2017-09-29

●寒い:No. 6265 2017.09.29

紅葉。江別

今朝は曇が多かったが
東の空に晴れ間があり、
時々太陽が顔をだすことがあった。
朝日が当たると紅葉が映える。
昨日から急激に冷え込んだ。
今朝はコートのマフラーをしても
少々寒くらいであった。

今日は午前中講義と会議、
午後に学生の添削がある。
合議前までに、
会議資料の修正が必要になる。
昨日は午後の会議が長くて少々疲れた。
研究や他の校務の時間がとれなかった。
まあ、仕方がない。
許された時間、体力、精神力で
仕事をこなしていくことになる。

2017-09-28

●論文が順調:No. 6264 2017.09.28

雫。江別

昨夜降った雨が
今朝、自宅でるときには、上がっていた。
曇り空のままであったが。
コートを来てきたがちょうどいいくらいであった。
でも研究室は少々暑いくらいだ。
いつものように窓を開け放つ。

午前中が講義と学生の添削、
午後は会議がある。
合間を縫って、論文執筆と講義の準備だ。
論文については、現在、興が乗ってきている。
アイディアが湧き出ていて、筆が進む。
この調子だと、隙間時間に
すぐに頭を切り替えて論文執筆に向かえる。
論文を早目に終わらせて、
次の研究執筆に移らなければならない。
日々のいつものような慌ただしさになってきた。
まだ腰が本調子ではないので、
あまり無理ができないが。

EarthEssay 4_142 残念 1:大台ケ原

EarthEssay
4_142 残念 1:大台ケ原
を発行しました。

今年の秋の野外調査は、
激しい雨でダメだったのは1日ほどでしたが、
実は残念なことも、
いろいろ起こりました。
そんな野外調査にまつわる地学の話と共に、
調査の残念だった裏話を紹介していきましょう。

2017-09-27

●忘れ物:No. 6263 2017.09.27

エゾリス。江別

今朝は曇りである。
少しは晴れ間があったが、
午後から天気が崩れるようだ。

今日は午後から講義を外でおこなうことになる。
そのため、雨が降るとやりづらい。
なんとか雨が降らずにもってもらいいものだ。
こればかりはどうしようもない。

朝、大学に向かって歩いている時
家内から電話があった。
弁当を忘れているとの連絡である。
半分以上あるいているので、
もどることはできない。
途中まで持ってきてもらうことにした。
こんな忘れ物ははじめてだ。

2017-09-26

●優先順:No. 6262 2017.09.26

モミジ。江別

今朝は快晴である。
放射冷却で肌寒い。
でも心地よい。

まだ腰痛が残っている。
特に夕方歩いて帰るときは、
腰に痛みというが疲れがでる。

先週末から論文にかかっている。
そして科研費の申請も必要になる。
そして研究執筆が泊まっているので、
それも進めなければならない。
焦りがでてくる。
またいろいろが攻め寄せてくる時期になった。
cにこなしていくしかない。
精神を消耗することなく、
優先順に、そこにやりたいことも
紛れ込ませていくことになる。

2017-09-25

●いつもの日々:No. 6261 2017.09.25

落葉。江別

今朝は晴れである。
秋めいてきた。
ブレザーを来ていてちょうどいい。
でも、9月下旬なのだから、
そろそろ初雪のニュースが
あってもおかしくない季節だ。

今日は朝起きたら、
疲れがなんだか抜けていない。
昨日は腰痛がだいぶとれたのだが、
行き帰りを久しぶりに歩いて帰ったら
かなり腰抜負担がきた。
そのせいもあったのだろうか。
疲れが残っている気がする。
でもいつものように起きて歩いてきた。
今日から、いつもの大学の日々がはじまる。

2017-09-24

●健康のありがたさ:No. 6260 2017.09.24

葉と雫。江別

今朝は晴れである。
昨夜は激しい雨であった。
しかし朝起きたら、雲は晴れている。
激しい雨であったら、
車で送ってもらうつもりだったが、
晴れたので久しぶりに歩いてきた。
腰痛もだいぶ治まってきた。
しかし、まだ少々痛みと違和感が残っている。
まあ、養生して少しずつ回復させ、
筋トレを進めていくしかない。

今日は校務が午後からあるので、
いつものように大学に歩いてきた。
久しぶりに歩いてきた。
調査から帰ってきてから、
一日校務があり、歩いてきたが
それ以降は、車で送迎してもらった。
一週間ぶりの徒歩通勤だった。
心地よい、青空のもと歩いてくるのは心地よい。
元気のありがたさを感じた。

2017-09-22

●まだ腰痛:No. 6259 2017.09.22

橋杭。潮岬、和歌山

今朝は晴れである。
朝焼けがきれいで、
その後霧がでた。
秋のような冷え込みになった。
寒く感じる。
今日も家内に送ってもらった。

昨日、一日痛みがとれなかったので、
別の痛み止めを服用した。
するとそれが効いたようで、
少し痛みが和らいだ。
今日の夜も整体院を予約して
再度治療をお願いすることにした。
明日は自宅で休むことにする。
明後日は、校務なので、でなければならない。
なんとか、痛みが取れないかと願っているのだが。

2017-09-21

●腰痛継続中:No. 6258 2017.09.21

絵馬。那智、和歌山

今朝は晴れである。
今日も家内に来るまで送ってもらった。

昨夕、整体院に腰痛の治療にいった。
行った直後は、痛みがかなり消えていた。
しばらくすると、また痛みが戻っている。
持病の腰痛だが、
時間で解決するしかないのだろうか。

EarthEssay 5_151 光子顕微鏡 4:今後の期待

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5_151 光子顕微鏡 4:今後の期待
を発行しました。

光子顕微鏡は、光子ひとつの有無を検出でき、
なおかつ、その波長も測定ができます。
今までにない新しい技術です。
新しい技術が生まれると、
今後の発展や展開に期待しています。

2017-09-20

●腰痛:No. 6257 2017.09.20

八咫烏。那智、和歌山

今朝も家内に車で大学まで送ってもらう。
腰痛がよくならない。
昨日整形外科にいった。
鎮痛剤をもらったが、
どうも効かない。
痛みがつづている。
通常の授業や校務を続けなければならない。
動きが不自由なので、つらい。
でも、仕方がない我慢するしかない。




2017-09-19

●ぎっくり腰:No. 6256 2017.09.19

大門古道。那智、和歌山

昨日の夕方、ぎっくり腰が出た。
朝起きたら、症状は悪化している。
いつもより早目に起きて
出かける準備をしていたが、
腰が痛くでなかなか、思うよう出来ず
はかどらなく休み休みのやった。
朝食を食べていると
家内が起きてきたので、
大学まで送ってもらう。

今日は会議、講義が続くので、
休めない。
今週が授業の初回だから、
準備も必要になる。
そのため、休めない。
辛いところだ。

2017-09-17

●食事を考える:No. 6255 2017.09.17

祈り。神倉神社、新宮、和歌山

今朝は自宅でのんびりしている。
昼前に家内と買い物にいった。
明日は台風が来るかもしれなので
買い物もできない状態になるったら困るので
明日の分 の食料も購入しておく。

現在、ケトン体に関する本を読んでいる。
それともなって、現在の食事を見直した。
すると、どうもいろいろ問題が
ありそうな食べ方をしていることに気づいた。
それで、スーパーで食品の成分表を見なおして
再度、たべるものについて考えた。

2017-09-16

●日常に:No. 6254 2017.09.16

牧舎。江別

今朝は抜ける青空である。
心地よい快晴である。
スーツでコートもなくちょうどいい。
今日は校務で大学に来ている。

昨日、夕方も帰宅した。
晴れ間がのぞいていたが、
少々暑かったが、
和歌山と比べると涼しい。

疲れていたのだろうか、
今朝は途中で目覚めることがなく、
朝までぐっすりと寝た。
久さぶりに熟睡した。
スッキリとした目覚めであった。
調査でリフレッシュしたが、
校務で大学出ると、一気に日常へと戻った。

2017-09-15

●台風接近:No. 6253 2017.09.15

地層。勝浦、和歌山

今朝は強風である。
雲は黒く重いが、 雨は降っていない。
風だけである。
台風が接近していて気がかりだが、
今日は移動日だ。
飛行機が予定通り飛ぶかどうかが心配だ。

雨や風で少々予定が変更になった地点もあるが、
順調に調査は進んだ。
新しい発見もいくつかあり、
なかなか良かった。

GeoEssay 153 玄武洞:30年ドラマ

GeoEssay
153 玄武洞:30年ドラマ
を発行しました。

地質学的な観光地は、
景観を見るところとしてもいいのですが、
学問上で起こったドラマも見られることがあります。
そんなドラマが、玄武洞にもありました。
解決に30年以上の年月を要する、
壮大なドラマでした。

2017-09-14

●体幹の強化:No. 6252 2017.09.14

荒波。宇久井、和歌山

昨日は、以前いったところの再訪が多かった。
少し違うところも加えたが、
山歩きは、汗をかいた。
2年前、楽に登った岩山も
今では、バランスが取れず、うまく登れない。
体幹の筋肉が衰えているためだろう。
足は十分持っているのだが、
体幹の筋肉を鍛えなければならない。
そんなことを思った。

EarthEssay 5_150 光子顕微鏡 3:光子の観測

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5_150 光子顕微鏡 3:光子の観測
を発行しました。

小さいものを見る各種の顕微鏡について、
これまで概観してきました。
今回は、最新の「光子顕微鏡」という装置の紹介します。
その原理とは、どのようなものでしょうか。

2017-09-13

●海岸侵食:No. 6251 2017.09.13

獅子岩。熊野、三重

一昨日、雨でよく見れなかったところを再訪。
時間があまりなく、
写真だけはとった。
海岸での新色や風化で崩れた岩石が
獅子のように見えるとのこと。
私には、そうは見えないだのが。

2017-09-12

●雨で予定変更:No. 6250 2017.09.12

神倉神社。新宮、和歌山

大台ケ原にいって、
周辺を見て歩く予定であったが、雨。
翌朝も雨。
それも激しい雨であった。
気温も20度を下回っているようだ。
諦めて早々に退散。
減算して、別の予定地へ向かう。
昼には激しい雨は上がるが、
湿度が高く梅雨のような天気だ。
困ったのは、カメラが結露して、
レンズが曇ってしまったことだ。
中まで結露していいなかったようで、
助かった。

2017-09-11

●海岸風化:No. 6249 2017.09.11

鬼ヶ城。熊野、三重

以前は、素通りしたところを
今回はゆっくりと見学する。
なかなか面白い景観だ。
岩石は単調だが、
海岸での風化を見るにはいいところだ。

2017-09-10

●奥瀞:No. 6248 2017.09.10

奥瀞。和歌山

以前も調査に来ていたところを再訪。
今度は、観光船を使って露頭を観察。
その後、再開しだした店で一服。
曇ったり晴れたりの天気だが。
雨は降っていない。

2017-09-09

●調査初日:No. 6247 2017.09.09

祈り。本宮、和歌山

調査に来ている。
とりあえず目的地の近くに宿を取る。
雨が時々降っているが、
幸い濡れることはなかった。

明日はさらに山奥に入るので、
天候が心配である。
まあこればかりは心配しても仕方がない。

2017-09-08

●出張の報告と準備を:No. 6246 2017.09.08

霧。江別

今朝は濃い霧に包まれていた。
歩いていると髪の毛に結露するほどだ。
遠くに霞んだ景色を撮影しようとすると
ピントが合わない。
でも歩いているうちに、
霧が晴れて青空が見えてきた。
今日は暑くなりそうだ。

昨日まで出張であった。
帰宅すると結構自宅が暑かった。
一人で長距離運転すると、
やはり少々疲れてしまう。
目的が違う出張を兼ねていたので
報告書をいくつか作成しなけれならない。

さらに明日から1週間、
野外調査で出張するので、
そのための準備をしなければならない。
校務として、人と会って
打ち合わせしなければならことがいくつかある。
その予定がばらばらに入っているので、
出発の準備は空き時間にしなければならない。

2017-09-07

EarthEssay 5_149 光子顕微鏡 2:微小を見る

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5_149 光子顕微鏡 2:微小を見る
を発行しました。

小さいものを見るには、
光学顕微鏡では限界がありました。
もっと小さなものを見るための方法は、
どんなものがあるでしょうか。
代表的装置の特徴と弱点を見ていきましょう。

2017-09-05

●忙しいのに:No. 6245 2017.09.05

モミジ。江別

今朝は快晴だ。
雲もあまりなし、青が突き抜けている青空だ。
北国の青空は心地よい。
肌寒いが、大学の研究室は
熱がこもっていた少々暑い。
初秋の気配だ。

昨日はいろいろ校務があった。
人対応がうまく行かなかったが、
それ以外では、いろいろ進められた。
野外調査中に用意すべき
3つの原稿を終わらせて手放せた。
以前から書き進めていたものだが、
一気の終わらせることができた。
一段落だ。
他にも、研究執筆を、ほんの少しだが
進めることができた。
気持ちの上では充実感がある。
忙しいときほど、仕事が進むこともあるのだ。

友人がテレビに出たので、
同窓生で盛り上がった。
メールでしか連絡し合わない関係だ。
手紙やハガキではできない連絡が
メールでは気軽にできるのでメリットだ。
友人関係がゆるく軽く継続できる
非常にツールとしては便利なものだ。





2017-09-04

●出かける準備を:No. 6244 2017.09.04

コスモス。江別

今朝は青空が広がっている。
しかし、東の空に雲が多いので、
日が陰っていることが多い。

今日は校務で面談があり、
午後は会議になっている。
明日野外調査ための荷物を
発送することになる。
今日の夜には
準備を終えなければならない。
衣類はいつものことなので、
昨日に準備しておいた。
今日、大学で準備しなければならないこともある。
それと、水曜から1泊の校務出張があるので、
そちらの準備もある。
原稿も3つ分用意しなければならない。

153 玄武洞:30年ドラマ

 地質学的な観光地は、景観を見るところとしてもいいのですが、学問上で起こったドラマも見られることがあります。そんなドラマが、玄武洞にもありました。解決に30年以上の年月を要する、壮大なドラマでした。

 春の調査で、玄武洞を訪れました。兵庫県豊岡市を流れる円山川の右岸に、玄武洞公園があります。玄武洞は、ひとつの洞(ほら)ではなく、いくつかの洞が連なってあります。玄武洞、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の、5つの洞があります。それぞれが特徴がある観光ポイントとなっています。
 以前にも、私は玄武洞に来たことがあります。博士課程で長期にわたって野外調査をしているとき、詳しく見ました。地質学を学んでいるものにとっては、近くに来た時は、見学すべきところでもあります。玄武洞の景観を楽しむだけでなく、地質学史に残る場所でもあったことを、噛みしめるところでもあるのです。
 玄武洞は、柱状節理が見事に発達していることで有名です。そもそも玄武とは、中国の四つの神の一つにあたります。長い足の亀に蛇が巻きついている様子として描かれることがあります。玄武は、北方を守り、玄は黒も意味しています。玄武岩は黒い色しているのですが、その色から由来した名称です。そして、玄武洞は、もちろん玄武岩からできています。
 玄武洞は、柱状節理の不思議で見事な奇岩から、古くから観光地になっています。5つの洞のうち玄武洞と青龍洞が、国の天然記念物に指定されています。国の天然記念物に指定され(1931年)ました。1963年には山陰海岸国立公園にも指定されました。その後、2009(平成21)年にm山陰ジオパークとして日本ジオパークとして認定され、2010(平成22)年には世界ジオパークの認定を受けました。
 通常ジオパークは、ある地域の地質学的な遺産を認定して、そこを保全しながらも、教育や観光などで、持続可能な開発を進めようとするものです。ある限定された地域のことが多いのですが、山陰ジオパークは、「日本海形成に伴う多様な地形・地質・人々の風土と暮らし」をテーマにしています。東西100km、南北約30kmで、西は鳥取県から東は京都府までに及ぶ広い地域に点在しています。その中でも地質学的にも重要性があり、ジオパークの重要な地点はジオサイトと呼ばれています。玄武洞は、もちろんジオサイトになっています。
 玄武洞は、地質学的にも古くから調べられており、その重要性が指摘されていました。ただし、市民にはあまり知られていないようですが、ジオサイトとして注目されればと思います。
 玄武洞は、明治時代、日本の地質学が生れた時代の地質学者の一人、小藤文次郎によって、1884(明治17)年、玄武岩として記載されました。その後、松山基範が、岩石に磁気の研究に玄武洞の岩石を1926年に測定して、その結果を、1929(昭和4)年に発表しました。他にも、東アジア各地の岩石の古地磁気も一緒に測定していました。その成果は今からすると画期的なものだったのですが、評価はずっとあとになってからでした。
 マグマが玄武岩として固まる時に、岩石中の磁気を持った鉱物は、その時に地磁気と同じ方向に並んで固化します。岩石に残された古い時代の地磁気(残留磁気)の記録を、「古地磁気」といいます。松山が、玄武洞の岩石で古地磁気を測定したところ、現在の磁場とは逆転していたことを発見しました。松山以前にも、地磁気の逆転は知られていたのですが、地層の層序の組み立てに適用できるということを、松山が初めて示しました。これは、古地磁気層位学の最初の提唱となります。
 松山の成果は、当時の学界からは、まだ学問的な課題があり、重要視されませんでした。残留している磁化の由来について、信頼性のあるデータが不足していること、統計処理の方法などに問題があり、まだ確信されるに至っていませんせんでした。1960年代前半にこれらの課題がやっとすべて解決され、古地磁気の逆転があったことが認められました。
 古地磁気の逆転は、何度も起こったことがわかって、古地磁気層位学が確立されてきました。松山の功績をたたえて、一番最後(最近)の古地磁気の逆転(逆磁極期)は、「松山逆磁極期」と名付けれられました。その期間は、249万〜72万年前とまります。
 玄武洞の岩石は、約160万年前のマグマ活動によってできたものです。活動時期が、松山逆磁極期のちょうど真ん中に当たっていました。多分、松山にとっては、古地磁気の逆転は予期していなかった結果であったと思います。ですから、いろいろ検証を繰り返したはずだと思います。松山は自分の研究の結果を信じて発表したはずです。信念をもって出した結果は、やがて報われ、時代名として松山を残すことになりました。ただし、その松山の成果が受け入れられるのに、30年以上を要しました。
 そのあたりの経緯は、山崎俊嗣(2005)「地磁気の逆転」に紹介されています。興味ある方は一読を。
 海洋底の古地磁気の正と逆が、繰り返されている模様を船から観測できる技術が開発されました。古地磁気の逆転の繰り返しを詳細に記載した古地磁気層位学の結果は、海洋プレートが移動をしていることを、はじめて証明することになりました。松山の成果は、その魁となったのです。
 地下にあった厚い溶岩層が、河川の侵食により、いつのころか川岸に柱状節理として見えるようになりました。ある時、地質学者がその地の玄武岩を分析しました。その成果が、30年という長い年月をかけて、プレートテクトニクスの証明という大きな成果に繋がっていったのです。でも、そんな壮大な学問の歴史を感じさせることなく、玄武洞は、今日もひっそりと節理を見せてくれいることでしょう。

・試料採取の倫理・
私は、磁気についてはまったく研究したことがありません。
でも、古地磁気の調査した後は、すぐにわかります。
岩石にドリルで穴を開けて円筒状の試料をくり抜きます。
チェックのために、何個も試料は採取されています。
試料採取された後の露頭には、
丸い円筒形の穴がいくつもあいているのを時々みかけます。
人が来ない観光地であれば、いいのですが、
このような人為の跡は、なかなか消えません。
慎重に試料採取の場所を選ばなくてはなりません。
多分、今では、そのような試料採取に関する倫理は
共通認識となっていることと思います。
私は詳しくなくて知らないのですが。

・南紀調査中・
現在、南紀の調査中です。
天候が心配ですが、
今日が最終日で帰宅のために移動日であります。
今回の調査では、いろいろ見て回る予定です。
いままでいったところもいくつかありますが、
四万十層群がメインです。
熊野火成岩類も少し見る予定です。
紀伊山地は、山間部を見ていこうすると、
奥深い山なのでアプローチに時間がかかりす。
さて調査はどうなったのでしょうか。
次回以降のエッセイで紹介できればと思っています。

2017-09-02

●後回しのことを:No. 6241 2017.09.02

落葉。江別

今朝は曇り。
肌寒い。
いつものように来ている。
午前中だけ、仕事をする予定だ。

少々体が疲れている。
しかし、来週ばたばたするので、
書かなければならない原稿があるので
その分を少しでも進めていこうと考えている。
野外調査のための準備もしなければならない。
忙しさにかまけて、
そんな重要なことが後回しになっている。

2017-09-01

●いろいろと疲れることが:No. 6240 2017.09.01

赤とんぼ。江別

今朝は晴れ。
秋の爽快な空気の中を歩いてきた。

校務での文章、書類を作成し、
対人の調整をしている。
夏休みなので、なかなか捕まらない人もいるので、
調整が難航し、少々困っている。

来週は1泊2日の出張と、
1週間の野外調査が控えているので、
その間の調整をいろいろ進めている。
出張は出ている間は気分転換ができるのが、
その前後の準備、後始末に
いろいろ大変なことがおこる。
これからばたばたする。
そして、校務でかなり疲れているので、
明日からの週末は休みたい。

最近、介護や認知症の関係の書籍、
資料を読み込んでいる。
身近なところで、問題が発生している。
私のような世代には起こることだ。

Monolog 188 規矩不可行尽

Monolog
188 規矩不可行尽
を発行しました。

昔の賢者たちは、
多くの名言を残しています。
その名言は、
現在においても十分役立つものも多々あります。
「規矩不可行尽」という名言を、
現在の社会情勢に適用していくと、
どのようなことが見えるでしょうか。