2017-03-31

●詰めの部分:No. 6075 2017.03.31

大雪。江別

昨日の午後からは雨から雪となった。
夜もやむことなく大雪となった。
今朝は、かなりの積雪となっていた。
でも、べちょべちょの雪である。
快晴のいい天気だから、
一気に融けていくのだろう。

家内が今はいている冬用の短靴以外は
洗って、しまったそうだ。
しかたがないので、長靴できた。
今日は、それでちょうどよかった。
午後からの雪解けの状態を考えると
長靴のほうがいいのだろう。
ただし冬物でないので
少々足が冷たいが。

昨日は、一日、研究執筆をつづけていた。
でも、なかなかはかどらない。
一番肝心の部分なので
頭を使って書かなければならないところだ。
最後の詰めの部分である。
今日も一日執筆していく。

2017-03-30

●研究執筆に専念:No. 6074 2017.03.30

雪上の実。江別

今朝は、曇である。
氷点下ではあるが、
冷え込みはそれほどではない。

今日は、研究執筆に専念したい。
昨日は午前中が補講、
午後にはそれに関する打ち合わせで
終わったのが、3時前となった。
少しは、執筆をしたが、
思い出すのに時間がかかり、
なかなかはかどらない。
今日明日で進めていきたい。

●ワイルド・ソウル 上:No. 6073 2017.03.30

垣根涼介著「ワイルド・ソウル 上」
(ISBN978-4-10-132973-4 C0193)
を読んだ。
戦後の食糧難などの事情から
日本政府は多数の移民を南米に送り込んだ。
その募集内容と現実は大きく違っていた。
移民はだまされていた。
しかし、外務省や領事館は無視した。
そんな事情を場面を転換しながら語られていく。
少々複雑な内容であるが、
次の大きな行動への動機が示される。
移民に対する罪と恨みを
日本国に対して晴らしていくという行動がはじまる。

EarthEssay 2_145 最古の化石 2:ストロマトライト状

EarthEssay
2_145 最古の化石 2:ストロマトライト状
を発行しました。

グリーンランドの堆積岩から
化石の痕跡が見つかったという報告がありました。
岩石は「ストロマトライト状」だったされています。
ストロマトライトには、
地質学的には重要な意味があります。
それを紹介していきましょう。

2017-03-29

●研究費採択:No. 6072 2017.03.29

霜。江別

明け方、道路が濡れているように見えたが、
外に出ると、道は凍っていた。
太陽は出ていて晴れていた。
霰ような雪が降った形跡がある。
しかし、冷え込んだようで
あちこちに霜が降りていた。

今日は補習の講義が午前中にある。
それをこなして午後は、研究執筆に入りたい。
昨日は研究執筆が全く進まなかった。
学内の研究資金の採択の内定があっため
急にしなければならないことがあったからだ。
通知のあと、取り急ぎ、ゴールデンウィークの
野外調査のスケジュールを組んだ。
その後、すぐに飛行機のチケットの手配を始めた。
ルートに沿って宿の手配をした。
ゴールデンウィークだったが、
なんとか手配できた。
あとは、調査ポイントの精査を
していかなければらないが、
今は時間がない。
自宅で時間のある時にするしかないなあ。

2017-03-28

●酒宴明け:No. 6071 2017.03.28

雪。江別

今日は曇りである。
歩いているうちに
大きな雪が降ってきた。
一時激しく降り出した。
しかし、落ちた雪はすぐ溶けている。

昨日は歓送迎会があった。
楽しい酒宴だったが、
やはり少々飲みすぎた。

今日は朝から、打ち合わせがある。
明日締め切りの校務書類を書くことになる。
それらが終われば、
研究執筆にかかれる。
しばらく書いていないので、
思い出すのに時間がかかるのだろう。
しかし、進めていくしかない。

2017-03-27

●3月の最後の週に:No. 6070 2017.03.27

霜。江別

今日は晴れである。
冷え込んだ。
昼間は晴れるので、
道路の雪は解け、
舗装されていない道はぬかるむ。
畑などの雪がだんだん減っている。
朝はぬかるみが起こり
霜もおり、氷が張る。
春の兆しの見える朝である。

今日は午前中講義の補習がある。
それ以外は自分の時間になる。
原稿が二つあるが、一つはほぼ書きえおている。
今日はもう一つがある。
それが完成できれば
久しぶりに研究執筆にもどれる。
夜には大学の送別会がある。
飲みすぎないようにしなければ。

●贋作「坊っちゃん」殺人事件:No. 6069 2017.03.27

柳広司著「贋作「坊っちゃん」殺人事件」
(ISBN978-4-04-382905-7 C0193)
を読んだ。
凝った小説である。
漱石の「坊ちゃん」をもとに、
その直後に事件があり、
それが殺人事件ではないかと
坊ちゃんと山嵐が
3年後に松山にいって調べていく。
すると小説の設定が
いろいろ覆されていく。
思わぬ展開がなされるミステリーとなっている。
不思議が面白い小説であった。

Monolog 183 不如楽之者:活きた知識を得る

Monolog
183 不如楽之者:活きた知識を得る
を発行しました。

インターネットには知識があふれています。
知りたいことに対して、
とりあえずの答えを、
簡単に得ることができるようになりました。
ありがたいことですが、
活きた知識にするのには、
それなりの工夫が必要でしょう。

2017-03-26

●休日出勤:No. 6068 2017.03.26

山並み。江別

今日は晴れ。
昨日は朝は雪が降ったが
昼間は晴れたので、
道路の雪はかなり溶けた。

今日は自宅に持って帰った
ポータブルハードディスクが
自宅のノートパソコンでうまく読めず、
作業ができなかった。
以前にもあった症状だ。
今日は午前中だけ大学で仕事を
することにした。
昼には札幌に出かけて予定になっている。
まあ、いつもの休日出勤と似たようなものだ。
仕事が進めばいいのだが。

2017-03-24

●講義終了:No. 6067 2017.03.24

雪原の霧。江別

今日は晴れ。
昨日は一日雪であった。
今朝も新雪が積もっている。
雪の中を歩いてきた。

今日も集中講義がある。
午前中で終わるので
午後からは仕事ができるが、
たまっている校務をしなければならない。
まあ、講義が終わるので、
精神的には一区切りである。

●秋期限定栗きんとん事件 下:No. 6066 2017.03.24

米澤穂信著「秋期限定栗きんとん事件 下」
(ISBN978-4-488-45106-6 C0193)
を読んだ。
事件が解決するが、
その犯人が二転三転する。
そしていったん分かれた主人公たちが
また戻る。
その戻る理由が示される。
淡々としユーモラスに描かれているが
複雑な伏線が張られている。
面白い。

2017-03-23

●春の雪:No. 6065 2017.03.23

積雪。江別

今朝は一面の積雪となっていた。
春の雪である。
ただしべちょべちょ雪である。
気温もそれほど低くないので
すぐにとけていきそうだ。

今日も集中講義がある。
グループが入れ替わるので
私は同じことを繰り返していくことなる。
しかし、人が変われば様子も変わる。
学生たちは強いストレスのもとで
対応していく。
そこに成長がみられる。

EarthEssay 2_144 最古の化石 1:古い化石

EarthEssay
2_144 最古の化石 1:古い化石
を発行しました。

あるニュースが報道され、
その後、それが真実として
検証されたどうかについては、
知らずにすましていることがよくあります。
印象の強いものを記憶しがちで、
仕方がないのでしょう。
最近、最古の生物が発見されニュースになりました。
はたしてその化石は本物でしょうか。

2017-03-22

●向上を目指して:No. 6064 2017.03.22

山並み。江別

今日は雲が厚いが、
西の山並みにだけ、
朝日が当たってあかるく輝いていた。

今日も一日集中講義がある。
学生の真剣な取り組みが好ましい。
達成度のレベルはさまざまだ。
ほかの人の発表を見ることも重要だ。
自分ならどうする。
そして自分の内容に取り入れる。
それの繰り返しが
自身を向上させるであろう。

●秋期限定栗きんとん事件 上:No. 6063 2017.03.22

米澤穂信著「秋期限定栗きんとん事件 上」
(ISBN978-4-488-48105-9 C0193)
を読んだ。
二人の主人公が分かれて
それぞれのペアがスタートする。
そして新聞部の一人が
独自の取材と記事で放火犯の事件に迫る。
しかしそこにはなにか背景がありそうだ。

2017-03-21

●集中講義:No. 6062 2017.03.21

落ち葉。江別

今朝は曇りである。
寒さはそれほどではない。
しかし、空が暗く重い。

今日から集中講義がはじまる。
朝のうちに書きかけの原稿を
仕上げなければならない。
そして、昼休みは会議だが、
それは遠慮したいが
少々厳しいかもしれない。

2017-03-20

●春は近い:No. 6061 2017.03.20

冬芽。江別

今朝は晴れである。
冷え込んで道は凍っているが、
さわやかである。
春が近いような青空である。

今日は校務で大学に来ている。
なかなかいい天気なのでよかった。
午後から校務があるので
午前中に、すべきことがいろいろある。
それをこなしながら、
明日以降の準備をしていく。

●夏季限定トロピカルパフェ事件:No. 6060 2017.03.20

米澤穂信著「夏季限定トロピカルパフェ事件」
(ISBN4-488-45101-0 C0193)
を読んだ。
2つの短編、中編で構成されている。
それらが完全にリンクしている。
今めでの主人公が決別を迎える。
それほど大きな事件があった。
この後も続編がある。
楽しみだ。

2017-03-18

●卒業式:No. 6059 2017.03.18

冬芽。江別

今日は雲はかかっているが、
晴れである。
晴れていてよかった。
雪解けが進むので、
足元が心配だ。

今日は大学の卒業式だ。
ホールつの都合で
3つに分かれて卒業式をするので、
一番最初の回にあてっている。
それもよし。
午後の時間がたっぷりとある。
今日は一日式典続きなので
時間はそれだけに費やされる。

●春季限定いちごタルト事件:No. 6058 2017.03.18

米澤穂信著「春季限定いちごタルト事件」
(ISBN4-488-45101-2 C0193)
を読んだ。
高校生のカップルの謎解き。
この二人が小市民を目指しているが
実はそれは自分たちが持っている
とんでもない能力を隠すためだ。
その能力を使う場目が少しずつ出てくる。
そしてその能力を封じる事情も少し明かされてくる。
なかなか面白い。

2017-03-17

●PC切り替え:No. 6057 2017.03.17

冬芽。江別

今日は曇りである。
いつものように起きたが
体調まだ少々悪い。

昨日は体調不良で
あまり仕事が図らどらなかった。
そのかわり新しいPCのデットアップが進んだ。
今日は思い切って仕事に新しいPCを導入する。
あちこち設定をしていかなければならない。
しかし、じわじわ移行しようかと思っていたが、
思い切って切り替えることにする。
少々トラブるかもしれないが進めていこう。

2017-03-16

●飲みすぎ:No. 6056 2017.03.16

冬芽。江別

今日は晴れ。
いつものよう歩いてくる。

昨日は学部の送迎会があった。
少々飲みすぎた。
体調が悪い。
最近少々ストレスが溜まっているようで、
ついつい勢いで飲んでしまった。
必要な作業をして、
早目に変えることになりそうだ。

●涙香迷宮:No. 6055 2017.03.16

竹本健治著「涙香迷宮」
(ISBN978-4-06-219954-4 C0093)
を読んだ。
いろはのようにかな文字をすべて使って
意味のある文章をつくる。
それを50音すべてつくり、
そこに何重もの暗号を入れている。
それをつくる作者のすごさ。
さらに2つの文章が
逆さに読んでも意味のあるものが出てくる。
最後には、濁音なども加えてもつくっている。
その労力もすごい。
この作者は一体なにものだろうか。
圧倒される。

EarthEssay 4_136 日豊の旅 5:よもやま話

EarthEssay
4_136 日豊の旅 5:よもやま話
を発行しました。

このシリーズの最後の回になります。
日豊の旅で起こったよもやま話をしていきます。
私は自分の野外調査では、
目標を達成するために、
いくつか注意は払っていることがあるのですが、
いろいろ思わぬことが起こります。

2017-03-15

●メインのPC:No. 6054 2017.03.15

冬芽。江別

今日は晴れである。
いつものように起きる。
しかし、自宅をでるのが少々遅れる。
読み出した本がおもしろくて
ついつい読んで時間が過ぎてしまった。
ほんの20分ほどだが。

昨日頼んでいたメインのパソコンが届いた。
時間がとれず、なかなかセットアップできない。
今週中から今月いっぱいにかけて
セットアップしていくことになるだろう。

昨日は校務文章の一部を仕上げたが、
まだいくつか残っている。
それを今日の午前中に
終わらせなければならない。
どこまでできるだろうか。

147 鶴見半島:海洋プレート層序とメランジュ

 大分県佐伯市の鶴見半島の大地は、四万十帯に属します。四万十帯の中でも、海洋プレート層序とメランジュの産状が、期待以上にきれいにみることができました。特に赤色頁岩の赤色は、鮮やかで印象に残りました。

 1月下旬に大分から宮崎へ短期間の野外調査にでました。鶴見半島での調査は、一日かけておこなう予定をしていました。予定の調査が終われば、次の宿泊地の延岡に行くだけのゆたっりとした予定を組んでいました。鶴見半島では、海洋プレート層序をみたいと思っていました。ただし、その層序は乱されており、メランジュになっています。露頭があるかどうかが不明だったので、ゆったりとした予定を組みました。
 ここで使った「海洋プレート層序」と「メランジュ」をいう言葉は後で紹介します。
 鶴見半島は、大分県の南の佐伯(さいき)市にあります。鶴見半島は、豊後水道に向かって東に突き出しています。この周辺は、リアス式海岸が広がっているところなので、海岸地形が非常に複雑になっています。平地が少ないので、半島内には大きな町はありません。また、道路も複雑に入り組んだ海岸にへばりつくように通っており、カーブの連続になります。道路は北の海岸線にそって通っているだけで、交通網も発達していません。まあ、集落もあまりなく、人口も少ない地域なのでしかたがないでしょう。
 このようなリアス式海岸では、海岸線が急な崖になっているところも多く、露頭が連続したとしても、近づけないところも多くなります。事前の文献調査では、露頭は小さかったのですが、私の興味をもっている岩石が写真で紹介されていました。しかし、その地点は、地図で見ると道からかなり離れた海岸線沿いにあり、海岸線を歩いて行くか、船でいくしかなそうです。もしかすると釣り人の道があるかもしれません。実際には行ってみないとわかりません。
 鶴見半島の予想通り、歩いて海岸を調査できるような海岸ではありませんでした。しかし、それは想定内のことでした。
 半島の北側を通る県道604号線は、くねくね道ではあるのですが、一部まだ整備されていないところはあるのですが、2車線ある道路になっていました。そのためでしょうか、新しく切られた道路沿いの露頭があちこちにありました。風化のない新鮮な露頭で、多様な岩石をみることができました。非常に地質学者としては、うれしいものでした。
 多様な岩石とは、玄武岩、層状チャート、赤色頁岩でした。これらは「海洋プレート層序」を形成している岩石です。海洋プレートは、海嶺でマントルで形成されたマグマが活動して海洋地殻ができます。マグマは、海嶺特有の組成をもった玄武岩(中央海嶺玄武岩と呼ばれています)となり、海底に噴出するマグマなので枕状の丸い形の溶岩が積み重なった産状になります。このような形状の溶岩を、枕状溶岩と呼びます。できたばかりの海洋地殻の最上部は枕状溶岩からなる玄武岩となります。
 海洋プレートが海嶺から深海底を移動していくと、表面に珪質プランクトンの死骸がたまり、層状チャートが形成されます。層状チャートは大洋の深海底で形成されたものです。
 海洋プレートが陸に近づいてくると、陸源の堆積物が届くようになってきます。ただし極細粒の堆積物が海流や深層の弱い流れによってもたらされ、赤色頁岩ができます。海洋プレートが陸に近づくほど、赤色頁岩の量が多くなってきます。
 海洋プレートが海溝に近くにくると、陸からのタービダイト流などによって、粗粒の物質が直接届くようになってきます。それはタービダイト層と呼ばれ、砂岩泥岩の繰り返している互層となります。海洋プレートがもっとも陸地近づくところが、海溝となります。
 以上のように、海洋プレート表層部の玄武岩、層状チャート、赤色頁岩、砂泥互層という岩石の並びを「海洋プレート層序」と呼んでいます。
 海溝まできた海洋プレートは、沈み込んでいきます。そのまま沈み込んだら、海洋プレート層序は見ることはできないのですが、日本列島のような地域では、海洋プレート層序が陸地に持ち上げられています。海洋プレートが陸地に持ち上げる作用を付加作用、持ち上げられたものを付加体と呼びます。
 付加作用は、プレートテクトニクスという大地の大きな力によるものです。しかし、きれいな海洋プレート層序が、そのまま持ち上げられることはありません。付加作用中に、多数の断層が形成され、層序はずたずたに乱れ、切り刻まれています。もちろん中には、層序がのこている部分、乱れている部分が混じっています。
 もっとも乱れている部分で、層状がまったくわからなくなっているもの、もともとの成因や形成場の違っている岩石が接しているような状態を「メランジュ」と呼びます。メランジュには、岩石の境界に断層があるものも、断層があるはずなのにピッタリくっついているものなど、境界にはいろいろな接し方があることがわかってきました。
 だから、メランジュという概念が導入されたことで、それまで多くの地質学者を悩ませていた、成因の異なる岩石がピッタリくっついてる現象に答えがでたわけです。付加体にはメランジュがあるので、どんな岩石くっついていても不思議ではないのです。
 例えば、海嶺の玄武岩と赤色頁岩と、層状チャートの砂泥互層が接していたりすると、通常の上で述べたように、まったく違った環境や場で形成されたものです。それぞれの岩石の成因がわかっていても、ピッタリくっついているとなると、その関係をもってできたという立場で考えると、理解不能になります。
 鶴見半島では、きれいな枕状溶岩、整然とした層状チャート、赤色頁岩がありました。また層状チャートと赤色頁岩の互層がありました。激しく乱れた層状チャート、メランジュなど、多様な付加体での海洋プレート層序を見ることができました。
 鶴見半島は、あまり観光化されていない地域です。四万十帯が分布している地域で、その中でも海洋プレート層序やメランジュが特別よくみることができました。赤色頁岩の赤い色が非常に鮮やかでした。そして赤色頁岩が層状チャートと複雑に混じり合っているところも見ることができ、感動的でした。観光地ではないですが、地質学者には見どころいっぱいの地でした。

・実りの多い調査・
鶴見半島では、メランジュになっているので、
どの程度露頭があるか不安でした。
もしかすると、期待する岩石が
ほとんど見れないかもしれないという
不安も持っていました。
でも、なんとか目的の露頭を見つけて
調査を無駄にしないようにと考えました。
どんなところでも、海岸線などをこまめに歩けば、
露頭は必ずあるはずだという信念でいきました。
空振りにならないようにという思いで、
1日の調査予定をもって望んでいました。
半島を進んでいくと、
つぎつぎと新鮮な露頭がでてきました。
露頭は、メランジュや海洋プレート層序を構成している岩石でした。
これは予想外のことで、悦びもひとしおでした。
その上、赤色頁岩の見事な色とその産状。
いろいろ実りの多い調査となりました。

・大学の行事・
今週から来月の初めまでは、
大学のいろいろな行事があり、
非常に多忙な時期となります。
私は、役職にもついているので、
いろいろ人前にでることが多くなります。
年度末から初めの大学の行事は
学生たちが主役のものがほとんです。
巣立つ学生たち、新しく迎える学生たち。
そんな学生の顔をみると
大変な行事であってもやりがいがあります。

GeoEssay 147 鶴見半島:海洋プレート層序とメランジュ

GeoEssay
147 鶴見半島:海洋プレート層序とメランジュ
を発行しました。

大分県佐伯市の鶴見半島の大地は、
四万十帯に属します。
四万十帯の中でも、
海洋プレート層序とメランジュの産状が、
期待以上にきれいにみることができました。
特に赤色頁岩の赤色は、
鮮やかで印象に残りました。

2017-03-14

●校務書類を:No. 6053 2017.03.14

冬芽。江別

今日は曇りである。
少々肌寒かった。
今日も腰痛がある。

今日は会議はない。
しかし、今までたまっていた
校務書類が多数ある。
今日はその作成に
専念しなければならない。
卒業式も週末にあるので、
その準備も必要となる。
今日は研究執筆はできないかもしれない。

2017-03-13

●腰痛が続く:No. 6051 2017.03.13

雪原。江別

今日は晴れである。
寒さはそれほどではなかった。
少しは春めいてきている。
いつものように自宅を出て大学に来る。

腰痛がまだよくならない。
体を起こしたとき激痛が走る。
なかなかよくならない。
無理はできないが、
今週は忙しくなりそうだ。

今日は午後から会議があるので、
午前中に研究執筆をする予定である。
全貌は見えてきたが、
まだ最後までいくつかない。
あちこち手入れをしなければならない
部分が多々残している。
だまだま時間がかかりそうだ。
しかし、残された時間は限られている。
空き時間を有効に使うしかない。

2017-03-12

●腰痛がまだ治まらない:No. 6050 2017.03.12

雪の結晶。江別

今日は快晴である。
しかし、自宅の窓から
外に広がる抜けるような
青空を眺めている。

今日は自宅にいる予定だ。
腰痛がまだ治まらない。
また何らかの対策が必要だ。
いろいろ考えてみる。

●ビックボーナス:No. 6049 2017.03.12

ハセベバクシンオー著「ビックボーナス」
(ISBN978-4-7966-7481-2 C0193)
を読んだ。
スロットマシーンの攻略のニセ情報を
売って稼ぐ悪徳業者、
製造会社の中の悪だくみをする社員。
そこから稼ごうとするヤクザ。
いろいろな複雑な人間関係が絡み合う。
犯罪小説である。
「このミス」大賞をとった作品だ。
話は面白いが私には合わなかった。

2017-03-11

●快晴の日:No. 6048 2017.03.11

並木と霧。江別

今朝は晴れである。
しかし、あちこちに雲がある。
歩いていると、雪原に霧が
部分的にでている。
不思議な切りだった。

今日は研究執筆のために
いつものように大学にでている。
昼まで原稿を書く予定だ。
頭がすっきりとしている
午前中に執筆を進めたい。

●八月のまぼろし:No. 6047 2017.03.11

太田紫織著「櫻子さんの足下には死体が向かっている
八月のまぼろし」
(ISBN978-4-04-103006-6 C0193)
を読んだ。
久しぶりのシリーズを読んだ。
いつもの展開だが、
米澤氏などの複雑で緻密な
伏線の作品を読んでいると
ストーリに少々物足りなさを感じる。
しかし、この作品の特徴は
ほのぼのとしている点である。

2017-03-10

●腰痛をだましだまし:No. 6046 2017.03.10

並木。江別

今日は曇りである。
いつものように大学来る。

今日は研究執筆に専念できる。
だいぶ進んできた。
しかし、まだ終わりは遠い。
すべての時間を
これにつぎ込まなければならない。

だが、腰痛がだんだんひどくなっていく。
しかし、動けないほどにはなっていない。
無理せず、行動するしかない。
腰痛をだましだまし付き合っていくしかない。
夕方、私用で出かけなければならない。

明日も腰痛が持つようなら
仕事のために大学に来ることになりそうだ。

2017-03-09

●出張と執筆:No. 6045 2017.03.09

朝日。江別

今日は晴れである。
いつものように自宅をでる。

今日は朝から校務での出張がある。
初めてのところに4名ででかける。
しかし、短時間の校務なので、
昼過ぎには戻ってくる

午後からは予定が入っていないので、
研究執筆に書かれるはずだ。
毎日執筆をしているので
だいぶ稿は進んでいる。
後半戦に入っているが、
書きにくいところは、
無理せずに飛ばしたり、端折っている。
一通り書いてからの推敲の段階が大変そうだ。

●トランプ殺人事件:No. 6044 2017.03.09

竹本健治著「トランプ殺人事件」
(ISBN4-10-144601-6 C0193)
を読んだ。
ゲーム三部作の最後のものである。
彼のミステリーは複雑である。
複雑な暗号。
作中作。
殺人か自殺か。
なかった殺人事件なのか。
非常に複雑な内容である。
頭が覚めているときでないと
面白が分かりにくいだろう。

2017-03-08

●懇親会:No. 6043 2017.03.08

朝日。江別

今日は晴れである。
冷え込んだ。
足先冷たくなった。
しかし冬の晴れで、気持ちがいい。

今日はもともと校務が当たっていたが、
その校務がなくなった。
おかげで仕事ができる。
研究執筆を進めよう。

昨日は大学で懇親会があった。
大学を定年された方も
何名かが参加されていた。
懐かしかった。
まだ、職員の方も来られていて、
大人の穏やかでにぎやかな宴会となった。
大学で行われた。
いい料理、いい酒がでてきたので、
なかなかよかった。

腰痛がまだ続いている。
無理できない。

2017-03-07

●腰痛:No. 6042 2017.03.07

木。江別

今日は雲である。
朝までに結構、雪が積もっている。
一部除雪が入っていた。

昨日が寝不足だったので
朝までぐっすり寝た。
もちろんいつものように
夜中に一度起きたが
そのまま、また眠れた。
朝起きると、弱い腰痛がでている。
数日前から腰痛が出て
治まっていったように思っていたが
まだ治まっていなかったようだ。
無理しないようにしなければ。

今日は校務と会議が連続してある。
夜には懇親会があるので、
少々疲れそうだ。
それに研究執筆がストップしそうだ。

●ふたりの距離の概算:No. 6041 2017.03.07

米澤穂信著「ふたりの距離の概算」
(ISBN978-4-04-100325-1 C0193)
を読んだ。
2年生になった登場人物たちが
マラソン大会にでる。
新入部員が仮入部したが、
正式入部する直前にやめていく。
その謎をマラソン中に解くというシナリオである。
そこにはられたいくつもの伏線がおもしろい。
文庫本はこれですべて読み切った。

2017-03-06

●今日は執筆を:No. 6040 2017.03.06

朝日。江別

今日は、晴れで、冷え込んでいる。 
道路の雪もだいぶj減ってきた。
今日は晴れなので、
道路もさらに溶けていきそうだ。

今日は1時間近く寝過ごした。
夜中に目が覚めたので
本を読んだ。
その後、寝たため、寝過ごしてしまった。

昨日は午前中に、
息子の買い物に付き合った。
私の買ったものはない。
夜、家族がそろったので、
久しぶり夕食にでかけた。

今日の午後は、銀行に
出かけなければならないので、
早めに自宅を出ることになる。
今日は研究執筆に専念する予定である。
明日は校務を行うつもりだ。
来週から、ばたばたしていくことになる。

2017-03-05

●今日はのんびりと:No. 6039 2017.03.05

今日は、晴れである。
少々冷え込んでるが、
自宅はそれほどではない。
天気がいいので、
日が入ると暖かくなりそうだ。

今日は自宅でのんびりすることにする。
したいことはいろいろあるので、
それを片手間でやりながらだが。

長男が買い物にいくというので、
それに付き合うかしれないが。

●囲碁殺人事件:No. 6038 2017.03.05

竹本健治著「囲碁殺人事件」
(ISBN4-309-40126-0 C0193)
を読んだ。
ゲーム三部作の最初の作品である。
竹本の作品は、動機も、状況も、方法も
解決さえ、難しい。
しかし、なぜが読ませる筆力がある。
ゲーム三部作の最後の作品が残っている。

2017-03-04

●今日も研究を:No. 6037 2017.03.04

足跡。江別

今日は晴れている。
少々冷え込んだのと、
少し雪が積もっている。

今日は研究のために大学に来ている。
研究執筆を進めている。
なかなかはかどらないが、
少しずつであるが進んでいる。

昼まで仕事をすることにしている。
最近、疲れがたまっている。
少々体調も悪いが、
なんとか持ちこたえている。
来週から飲み会や校務が多くなっていくので
なんとか研究執筆を進めていきたい。

●奇跡のロックバランシング:No. 6036 2017.03.04

ピーター・ジュール著「あなたもできる!
奇跡のロックバランシング」
(ISBN974-4-875650629-3 C0070)
を読んだ。
ただ石をつむ。
それだけだが、思わぬバランスで
それが達成されると
驚異と感嘆が生まれる。
そのコツを書いた本である。
実際には自分でやって体得するしかない。
そのコツとは物理学の原理に基づいてものだが、
やってみると難しいのだろう。
バランスの取れた瞬間をいかに感じ取るかだ。
今度、調査にいったら試してみたい。

2017-03-03

●少しでもいいから進むこと:No. 6035 2017.03.03

冬芽。江別

今朝は曇りである。
道路が凍って歩きにくい。
風もなく、温かい。
朝は凍っているが、
昼になると溶けはじめるだろう。
歩きにくい状態になるだろうか。

昨日は研究執筆を進めた。
午前中だけだったが、
だいぶ進めた。
今日も、校務がないので、
書き進めることになる。
ただし、集中してできるは、
3、4時間なので、
午前中集中して、目標の量を作成して、
午後には、データ収集や
図表の整理などをしたいだのが、
どうなるだろうか。
日々少しでもいいから進むこと。

2017-03-02

●古いカメラで:No. 6034 2017.03.02

冬芽。江別

今朝は曇りである。
少々冷え込んだ。
ここ数日、少しずつ冷え込みは
穏やかになっている。

今朝は、以前使っていた
デジカメを持っきて撮影をしてみた。
同じ画素数なのだが、
精度が今回の方法がいい。
今使っているのは、
接写が優れているので使用しているが。
拡大した時の解像度が違う。
まあ、悩ましいが仕方がない。

昨日は研究執筆を一日していた。
少しずつ進んでいるが、
まだ、終わりが見えない。
この作業を繰り返していくしかない。
日々、つらい作業を繰り返していくしかない。
ただ、時間には限りがあるので、
早く初校を仕上げたいのだが。

●遠まわりする雛:No. 6033 2017.03.02

米澤穂信著「遠まわりする雛」」
(ISBN97804-04-427104-6 C0193)
を読んだ。
高校の古典部の1年生が
おこる小さな出来事をミステリーにしている。
短編としていろいろな話題が
上質のミステリーになっている。
そして前編までの小さなエピソードが
取り上げられている。
そんな気遣いも
連続して読んでいると楽しい。
続編もまだあるので読み続けよう。

EarthEssay 4_134 日豊の旅 3:海洋プレート層序

EarthEssay
4_134 日豊の旅 3:海洋プレート層序
を発行しました。

大分県の南の佐伯市の鶴見半島に調査にきました。
付加体を構成している海洋プレート層序の
代表的な岩石を見ることが目的でした。
予定していた露頭へのアプローチはできなかったのですが、
道路沿いでいい露頭を見ることができました。
他にも思わぬサプライズがありました。

2017-03-01

●光は、いずこに:No. 6032 2017.03.01

朝日。江別

今朝は雲があるが、晴れである。
冷え込んでいるが、少しましである。

今日は用事がない。
書類作成がいくつかあるが、
研究に専念できる。
なかなかはかどらないが、
進めていくしかない。
研究執筆にすべての空き時間を
つぎ込んでいるので、
他の仕事にかんしては、
片手間になってしまう。
しかし、今しかできない時期なので
なんとか目標を達成しらいのだが、
なかなか光が見えてこない。

Monolog 182 歩くことと考えること

Monolog
182 歩くことと考えること
を発行しました。

初学者が、
野外調査でどのように調査の能力を身についけていくのか。
地質学では、
歩くことが必須となります。
研究目的を達成するため山野を歩きます。
目的が腑に落ちて、
調査に没頭できるのは、
どのような状態でしょうか。