2016-08-29

●台風10号の隙間をぬって:No. 5810 2016.08.29

円月島。白浜

今日は迷走する台風10号の隙間をぬって
なんとか和歌山に到着する。
東京から南紀白浜空港へは
雷雨のため、引き返すかもしれないという
アナンスの中、飛んだ。
空港が激しい積乱雲があるため、
上空で待機して、
20分ほど遅れて到着した。
なんとか予定通りに調査をスタートできそうだ。
ただ、天気が悪いのが少々心配だが。

●凍った地球:No. 5809 2016.08.29

田近英一著「凍った地球
スノーボールアースと生命進化の物語」
(ISBN978-4-10-603625-5 C0344)
を読んだ。
昨日から今日の移動中に読んでしまった。
以前から購入していたが、
なかなか読む機会がなくて、
ついつい今日になった。
2009年の出版なので、
内容的にだいぶ古くなっている部分がある。
しかし、なかなか面白い内容であった。

2016-08-28

●自宅にて:No. 5808 2016.08.28

花。江別

今日は自宅で、出発準備をする。
昨日できなかった部分を
今朝なんとか終わらせた。
そして、あとは買い物に出かけるが、
今日は休みたい。
腰も少し傷んでいるので、シップしている。
まあ、あれこれ悩んでも仕方がない。
とりあえず、体に気をつけながら、
巡っていくことを心がけよう。

●夢を売る男:No. 5807 2016.08.28

百田尚樹著「夢を売る男」
(ISBN978-4-344-42319-0 C0193)
を読んだ。
詐欺に近い自主出版会社を舞台にした小説である。
最後の数行がこの小説のキモとなっている。
いろいろな出版のはターンを示す。
小説家の生態、実態も示される。
出版会の裏側を示す面もある。
面白かった。
百田氏の小説にはハズレはない。

2016-08-27

●すべきことが目白押し:No. 5806 2016.08.27

花。江別

快晴の青空の朝である。
今日は家内が出かけるが
車を使わないとのことなので、
車できた。

今日は昨日までに作業が
終わらなかったので
今日も弁当持ち出来た。
今日中にすべきことが
多数ある。
・論文の二校の校正
・原稿
・調査の準備
・・・・・
一杯あるので、
それを今日中にしなければならない。
さあとっとはじめよう。

2016-08-26

●大変だ:No. 5805 2016.08.26

クモ。江別

曇で風が少々ある。
気温はそれほど上がっていない。
今日は涼しいかもしれない。
ただ、雨が降ると風が強いので
窓をしめなければならないので
蒸し暑くなる。

今非常に仕事が詰まっている。
大量に、しかも慎重に
処理をしなければならない仕事が押し寄せた。
仕事が詰まっている。
それらの〆切も調査に出る前だ。
時間的に非常に厳しい。
しかし、こなさないと調査にでれない。
大変だ。

●糖質制限の真実:No. 5804 2016.08.26

山田悟著「糖質制限の真実
日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて」
(ISBN978-4-344-98397-7 C0295)
を読んだ。
糖質制限が糖尿病の対処、
栄養学的には効果が証明されていることが
やっとわかった。
以前読んだ本でも
糖質制限の効用が述べられていたが、
これではっきりと科学的に
証明されたことにある。

2016-08-25

●人間ドック:No. 5803 2016.08.25

雫。江別

今日は晴れである。
昨日から湿度がだいぶ下がってきたので、
過ごしやすくなってきた。
ただ、風がないと少々暑いが。

昨日は人間ドックにいってた。
以前から通っていた人間ドック専門の治療所を
今回から大きな病院が
行っている人間ドックに変更した。
その理由は、以前、人間ドックの検査の結果、
再検査を受け、治療を受けるために
別の病院に行かなければならなった。
それは、二度手間なので
再検査や治療が受けられる病院に変えることにした
車で行けるような病院が見つかり
そこは家内がかかっている
病院でもあったので今回から変更することにした。
過去の検査データは引き継げない。
検査の種類は同じだが、
精度は少々悪くなっているようだ。
しかし、健康相談や医師の診断も
一緒に行われ診療時間も少々長めだ。
そして費用は安くなった。
いろいろとメリットもあった。

●文体の科学:No. 5802 2016.08.25

山本貴光著「文体の科学」
(ISBN978-4-10336771-0 C0095)
を読んだ。
非常に面白い。
いろいろなたぐいの文章を
気になる文献を多数示しながら
論及されている。
自分の研究分野と全く関係がないので
面白い。

EarthEssay 1_146 隕石と大気 1:過去の隕石

EarthEssay
1_146 隕石と大気 1:過去の隕石
を発行しました。

今回から隕石のシリーズになります。
古い時代の隕石を見つけて、
そこから読み取った情報から、
過去の地球の様子を見出そうとするものです。
まずは、隕石がどこから、
なぜ地球に堕ちてくるのか、
からはじめましょう。

2016-08-23

●台風10号:No. 5801 2016.08.23

台風10号が9号につづいて上陸してきた。
わが町は今のところあまり激しい風雨ではないが、
変化の激しい天気となっている。
今日は自宅を出る頃に激しい雨が降っているので
家内に大学までおくってもらった。
今日は大量の校務があるので、
ゆっくりと原稿を書く余裕がない。
今日はここまで。

2016-08-20

●蒸し暑い:No. 5800 2016.08.20

タンポポ。江別

今日は雲りで湿度も高い。
過ごしにくい天気だ。
今日は午前中の自宅で業者との打ち合わせ、
その後買い物をして、
調査の準備をする。
明日は1泊で日高地方に調査に出かけるためだ。

今日は各種の原稿を書かなければならない。
また、いろいろ校務の調整もしなければならない。
月末から来月に出かけるために、
いろいろやっておかなければならない。

●プラネタリウム男:No. 5799 2016.08.20

大平貴之著「プラネタリウム男」
(ISBN978-4-06-288374-0 C0244)
を読んだ。
以前にも大平氏の本を読んでいた。
個人(今では会社組織になっている)で
世界最高水準のプラネタリウムを作った人である。
現在では彼のメガスターは
世界各地の施設に納入されている。
以前、彼を見出し、科学技術館に導入してくれた
恩人でもある毛利衛氏からいわれた、
星の数だけを追うな、新たな天地を目指せ
という課題に数年がかりで答えた。
また、現在は、かつて在籍していた
ソニーの技術陣との共同で
ギガスターを目指している。
2桁を超える数(10億個以上の星)を
映せる装置の開発を達成し
光源や施設を考えている。
現実の技術で可能であるようだ。
これは数を追うことではなく、
スケールを変えることによって
世界観を変えられる可能性があることを示した。
実現することが願っている。

2016-08-19

●ほどほどに:No. 5798 2016.08.19

コスモス。江別

今日も曇で湿度が高い。
今日も蒸し暑くなりそうだ。

土・日曜日に調査にでる。
短時間しか調査できないが、
目的の露頭がみれるかどうか
それが問題だが、
なんとかなるだろうか。

今日は学生面談が
3名(内一名は昨日間違って来た)がある。
その合間をぬって、
論文と本の編集作業をおこなうことになる。
基本は印刷屋さんが扱いやすい原稿を渡すことだろう。
だから、編集にあまり力を入れないようにしたい。
ほどほどに、がいいのだろう。

2016-08-18

●台風一過:No. 5797 2016.08.18

蜘蛛の糸。江別

昨日は台風の影響で
少々荒れていた。
夕方には北海道の上陸したが、
わが町は思ったより荒れがすくなかったので
予定していたように家族で食事にいった。
今朝は台風一過の青空が広がっている。
湿度がまだ高いので蒸し暑く感じる

今日は特別な校務の予定がないので
打ち合わせ、編集作業があるので
それは進めるが、仕事に集中できる日だ。
まあ、暑いので無理せずすすめよう。

●地球外生命体:No. 5796 2016.08.18

縣秀彦著「地球外生命体
宇宙と生命誕生の謎に迫る」
(ISBN978-4-344-97954-3 C01295)
を読んだ。
アストロバイオロジーをすすめている
天文学者としての話である。
知っている話が多いので
余り参考にならなかった。
まあ、入門書としてはいいのかもしれない。

EarthEssay 5_145 最古の星 4:鉄が決めて

EarthEssay
5_145 最古の星 4:鉄が決めて
を発行しました。

古い天体を見つけるために、
いろいろ工夫がなされています。
古い天体を見つけるためには、
いくつか手がかり必要です。
しかし、一番の問題は年代を決めることです。
それが問題です。

2016-08-17

●台風の影響:No. 5795 2016.08.17

タヌキ。江別

台風の影響で昨夕から時々激しい雨が降る。
今朝も時々激しい雨となっている。
湿度も気温も高いので深いな状態である。
風があればなんとか耐えられるのだが。
昨日帰る時、学生が自転車を停めて
写真をとっているので
みると浅みた子ダヌキがいた。
だいぶ弱っているようだが雨が大丈夫だろうか。

昨日は突然学生が来た。
一昨日の打ち合わせの時間を
勘違いしていたようだ。
添削したが、今日再度行う予定だ。

今日は業者との打ち合わせがある。
出版する本の編集作業が必要になる。
原稿さえ順調に集まれば、
私の作業自体はそれほど大変でない。
その本の部分で2つの論文はもう作成できた。
いろいろ書くべき所があるが、
なんと来週中には
自分の担当の部分は終わらせたいものだ。

2016-08-16

●専念できる:No. 5794 2016.08.16

花。江別

今朝は、時々霧雨が降るような天気が。
曇で少々湿気が多い。
日が高くなると
今日も蒸し暑くなるのかもしれない。

昨日は学生の添削を3名の予定していた。
1名が病気で、1名が来なかった。
まあ一人は来たのでよかったとしよう。
空き時間は作業をしていた。
たっぷりと仕事ができた。
暑いので午前中しか
仕事がはかどらないのだが。
まあそれなりに仕事はできた。
今日は公の予定は何もないので
論文作成に専念できそうだ。

2016-08-15

●子ダヌキ:No. 5793 2016.08.15


タヌキ。江別

今日は曇だが、晴れ間が見えている。
風があるからいいが、
少々湿度が高いので、蒸し暑くなりそうだ。

今朝は、はじめてタヌキを見た。
子ダヌキのようだった。
親が近くにいるとは思うのだが見当たらなかった。
北海道にもタヌキが進出していのだがが、
冬の食料確保や住処、
キツネとの競合は大丈夫だろうが。
カラスが近くで騒いでいるので
襲われていのではないだろうか。
キツネがカラスに襲われているをみたことがあるが、
そのキツネは大人だったので、
うまく対処していたが、
この子ダヌキは、少々心配になった。

今日は大学はお盆休みだが
いつものように出ている。
いろいろ校務での挨拶が整理がある。
その合間に論文の作業も進めることになる。
朝の涼しいうちに仕事を進めようが。

●ニュートリノ:No. 5792 2016.08.15

多田将著「ニュートリノ」
(ISBN978-4-7816-8016-3 C0242)
を読んだ。
初めて読んだわかりやすい内容であった。
ニュートリノ振動、
CP対称性の破れに関する
小林・益田理論の重要性の話しなど
本体は難しい内容なのであるが、
わかりやすく説明されている。
他の本も読みたくなる。

140 平取:イザベラの見たオキクルミ

 今回は、平取への旅です。平取は、アイヌ文化が継承されいている地です。この旅では、平取を訪れるとともに、過去の旅人の足跡をたどり、旅をする人の気持ちや旅への思いを馳せる旅でもありました。

 6月下旬に校務で平取(びらとり)にいきました。平取は、苫小牧から日高に向かう途中にある町です。日高自動車道が通じているので、札幌からでも高速道路を使えば、比較的短時間にたどり着けます。1時間ほど早く着いたので、平取の町を少しぶらぶらしました。
 沙流(さる)郡平取町は、沙流川ぞいに東西に長くのびる町で、最東部には日高山脈の主峰、幌尻岳があります。平取にはだいぶ前に何度か訪れたことがありますが、今回久しぶり訪れると、中心部に町のいろいろな機能が集約された街づくりがなされており、きれいな景観の町並みとなっていました。少々驚きました。
 平成の大合併の折り、平取にもいくつかの町との合併案があったようなのですが、どことも合併しない方針を定めました。財政的には厳しい選択をしたことになるのですが、自分たち自身で、単独でまちづくりをすることを決断したのです。自立心の強い町の人たちが多いようです。
 平取は、二風谷(にぶたに)とよばれるアイヌの伝統や伝承が色濃く残る地でもあります。アイヌの伝承地がいくつもあり、口承文芸を知る上に重要な地となっています。1983年から1985年にかけて二風谷の遺跡が発掘されました。その結果、17世紀ころのアイヌの暮らしが解明されてきています。
 沙流川流域の平取はアイヌを研究するひとつの拠点となっています。古くは明治時代のバチェラーや金田一京助をはじめ、昭和初期にはマンローが二風谷へ移住して研究をおこないました。
 現在では、アイヌの家(チセ)と集落(コタン)復元され、定期的に儀礼が行われ、継承活動がなされています。そして、アイヌ文化として模様をあしらわれた工芸品も作り続けられています。
 さて、今から100年以上前、この地を旅をし、それを紀行文として残した外国人女性がいました。この女性は、イギリス生まれのイザベラ・バード(Isabella Lucy Bird、1831年10月15日-1904年10月7日)といいます。23歳のときに北米を旅してから、人生の多くを旅に過ごした人でした。日本を訪れたのは47歳の時で、1878(明治11)年6月に日本に着きました。その後、精力的に日本を歩きまわり、北海道(当時は蝦夷)にも足を伸ばしています。日本の旅の様子は、講談社学術文庫の「イザベラ・バードの日本紀行」(上・下)として、現在でも読むことができます。私も入手しました。
 イザベラは8月12日に函館に着き、函館から森に抜けて、往路は森から室蘭まで海路をすすみ、海岸沿いの陸路を白老から佐瑠太(現在の富川)、そして平取へと進んでいます。そして8月23日には平取に着き、アイヌ部落の小屋に数日間滞在しています。その際、アイヌの文化や風習、木造のお堂(現在の義経神社)での様子などを、事細かに妹や友人に向けての手紙としてしたためています。
 イザベラにとっては、平取がもっとも奥地の目的となったようで、あとはすねて陸路をたどり、9月12日に函館にもどっています。まる一ヶ月をかけて北海道を旅したことになります。函館以外は、人があまりいかないところをあえていっています。
 道中、ひど目にあったことも、あるいは原住民に対して無意識な偏見を示す文章もあります。当時の社会情勢を考えるとしかたがないことかと思われます。イザベラの紀行文は、当時のアイヌの生活や風習を知り、西洋人の目線、女性の目線で明治の日本を見聞した貴重な記述となっています。イザベラは、日光以外はどのような地でも、外国人が行かないところをあえて旅することにしていました。好奇心が旺盛な女性だったようです。未知の地へ旅をする心を持ち続けた人だったようです。
 私は、平取では義経神社にいきました。だれもいない静かな神社でした。長い階段を登った先に神社がありました。実は、イザベラもここを訪れています。イザベラに親切にしてもらったアイヌによって神社に案内されます。
「崖のまさに縁、ジクザグ道を上がったてっぺんに、木造のお堂が建っています。本州のどこの森や小高い場所でも見られるようなお堂で、明らかに日本式の建て方ですが、この件に関してはアイヌの伝承はなにも語っていません」
と記述しています。アイヌの信仰と神社の信仰は違ったもののはずですが、アイヌたちは神社で礼をしたと記述しています。少々不思議な気がしますが、実はいろいろな歴史が秘められています。
 義経神社は、名前からして義経伝説にまつわるもののように思えますが、実は違います。江戸時代後期(1798年)に、幕臣の近藤重蔵が北方調査をしてこの地を訪れた時、アイヌたちが祀っていたオキクルミを源義経と混同してしまいました。そして、1799年、仏師に源義経像を作らせ、アイヌに与えたのが始まりだそうです。神社は日本式ですが、祀っていたのは、アイヌに神、オキクルミだったのです。
 義経神社は、現在では整備されて、階段もしっかりあるので、簡単にたどり着くことができます。でも、人気のない境内は、荘厳さがありました。このような雰囲気は、100年前にも同じようものであった気がしました。でも、私は、苦労せずに平取まできた、整備された階段を登ってきたのですが。
 人には旅に出たい気持ち、その気持ちにつられて気軽に旅に出てしまうことがあるようです。私は、デスクワークが多くて疲れてくると、旅に出たくなります。もちろん調査や校務として出かけることもあるのですが、単純に無目的な旅をしたくなります。でも、なかなか旅に出たい気持ちがあり、その気持ちを満たすだけの旅はしなくなりました。いやできなくなりました。心も時間も余裕がなくなっているからでしょうか。目的ありきの旅しかしていません。目的をもった旅でも、旅から帰ると、体は疲れているのですが、次はどこどこに行きたいなと思ってしまいます。旅にはそんな人の心に強く働きかける何かがあるようです。
 イザベラのように西洋の旅行家ではなくでも、人は旅をしてきました。芭蕉や山頭火のように、地方をさすらいながら、俳句や紀行文を書きながら過ごす作家たちもいました。また、お伊勢参りのように、長い道のりを徒歩で進んだ人も多くいました。古くは、アフリカで誕生した人類は、何度かアフリカを旅立っています。そして極東にまでたどり着き、氷河期には凍ったベーリング海を渡り、北米大陸までたどりついています。豊かな北米大陸に満足することなく、南米大陸の南端にまで旅を続けます。また海路に乗り出した人たちもいました。風と海流を頼り、星を標にして、海をも旅しました。そんな衝動的な心が、人類には埋め込まれているようです。
 イザベラは、原注に次のように書いています。
「その後わたしは本州奥地と蝦夷の一二〇〇マイル〔約一九二〇キロ〕を危険な目に逢うこともなくまったく安全に旅した。日本ほど女性がひとりで旅しても危険や無礼な行為とまったく無縁でいられる国はないと思う。」
明治だけでなく、江戸末期に日本に来た外国人も多くも同じような感想を述べています。これは、今の日本でも変わらないところだと思います。日本は危険を感じずに旅ができる恵まれた地です。そんな地の利をもっと一杯活用したいのですが・・・。
 私はイザベラ以上に通りすがりのものです。ですから、町の景観からしか感じることができませんでしたが、平取町には、合併問題や町づくりについての姿勢をみると、強い自立心や、逆境にもめげない強い意志を感じました。それは、もしかすると、オキクルミを祀っていたアイヌの伝統にまで遡るのかもしれませんね。

・オキクルミ・
オキクルミというアイヌの神があります。
アイヌ伝承における神はアイヌラックルと呼ばれ
オキクルミとも呼ばれています。
荒々しく混沌とした大地に
初めて誕生した神がオキクルミです。
地上と人間の平和を守るための神として誕生ました。
オキクルミは、大鹿や魔神を退治して、
地上の脅威を取り除き、平和をもたらした神です。
北大の昭和2年度の寮歌「蒼空高く翔らむと」に
「若き勇者のオキクルミ 熊をはふりて饗宴せし」
という歌詞があり、
それでオキクルミの名前を覚えていました。

・義経神社・
義経神社という義経伝説を思い浮かべますが、
上述のようにアイヌの神と混同した結果のようです。
北海道には義経伝説の地がいくつかりますが、
もしかすると近藤重蔵の間違ったように
オキクルミの勇者の伝説が、
義経伝説と誤解されたのかもしれませんね。

GeoEssay 140 平取:イザベラの見たオキクルミ

GeoEssay
140 平取:イザベラの見たオキクルミ
を発行しました。

今回は、平取への旅です。
平取は、アイヌ文化が継承されいている地です。
この旅では、平取を訪れるとともに、
過去の旅人の足跡をたどり、
旅をする人の気持ちや旅への
思いを馳せる旅でもありました。

2016-08-13

●行事が楽しみ:No. 5791 2016.08.13


花。江別

今朝は晴れ、風があるので涼しい。
今日は校務があるので、
スーツを着てきた。
その格好では、流石に少々暑い。

今日は午後から行事があり、
懇親会まであるので
夜までしっかりと行事が続くので、
少々疲れそうだ。
いろいろ打ち合わでがあるので、
忙しくなりそうだ。
それでも楽しみでもある。

●ケンブリッジの卵:No. 5790 2016.08.13

下村裕著「ケンブリッジの卵
回る卵はなぜ立ち上がりジャンプするのか」
(ISBN978-4-7664-1334-2 C0040)
を読んだ。
非常に面白く読んだ。
海外への2年間のサバティカルで
ケンブリッジ大学にいったことが発端となる。
1年間なかなか興味を持てるテーマがみつからず、
たまたま聞いた講演で
卵が立ち上がる理屈が説明された。
しかし、なかなかそれが一筋縄で行かない
ことがわかってきた。
その講演をした大家との共同研究がはじまる。
6年の歳月をかけてその謎を解明していく。
苦労と根気のいるが仕事が進められる。
そんな研究者の苦労が
やがて論文として報われる。
なかなかいい話であった。

2016-08-12

●霧と雫:No. 5789 2016.08.12

ネジリバナ。江別

今朝は晴れ、少し霧が出ていた。
霧のために、雫があちこちに付いていた。
今日も上着を着てきた。
涼しいのでちょうどいい。
歩いていると少々汗ばむが
風が少々涼しい。

今日は追試験があり、
その分の採点が入ってくる。
今日が前期の成績の提出の〆切である。
採点は終わっている。
入力しなければならない。
午後から出かけるので
午前中にいろいろな作業を
終わらせなければならない。
リストいろいろあることがわかる。
でも、終わらせなければならない。

2016-08-11

●休日だけど:No. 5788 2016.08.11

雫。江別

今朝は晴れである。
肌寒そうだったので、上着を着てきた。
それでも調度よかった。
ただし、日が登りだすと、
少々熱く感じるようになった。
まだ、夏だ。
研究室も風がなく、暑い。
ただし、蒸し暑さはない。

今日は、学生て対応を大学に出てきている。
ただし、その学生から欠席の連絡があった。
まあ、することは一杯あるので問題はない。

編集担当をする論集のフォームを悩んでいる。
もともとはB5だったのだが、
メージ数が増えそうなので
A4にしようかと考えている。
しかし、もう原稿が1編来たのだが。

●富士山大噴火と阿蘇山大噴火:No. 5787 2016.08.11

巽好幸著「富士山大噴火と阿蘇山大噴火」
(ISBN978-4-344-98420-2 C0295)
を読んだ。
巽氏の本はどれも面白い。
これももちろん面白い。
最先端の内容を
わかりやすく伝えている。
そこには真新しいアイディアがある。
巽氏は新しい組織に移られたと思ったら
そこで新たなプロジェクトを打ち上げられる。
そのプロジェクトは、科学として重要な意義をもち
そして面白い。
そんな生き方、考え方は素晴らしいものが。
これからも目が離せない。

EarthEssay 5_144 最古の星 3:メトシェラ恒星

EarthEssay
5_144 最古の星 3:メトシェラ恒星
を発行しました。

今回から最古の星の話になります。
まずは、一番古い星の話です。
その星は昔から見つかっていた星でした。
年齢を正確に測定しなおしたら、
もっとも古いものになりました。
でも、問題もありました。

2016-08-10

●成績評価:No. 5786 2016.08.10

キノコ。江別

今日は東半分が
厚い雲がかかっていて
西半分には青空がみえている。
湿気が少なく風は涼しい。
心地よい朝である。

今日は学生の卒業研究の添削と、
成績評価をしなければならない。
テストとレポートの採点は終わった。
Excelにデータを入力していく。
Excelで集計したのち
評価を決定して、
大学のサイトでデータ入力を
しなければならない。
いくつも手続きを踏まなければならないので
少々面倒である。

現在、今日〆切の原稿1編、
論文の執筆(初稿完成)
別の論文の推敲(推敲中)
を手がけなければならない。
2つの論文については目処がたったが、
早く終わらせなければならない。
次の論文2編が控えているので
その一方の執筆にかからなければならない。
まあ、いつものように仕事に追われる日々だ。

2016-08-09

●いろいろと:No. 5785 2016.08.09

雫。江別

今日は曇り。
夜中に激しい雨がふりだした。
窓を慌ててしめたが、
家に入り込むことはなかった。
朝はに上がっていたが曇り空である。

昨日は午後から出張で札幌に行った。
札幌は暑かった。
札幌から戻ってくると
わが町は少しは暑さはマシなのでホッとする。

週末には大きな行事があるので
その準備をしなければならない。
しかし、学生の卒論の添削が今週は続くので
気な抜けない。
昨日は大学の停電開けで
サーバーが不調になっていた。
今日は復帰できたであろうか。
成績のデータがダウンロードできない。
今日は復帰出来だであろうか。

いよいよ論文を仕上げなくてはならない。
2つの論文と編集作業をしなければならない。
時間さえあればいいののだが、
他の仕事もはいっているのでかなり大変だ。
効率的にこなしていかなければならない。

●ファイマンさん、力学を語る:No. 5784 2016.08.09

グッドスティーン著「ファイマンさん、力学を語る」
(ISBN4-00-005939-4 C0042)
を読んだ。
ニュートンの力学の3法則を
ニュートンと同じような幾何学的手法で
証明していくものを授業にしたものである。
この講義がしばらく資料庫に埋もれていた。
それを復元した本である。
ニュートンの時代には、円錐曲線に関する
幾何学て手法が主流で重要なものとして
多用されていたが、
現在は、解析的手法を用いて証明している。
これは確実でだれでも使えるがイメージなどできない。
一方、幾何学的手法は
補助線を見けらつけられないと
答えが得られない。
しかし、補助線を得られれば、
だれでもその証明はわかりやすく納得できる。
ファイマンは途中からニュートンの証明から
離れて独自の方法で証明を展開していく。
ただし、先人の方法を利用してる。
その幾何学的証明の手腕は、やはりすごい。
数学を得意とするファイマンならではの手腕である。

2016-08-08

●蒸し暑い日に:No. 5783 2016.08.08

坂道。江別

今朝は風があるが
急激に蒸し暑くなっている。
風が通るときはいいが
風が止まると蒸し暑くなる。

今日は午後から出張になる。
そのため、午前中しか仕事ができない。
今週末に成績の提出期限なので
その準備をしなければならない。
講習で時間が取られたので
なかなか採点に取り掛かれなかった。
今日から採点に入らなければならない。

また週末には学科の行事があるので
その準備もしなければならない。
相手があることになので
ひとりがんばっても
なかなか進まないのがつらい。
さあはじめよう。

2016-08-06

●Aldus:No. 5782 2016.08.06

昨夜から朝にかけては涼しくなり、
朝からは快晴だったので、
暑くなってきた。

朝からAdobe Creative Cloudをインストールした。
Fireworksを使いたかったが、
Cloudではサポートしないようなので
CS6でないと使えないとのことだ。
これはすでにもっているので
無駄なものになった。
まあ、2台にインストールできるので、
あとのパソコンには
2003年のAldus製のStudioをいまだにつかっている。
充分使いものになる。
いかに基本的忠実で
性能のいいソフトであったのかがよくわかる。
しかし、ソフトの優秀さと企業経営とは違っていて、
Adobeに吸収合併され後継が途絶えた。
今残っているのはDreamweaverのみである。
残念である。
Freehand、Fireworks、いずれもシンプルで
ファイルサイズの小さく
機敏な動きですぐれたソフトである。
そんなソフトが消えていくのは残念だ。

2016-08-05

●InDesign:No. 5781 2016.08.05

コスモス。江別

今朝は曇りで、蒸し暑い。
ただ外を歩いて分にはいいが、
室内は蒸し暑い。

印刷屋に本を渡したが、
MS Wordで作成したので
なかり苦労して編集してるようだ。
InDesignであれば編集ができるようだ。
以前PageMakerを使ってたが、
それとは使い勝手がだいぶ違うので
あきらめていた。
しかし、InDesignを使うことにした。
Adobe社のソフトで固められていきそうだ。
少々残念である。
またFireWorkもCouldにはっていないようだ。
カタログでは使えるように書いているので
どうすればいいのだろか。
Adobeに連絡をしてみる予定だ。

●TOKYO BLACKOUT:No. 5780 2016.08.05

福田和代著「TOKYO BLACKOUT」
(ISBN978-4-488-41711-6 C0193)
を読んだ。
読み終わるのに時間がかかった。
それは、群像劇になっているため、
展開が複雑でなかなか話しを追うのが疲れた。
それと必然性があるのだが、
その展開がなかなか納得できるものに
なっていないので少々疲れた。

2016-08-04

●朝から蒸し暑い:No. 5779 2016.08.04

ハルニレ。江別

今朝は、少々霞んでいる。
風もなく朝から蒸し暑い。
今日はぐったりしそうだ。

今日は担当している科目の
定期試験がある。
一番暑い時に試験があるので、
学生にとっても大変だ。
もちろん教員は試験監督をし、
その後採点をしなければならない。
それも今はまだ手についていない。
今日の講座が終われば、
採点に入れるだろう。
暑いけれども、
今日も仕事を始めよう。

EarthEssay 5_143 最古の星 2:宇宙の年齢

EarthEssay
5_143 最古の星 2:宇宙の年齢
を発行しました。

最古の星の年齢が妥当かどうかを知るためには、
宇宙の年齢がわからなければなりません。
宇宙の年齢は、人工衛星の観測によって、
ほぼ確定されました。
138億歳、つまり138億年前に
宇宙が誕生したのです。

2016-08-03

●校正:No. 5778 2016.08.03

花。江別

今朝は、曇り。
今日も風がなく気温が高いので
蒸し暑い日となっている。

原稿の校正をしている。
今日の午前中に校正をして
業者に渡すことになっている。
昨日は、空き時間をすべて校正にかけたので、
あと少しで終わる予定である。
結構、赤が入ったので
もう一度校正をやることになりそうだ。
それでも8月中に印刷が上がりそうだ。
助かる。
これで一つの大仕事が終わるので一段落だ。

今日は夕方から飲み会があるので、
街に出ることになる。
明日は私の担当の科目の定期試験があるので
飲み過ぎないようにしなければならない。

2016-08-02

●取り急ぎ校正を:No. 5777 2016.08.02


花。江別

今朝は、晴れ。
湿度が高く気温も上がりそうだ。
風がまったくないので
研究室は暑い。
窓を全開しているが暑い。

今日は本の構成が戻ってきたので
この校正を急いでしなければならない。
3日までである。
毎日午後からは講習があり担当しているので
作業は午前中しかできない。
校正作業を、今日と明日の
午前中にしなければならない。
時間が足りるだろうか。
他の作業をすべてストップして
集中しなければなければならない。
暑いがだれていられない。
さあ、はじめよう。

2016-08-01

●手間取るインストール:No. 5776 2016.08.01

ノラニンジン。江別

朝から小雨が降りだした。
今日はかなり蒸し暑い。
風が少しあるの風を通せば、
涼しいのだが、なかなか風が通らない。

今日から8月である。
まったく変化のない日常である。
いつものようにすべきことが
いろいろあるのだが、
少々疲れたまっているのようだ
ぐったりとしている。
日曜日は一日休んでいたのだが。
ただし、ソフトのセットアップをしていた。
設定がよくわからず、
まだうまくいっていない。
ソフトをインストールをはじめると
あとはデータ転送の時間がほとんどなので
ほっていけばいい。
うまくいったかどうかは、
やってみないとわかならい。
手間は大したことがないのが、
悩ましくストレスがかなり多い。

Monolog 175 実感と理屈の時間

Monolog
175 実感と理屈の時間
を発行しました。

時間について考えていきます。
地層を素材に、
私たちが時間をどのように理解しているのかを見ていきます。
どうも実感と理屈、過去の未来には、
いくつかの感じ方の違いがあるようです。