰岩に対する人力と自然の営力の現れの違いを見出すことができます。

・根雪が消えた・
北海道は、11月末か12月にかけて
まとまって何度が雪が降りました。
これは根雪になるのかと思っていたら、
道路の雪はすべて解けてしまいました。
あちこちに小さな雪山が残っています。
まるで春先のような景色、路面状態になっています。
史上最大のエルニーニョが発生しているといいます。
セオリーどおりなら、暖冬になるはずなのですが。
そうなれば、雪かきで大変な思いをしている
北海道民は助かるのですが。
どうなることやら。

・繁忙期・
卒業研究の最後の締め切りを迎えています。
なかなか時間がとれずに、
とうとう締め切りを過ぎての発行となりました。
申し訳ありませんでした。
なんとか日にちだけはずれずに発行することができました。
一番忙しい時期があと少しで終わります。

GeoEssay 132 耶馬溪:人力と自然の力

GeoEssay
132 耶馬溪:人力と自然の力
を発行しました。

九州大分の山奥に、
不思議な景観を見せる地域があります。
車の利用ができる現在でも、
狭い道は難所となり、
時間がかかります。
山間の奇岩には、
自然の営力と
人の営みが作った景観がありました。

2015-12-14

●芸術鑑賞:No. 5517 2015.12.14


ナナカマドの実と霜。江別

今朝は、放射冷却で冷え込んだ。
あたりが霜で白くなっていた。
今年は、観測史上最大の
エルニーニョが起こっているそうだ。
エルニューニョがあると
暖冬冷夏になるそうだが、
そうなる雪が少なるので
北国は助かるのだが。

昨日午前中、札幌でフェルメール展をみた。
デジタルによる複製によって、
すべての作品が展示されていた。
見学者も多かったが、
平均年齢が高かったような気がする。
ひさし振りの芸術鑑賞となる。

2015-12-12

●凛として:No. 5516 2015.12.12


イルミネーション。江別

今朝は、晴れで冷え込んだ。
歩いているうちに
体が温まってきた。
こんな朝は、凛として心地よい。

今日は卒業研究の添削ために
大学に来ている。
6名の添削をする予定だ。
午前中で終わらせる予定だ。

昨夜は大学の飲み会だった。
規模が年々小さくなり、
昨夜も立食となっていた。
少々残念である。
しかし、いろいろ話をして楽しかった。

2015-12-11

●しとしと降る雨:No. 5515 2015.12.11


木。江別

今朝は雨である。
しとしと降る雨の中、
傘をさしてきた。
道路の雪は大きなところはほとんど融けたが、
脇道や歩道は残っている。
つるつるがグチョグチョになっている。
歩きにくい。

午前中の講義のあと
10名の添削が入っている。
その合間に、査読から帰ってきた
論文の修正をおこなっている。
来週早々には修正版を
提出しなければならない。
まあ、この数日はは慌ただしい。

●一千兆円の身代金:No. 5514 2015.12.11

八木圭一著「一千兆円の身代金」
(ISBN978-4-8002-3652-4 C0193)
を読んだ。
このミステリーがすごい大賞の受賞作である。
とんでもない身代金の誘拐事件をあつかったものだ。
この金買は、日本政府の国債発行額で、
次世代に押し付けた借金の額である。
その身代金を払えないなら、
これをおこなった、政府の責任を謝罪と
今後の財政再建の方針を
示すことが条件とした。
個人の国を相手にした
誘拐事件である。
犯人とそれを捜査する警察などの
さまざまな登場人物の視点で語られ続ける。
読みにくいかなと思ったが、
作者がうまいのでしっかりと読めた。
なかなかおもしろかった。

2015-12-10

●暖気:No. 5513 2015.12.10


坂道。江別

今朝は、曇で、暖かい。
雪が溶け出している。
道路の雪も溶けて
ぐちょぐちょになっている。
歩きづらい。

今日も講義と打ち合わせ、
その間の時間は、
すべて添削になっている。
今週が山場だ。
土曜日も添削が入ってきた。
さあはじめよう。

EarthEssay 2_134 41億年前の生命 3:グラファイト

EarthEssay
2_134 41億年前の生命 3:グラファイト
を発行しました。

今回の報告に使われたジルコンは、
選りすぐりの一粒でした。
その当選確率1万分の1です。
宝くじではないので、
研究者は一粒ずつ吟味して、
この一粒にたどり着いたのです。
そこから得られた結果が
今回の報告となっています。

2015-12-09

●放射冷却:No. 5512 2015.12.09


朝焼けの飛行機雲。江別

今朝は、晴れで冷え込んだ。
風はなかったので
寒さは耐えられるものであった。
現在、厳冬期用の服装になった。
三日月が残っていたが、
地球照の影響で
三日月の影の部分が薄っすらと見えていた。
快晴であったが薄っすらと朝焼けがあった。
飛行機雲が朝焼けに輝いてた。
いいものをみれた朝だった。

今日は朝の講義のあとは、
添削が5名あり、
昼と午後には会議が連続する。
今日もばたばたして落ち着かい一日だろう。

2015-12-08

●ぐったりと:No. 5511 2015.12.08


ポプラ。江別

今日は曇りである。
昨夜まで降った雪があるので、
公共施設では除雪が行われている。
場所によっては、
道がきれいに除雪がなされている。

びっしりと卒業研究の添削が入っている。
多い時は30分ごとに対応することになり、
学生が重なってくることもある。
つぎつぎと添削をしていると
息をつく暇もないので
心身ともにかなり疲れる。
夜もぐっすりと寝ないと疲れが残る。
昨夜はぐっすり寝れた。
いいことなのだろうなあ。

2015-12-07

●師走の忙しさは:No. 5510 2015.12.07


並木道。江別

今朝は、朝から雪が降りだした。
冷え込みもあったので、
降った分だけ積もっていきそうだ。

いよいよ師走に入り
ぼたばたが進む。
師走は師走で忙しい上に、
年度の終わりのための行事が
師走ころにしなければならないもの、
年末年始の長期休みのための作業などが
重なっているためのようだ。

今日は講義がない。
しかし、じっくりと論文を読むような時間はない。
また論文が査読から帰ってくる予定なので
その修正が必要になる。
また、卒研の添削が
空き時間にびっしりと入っている。
ただただ、その時間にすべき
仕事をこなしていくことになる。

2015-12-06

●日常:No. 5509 2015.12.06

昨日は昼間に雪が降る。
一時激しくふっていた。
積雪はさほどではない。
しかし、雪が解けていた道路がまた白くなった。

昨日は、午前中と午後に作業をした。
昼には用足しに出たが、
半分用足しができなかった。
週日に再度行わなければならない。
まあ、こんな校務と違う家事や用足しをすることが
休日の普通の日なのだろう。

2015-12-05

●一日バタバタと:No. 5508 2015.12.05

落葉。江別

今日、明日は、大学にでることなく、自宅にいます。
ただし、今日は一日バタバタしている予定です。
朝のうちに作業をいつくかして、まだ終わりそうもありません。
昼前には出かける用事もあります
残りの作業は午後に回すことになりそうでます。

●シンクロニシティ:No. 5507 2015.12.05

川瀬七緒著「法医昆虫学捜査官 シンクロニシティ」
(ISBN978-4-06-293138-0 C0193)
を読んだ。
法医昆虫学捜査官の第二弾である。
法医昆虫学者の赤堀と刑事の岩楯のコンビが
今回もでてくる。
学者が事件を解決する設定が面白い。
他のシリーズもあるようなので読んでみたい。

2015-12-04

●熟睡:No. 5506 2015.12.04


落葉。江別

今朝は、西は霞んでいたが、
東の空が晴れていた。
晴れていたが、冷え込みは
それほどではなかったが、
凛とした寒さである。
とはいっても、氷点下ではあるが。

昨日は比較早く会議が終わった。
しかし、帰って夕食を取り風呂にはいると
いつもの寝る時間より遅く、
寝たのは1時間ほど遅かった。
朝、いつもの時間に起きたが、
途中で目がさめることはなかった。
熟睡できた。

さて、今日も講義、添削が続く。
週明けには論文が査読から
戻ってくるはずだ。
その修正、再校正の準備を
して置かなければならない。
まあ、いつになっても
ぼんやりとのんびりとできない。
次の論文がはかどらない。
読むべき論文が溜まっている。
隙間を見て進めなければならない。

2015-12-03

●私信と個人情報:No. 5505 2015.12.03


並木道。江別

今朝は雨である。
気温は低くない。
除雪のされているとことは、
アスファルトがでている。
除雪されていない圧雪のところは
つるつるで歩けないような
道になっている。
歩くの怖いほどだ。

最貧ハガキ、手紙は書かなくなった。
人との連絡は気軽にメールを使う。
手軽、早いので今では
アナログの通信は面倒になる。
通信は差出人と受け取り人との関係で
成立するものである。
内容によっては
その人以外に公開しても
問題ないものがある。
過去の著名人の手紙類は
重要な資料として出版されることもある。
私は、あまり個人的な問題があるような内容は
通信しないよう気をつけている。
大学ではイニシャルにしたり
パスワードをかけたりする。
ネットを使った情報発信には
どこで見られているか、
情報漏れをするかわからないからだ。
公開してい内容であっても
私信には個人の心が入っているので
別のところに出すには注意が必要だ。
それを公開するときには、
了承をとるため、時間がかかる。

今日は午前講義と添削、
午後は昼からと夕方から会議がある。
帰宅が遅くなりそうだ。

EarthEssay 2_133 41億年前の生命 2:ジルコン

EarthEssay
2_133 41億年前の生命 2:ジルコン
を発行しました。

報告では、堆積岩の中にある鉱物の粒から、
生命の痕跡が見つかったというのです。
実はこの堆積岩は、
30.6億年前で形成されたもので、
最古のものではありません。
少々複雑な履歴が想定されますので、
整理しておきましょう。

2015-12-02

●医者通い:No. 5504 2015.12.02


朝焼け。江別

昨日の夕方から冷え込みが強くなった。
今朝も冷え込んだ。
風がなかったので
歩き出すと体も暖まり
寒さもしのげるようになる。

昨日は夜遅くまで会議があった。
自宅に帰って、食事をして寝るだけだ。
心身ともに疲れていたので
今朝は寝過ごすほどぐっすり寝れた。

今日も日がな、講義と添削だ。
夕方には医者に
行かなければならない。
週末にも別の医者に
行かなければならない。
師走に医者に通いが続くとは・・・

●ヒートアイランド:No. 5503 2015.12.02

垣根涼介著「ヒートアイランド」
(ISBN4-16-768601-5 C0193)
を読んだ。
ストリートギャング、闇の金を狙うプロの窃盗団
取られた暴力団。
それぞれの立場で金をめぐって競い合う。
裏を読みながら作戦を考える。
クライム・サスペンスとアクションが混じった
面白い小説であった。

2015-12-01

●今時の・・・:No. 5502 2015.12.01


足跡。江別

昨夕は雨だった。
今朝は真っ白の雪景色で
まだ時々雪が降り続いていた。
根雪になっていくのだろうか。

今日は校務が夕方からあるので
かなり遅くなる予定である。
今日は、講義が3つと、その間に添削がある。
つぎつぎと予定変更が起こる。
そのたびに時間が減っていく。
先送りが自分の首を絞めている。
ストレスのかかるとき、
わかっていても
予定変更するしかないのだろうか。
現状で対処する勇気が持てないのだろうが。
それも「今時の・・・」として
配慮に入れる必要があるのだろう。

Monolog 167 地質の唯物史観

Monolog
167 地質の唯物史観
を発行しました。

地質学という学問は、
唯物史観にそって
進められているようにみえます。
唯物史観の背景になっている
唯物論や弁証法は特別なものではなく、
ごく普通にある、
当たり前の考え方でもあります。

2015-11-30

●師走へ:No. 5501 2015.11.30


雪原。江別

昨日の午前は冷え込んで寒かった。
ストーブを強めに焚いても
なかなか温まらなかった。
陽が昇り、陽が居間に差し出したら
だいぶ暖かくなった。
午後には曇ってきたが
暖気が入ってきたようで
ストーブをたくと暑いくらいになった。
夕方にはストーブを止めた。
今朝は少々冷え込んだ。
天気が良くなれば残雪が溶けそうだ。
まだ雪が沢山残っている。

今日で11月が終わり、
明日から師走になる。
なんとなく落ち着かない日々が続く。
4年生の卒業研究、
自分の研究の停滞、
次々と押し寄せる校務、
講義の修正などなど
定常的の忙しさに加えて
師走の慌ただしさも加わり
忙しなさが出てくる。
そんな日々が明日から続きそうだ。

2015-11-27

●解決には:No. 5499 2015.11.27


氷と雪。江別

朝自宅を出るとき、雨であった。
傘を慌てて出して傘をさして歩いてきた。
道には雪がしっかりとある。
雪道がベチョベチョになっている。
気温は高く、暖かい。
歩いている途中で
雨から雪に変わってきた。

ここしばらく研究が進まない。
時間が細切れになっているとき
切羽詰まっていないと
空き時間が、なかなか有効に
使えないのだろうか。
それとも集中力が
切れているからだろうか。
悩んでも、解決できない。
解決は研究を進めることからだ。

●原子炉の蟹:No. 5498 2015.11.27

長井彬著「原子炉の蟹」
(ISBN4-978-4-06-277111-5 C0193)
を読んだ。
1981年の江戸川乱歩賞の新装版である。
35年前のミステリーを2011年に新装版ででてきた。
内容自体はミステリーだが、
現場が原子炉建屋も密室。
背景が土地買収や原子村の人々。
現在に通じる背景である。
しかし、やはり背景が中途半端に古いので
少々違和感がある。

2015-11-26

●錯視:No. 5497 2015.11.26


満月。江別

時々雲の切れ間があったが雲が厚い。
朝、歩いていると
満月が沈むところであった。
少し歩くと満月は雲に隠れた。

満月は地平で見ると大きく見える。
錯視であるのがわかっているが
不思議な現象だ。
写真にとると大きく見えない。
当たり前のことだが。

午前から講義、午後は会議で
夕方医者にいく。
午前の添削がキャンセルが入った。
追加の連絡がないので
添削をするかどうかは不明である。

なかなか研究が進まない。
とりあえずは、文献を読むことだろう。
そして現状把握することにしよう。
しかし、時間が取れないので少々難しい。

EarthEssay 2_132 41億年前の生命 1:化学化石

EarthEssay
2_132 41億年前の生命 1:化学化石
を発行しました。

生命の起源や最古の生命にかんする最新情報は、
多くの人の興味を惹きます。
新知見がでてくるたびに、
ニュースになります。
そのような報告は、
研究者の間でも、
すぐに真偽のほどが議論となります。
最近も最古の生命化石の報告がなされました。

2015-11-25

●信じていること:No. 5496 2015.11.25


雪景色。江別

明け方、外を見ると
かなり激しく雪が降っていた。
起きても、降ったり止んだりしていた。
歩いて来る時には激しく降っていた。
まだ根雪ではないだろう。
だが、根雪になっても
おかしくないほどの激しい雪だ。

今日も、講義と卒業研究の添削が連続する。
12月中旬まで、空き時間は
すべて学生のための添削に充てられる。
こんな時間が、しばらく流れる。
私以上に、学生が大変なのだろう。
こんな経験は、人生で最初で最後かもしれない。
しかし、精一杯努力した経験は
きっと生涯のどこかで役立つはずだ。
そう信じて、私も学生も
厳しい時間を過ごしている。

2015-11-24

●バージョンアップのトラブル:No. 5495 2015.11.24


雪景色。江別

起きた頃から雪が降り出した。
自宅を出る頃には降りが激しくなり、
みるみる積もりだした。
歩いていると、コートやリュックに
雪がどっさりと積もった。
週末から寒く、雪も降らなかったが、
いよいよ冬の景色だ。

昨日ソフトをバージョンアップにしたら、
設定が全部狂ってしまい、
使えなくなった。
その設定がなかなかできない。
少々困った。
なんども再インストールしたが、
もとに戻らない。
このソフトは重要なものなので
なんとしなければならない。
どうしたものか。

2015-11-23

●餅はつきたてに限る:No. 5494 2015.11.23


ツツジの紅葉。江別

雲が多くどんよりとした空である。
気温も低く、
寒かった。
氷と霜が霜柱があった。

昨日は久しぶりに餅をついた。
つきたてを食べたら、うまかった。
余ったものを丸餅にしたが、
やはり餅はつきたてに限る。

今日は学生の添削が続く。
明日の講義の準備と
研究計画にそって
研究を進める。
次の論文の構成を考えながら
論文を読みデータを集め、
データを整理する。
ただ、それの繰り返しをし、
考えていくこと。
それが、今の私の研究手法である。

●法医昆虫学捜査官:No. 5493 2015.11.23

川瀬七緒著「法医昆虫学捜査官」
(ISBN978-4-06-277890-9 C0193)
を読んだ。
昆虫の種類や分布、生態などを
事件解決の手段にしていく法医昆虫学。
その専門館の赤塚先生と
ハードボイルドの警官の掛け合いから
事件が解決していく。
なかなか軽妙で面白い設定である。
続巻もあるので
読んでみたいものだ。

2015-11-22

●餅つき:No. 5492 2015.11.22


ナナカマドの蕾。江別

一昨日は、飲み会であった。
気心の知れた人たちと、
のんびりと酒を酌み交わす。
これもいい。

昨日は酒は残っていなかったが、
一日仕事をする元気は起きなかった。
午前中、用足しに出る。
午後は、のんびりとしていた。
少々うとうととしてしまった。

今朝はすっきりとしているので、
いつものように5時前に起きて、作業を始める。
子どもたちがふたりとも休みなので
買い物に連れて行く予定である。

今日の昼は、餅をついて食べることにしている。
母から、もち米とコメの今年取れたものを送ってきくれた。
もうじきつくようだ。
古米も一杯残っているので、それで餅をつく。

2015-11-20

●会話の楽しみ:No. 5491 2015.11.20


サクラの蕾。江別

今朝は曇だが、冷え込んだ。
冬用のコートを着てちょうどいい。

昨夕は学生の励ます会があった。
軽食がでて、
いろいろな学生と話すことができた。
最近はゼミの学生との会話が多く
学年や学科の違う学生と話す機会が少ない。
学生と話すのはなかなか楽しい。
これが大学教員の一番の楽しみでもある。

今日は教員との飲み会である。
内輪の会になっている。
久しぶりに飲み会だ。
最後のお別れを兼ねた飲み会である。
気心の知れた人たちの飲み会なので
じっくりと話しながら
のんびりと飲みたいものだ。

いろいろな人との会話は楽しい。
今夜も楽しめればと思う。

2015-11-19

●重い報告:No. 5490 2015.11.19


ツツジの葉。江別

今朝も冷え込んだ。
今日から厚手のコートの手袋に変えた。
寒さは抑えられた。
晴れなので寒くても心地よい。

一昨日、訃報が届いた。
いくにんかの仲間にも連絡した。
訃報を通介して幾人かの仲間と話をした。
メールを読んでも書いても
湿っぽくなっていく。
それが偲ぶということなのだ。
この時期の訃報は重い。

2015-11-18

●継続か刷新か:No. 5489 2015.11.18


夜明け前。江別

今朝は晴れ。
放射冷却で冷え込んだ。
いつもの服装だと寒くで
歩いていてもなかなか体が温まらない。
しばらく暖かい日が続いていたので、
少々体が寒さに
対応していないのかもしれない。
これからもこの寒さが続くようなら、
もっと温かい服装に
替える必要がありそうだ。

昨日は、次の論文の構想を考えていた。
書くべき内容を思い出しながら
構想していくのだが、
今まで書いていた論文と違うテーマなので
頭が切り替わらないので少々戸惑う。
テーマが変わっているので
すぐには書き進められない。
前書いていた論文のほうが
書きやすいのかもしれない。
それも少々考えてみようか。

●金色のゆりかご:No. 5488 2015.11.18

佐川光晴著「金色のゆりかご」
(ISBN978-4-334-92612-0 C0093)
を読んだ。
望まない妊娠と出産をした高校生。
研修医と高校生のかかわり。
海外養子斡旋の闇。
産婦人科医の減少。
多様な課題が込められている。
佐川の作品は面白い。

2015-11-17

●論文計画:No. 5487 2015.11.17


晩秋の雫。江別

今朝は曇だ。
温かい。
昨日は思ったより早目に
会議が終わったので助かった。
今週後半はいろいろ行事があるので
疲れそうだ。

昨日、論文を投稿した。
これでひとつ片付いた。
これから、この論文の査読があるので、
修正をしていかなければならない。

昨日、予定通り、
今後の論文構想を見なおした。
その結果、予定通り進めることになる。
来年度以降、2つのテーマを
並行して進めていくことにする。
ろんぶんとしては、
テーマ1:2編、テーマ2:3編、となる予定だ。
いずれも2年から3年の時間を要する。
ただ書き出して、分量が長くなると
いくつかに分けることになるかもしれない。
テーマ2の論文もそうなった。
テーマ1の最新の論文は
2編分の量になって、
編集から指摘を受けた。
今回だけで、今後注意するようにいわれている。
分量が多くなってはいけない。
本来なら、PDF出版なので
分量は気にしなくていいはずなのだが、
いままでの投稿規定だから仕方がない。
実際に量が多くなると、
推敲や査読に時間がかかるので
適量であるべきでもある。

2015-11-16

●一段落:No. 5486 2015.11.16


並木道と街灯。江別

今朝は晴れ。
昨夜までの雨が上がった。
晴れであるが、
冷え込みはそれほどではない。

昨日、午前中をかけて、
論文の推敲をして、仕上げた。
今日、朝一番で提出する予定だ。
一段落だが、査読があるので
まだ修正がある。

今日の午前中は講義の準備と
学生の添削があり
午後は時間かかりそうな会議が続く。

論文が一段落がつくと、
次なる研究計画を考える時期になる。
でもしばらくは、だいたい2つの方針があり
向かうべき方向は決まっている。
ただ、少しの間は始める気がないので、
別のことをやる予定だ。
新しい分野を学びたいという思いもある。
まあ卒業研究が締め切りが近いので
それに忙殺されるかもしれないが。

まあ、やりたいこと、やるべきこと、
できることを、考えながら進むしかない。

●コズミック・マインド:No. 5485 2015.11.16

西垣通著「コズミック・マインド」
(ISBN978-4-00-022887-9 C0093)
を読んだ。
銀行統合に際して、
両行のSEがプログラムをすり合わせをしていく。
そのとき、小さい銀行のSEたちの物語である。
不正の処理のプログラム、
だれが組み込んだのが、
今後どう処理するか。
左遷されたSE、新しいSE、
大きい銀行から派遣されたSE
いくつかの人脈も入り乱れる。
シナリオは面白いのだが、
コズミック・マインドのテーマが
はっきり伝わらず、
展開と登場人物の魅力が
もう一つであった。

2015-11-15

●疲れが・・・:No. 5484 2015.11.15


街灯。江別

今朝は雨である。
暖かいので、
雨の辛さはない。

今日は昼から校務があるので、
いつものように朝から大学に出ている。
昼までは、校務の準備と、
論文の推敲をしていかなければならない。
なかなかのんびりとできない。

昨夕から、腰と肩が少々コリがある。
風邪の兆候なのかもしれない。
昨日は一日休んだのだが・・・
昨日は、午前中に買い物をして
家内と昼食をとり、
さらにスーパーで買い物をして帰った。
昼は、早目に帰宅したが
少々つかれていた。
今朝は、その疲れが
抜けていないのかもしれない。
無理しないようにしなければならない。

2015-11-13

●慌ただしい日々:No. 5483 2015.11.13


霜。江別

今朝は雲が少しあったが晴れていた。
放射冷却で冷え込んだ。
霜が白く降りていた。
心地よい寒さである。

今日は講義と面談がある。
少々疲れがたまっている。
朝は30分ほど寝過ごした。

明日は自宅で休む予定だ。
日曜日には校務があり一日大学にでることになる。
その準備を今日明日の隙間時間に
しなければならない。
論文の推敲も止まっている。
月曜日が論文の締め切りなので
終わらせなければならない。
論文の提出までは忙しない。
次は、卒業研究の提出がくる。
そして発表の予行演習、
それが終われば、年末になる。
そんな慌ただしい日々が
これからも続く。

●夏帽子:No. 5482 2015.11.13

長野まゆみ「夏帽子」
(ISBN4-309-40704-8 C0193)
を読んだ。
理科の臨時教師が
各地の小学校を回る。
そこでいろいろな自然、
その地の子どもとの
ゆるく不思議な関係を物語にしている。
宮沢賢治を彷彿とさせる語り口である。

2015-11-12

●冷え込み:No. 5481 2015.11.12


凍った雫。江別

今朝は、東の地平線だけが
雲が晴れいてた。
日の出すぐに雲間に入る。
冷え込みあり、水たまりが
凍っているところもあった。
露が降りたようだが凍っていた。
霜も降りていた。
一歩ずつ冬になっていく。

昨日は一日中、動き回っていた。
最後の2つ講義が
ずっと立って動いていたので
かなり疲れた。
歩いて帰りついた時は
足がぐったりとくたびれていた。
今日は、講義が一つだが、
添削が毎時間入っている。
隙間時間をうまく使わなければならない。

●学校のセンセイ:No. 5480 2015.11.12

飛鳥井千砂著「学校のセンセイ」
(ISBN978-4-591-12098-9 C0193)
を読んだ。
名古屋の私立中学校の教員にった主人公。
何事にも面倒くさいと思っている。
口にしていることと、独白が混在して
物語として進む。
なかなか面白い
人の教師ととして、大人としての
成長物語である。

2015-11-11

●びっしりと:No. 5479 2015.11.11


雫。江別

今朝は、曇で時々雨がぱらつく。
今日はそれほど寒くはない。

週のはじめは疲れがたまっている。
昨夜は風呂に入ったあと
ウトウトしてしまった。
そのせいが昨夜は、ぐっすり寝れたせいか
今朝はすっきりしている気がする。

昨日も隙間時間で論文の推敲をする。
だいぶ形になってきたが、
まだ手を入れなければならない。
なかなか時間がなくてはかどらない。
今日は講義と校務がびっしりはいっている。

●くちびるに歌を:No. 5478 2015.11.11

中田永一著「くちびるに歌を」
(ISBN978-4-09-386317-9 C0093)
を読んだ。
五島列島にある中学校の合唱部が
NHKの合唱コンクールに出場する話だ。
音楽の先生が産休に入り
代わりの臨時教員がくる。
そのせいで、3年生になってから
にわかに部員になる学生が何人かいた。
「手紙ー15才の君に」が課題曲である。
それと同じように部員に
手紙を書くこととがいいわたされる。
何人かが代わる代わる語り手になり
話が進んでいく。
そこがわかりにくい。
青春物語であるが、
少々物足りなさがあった。

2015-11-10

●合間を縫って:No. 5477 2015.11.10


雫。江別

今朝は昨夜からの雨が
降り続いている。
寒さも少し戻っている。
暗い冷たい朝だ。

論文の推敲を一通りして
提出用のフォームに整えた、
再度、推敲と図表の調整をしていく。
文献が2つ見つからないので
再検索していく必要がある。
もちろん、講義の添削の合間を縫ってだが。

2015-11-09

●寒い休日:No. 5476 2015.11.09


ポプラ。江別

今日は雨である。
昨日よりは冷え込みはましである。

昨日は冷え込んだので、
朝からストーブを焚いたが、
なかなか温まらない。
一階のストーブも昼間で焚いて
やっと家全体が温まってきた。

講義の準備、学生の添削の隙間をぬって
今日はいよいよ論文の詰めをすることになる。
どこまで進めるかが不明だ。
今日が一番時間があるので
できるだけ進めたいと思っている。

2015-11-08

●休日に:No. 5475 2015.11.08


朝焼け。江別

昨日は、昼過ぎまで大学で仕事をして、帰宅した。
論文の推敲は、本文について大半が済んだが
図表、文献、摘要などが、まだ終わっていない。
これらもなかなか厄介である。
あと一週間で完成させなければならない。

今日は一日休むことにする。
私にとって休むとは、
自宅にいて大学にはでないということだ。
いつものように起きて、
コーヒーを飲みながら食卓にノートパソコンを置き
ポータブルハードディスクのデータをコピーする。
仕事をすることとバックアップの意味合いもある。
そしてコーヒーを飲みながら
仕事をはじめる。
そしてルーティンの作業をはじめる。
これが休日のはじまりだ。

●チップス先生 さようなら:No. 5474 2015.11.08

ヒルトン著「チップス先生 さようなら」
(ISBN4-10-206201-7 C0197)
を読んだ。
19世紀末から20世紀に初頭。
イギリスのパブリック・スクールで
長年古典の教師を務めたチップス先生の
回想によって展開される物語である。
当時の時代を背景して、
老教師と生徒、先生が体験した学校での出来事を
チップスのユーモア、洒落で回想していく。
独身だと思われていた結婚していた時期があり
まれに奥さんを覚えている生徒が訪れてきたりする。
校長の退職勧告に激高し学校が味方をしてくれこと。
いろいろな回想によって展開される物語だ。
こんな先生としての一生もいいかもしれないが、
なかなか難しいだろうな。
ちなみの「チップス先生さようなら」
ということばは、
奥さんが結婚する直前の別れ際に言った挨拶と
新入生が先輩たちにだまされてチップスの下宿にいって
それにチップスがうまく対応した。
その生徒が帰るときにいった挨拶であった。
そのあとチップスは息をひきとる。

2015-11-07

●気楽に:No. 5473 2015.11.07


朝焼け。江別

今朝は朝焼けがきれいだった。
しかし、雲の切れ間に
朝日が覗き朝焼けになったようだ。
その後、太陽は雲に隠れた。

今日は論文作成のために
大学にいつものように来ている。
校務や学生の添削があって
大学に来ているとき比べると
気持ちが楽だ。
多分、時間や他者に縛られることなく
淡々と気楽に仕事ができるだからだろう。
でも、休むことも大切だ。
無理しないようにしたい。
昼飯を食べたら帰るつもりだが・・・・

●鉄童の旅:No. 5472 2015.11.07

佐川光晴著「鉄童の旅」
(ISBN978-4-408-53638-5 C0093)
を読んだ。
佐川氏の作品はどれも面白い。
鉄童とよばれる不思議な少年。
その少年が大人になって
鉄道に関係する仕事につく。
彼の作品は自分の経歴を
反映しているのかとおもえるほど
リアリティがある。

2015-11-06

●推敲:No. 5471 2015.11.06


落葉。江別

今朝は曇りである。
昨日まで気温が高く、
温かい日であった。
今日から寒くなると言われていたが
少しは寒かったが、
冷え込みにはならなかった。

隙間時間で論文をすすめてきた。
いよいよ論文の推敲段階になった。
初稿がまだ不完全なので推敲が必要だ。
データはそり、構成が終わった。
一番最初の構想の
3分の1くらいの内容にして書いた。
これでも制限枚数を少し超えそうだ。
決められた量で書こうとすると、
当初の予定の内容が書ききれない。
書き出し時に、
内容の半分を次回に回すことにした。
その後、書き出して、しばらくして、
3分1くらいの内容を
次回に回すことにした。
いろいろ調べて、考えていくと
ついついあれもこれも書きたくなり、
分量が増えていく。
まあ、しかたがない。
土・日曜日で
推敲を進めていかなければならないだろうな。

●感傷コンパス:No. 5470 2015.11.06

多島斗志之著「感傷コンパス」
(ISBN978-4-04-873776-0 C0093)
を読んだ。
小学校の昭和30年、
伊賀の田舎の小学校に赴任した
新任教員の話である。
課題図書とにしようかなと思って読んだが
そのようなタイプの本ではなかった。
作品してはなかなか良かった。

2015-11-05

●追い込み:No. 5469 2015.11.05


紅葉。江別

今日も晴れ。
朝、露でしっとりと濡れている。
快晴も数日続いている。

今日は夕方に校務があるので
少々遅くなりそうだ。

細切れの時間を使って
論文を進めている。
あと少しで諸侯ができるが、
なかなか時間がとれずに
完成に至らない。
でも、締め切りが近いので
そろそろ追い込みを
かけなければならないなあ。

EarthEssay 3_145 地下5kmのダイヤモンド 2:化学気相成長法

EarthEssay
3_145 地下5kmのダイヤモンド 2:化学気相成長法
を発行しました。

ダイヤモンドは高温高圧の条件でできるのですが、
それ以外にもその領域に達する方法があります。
そんなちょっと不思議な原理で
合成されているダイヤモンドもあります。
もし、地球のそのような環境があるとしたら・・・・。

2015-11-04

●凛とした寒さ:No. 5468 2015.11.04


落葉。江別

今日は晴れ。
放射冷却で冷え込んだ。
マフラーが首元だけでは寒く、
口元まで上げなかればならない。
快晴の朝は寒くても
凛として気持ちがいい。

今日は講義で外に出ることがあるので
快晴で助かった。
落葉を採集して利用する。
大学の人が落葉を集めて回収していた。
それくらい残っているか不明だ。
しかたがない。
あるものでするしかない。

●力学の発見:No. 5467 2015.11.04

高野義郎著「力学の発見
ガリレオ・ケプラー・ニュートン」
(ISBN978-4-00-500738-7 C0242)
を読んだ。
ガリレオからニュートンにいたる
古典力学の成立までの
思考と人の歴史、
そして著者が訪れた縁の地の
話題が混在している。
それなりに面白いが、
紀行のだけのほうが面白そうである。
他の著書を読んでみたくなった。

2015-11-03

●詰まっている:No. 5466 2015.11.03


落葉。江別

今日は曇りである。
放射冷却はなかったが、
冷え込んでいる。

今日は文化の日で祝日だが、
大学の講義は通常通り行われる。
講義日程を確保するためだ、

今日は講義、講義準備、
校務がつまっている。
なかなか論文を書く
時間が取れそうもない。
論文の締め切りも近づいてきた。
今日は忙しいので
ゆっくりとしている時間がないので
さあはじめよう。