2013-07-31

●蒸し暑い:No. 4497 2013.07.31

ハマナス。江別

今朝は薄曇りだ。
昨日から湿度が高く蒸し暑い。
夜窓を閉めて寝たら
蒸し暑くで夜中に目が覚めた。
窓を開けたら風はあまりなくて
一気には涼しくならなかったが、
しばらくしたら涼しくなった。

なかなか仕事がはかどらない。
試験期間だが、
その間にしなければならない
校務がいくつか
研究、私用などがある。
急ぎもある。
それが滞っている。
順番にこなしていく必要があるが
暑さが妨げとなっている。

●地震と噴火は必ず起こる:No. 4496 2013.07.31

巽好幸著「地震と噴火は必ず起こる」
(ISBN978-4-10-603715-3 C0344)
を読んだ。
巽氏の書く普及書は面白い。
最新情報を盛り込むこともさることながら、
考えがシンプルで説得力がある。
今回の著書で気づいたことは、
文調が明らかに文語調に変わっている。
寺田寅彦を引用しているので、その影響か。
格調があってなかなかいい。
私には書けない文体だが、
すぐにそんな文体が書ける
巽氏の才能はすごい。
ただし本のタイトルがあまりに
時代迎合しているようでいただけない。

2013-07-30

●野生の特性:No. 4495 2013.07.30

キタキツネ。江別

今日も雨上がりだが、
朝から晴れ間が見えている。

夜は涼しくて寝やすいのだが、
今日も気だるさは残っている。

朝歩いて来る時、
学生が駐車場に自転車で進んでいった。
そこには以前見かけた
キタキツネがいた。
学生が手を出したら茂み消えたが
学生がいなくなったら
まだ姿を表した。
二匹いて、じゃれあっている。
以前見たときは子別れかと思っていたが、
まだ時期的に早いようだ。
親子だろうか。
兄弟だろうか。
人には慣れていない野生と、
人を必要以上に警戒しない馴れがある。
都市に出没する野生の特性なのだろうか。

2013-07-29

●疲れた抜けない:No. 4494 2013.07.29

アジサイ。江別

夜、雨が降り、朝には止んだ。
昼間も時々激しく降ることがある。
今も激しく降りだした。
雲が厚い。
ここ数日、こんな天気の繰り返しだ。
朝、上着をきてきたら、
暑くなって途中で脱いだ。
湿度が高いためだろう。

土・日曜日、校務で大学にでていた。
少々つかれている。
夜は眠くてすぐに寝てしまう。
早く寝ているのに、
疲れが抜けないためだろう。
歳のせいか、あるいは朝型の
生活習慣のせいか
朝早く目が覚めてしまう。
疲れているのだから、
長時間寝れれば
疲れが抜けやすいはずなのに
それができない体質なっているようだ。
これは改善しようがない。
ということは、疲れがなかなか
抜けないということだ。
まあ、講義が終わったので、
やるべことをしたら、
早めに帰宅した疲れを
一度きっちりと抜く方がいいだろう。
できるかどうかは不明だが。
まだ、定期テストと卒業研究の添削が
残っているのだが。

2013-07-28

●しっとりとした空気で:No. 4493 2013.07.28

夜半雨が降っていた。
自宅を出るころには雨が上がっている。
今日も長男が大会で早く自宅を出るので
送迎の車に便乗にしてきた。
そして、今日も校務で
大学に来ている。

雨上がりのしっとりとした空気の中を
国道から大学までの短時間を歩いた。
道路よりやはり大学の校内の
環境の方が落ち着く。
緑が多く、車の通りが少ないかだろう。

大学にいる間の空き時間に
先日提出した論文の校正を
継続している。
現在、論文の査読をしていただいているので
近々結果が戻ってくるはずだ。
その結果を修正する時に
再度、訂正することが可能になる。

2013-07-27

●親不孝通りディテクティブ:No. 4491 2013.07.27

北森鴻著「親不孝通りディテクティブ」
(ISBN4-06-275474-6 C0193)
を読んだ。
博多を舞台にした二人組の探偵の
短篇集である。
屋台の親父、結婚相談所の調査員。
この幼馴染の友人が探偵として、
いろいろな事件を解決していく。
最後は衝撃の事件が起こり 終わる。
しかし、続編があるので
どうんな話が展開するか楽しみだ。

2013-07-25

●三者面談:No. 4490 2013.07.25

桜の葉の雫。江別

今日は雨である。
風も少しあり、肌寒かった。
上着を着てきたら
調度良かった。

校務が継続している。
急がないので程々にしておこう。
それよりもやるべきことがいろいろある。
やるべきことを淡々とこなすしかない。

明日は長男の三者面談が高校である。
まずは、自分が何がしたいかが問題だ。
それが決まらなければ
進路は決まらないはずだ。
親が言っても
なかなかその気にならないのだが、
先生を交えた機会ができれば
気持ちがそっちに少しでも向かえばいい。
自分自身の将来を
考えていく機会が増えることはいい。

EarthEssay 5_113 炭素14年代 2:炭素の役割

EarthEssay
5_113 炭素14年代 2:炭素の役割
を発行しました。

生物の体は、炭素が重要な成分となっています。
その炭素の由来をたどると、
植物にいきつき、
更に遡ると大気中の二酸化炭素にたどり着きます。
そこで放射性核種である炭素14が、
重要な意味をもってきます。

2013-07-24

●あと少し:No. 4489 2013.07.24

ポプラ。江別

今日は明け方から快晴である。
風も清々しい。
こんな日は気持ちがいい。
ただ、雨がほとんど降らないのが
少々気になる。

昨日は講義と校務を追われる。
今日は午前中は講義と会議、
午後は卒論生との面談。
なかなか気が抜けない日々が続くが、
今週でこのドタバタも終わる予定だ。
来週からは定期テストとなる。

●怪魚ウモッカ格闘記:No. 4488 2013.07.24

高野秀行著「怪魚ウモッカ格闘記」
(ISBN978-4-08-746125-9 C0195)
を読んだ。
インドの海岸に打ち上げられた
ウモッカと呼ばれる未知の生物。
それを探しに行こうというものである。
発見者で記録者である日本人に面会し、
UMAのサイト運営者に会い、
現地の言語を覚え、
相棒も見つけ、
準備万端整えて、
インドに行くが、入国できず、
強制送還。
日本でひっそりと悶々として過ごす。
それを格闘記としてまとめたのが
本書である。
さて、ウモッカはいるのだろうか。
高野氏の行動がいい、
トラブルに巻き込まれ方がいい、
文体もいい。
やみつきになりそうである。

2013-07-23

●気力低下:No. 4487 2013.07.23

アジサイ。江別

自宅を出ることには雲があったが
大学に着く頃には青空が広がってきた。
昨日午後、少し雨が降ったが、
いつもの青空だ。
そういえば久しぶりの雨だった。

昨日遅ればせながら
論文を投稿した。
図がうまく入らない。
原図をつけて、査読者に渡してもらうことにした。
投稿時にはきれいな図に
修正をしなければならない。
今年は論文に手こずっている。

次は9月の野外調査の
予定を立てなければならない。
体調もそうだが、
気力も尽きているようだ。
夏休みで復活できるだろうか。

2013-07-22

●夏休み:No. 4486 2013.07.22

ハルニレ。江別

朝から雲が空半分にかかっていて
太陽が顔をだしていなかった。
風もあり少々肌寒かったが、
歩いているうちに暑くなってきた。
大学についてしばらくしたら
青空がみえてきた。
今日も暑くなりそうだ。

週末は、子供が通っている
学校の学園祭に行ってきた。
土曜日は家内がPTAの手伝いがあり、
私は2日間見学していた。
並行して各学年の行事があるので、
すべてをみることはできない。
でも、子供達の学年の展示をみたら、
あとは2日間劇をみていた。
なかなか楽しかった。
子供達は今日で学校が終わりで、
明日から夏休みだ。
夏休みでもクラブや研修旅行、
講習などの行事がある。
大学は今週まで授業があり、
その次の週は定期テストとなる。
週末も行事があるので、
大学に出ることになる。
今日は論文の最終推敲をして提出する予定だ。

●ダイヤモンドは超音速で地底を移動する:No. 4485 2013.07.22

入舩徹男著「ダイヤモンドは超音速で地底を移動する」
(ISBN978-4-8401-4699-9 0277)
を読んだ。
著者は愛媛大学で高圧実験をされている。
今での挨拶状は交換している。
ヒメダイヤというダイヤモンドより固い物質を
合成して研究に利用しようとしている。
高圧実験で革新的な研究をされている。
一般向けだ新しい研究成果が紹介されてる。
大学院時代の先輩でもある。

2013-07-19

●蒸し暑いはじまり:No. 4484 2013.07.19

アジサイ。江別

自宅を出て歩いているころから
雲が広がりだした。
今日は風もなく、気温も高く、
蒸し暑い朝だ。
昨日は晴れていたが、
風があり、湿度く低かったので
過ごしやすい一日だった。
今日は、過ごしにくい一日になりそうだ。

時間があれば、
論文を書いている。
大分できてきたが、
まだ完成ではない。
もう少し時間が必要だ。
今日もすべての空き時間を
論文にかけることになる。

●虚栄の肖像:No. 4483 2013.07.19

北森鴻著「虚栄の肖像」
(ISBN978-416-777396-0 C0193)
を読んだ。
前作に続き、絵画修復師佐月恭壱が
主人公の中篇集である。
佐月恭壱のシリーズは
これが最後の作品となる。
2010年に亡くなった作家だが、
残念であるが、
まだ未読がいくつかあるので、
それを読み続けることにする。

2013-07-18

●体力低下:No. 4482 2013.07.18

ノラニンジン。江別

曇りである。
風があり、日差しがないので涼しい。
こんな日が何日か続ている。

昨日は、午後から校務で札幌に出た。
3時間半ほど会場にいた。
その後帰宅したが、かなり疲れた。
空腹であったが、
夕食ではご飯は食べられたが
サラダしか食べれなかった。
明らかに体力が落ちている。

今日も空き時間が少ないが、
論文を書かなければならない。

EarthEssay 5_112 炭素14年代 1:年代測定

EarthEssay
5_112 炭素14年代 1:年代測定
を発行しました。

年代測定の結果は、
「○○年前」と表記されます。
放射性年代の原理によって、
言外に「現在から」という意味が含まれています。
「現在」として「2013年」か「1950年」かは、
何万年前、何億年前の年代であれば、
誤差ですみますが、
新しい年代だと、「現在」をいつにするのかによって
問題がでてくる可能性があります。
そんな年代測定として炭素14の年代があります。

2013-07-17

●少人数の校務:No. 4481 2013.07.17

ハマナス。江別

曇っている。
風も強く、朝は気温も低めだから、
上着を着てきた。
歩き出して最初は肌寒むかったが、
しばらくすると汗ばんできた。
まあそれでも今日はすずしい。

午後から校務で札幌にいく。
職員の方はいなくて、
3名の教員だけで担当することになる。
準備、後始末も私がすることになる。
まあ、限られた人数だから、
仕方がないと思っている。

論文の締め切りが昨日だったが、
1週間延ばしてもらった。
空き時間をすべて論文作成に
費やすことになりそうだ。
査読者にも迷惑をかけてしまいそうだ。
まあ、やるしかないが。

●深淵のガランス:No. 4480 2013.07.17

北森鴻著「深淵のガランス」
(ISBN978-4-16-775357-3 C0193)
を読んだ。
絵画修復師佐月恭壱を
主人公とする中・短篇集である。
北森の小説の主人公は
どこか不思議な影や思いを持っている。
もちろん秀でた才能を持っているが。
脇役も味がある。
次なる作品を読みだした。

2013-07-16

●夏の青空:No. 4479 2013.07.16

ハルニレとトウモロコシ。江別

今日は曇りである。
朝自宅を出るときは
少々肌寒さを感じたので、
上着を着てきたが
あるいてしばらくすると、
汗が出だした。
大学に着く頃には、
青空がのぞきだした。
やはり夏の青空さだ。

3日間、大学の研究室にでて、
いつものように仕事をしていた。
だた午前中だけだが。
ひたすら論文を書いていた。
一部別の原稿も書いていたが。
でもなかなか終わらず、
今日の締め切りに間に合わなかった。
担当にお願いして
私の原稿が遅れることを
了承をいただくしかない。
今週一杯の猶予をいただく予定だ。
とはいっても、いろいろ仕事があって
時間が充分取れないのだが。

●瑠璃の契り:No. 4478 2013.07.16

北森鴻著「瑠璃の契り」
(ISBN978-4-16-771758-2 C0193)
を呼んだ。
宇佐美陶子シリーズの最後の作品である。
名残惜しいいが
最後まで楽しませてもらった。
まだまだ呼んでいない作品が残っているので
今、それを読みにかかっている。

2013-07-15

103 鹿部間欠泉;去勢された自然

 北海道茅部(かやべ)郡鹿部町(しかべちょう)に出かけました。校務なので、ゆっくりする時間はなかったのですが、間欠泉をみてきました。ここの間欠泉は、繰り返しの間隔とその勢いに圧倒されます。3度目の見学ですが、少々考えさせられたこともありました。

 6月中旬、大学の校務で鹿部町にいきました。日帰りの出張で、なおかつ午前の早い時間にある校務だったので、自宅を朝の5時にでました。霧が深かったので少々高速運転が怖かったのですが、途中で晴れてきたので通常に運転ができたの助かりました。
 私のカーナビが古いものだったので、高速が国縫までしか延びていいないことになっていました。かつてこちらにきた時も、国縫で高速を降りた記憶もありました。ところが高速は延びていました。時間がギリギリだったので、もう少し先のインターを目指して、カーナビでは道なきところを進みました。八雲インターを過ぎて落合インターまでいき、その先がわからないので高速を降りることにしました。道すがら森まで高速が延びていることとがわかったので、帰りは森インターから高速を利用しました。
 片道で300kmほどあり、高速を使っても4時間ほどかかるので、かなり疲れしましたが、帰りは高速がほとんどだったので、運転が苦手な私には助かりました。
 鹿部町は、渡島半島の付け根に当たります。噴火湾と太平洋に面した地域です。道南の幹線である国道5号線を、森から分かれて、国道278号線を30kmほど進んだところにあります。
 校務のあと少しの時間をとって、鹿部の間欠泉を見に行きました。鹿部の間欠泉を訪れるのは、今回で3度目になります。一度目は大学生のときの地質巡検で訪れた記憶があります。だいぶ昔です。二度目が家族で道南を回った数年前です。そして今回が3度目です。今回も二度目の時と同じ印象でした。整備された施設で、新鮮味を感じませんでした。多分、間欠泉を見せる施設が同じであったためでしょう。一度目はうろ覚えですが、唐突に激しく吹き上がる間欠泉を見た記憶だけあります。昔の写真をひっくり返してみたのですが、その写真もありませんでした。ただ記憶の中にだけあります。
 鹿部の間欠泉は、1924(大正13)年4月に、温泉を試掘している時に偶然発見されたそうです。間欠温泉「鶴の湯」と呼ばれていました。今では、「しかべ間歇泉公園」という施設内になり、間欠泉を見ることができます。この施設には、間欠泉の説明や、安全に間近に、あるいは2階からみることも可能となっています。整備されたきれいな施設です。でも私には・・・。
 鹿部の間欠泉の特徴は、なんといっても、その頻度と水量でしょう。約10分毎に温泉が勢いよく吹き上がります。少しいれば何度も見ることができます。足湯に入りながら、間欠泉を見ることができます。100℃の温泉が15mほどの高さに吹き上がります。すぐ横を国道が通っているので、交通への影響を防ぐために、10mのところにフタが付けられています。少々残念ですが、仕方がないのでしょう。
 間欠泉自体は、珍しいものではありますが、ここだけのというものでもありません。日本でもいくつかあり、宮城県の鬼首温泉の欠泉、山形県広河原温泉の湯ノ沢間欠泉、栃木県川俣温泉の間欠泉、大分県別府の柴石温泉の龍巻地獄などがあります。また、アメリカ合衆国のイエローストーン国立公園には200以上の間欠泉があり有名です。
 鹿部の間欠泉は、地下26mの深さから吹き上がってきます。その原理は、タテの穴(試掘坑)に、熱水脈が達しており、温泉が常に湧き出しています。熱水の温度は113℃もあるのですが、地下なので2.6気圧の圧力がかかっているので沸騰はしません。113℃の高温の熱水が、上にある100℃以下の温泉を、押し出しながら上がってきます。浅い所にくると圧力が低下します。すると、100℃以上の熱水は沸騰をはじめます。
 水が沸騰する状態だと、粘性が下がり流動しやすく、圧力も下がります。より下部にある100℃以上の部分も沸騰しはじめます。いわゆる、突沸(とっふつ)という現象が起こります。その結果、熱水が激しく吹き上げられます。これが間欠泉の噴出となります。
 一度に、500リットルもの熱水を吹き出します。タテの穴の熱水が一気に吹き出ると、温度も下がり突沸が終わります。再び、113℃の熱水が突沸するまでが、約10分ほどとなります。これが鹿部の間欠泉の原理です。
 鹿部温泉地域で、以前は温泉が地表に湧出していたようです。地下10mほどのところまで高温の温泉水がきています。調査では1mほどで40~50℃に達する地域も見つかっているようです。
 間欠泉の熱水は、近隣の鹿部温泉と同じで、マグマの熱源と考えられます。すぐ西には、北海道駒ヶ岳(こまがたけ)があります。標高1131mの活火山で、山頂の形が歪であることが特徴となっています。この火山活動を起こしているマグマが熱源となっていると考えられます。鹿部町は、何度か駒ケ岳の噴火による災害に見舞われています。
 駒ヶ岳のマグマは、安山岩質なのですが、軽石などの火山砕屑物を大量に噴出するのが特徴です。鹿部町にも厚く軽石が堆積しています。軽石は湿地帯の土地改良や、海底の昆布生育のために役立ているそうです。
 鹿部町は幹線道路、観光ルートからは少しずれていますが、私は、このよな静かなところが気に入っています。ただし、「しかべ間歇泉公園」での間欠泉は不自然な感じがして、どうもしっくり来ませんでした。これが、代わり映えの無さをかもしれだしたのかもしれません。最初に見た自然な間欠泉の記憶は深く残っています。雄大な自然は、何度行っても感動を新たに与えてくれはずです。
 最近の観光地は、温泉だけでなく、いろいろなレジャー施設、レクレーション、イベントなどを取りそろえています。そのせいか、どの観光地でも似たものがあり、あとで思い出すと、肝心のウリが記憶から薄れいてく気がします。道の駅のような施設は、車で旅行する人にとっては、一定の目的を達成できるので助かるものではありますが、個々の道の駅の記憶は薄れます。
 車社会だからこそ、移動が自由だからこそ、地域ごとに限られた個性、ウリが強調されたほうが、記憶に残り、また見に来たいということになるのではないでしょうか。
 鹿部の間欠泉ですが、パンフレットには、フタのない勇壮な噴出の写真があります。周辺の被害を考えるとフタもしかたがないのかもしれません。間欠泉は自然の脅威を見せつけられるものです。フタのない間欠泉を見たかった思いがあります。「去勢」されたのでは、少々興ざめするのは、私だけでしょうか。

・家族旅行・
北海道も暑い日が続きました。
しかし、夜は涼しくなるので、
昼間の暑ささえ耐えれば、夜には一息つけます。
大学の講義も、あと少しです。
2週間ほで講義が終わり、定期試験になります。
それが終われば、一息つけそうです。
できれば、家族旅行でもいきたのですが、
子供たちがクラブでいろいろ出るので、ままなりません。
行ける家族だけで出るという選択も可能なはずです。
「2、3日だったら自炊で大丈夫だろう」というと
高校生の長男が「できない」と言い切ります。
放っておいて炊事や洗濯をしれくれればいいのですが、
長男には無理なようです。
旅行ができないと、エッセイのネタができなくなります。
困ったものです。

・締め切り・
現在、論文の締め切りに追われています。
本当であれば、このエッセイを書く余裕はないのですが、
定期的に書くことを自分自身のノルマにしているので、
無理して書きました。
自己満足かもしれませんが、
何人か熱心な読者もおられるので、
なんとか書き続ける動機になっています。
今回もホームページの画像の更新は遅れますが、
メールマガジンだけは、なんとか発行しようと思いました。
まあ言い訳している暇があったら、
早く発行して論文にかかりましょう。

GeoEssay 103 鹿部間欠泉;去勢された自然

GeoEssay
103 鹿部間欠泉;去勢された自然
を発行しました。

北海道茅部(かやべ)郡
鹿部町(しかべちょう)に出かけました。
校務なので、ゆっくりする時間はなかったのですが、
間欠泉をみてきました。
ここの間欠泉は、繰り返しの間隔と
その勢いに圧倒されます。
3度目の見学ですが、
少々考えさせられたこともありました。

2013-07-12

●霧:No. 4477 2013.07.12

ヒルガオ。江別

今朝は霧が深くかかっている。
気温が低いのだろうか、涼しい。
ただし歩いていると汗はじわりとでてくる。
朝の風が涼しく心地良い。

昨夜3時ころに目が覚めた。
暑くはなかったので
温度や湿度による寝苦しさなかった。
いつものようただ目が覚めた。
寝付けないので本を読みだした。
しばらくすると眠くなったので再度寝る。
するといつもより30分ほど寝過ごした。
自宅を出るのが少し遅くなった。
体はつかれているが、
緊張感があるのだろう。
論文の進捗のためだろう。
論文は書き進めている。
しかし、終わりがまだ遠い。
そのために、ただ書き進めるしかない。

●生き物屋図鑑:No. 4476 2013.07.12

盛口満著「生き物屋図鑑」
(ISBN4-87746-100-0 C0045)
を読んだ。
生物に関するいろいろなものに
興味を持っている人たち。
そんなユニークでオタクな人たちの図鑑である。
研究者もいる。
アマチュアというには
あまりにハマっている人もいる。
しかし、生活や収入を気にせず、
好きなことにのめり込める。
日本は、そんな人たちが暮らせる国でもある。
しかし、正職として彼らが暮らせばと思うが、
彼らにとっては大きなお世話だろうか。

2013-07-11

●蒸し暑い:No. 4475 2013.07.11

ナナカマドの葉。江別

今朝は、曇り。
少々蒸し暑い。
まあ、朝は涼しいので
汗を書きながらも
清々しい空気の中を歩いてきた。

昨日も空き時間を論文作成にあてていた。
昨日は午前中、雨で涼しかったので、
だいぶはかどった。
しかし、完成までには
まだ時間が必要だ。
今日も午前中に講義が
午後には会議あるので
あまり時間が取れない。
でも、空き時間がある限り
論文に時間を書けなければ。
でも蒸し暑いからどうなるやら。

EarthEssay 6_113 バイオミメティックス 3:新素材

EarthEssay
6_113 バイオミメティックス 3:新素材
を発行しました。

バイオミメティックス「生物模倣」で
生まれつつある技術は、
近年いろいろあります。
その例として、人工光合成、リブレット構造、構造色、スパチュラ造色を
紹介していきます。

2013-07-10

●雨で涼しい:No. 4474 2013.07.10

アジサイ。江別

今朝は、雨。
風混じりの雨なので、
下半身が濡れた。
湿度は高いが気温がそれほどでないので、
比較的快適に過ごせそうである。

いよいよ切羽詰まってきた。
論文の原稿である。
書き進めているが、
昨日までは暑さのため、
なかなか効率が上がらない。
今日は涼しいので、
ペースを上げなかれば。
さあ、はじめよう。

●緋友禅:No. 4473 2013.07.10

北森鴻著「緋友禅」
(ISBN4-16-767972-8 C0193)
を読んだ。
旗師冬狐堂を主人公とした短篇集である。
長編で登場した脇役も何人か出てくる。
いつものことだがストーリーは面白く
ハズレはない。

2013-07-09

●蒸し暑い:No. 4472 2013.07.09

雫。江別

今朝は曇っていたが、
自宅を出る頃から降り出してきた。
気温は少し高めで、湿度が高いので、
歩くと蒸し暑い。
個々数日夜も暑い。
夜風があると寒いかもしれないので
窓をして閉めて寝ているが
ここ2日ほど明け方に
蒸し暑くて目が覚める。

昨日は空き時間のすべてを
論文作成に費やす。
進んで入るが、
前途多難だ。
もう少し時間を書けたいが、
どれだけ時間があるかは不明だ。

2013-07-08

●素数ゼミの謎:No. 4471 2013.07.08

吉村仁著「素数ゼミの謎」
(ISBN4-16-367230-3 C0095)
を読んだ。
今年はアメリカで17年ゼミの大量発生が
ニュースでは伝えられている。
素数と生物の蝉の発生状況に関連があったのだ。
その秘密を日本人の研究者が解き明かした。
子供向けの本だが、なかなかおもしろかった。

●締め切り:No. 4470 2013.07.08

宵待草。江別

今朝は、霧が薄く広くかかっていた。
幻想的な天気だ。

昨夜は暑かった。
昼間も暑く、夕方から少しマシなったが、
それでも夜でも、風もなく暑かった。
湿度が高かったようだ。
明け方、暑くって、窓を開けた。
風がなかったのだが
少しは涼しくなった。

論文が今週中に仕上げなければならない。
だいぶ危機感ができてた。
先週中頃から、
論文にそこそこ時間をかけているが、
なかなかはかどらない。
しかし、今やるしかない。
さあ、今日もはじめよう。

2013-07-07

●無線LAN不調:No. 4469 2013.07.07

無線LANでの接続が調子が良くないようだ。
装置をリセットしてもうまくいかない。
子どもたちも以前いっていた症状だ。
忙しくて自宅で
パソコンをしばらく使っていなかったので
その様子がよくわかなかった。
原因は不明だが、すんなりの接続できない。
無線LANのルータは少し前に購入した比較的新しいものだが、
なぜかわからないが不調だ。
どうしたものか。
実用上問題が発生している。
今や我が家は無線LANなしには、
ネット環境が成り立たない。
不自由な思いをする。
ネット環境なしに、通信環境が成り立たない。
通信なしには日常が不便をする。
そんな時代になってきたのだ。

●狂乱廿四考:No. 4468 2013.07.07

北森鴻著「狂乱廿四考」
(ISBN4-04-358301-X C0193)
を読んだ。
明治初登の歌舞伎社会を舞台に
実在の人物と事件にフィクションを加えながら
ミステリーが展開する。
その原型となった短編も合わせて収められている。
最初期の長編なので
北森の作品としては、
少々荒削りのところがあるが、
でも十分読み応えのあるものであった。

2013-07-06

●校務:No. 4467 2013.07.06

実。江別

今朝は曇り。
風もあまりなく、湿度の少々高い。
歩いているうちに
汗が滲む。

今日は校務で出張するために、
大学にいつものように来る。
8時半にバスがでるので
それまでの1時間ほど、
いつものように仕事をする。

2013-07-05

●締め切り近し:No. 4466 2013.07.05

百年記念館。江別

今朝は雲が低い。
霧も出ている。
風があり、肌寒い。
歩いていると暑く感じるようになる。
初夏の天気だ。
時期的は夏なのだが。

明日は、校務で旭川に出張する。
日帰りなので、
体が少しは楽である。

論文の締め切りが近いので、
進めなければならない。
定例の原稿も並行して
進めなければならない。
昨日も論文を少し書いたが、
どうも疲れが溜まっているようで
なかなな集中できず、はかどらない。
そんな時は図を作成することにしている。
しかし図も昨日書いてしまった。
今日はなんとか原稿を進めたい。
あと10日間で締め切りだ。

2013-07-04

●アンケート:No. 4465 2013.07.04

サクランボ。江別

今朝は曇り。
朝方まで雨が降っていた。
自宅を出る時は雨が上がっていて、
風が強くで暑いのか寒いのかがわからない。

昨日は大学の市内になる施設で講義を行った。
講義の後にアンケートをとっていた。
そのコピーを頂いた。
読むと、難しいからよく分かったまで
意見が分散している。
これはしかたがないことだ。
キャリアの違う人が集まっているのだから。

大学の講義でも授業評価アンケートをするが、
すべての要望に答えることはできない。
もっと詳しく知りたい、
もっと簡単にわかりやすくして欲しいと、
相反する要望がある。
学生の場合は、非難や批判もあったりする。
それに応えることはできない。
応えるためには
個別に説明しなければならないが、
匿名なのでかいている。
匿名だからこそ書けるのかもしれないが。
ネットの匿名性による事象と
同じようなことが起こっているのかもしれない。

さてさてどうしたものか。
まあ、参考になるところだけ
使うしかないのだろうな。

EarthEssay 6_112 バイオミメティックス 2:先駆者

EarthEssay
6_112 バイオミメティックス 2:先駆者
を発行しました。

バイオミメティックス「生物模倣」は、
新しい考え方ですが、
先駆者がいました。
その成果は、
今も身の回りに使われているマジックテープです。
その後、いろいろな分野で研究が進められていますが、
課題もあるようです。

2013-07-03

●講義:No. 4464 2013.07.03

落ち花。江別

今朝は曇り。
風も強く、終わりかけていたアカシアの花も
これで終わるのだろうか。

今日は夜、大学の市街地のセンターで
市民向けの講義ががある。
シリーズ講義の一番バッターだ。
市民向けなので
新たに全部つくったので、
少々時間がかかった。
あとは本番のみ。
次なる論文の準備が
差し迫っている。
時間があれば、
そちらも進めなければならない。

2013-07-02

●夏の風物:No. 4463 2013.07.02

アワフキムシ。江別

今朝も晴れ。
風が強いが、心地良い。
朝夕の寒さも緩み、
心地良い初夏となった。

いつもよく見ている枝に、
アワフキムシの泡が見えた。
カメムシの仲間の幼虫が
身を守るために泡を使うのだそうだ。
中に幼虫がいるのだろうか。
夏の風物といえそうだ。

●孔雀狂想曲:No. 4462 2013.07.02

北森鴻著「孔雀狂想曲」
(ISBN4-08-747780-0 C0193)
を読んだ。
古物商、雅蘭堂の店主、越名集治が
骨董品に関する事件を解決していく短篇集だ。
内容が深く、ストーリーも複雑だが、
北森氏の腕ならば、
複雑ではなく、
次々と展開するストーリーとなる。
北森氏の作品に今のところハズレはない。

2013-07-01

●青空:No. 4461 2013.07.01

花。江別

今朝は晴れである。
北国の心地良い青空である。
ここ数日このようないい天気である。

土曜日は学会のお供で、
久しぶりに小樽にいった。
今までは、観光地にはいってなかったが、
天気がよくて楽しかった。
今後はじっくり時間をかけて見てたみたい。

今週はいろいろあって、
落ち着かない。
準備の必要なものもある。
そんな有耶無耶を
吹き飛ばすほどの天気である。

Monolog 138 眼の識別と表現:踊るスピネル

Monolog
138 眼の識別と表現:踊るスピネル
を発行しました。

私たちにとって眼は、
日々、非常に重要な役割を持っています。
そもそも眼が使えないと大きな不自由が生じ、
多くの人は生活できなくなるでしょう。
今回は、眼の持っている能力と
それをどの程度活かしているのか
について考えていきましょう。