2020-06-30
●飽くことなく悔いなく:No 7070 2020.06.30
Time:
7:15
●
Geologist
バラ。江別
今朝もどんよりとした曇天である。
肌寒いので上着と春用コートを着てきたが
それで丁度いいくらいである。
天候不順で体調が悪くなりそうだ。
体調に気をつけなければならない。
6月も今日で終わる。
慌ただしく日々を送っていると
時間の過ぎるのは早い。
しかし、時間の過ぎゆくことを止められない。
己が日々何をなしてきたのかが
時間を記憶や記録に留める
唯一の方法なのだろう。
日々、優先順位をつけて
飽くことなく悔いなく過ごすことであろう。
今日は、明日の講義の準備と
午後の2つのゼミの準備
そして授業がある。
それらが最優先事項である。
その合間に推敲作業を進めていくことになる。
昨日は第6章を終えたが、
時間がかかりすぎている。
なかなかはかどらない。
でも歩み続けることが重要だ。
2020-06-29
●研究に専念を:No 7069 2020.06.29
Time:
7:12
●
Geologist
雫。江別
今朝も雨だ。
少々肌寒い天候だ。
最近、肌寒い日が続いている。
日曜日は、今週に書かなければならない
文章2つの下書きをした。
これも今週、推敲の時間を確保するためだ。
第5章まで推敲が進んだ。
やっと半分進んだのだが、
新たに書いた部分やかなり書き直した部分が
これからの推敲であるので
手間がかかるかもしれない。
しかし、一番頭に残っているところでもあるので
なんとか進めていきたい。
今日は学生に講義連絡のメールを出すだけで
あとは研究に専念できる。
なんと推敲をはかどらせたい。
2020-06-27
●シトシトと:No 7068 2020.06.27
Time:
7:35
●
Geologist
雫。江別
今朝は雨。
あまり激しくないが
シトシトと降っている。
今日は学生の健康診断が継続する。
朝早くから玄関が空いていたので
近道で入構できた。
今日は本の推敲をするつもりだ。
昨日で第4章までの推敲は終わった。
同時図表も見直している。
他にもデータ入力したいものもあるのだが、
今日はしないことにした。
推敲を優先することにした。
2020-06-26
●統合移転:No 7067 2020.06.26
Time:
7:28
●
Geologist
ハナ。江別
今朝も曇りで涼しい。
雨は降っていないが
降りそうな天気である。
昨日午後から銀行に手続きにいった。
しかし、口座のある支店が
別の支店に統合されて移転した
との張り紙あった。
1年以上前に移転していたが、
知らなかったので、
無駄足をしてしまった。
今日はその支店に出かけることになる。
今日は午前中にゼミがある。
それ以外は本の改訂で
推敲作業を進める。
推敲は大幅に修正したところが
手間取りそうだが、
前半は一気に進んでいく。
2020-06-25
●推敲の段階に:No 7066 2020.06.25
Time:
6:55
●
Geologist
バラ。江別
今朝はまた涼しい。
天気予報で気温が上がらない
というのを知ってたので、
寒いつもりで服装を着てきた。
今日は午前から講義があり、
午後からは、銀行へいってから
予約した医者にいく予定だ。
それまで大学で仕事をする。
昨日は空き時間に本の文献を整理した。
初稿が終わったので、
今日からは本文の推敲を進めていく予定だ。
EarthEssay 2_184 清江化石群 2:カンブリアの大爆発
Time:
0:00
●
Geologist
EarthEssay
2_184 清江化石群 2:カンブリアの大爆発
を発行しました。
清江化石群の時代は、
カンブリア紀初期でした。
生物の進化にとって、
カンブリア紀初期は、
非常に重要です。
カンブリア紀初期の様子を探るためには、
清江化石群のような保存いい
化石の産地が重要になってきます。
2_184 清江化石群 2:カンブリアの大爆発
を発行しました。
清江化石群の時代は、
カンブリア紀初期でした。
生物の進化にとって、
カンブリア紀初期は、
非常に重要です。
カンブリア紀初期の様子を探るためには、
清江化石群のような保存いい
化石の産地が重要になってきます。
2020-06-24
●あと1週間で:No 7065 2020.06.24
Time:
6:50
●
Geologist
ハナ。江別
今朝は薄曇りだ。
気温は昨日の午後から上がってきた。
昨夕は蒸し暑かったが。
今日も高くなりそうだ。
気温の変動が激しいので、
着るものをこまめに変えなければならない。
今日は午前と午後に
講義がひとつずつある。
今日中に書くべき文章があるので
空き時間にはそれを優先する。
本の改訂では、本文がほぼ終わった。
現在文献の整理をしている
見返していると書き残しもあるので
そこを埋めながら、見直している。
なんとか6月中、あと1週間でに
終わらせたいのだが。
6月中で終わらなければ、
7月には次の論文に
かからなければならないので
中断しなければならない。
中断するにしても
区切りいいところで
止めなければならない。
2020-06-23
●完成の目処が立った:No 7064 2020.06.23
Time:
6:52
●
Geologist
2020-06-22
●終わりが見えてきた:No 7063 2020.06.22
Time:
7:00
●
Geologist
ハルニレ。江別
今朝も曇りで風が強い。
寒さを感じる。
ここ最近は肌寒いが続いている。
今日は、午後からゼミの
個別指導があるので、
それ以外の時間を
改訂作業に充てることになる。
昨日も自宅で第9章の新たな項目を
書いていてほぼ終わった。
今日は最終的にそれを書き上げて、
最後の章に進みたい。
なんとか終わりが見てきた。
2020-06-20
●思い残すことなく:No 7062 2020.06.20
Time:
7:07
●
Geologist
ハナ。江別
今朝も風が強く寒いほどだった。
大学では空気を一度入れ替えれば
それで窓を閉めればちょうどいい。
今日は昼まで仕事をしていく。
改訂作業に専念する。
昨日は第9章を修正していった。
ほとんどを以前のものをそのまま使う。
校正だけでなので捗る。
ただし1節だけを新たに書き加えることになる。
あと少し事例写真を加えたいのだが。
またページが増加するが、
この際思い残すことなくベストを目指したい。
2020-06-19
●今月中に:No 7061 2020.06.19
Time:
7:24
●
Geologist
ハナ。江別
今朝も曇りである。
寒さは少し収まった。
まだ長袖ワイシャツとウインドブレーカーを
着ていても丁度いいぐらいだ。
大学でも廊下の窓まで開けてしまうと
風が通って涼しくなりすぎた。
研究室とドアを開けるだけで丁度いい。
今日は午前にゼミがひとつある。
あとは研究できる時間がある。
改訂作業に専念できる。
昨日は第8章がやっと終わった。
この章には、ひと月ほどかかっている。
まあ、まったく新しく書いたので
仕方がないだろう。
改定作業もあと2章分となったので、
先行きへの目処が立ってきた。
できれば今月中に初稿を書き上げたいのだが。
毎日同じことを行っている気がするが。
2020-06-18
●雨模様:No 7060 2020.06.18
Time:
6:54
●
Geologist
雫。江別
今朝は、雨が降りそうな
空模様の中を歩いてくる。
幸い歩いている間は
降らることとなく大学に到着する。
昨日から肌寒く、
長袖のワイシャツとウインドブレーカーを着てきた。
それで丁度いいくらいだ。
今日は午前に、講義がひとつと
午後に会議がある。
昨日は講義の合間に改訂作業をしていた。
手こずっていた第8章が
ようやく終わりそうだ。
今日も空き時間に進めていきたい。
あと2章分だが、今月中に、
なんとか初稿を仕上げたいのだが、
どうなるだろうか。
今朝は、雨が降りそうな
空模様の中を歩いてくる。
幸い歩いている間は
降らることとなく大学に到着する。
昨日から肌寒く、
長袖のワイシャツとウインドブレーカーを着てきた。
それで丁度いいくらいだ。
今日は午前に、講義がひとつと
午後に会議がある。
昨日は講義の合間に改訂作業をしていた。
手こずっていた第8章が
ようやく終わりそうだ。
今日も空き時間に進めていきたい。
あと2章分だが、今月中に、
なんとか初稿を仕上げたいのだが、
どうなるだろうか。
EarthEssay 2_183 清江化石群 1:ラーゲルシュテッテ
Time:
0:00
●
Geologist
EarthEssay
2_183 清江化石群 1:ラーゲルシュテッテ
を発行しました。
中国で見つかった新しい化石群を紹介します。
ニュースは見ていて、関連情報を記録していたのですが、
最近まで放置していましたが、
今回から、シリーズで紹介することにしましょう。
2_183 清江化石群 1:ラーゲルシュテッテ
を発行しました。
中国で見つかった新しい化石群を紹介します。
ニュースは見ていて、関連情報を記録していたのですが、
最近まで放置していましたが、
今回から、シリーズで紹介することにしましょう。
2020-06-17
●第8章を書こう:No 7059 2020.06.17
Time:
6:55
●
Geologist
葉。江別
今朝も曇りで風が強い。
いつものように歩いてくるが、
風が強いため肌寒かった。
今日は午前と午後に講義がある。
それ以外の時間は、
本の改訂にかかれる。
なかなか第8章が終わらない。
ほとんど新たに書いているので
手間がかかるのは仕方がないのだが、
ここまで手こずるとは思っていなかった。
今日も少しでもいいから進めていこう。
2020-06-16
●湿度が高め:No 7058 2020.06.16
Time:
7:15
●
Geologist
道。江別
今朝も曇りで風がある。
昨日も晴れ間がでたり、
雨がちらついたりした。
湿度が高く、昼間は閉めると暑いして
開けると涼しいという気候だった。
今日も似た天気だろうか。
今日は午前に講義の準備と
午後にはゼミが2つある。
その合間に文章を書かなければならない。
そして改訂版に取り掛かることになる。
昨日は堆積岩の項をほぼ書いた。
あとはこの章のまとめとなる。
なかなかはかどらないが
淡々と進めるしかない。
2020-06-15
●腰痛のではじめ:No 7057 2020.06.15
Time:
7:10
●
Geologist
ハナ。江別
今朝は曇りで雨が降りそうな雨空だ。
気温はそれほど高くないが、
少々湿度が高い。
ゼミを個別指導に変えたため
午前中のゼミの補講、
午後に3名の添削がある。
それ以外は研究に充てたい。
昨日は自宅で改訂原稿を少々書いていた。
腰痛が出はじめたので
パソコンのでの作業をやめた。
今日も、腰痛が残っているので、
無理をしないようにしなければならない。
今朝は曇りで雨が降りそうな雨空だ。
気温はそれほど高くないが、
少々湿度が高い。
ゼミを個別指導に変えたため
午前中のゼミの補講、
午後に3名の添削がある。
それ以外は研究に充てたい。
昨日は自宅で改訂原稿を少々書いていた。
腰痛が出はじめたので
パソコンのでの作業をやめた。
今日も、腰痛が残っているので、
無理をしないようにしなければならない。
GeoEssay 186 竜宮の潮吹き:岩脈と信仰
Time:
0:00
●
Geologist
GeoEssay
186 竜宮の潮吹き:岩脈と信仰
を発行しました。
新型コロナウイルスの影響で、
しばらくどこにも出かけられない日々がつづています。
多分、多くの人が同じ思いを抱いていることでしょう。
このエッセイで、少しでも旅に出た気分を味わっていただければと思います。
186 竜宮の潮吹き:岩脈と信仰
を発行しました。
新型コロナウイルスの影響で、
しばらくどこにも出かけられない日々がつづています。
多分、多くの人が同じ思いを抱いていることでしょう。
このエッセイで、少しでも旅に出た気分を味わっていただければと思います。
2020-06-13
●心地よい青空:No 7056 2020.06.13
Time:
7:03
●
Geologist
ハナ。江別
今朝は快晴である。
風が少々あるが、心地よい。
どこなにでかけたくなるような青空だ。
日常の人出はだいぶ戻っているが
まだ、通常ではない。
大学もレベルは下がったが
まだ学生や部外者は入構禁止で
職員も最小限で自宅勤務が継続中である。
昨日は、文章を書くことに手こずった。
改訂作業は少し進めたが、
なかなかはかどらない。
今日もいつものように大学で仕事をする。
今日も改訂作業を進めていく予定だ。
186 竜宮の潮吹き:岩脈と信仰
Time:
0:00
●
Geologist
新型コロナウイルスの影響で、しばらくどこにも出かけられない日々がつづています。多分、多くの人が同じ思いを抱いていることでしょう。このエッセイで、少しでも旅に出た気分を味わっていただければと思います。
今回は、山口県の北西部にある長門市の話題です。昨年8月末の調査は、悪天候に祟られていたのですが、大雨の秋吉台の翌日、数少なかった晴れた日に訪れた地でした。
長門市は、下関市と萩市の間に位置しており、今回の目的地は、海岸の露頭です。長門市の海岸は、日本海に向かって、東には青海島(おおみじま)が、西には油谷(ゆや)半島から向津具(むかつく)半島が、牛の角のように、曲がりくねりながら突き出ています。今回訪れたのは、油谷半島の付け根にあたる油谷(ゆや)津黄(つおう)の海岸です。
油谷津黄の海岸は、複雑な海岸線になっており、岩礁や洞、小さな入り江などの景観があり、北長門国定公園にも指定されています。高さ200mを越すところもあるような、切り立った崖の海岸になっています。この崖は、海での浸食でできた海食崖です。
津黄の海食崖に「竜宮の潮吹き」と呼ばれるところがあります。崖の海面近くには、小さな穴(縦1m、横20cm)隙間が空いているそうです。海が荒れて波が激しくなって、この穴に波が当たり海水が入り込むと、中の空気が圧縮され、穴から一気に外に吹き出します。その時、一緒に音と立てて空気が飛び出すとともに、海水も吹き上がります。このような現象は「噴潮(ふんちょう)」と呼ばれています。条件(北東の風)が合えば、最大30mの高さにまで噴潮が上がっていくそうです。その様子は、龍が天に登るように見えるとのことです。残念ながら、私が訪れたときは、噴潮はありませんでした。この噴潮現象は国の天然年記念物及び名勝に指定されています。
海岸の露頭は、津黄安山岩と呼ばれる火山岩からできています。そしてこの竜宮の潮吹きの起こる崖には、みごとな岩脈がみられます。典型的な貫入岩を観察することができました。岩脈は、幅15から20mで、少し陸側に傾いていますが、貫入面がきれいに見えています。ただし、岩石は安山岩ではなく、デイサイトと呼ばれる火山岩です。
岩脈は変質していて、赤褐色や黄色、白っぽくなったりと、色合いが平行になっています。このような並行な色合いは、マグマが貫入した時、流れた様子をそのまま反映したもので、流理構造と呼ばれます。貫入面に近いところは、赤褐色になっており、緻密細粒で、急冷縁と呼ばれるものがよくわかります。これれらの特徴は、このデイサイトが貫入岩であることをよく表しています。
この周辺には、前後して火山活動が多数起こっています。今岬玄武岩、津黄安山岩、デイサイト岩脈に区分されされています。今岬は、ここから6kmほど東にあり、海に1kmほど突き出たところを中心に、今岬玄武岩やその火砕物が分布しています。この貫入岩は、津黄安山岩の分布地域にあります。
津黄安山岩は、安山岩溶岩を主としていますが、下部に巨礫岩、中部に火砕岩質の礫岩から砂岩、泥岩の地層があります。デイサイト岩脈は、この津黄安山岩類に貫入しています。貫入されている津黄安山岩類は、火山砕屑物を主としていますが、粗粒で淘汰の悪い堆積物(礫岩から砂岩)になっています。地層面が明瞭ですから、水中で堆積した地層のようです。デイサイトは、3500万年前ころに貫入したマグマだとわかっています。時代は、古第三紀始新世後期になります。
岩脈を見に来たのですが、竜宮の潮吹きは、残念ながら噴潮現象は見られませんでした。この噴潮現象の海岸には、元乃隅(もとのすみ)神社という有名な観光地でもあります。当然ですが、この神社のほうが有名で観光地となっています。
この神社は、貫入岩の崖よりさらに上の崖に建っています。神社から海岸まで曲がりくねった100m以上の急な坂道が参道になっています。そこに多数の鳥居(123基あるそうです)が並んでいます。その並ぶ鳥居が壮観で、観光名所となっています。
昨年行った時も、平日にもかかわらず、駐車場には車がいっぱいで、歩いている観光客も多数いました。駐車場から海岸まで下って、岩脈をじっくりと観察しました。海岸を散策するのんびりと観光客は少なく、岩脈に興味を持っているのは私だけでした。まあ、地質や石というマイナーな興味なので、しかたがないのでしょう。でもこの岩脈はなかなか見応えがあったのですが。じっくりと岩脈を見た後、鳥居の列が見事な参道を登っていきました。
元乃隅神社は、もともとは元乃隅稲成(もとのすみいなり)神社という名称だったそうですが、CNNが2015年に「Japan's 31 most beautiful places」(日本で最も美しいところ31)に選んだ中にはっていたことで、海外からも多数の観光客が来るようになりました。ところが、長い神社名は外国人にわかりにくいということで、2019年に現在のものに変更したそうです。外国人、観光のために、社名を変更とは驚きです。まあ、考え方はいろいろですが。
ホームページをみたところ、元乃隅神社は新型コロナウイルスの感染防止のため、現在は「参拝中止」だそうです。境内と鳥居内には入れないとのことでです。ただ、龍宮の潮吹は、自由にいけるようです。
・リモートにて・
北海道、札幌も緊急事態宣言が解除されました。
札幌ではまだ新規感染者がでていますが、
だんだんと状況は好転しているので、
順次、レベルはゆるくなっていくようです。
大学でも先週からレベルもひとつゆるくなりました。
とはいっても、学生および部外者の入構禁止は継続中です。
現在、講義も会議も、すべてネット経由のリモートでの対応です。
私は、毎日、大学の研究室まで通っています。
研究とリモート授業の準備があるためです。
研究室内は一人きりなので、マスクはしていませんし、
通勤も人の少ない時間帯、場所しか通らないので
マスクは不要なのでしていません。
ただ、大学で人に会う時(少ないですが)のみ
マスクを使用することになります。
そんなときは、ついついマスクを忘れて、
研究室に取りに戻ることもあります。
休みも家内が買い物をしてくれるので、
出かける必要はありません。
まあ、いつもの日常の研究生活を同じですかね。
・調査へ行きたし・
調査に出れないことが辛いですね。
今年予定していた調査は、
四国、東北、北海道3箇所でした。
それが道内は今後可能かもしれませんが、
道外は予定が立たないので諦めることにしました。
でも、9月以降なら道内なら
調査にでることは可能かもしれません。
期待していますが、どうなるのでしょうかね。
今回は、山口県の北西部にある長門市の話題です。昨年8月末の調査は、悪天候に祟られていたのですが、大雨の秋吉台の翌日、数少なかった晴れた日に訪れた地でした。
長門市は、下関市と萩市の間に位置しており、今回の目的地は、海岸の露頭です。長門市の海岸は、日本海に向かって、東には青海島(おおみじま)が、西には油谷(ゆや)半島から向津具(むかつく)半島が、牛の角のように、曲がりくねりながら突き出ています。今回訪れたのは、油谷半島の付け根にあたる油谷(ゆや)津黄(つおう)の海岸です。
油谷津黄の海岸は、複雑な海岸線になっており、岩礁や洞、小さな入り江などの景観があり、北長門国定公園にも指定されています。高さ200mを越すところもあるような、切り立った崖の海岸になっています。この崖は、海での浸食でできた海食崖です。
津黄の海食崖に「竜宮の潮吹き」と呼ばれるところがあります。崖の海面近くには、小さな穴(縦1m、横20cm)隙間が空いているそうです。海が荒れて波が激しくなって、この穴に波が当たり海水が入り込むと、中の空気が圧縮され、穴から一気に外に吹き出します。その時、一緒に音と立てて空気が飛び出すとともに、海水も吹き上がります。このような現象は「噴潮(ふんちょう)」と呼ばれています。条件(北東の風)が合えば、最大30mの高さにまで噴潮が上がっていくそうです。その様子は、龍が天に登るように見えるとのことです。残念ながら、私が訪れたときは、噴潮はありませんでした。この噴潮現象は国の天然年記念物及び名勝に指定されています。
海岸の露頭は、津黄安山岩と呼ばれる火山岩からできています。そしてこの竜宮の潮吹きの起こる崖には、みごとな岩脈がみられます。典型的な貫入岩を観察することができました。岩脈は、幅15から20mで、少し陸側に傾いていますが、貫入面がきれいに見えています。ただし、岩石は安山岩ではなく、デイサイトと呼ばれる火山岩です。
岩脈は変質していて、赤褐色や黄色、白っぽくなったりと、色合いが平行になっています。このような並行な色合いは、マグマが貫入した時、流れた様子をそのまま反映したもので、流理構造と呼ばれます。貫入面に近いところは、赤褐色になっており、緻密細粒で、急冷縁と呼ばれるものがよくわかります。これれらの特徴は、このデイサイトが貫入岩であることをよく表しています。
この周辺には、前後して火山活動が多数起こっています。今岬玄武岩、津黄安山岩、デイサイト岩脈に区分されされています。今岬は、ここから6kmほど東にあり、海に1kmほど突き出たところを中心に、今岬玄武岩やその火砕物が分布しています。この貫入岩は、津黄安山岩の分布地域にあります。
津黄安山岩は、安山岩溶岩を主としていますが、下部に巨礫岩、中部に火砕岩質の礫岩から砂岩、泥岩の地層があります。デイサイト岩脈は、この津黄安山岩類に貫入しています。貫入されている津黄安山岩類は、火山砕屑物を主としていますが、粗粒で淘汰の悪い堆積物(礫岩から砂岩)になっています。地層面が明瞭ですから、水中で堆積した地層のようです。デイサイトは、3500万年前ころに貫入したマグマだとわかっています。時代は、古第三紀始新世後期になります。
岩脈を見に来たのですが、竜宮の潮吹きは、残念ながら噴潮現象は見られませんでした。この噴潮現象の海岸には、元乃隅(もとのすみ)神社という有名な観光地でもあります。当然ですが、この神社のほうが有名で観光地となっています。
この神社は、貫入岩の崖よりさらに上の崖に建っています。神社から海岸まで曲がりくねった100m以上の急な坂道が参道になっています。そこに多数の鳥居(123基あるそうです)が並んでいます。その並ぶ鳥居が壮観で、観光名所となっています。
昨年行った時も、平日にもかかわらず、駐車場には車がいっぱいで、歩いている観光客も多数いました。駐車場から海岸まで下って、岩脈をじっくりと観察しました。海岸を散策するのんびりと観光客は少なく、岩脈に興味を持っているのは私だけでした。まあ、地質や石というマイナーな興味なので、しかたがないのでしょう。でもこの岩脈はなかなか見応えがあったのですが。じっくりと岩脈を見た後、鳥居の列が見事な参道を登っていきました。
元乃隅神社は、もともとは元乃隅稲成(もとのすみいなり)神社という名称だったそうですが、CNNが2015年に「Japan's 31 most beautiful places」(日本で最も美しいところ31)に選んだ中にはっていたことで、海外からも多数の観光客が来るようになりました。ところが、長い神社名は外国人にわかりにくいということで、2019年に現在のものに変更したそうです。外国人、観光のために、社名を変更とは驚きです。まあ、考え方はいろいろですが。
ホームページをみたところ、元乃隅神社は新型コロナウイルスの感染防止のため、現在は「参拝中止」だそうです。境内と鳥居内には入れないとのことでです。ただ、龍宮の潮吹は、自由にいけるようです。
・リモートにて・
北海道、札幌も緊急事態宣言が解除されました。
札幌ではまだ新規感染者がでていますが、
だんだんと状況は好転しているので、
順次、レベルはゆるくなっていくようです。
大学でも先週からレベルもひとつゆるくなりました。
とはいっても、学生および部外者の入構禁止は継続中です。
現在、講義も会議も、すべてネット経由のリモートでの対応です。
私は、毎日、大学の研究室まで通っています。
研究とリモート授業の準備があるためです。
研究室内は一人きりなので、マスクはしていませんし、
通勤も人の少ない時間帯、場所しか通らないので
マスクは不要なのでしていません。
ただ、大学で人に会う時(少ないですが)のみ
マスクを使用することになります。
そんなときは、ついついマスクを忘れて、
研究室に取りに戻ることもあります。
休みも家内が買い物をしてくれるので、
出かける必要はありません。
まあ、いつもの日常の研究生活を同じですかね。
・調査へ行きたし・
調査に出れないことが辛いですね。
今年予定していた調査は、
四国、東北、北海道3箇所でした。
それが道内は今後可能かもしれませんが、
道外は予定が立たないので諦めることにしました。
でも、9月以降なら道内なら
調査にでることは可能かもしれません。
期待していますが、どうなるのでしょうかね。
2020-06-12
●研究費採択:No 7055 2020.06.12
Time:
7:36
●
Geologist
ハマナス。江別
今朝は晴れ。
風が少々あるが、気温が高めだ。
少々早めに自宅をでたが、
ゆっくりと撮影してきたた
いつもと同じ時間に大学に着く。
最近、昼間が暑く感じるようになってきた。
本州では梅雨がはじまっているようだ。
昨日、学内の研究費の採択の通知があった。
昨年は採択されなかったのが助かった。
使途項目は印刷費だったのだが、
新型コロナウイルスの影響で
他の目的ではなかなか申請しにくいものなので、
申請数も少なかったようだ。
今日は午前中にゼミの予定だったが、
学生から連絡があり、別の日にることになった。
おかげで今日は研究に専念できる。
締切が近い文章があるので、
それを優先していきあとは改訂版の執筆となる。
2020-06-11
●薄曇り:No 7054 2020.06.11
Time:
7:18
●
Geologist
モミジ。江別
今朝は薄曇りである。
風が少々あるが、心地よい気温だ。
少し寝過ごしたので
いつもより少々遅めに
自宅をでることになった。
時間がずれると
いつも会う人とは全く違った人たちをみる。
また早朝でも時間もたっているので
人の動きも活発になっている。
今日は、午前中に講義があり、
午後に会議がある。
その合間に執筆することになる。
昨日は講義の合間に、
改訂版の執筆を進めた。
変成岩の記載部分について
やっと一通り書き終わった。
新たな図がひとつ増えた。
変成岩の記載にも、
まだ修正加筆は必要だが、
今週中になんとか次の
堆積岩の記載に進みたいのだが。
EarthEssay 1_179 大陸地殻の新知見 4:地殻下部
Time:
0:00
●
Geologist
EarthEssay
1_179 大陸地殻の新知見 4:地殻下部
を発行しました。
アフリカのクラントン下の地殻について調べられました。
キンバーライトの捕獲岩を用いています。
捕獲岩は、大陸下部で変成作用を受けた岩石であることがわかり、原
岩の化学的特徴から大陸の形成史の証拠もでてきました。
1_179 大陸地殻の新知見 4:地殻下部
を発行しました。
アフリカのクラントン下の地殻について調べられました。
キンバーライトの捕獲岩を用いています。
捕獲岩は、大陸下部で変成作用を受けた岩石であることがわかり、原
岩の化学的特徴から大陸の形成史の証拠もでてきました。
2020-06-10
●夏仕様へ:No 7053 2020.06.10
Time:
7:05
●
Geologist
ラベンダー。江別
今朝は薄曇りで、風がある。
しかし暖かい、初夏の気候だ。
今日からランニングシャツと半袖にして
ウインドブレーカーも布製にした。
少しずつ夏仕様に変わっていく。
昨日は講義とその準備、
文章作成で一日が終わった。
今日は講義が2つあるが、
改訂版の作業が手がつけられなかった。
できれば今日は進めたいのだが。
昨日、アベノマスクが到着した。
小さいので私には使えない。
家内が使うそうだ。
2枚入っていたのだが
色が微妙に違っていた。
日本製だとありえない品質の基準だ。
それに今頃届くとは・・・。
今朝は薄曇りで、風がある。
しかし暖かい、初夏の気候だ。
今日からランニングシャツと半袖にして
ウインドブレーカーも布製にした。
少しずつ夏仕様に変わっていく。
昨日は講義とその準備、
文章作成で一日が終わった。
今日は講義が2つあるが、
改訂版の作業が手がつけられなかった。
できれば今日は進めたいのだが。
昨日、アベノマスクが到着した。
小さいので私には使えない。
家内が使うそうだ。
2枚入っていたのだが
色が微妙に違っていた。
日本製だとありえない品質の基準だ。
それに今頃届くとは・・・。
2020-06-09
●執筆は進んでいるが:No 7052 2020.06.09
Time:
7:41
●
Geologist
カツラ。江別
今朝は曇っているが暖かい。
いつものように歩いてくる。
若葉が落ち着いた葉となっていく。
季節が移ろうのを感じる。
今日は午後からゼミが2つある。
午前中はその準備と
明日の講義の準備をしなければらならい。
その合間に執筆をする。
昨日は変成岩の項目を書いていた。
内容が詳細になっていき、
表の内容も多くなり、2つの分けた。
変成岩で書く内容がひたすら増えていく。
まあ、進んでいるでのいいとしよう。
今朝は曇っているが暖かい。
いつものように歩いてくる。
若葉が落ち着いた葉となっていく。
季節が移ろうのを感じる。
今日は午後からゼミが2つある。
午前中はその準備と
明日の講義の準備をしなければらならい。
その合間に執筆をする。
昨日は変成岩の項目を書いていた。
内容が詳細になっていき、
表の内容も多くなり、2つの分けた。
変成岩で書く内容がひたすら増えていく。
まあ、進んでいるでのいいとしよう。
2020-06-08
●今日は執筆に集中:No 7051 2020.06.08
Time:
7:23
●
Geologist
ハナ。江別
今朝は曇りである。
日曜日は晴れていたが
少々涼しく、快適な気温だった。
今日も少々涼しい。
今日は講義がないので、
講義の準備と、文章を書きながら
改訂版の執筆である。
昨日は自宅でデータ整理をしていた。
そもを終えて少し文章も書いていた。
だが、自宅だとなかなか集中できず
午前中で仕事は終えた。
今日はその続きから始めることになる。
2020-06-06
●増量中:No 7050 2020.06.06
Time:
7:31
●
Geologist
スズラン。江別
今朝はどんよりとした曇り空である。
少々湿度が高目である。
いつものように大学に来て
窓もドアも全開する。
今朝、土曜なので、いつものように
研究室の掃除をかけようとしたら、
充電をし忘れていた。
掃除機をかけていたら途中で止まった。
バッテリーが弱っているのだが
研究室をかける程度の力は残っている。
今、充電しているので、
しばらくしたら、残りを掃除をしなければならない。
昨日、変成岩の記述をしていたら、
もうひとう表を作成する必要が生じた。
データを整理をしながら書き進めていった。
改訂版の内容が、すごく増加してきた。
文字数でいうと初版の倍程になりそうだ。
まだ最後までたどり着いてないので
今後はどうなるか不明だが。
なんとか今月中に終わりたいのだが。
悔いのないように書き進めたい。
2020-06-05
●書類の処分:No 7049 2020.06.05
Time:
7:29
●
Geologist
ハナ。江別
今朝は夜中に雨が降ったようで
道路に水たまりができている。
あるているときは晴れで
天気が良くなってきた。
研究室の不要なものを少しずつ整理している。
紙類を多く処理した。
書籍は研究費で以前購入したものは
図書に返却するのだが、
最近では消耗品扱いになっているので、
処分できるようになった。
まあ最近のは処分しないのと、
電子書籍があれはそちらにしているので
場所をとることはない。
それでも書籍、書類はやはり増える一方だ。
今日は午前に講義があるが、
あとは執筆に専念できる。
昨日の空き時間の改訂版の執筆をしていた。
第8章の変成岩を書き続けている。
あと一息まで進んできた。
なんとが目処がつきそうだ。
2020-06-04
●初夏の陽気:No 7048 2020.06.04
Time:
7:27
●
Geologist
花粉と虫。江別
今朝も晴れ。
心地よい青空である。
研究室は熱くなっているので、
廊下の窓を開けて、研究室の空気を入れ替える。
空気が入れ替わり心地よい室温となる。
今日は午前に講義ひとつあり
午後には会議がある。
空いた時間に改訂版の執筆をしていく。
変成岩にかかっている。
毎日、書き続けている。
まだしばらくかかりそうだ。
でも少しでもいいから進めていくしかない。
今朝も晴れ。
心地よい青空である。
研究室は熱くなっているので、
廊下の窓を開けて、研究室の空気を入れ替える。
空気が入れ替わり心地よい室温となる。
今日は午前に講義ひとつあり
午後には会議がある。
空いた時間に改訂版の執筆をしていく。
変成岩にかかっている。
毎日、書き続けている。
まだしばらくかかりそうだ。
でも少しでもいいから進めていくしかない。
EarthEssay 1_178 大陸地殻の新知見 3:初期は小さな大陸
Time:
0:00
●
Geologist
EarthEssay
1_178 大陸地殻の新知見 3:初期は小さな大陸
を発行しました。
地球の創成期には大陸はありませんでした。
時代とともに大陸が形成されてきました。
これまで、大陸の形成のメカニズムは、
大陸の岩石が用いられてきました。
今回の報告では、海洋地殻から大陸の様子が探られました。
1_178 大陸地殻の新知見 3:初期は小さな大陸
を発行しました。
地球の創成期には大陸はありませんでした。
時代とともに大陸が形成されてきました。
これまで、大陸の形成のメカニズムは、
大陸の岩石が用いられてきました。
今回の報告では、海洋地殻から大陸の様子が探られました。
2020-06-03
●初夏の空気:No 7047 2020.06.03
Time:
6:54
●
Geologist
サクランボ。江別
今朝は晴れ。
初夏の気温、風だ。
今日は寝過ごしたが、
いつもより少し遅めに自宅を出た。
北国で一番心地よい季節になった。
今日は午前と午後に講義がある。
午後は動画によるリモート講義になる。
未だになかなか慣れることができない。
肉体的には疲れないが
精神的に疲れる講義となる。
水曜日の午後の講義が終わると
なによりもホッとする。
本の執筆は第8章を続けている。
変成岩の記述に手こずっている。
全く新たに書いているところなので
手間と時間がかかる。
なんとか書き続けるしかない。
今朝は晴れ。
初夏の気温、風だ。
今日は寝過ごしたが、
いつもより少し遅めに自宅を出た。
北国で一番心地よい季節になった。
今日は午前と午後に講義がある。
午後は動画によるリモート講義になる。
未だになかなか慣れることができない。
肉体的には疲れないが
精神的に疲れる講義となる。
水曜日の午後の講義が終わると
なによりもホッとする。
本の執筆は第8章を続けている。
変成岩の記述に手こずっている。
全く新たに書いているところなので
手間と時間がかかる。
なんとか書き続けるしかない。
2020-06-02
●コツコツと:No 7046 2020.06.02
Time:
7:20
●
Geologist
ハナ。江別
今朝は雨模様だ。
自宅を出るときは止んでいたが、
歩いている時に、降り出した。
外気の気温はだいぶ低めである。
しかし、研究室に入ると暑つかった。
廊下と研究室の窓を開けて
風を通して涼しい空気をいれると
丁度いいくらいになった。
今日は午後の講義の準備と
明日の講義の準備をする。
あとは、改訂版の執筆にかかる。
毎日少しでも書き進めているのだが
なかなかはかどらないので焦りが出ている。
しかたがないが、
コツコツと書きすすめるしかない。
2020-06-01
●初夏:No 7045 2020.06.01
Time:
7:34
●
Geologist
ライラック。江別
今朝も快晴だ。
朝の空気はひんやりとしているが
大学に着く直前で、
カッコーの鳴き声を間近に聞く。
アカゲラの木をつつく音もも聞こえる。
心地良い初夏の朝だ。
今日は午後の会議があり、
あとは講義の準備となる。
それ以外の時間は、
本の改訂の執筆にあてられそうだ。
自宅でも第8章の図を一つ書き足したが
執筆はほとんど進めらなかった。
Monolog 221 ウイルス:無生物として進化
Time:
0:00
●
Geologist
Monolog 221
ウイルス:無生物として進化
を発行しました。
新型コロナウイルスの大流行で、
ウイルスについてもテレビや新聞、ネットなどで、
いろいろと知識を得られた方も多いと思います。
ウイルスを通じて、
生物や生命について考えていきましょう。
ウイルス:無生物として進化
を発行しました。
新型コロナウイルスの大流行で、
ウイルスについてもテレビや新聞、ネットなどで、
いろいろと知識を得られた方も多いと思います。
ウイルスを通じて、
生物や生命について考えていきましょう。
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