2015-06-29

●気ぜわしさ:No. 5293 2015.06.29


花。江別

今朝は、時々霧雨が
降るような天気である。
途中から傘をさしてきた。
霧雨の細かい雫が傘についていた。

いよいよ6月も終わる。
今年も半年が過ぎたことになる。
1月から、そして4月から
校務分担が変わってからさらに
「気ぜわしさ」という言葉が
ふさわしい状態になっている。
忙しいので、
いろいろな雑事を脳が
シャットアウトしているようだ。
精神的に潰れないための
自己防衛を脳がしているのだろう。
ときどき重要なスケジュールを
メモしていないために
ミスをすることがある。
優先順をつけて校務をこなしながら、
自分の研究も捨てることなく進めよう。
とりあえず、いまは論文を仕上げることだ。

2015-06-28

●今日は休日だが:No. 5292 2015.06.28


花。江別

今朝は小雨模様である。
次さしぶりに自宅でゆっくりとする予定だが、
家内がまだ体調不良なので、
その代行をいろいろしなければならない。
次男がクラブででかけるから
朝、車でバス停まで送る必要がある。
その後、いったん戻って
車のガソリンをいれ、
市役所の近くで用足しをして
長男の買い物に付き合い・・・
といろいろある。
まあ、しかし、朝の少しの時間は余裕がある。
その間だけは、自分の作業をしたいのだが、
今日は起きるのがいつもより少々遅く、
そろそろ次男が起きてきそうだ。

●国境の雪:No. 5291 2015.06.28

柴田哲夫著「国境の雪」
(ISBN978-4-04-110375-3 C0093)
を読んだ。
脱北者とそれを助ける情報部員、
さらに追いかける北の人間という単純なストーリだが
そこに中国の2010年から2012年あたりの
現在起こっている事件が次々と話の中に組まれていく。
連載中の実際の事件と
その背景事情が小説なっている。
ストーリの面白さより、
その背景のフィクションが面白い作品であった。

2015-06-27

●スリープモード:No. 5290 2015.06.27


花。江別

今朝も曇りである。
今日、昨日からパソコンに
作業をさせていたので、
その様子を見に来た。
なぜか途中で停止していた。
原因はパソコンが
途中でスリープモードになったためである。
その機能を停止して、
再度スタートさせることになる。

大学は昨日から学祭で、
今日がメインの祭りの日である。
しかし、家内が風邪で寝込んでいるので
午前中にいろいろと
用足しに出なければならない。
9時半ころには大学をでるつもりだ。
今年の学祭の見学はなしだ。

2015-06-26

●論文作成に専念したいのだが:No. 5289 2015.06.26


花。江別

今朝も曇りである。
ここしばらく涼しい。
ワイシャツを長袖にして、
ブレザーも着てきた。
少し前、2、3週前の服装だ。

昨日は、午前中、講義を挟んで
その前後に論文の図を少し書いて、
午後は、会議と打ち合わせしていたら
夕方になる。
今日も朝、打ち合せと校務書類の作成と
講義となる。
午後に時間があれば、
論文にかかりたいが、
作業予定がはいっている。
論文作成に専念したいのだが、
どの程度できるかは不明だ。
空き時間をすべてかけて
進めるしかない。

EarthEssay 1_140 月の起源 1:3つの説

EarthEssay
1_140 月の起源 1:3つの説
を発行しました。

月の起源については、
すでに紹介していたと思っていたのですが、
どうもまだ一度も紹介したことがなかったようです。
4月に月の起源に関する
新しい証拠が提示されました。
その論文とともに、
これまでの月の起源についても
紹介していきましょう。

2015-06-25

●作図:No. 5288 2015.06.25


花。江別

今朝は、曇りでなおかつ
風があり寒かった。
薄い上着のチャックを襟元まで上げて
風を防いで歩いてきた。
昨日から今日にかけて肌寒い。

昨日は午前の講義のあと、
ひたすら論文に関わっていた。
主には、論文用の作図にかかっていた。
過去の大量の作図のなかで
使えるものを変換して、
一部を使い、修正をかけていた。
1枚の図に6種の図を作成するのだが、
それ非常に複雑なので
かなり時間をかけた。
まだ、3分の1ができていない。
今日は空き時間が少ないので
どこまでできるかは不明だが。
講義の再構築も必要だ。

2015-06-24

●論文を進める:No. 5287 2015.06.24


ラベンダー。江別

昨日から降っている雨が
まだ続いている。
歩いているときは、
小雨が降っていた。
なかなか快晴が少ないが、
雨も少なかったので、
こんな日もいいのだろう。

昨日は寝不足の上で
遅くまで打ち合わせがあったので
少々疲れた。
お陰で今朝はぐっすり眠れた。
論文の締め切りが近づいてきた。
毎日少しずつ進めているが、
だんだん内容が増えている。
増えてきたので、
以前、最後の章を抜いたが、
さらに内容を分ける必要があるかもしれない。
まあ、今は、淡々と進めていくだけだ。

2015-06-23

●寝不足:No. 5286 2015.06.23

サイロ。江別

今日も曇っている。
昨夜は湿度が高かった。
ただし、布団かけなければ
肌寒いので布団をかけた。
すると暑苦しい。
寝苦しくて熟睡できず、
今日は朝起きても寝不足である。
3時過ぎくらいに目が覚め、
そのまま眠れず、
本を読みだした。
その後何度か眠ろうとしたが、
寝付けなかった。
今日は講義が3つあり、
夕方から会議がある。
どうも今日は疲れがたまっている。
無理せずにいこう。

2015-06-22

●カラスの子育て:No. 5285 2015.06.22


レンゲ。江別

今日は曇っている。
風が強く肌向かった。

カラスがいたるところで
子育てしている。
もうシーズンは終わったと思っていたが
まだ続いているようだ。
一人で早朝や夕方歩いていると、
襲われることが時々ある。
今朝も頭上で大騒ぎされた。
襲う場所もちょっしゅう
かわっているので
どこが危ないかがわからない。
以前、何度も後頭部を
突かれたことがあるので、
対処法は学んだ。
そのため、今では、頭を突かれることは
ほとんどなくなったが、
それでも、やはり頭上で
大騒ぎされることは恐ろしい。
この時期、歩いてくるコースを
考えなければならない。

2015-06-21

●馴染みの店:No. 5284 2015.06.21


葉。江別

今日は朝、曇っていたが、
歩いているうちに晴れてきた。
素晴らしい快晴になった。
今日も校務で大学に出てきている。

昨日の土曜日は、
家族全員が夕食時にそろっているので
久しぶりに外食にでた。
時々いく、中華料理店にいった。
子どもが小さい時からお世話になっているので
奥さんとは長い付き合いだ。
奥さんは、最近やっと子どもに対して
大きくなったねを言わなくなった。
大きくなっている子どもたちが
新たな記憶に定着したようだ。
1月か2月に一度くらいしか行かないが、
そんな馴染みの店もいいものだ。

2015-06-20

●補講:No. 5283 2015.06.20


花。江別

今日は曇りである。
風があったが、
蒸し暑い日である。

今日は2回あった休講の
補講を2講続けて
行なうことになっている。
私は立場上仕方がないのだが、
学生には迷惑をかけたことになる。

昨日は、論文を少し書いた。
少しは捗った。
今日の午後は、
明日の校務の準備を
進めなければならない。

●伝え方が9割:No. 5282 2015.06.20

佐々木圭一著「伝え方が9割」
(ISBN978-4-478-01721-0 C0030)
を読んだ。
典型的なハウツー本である。
しかし、これは使えるかもしれない。
明日の校務に適用してみようか。

●創世記機械:No. 5281 2015.06.20

ジェームズ・P・ホーガン著「創世記機械」
(ISBN978-4-488-66304-9 C0197)
を読んだ。
やはり面白い。
統一場理論を小説の中で作り上げている。
なおかつ定常宇宙説を証明している。
無限のエネルギーを作り上げ、
無敵の武器になっていく。
そこから主人公の科学者が
平和な社会生み出していく。
ホーガンにはハズレはない。

●学年ビリのギャルが:No. 5280 2015.06.20

坪田信貴著「学年ビリのギャルが
1年で偏差値を40上げて慶應大学に
現役合格した話」
(ISBN978-4-04-891983-8 C0095)
を読んだ。
昨日の病院の待合室や
自宅で一気に読んだ。
読みやすいのですぐに読めた。
必死に勉強すると
超一流とよばれる私立大学にも
合格できるということを実例で示したものだ。
ビリギャルがユニークなので
楽しく読める。
受験のテクニックも書かれているが
これは人それぞれだろうが。

2015-06-19

●健康でないこと:No. 5279 2015.06.19


花。江別

今日も晴れである。
湿度が低いので
北海道らしい青空になった。
風が少々強いので
肌寒く感じる。

今日は午前中の講義が終わったら、
午後病院のはしごをすることになる。
そのために車で大学に来た。
病院に通うとき
自分は健康体でないことを感じる。
その時には、一時的だが
健康には気をつけなければと思う。
最近は医者通いが多くなっていたが、
定期的に医者通いをしている。
気を引き締めなければいけない。

2015-06-18

EarthEssay 2_131 ハビタブル・トリニティ 5:生命誕生の条件

EarthEssay
2_131 ハビタブル・トリニティ 5:生命誕生の条件
を発行しました。

シリーズの最後に、
第二の地球が存在する可能性ですが、
これがなかなか大変かもしれません。
丸山さんたちの提示されたハビタブル・トリニティは、
いくつかの厳しい条件をクリアしなければ、
生命は誕生しないと考えられます。

●空き時間には論文を:No. 5278 2015.06.18


花。江別

今朝は晴れである。
湿度がそこそこあるので、
昼間は蒸し暑くなるかもしれない。

今日も午前中は講義で、
午後からは会議だ。
その合間を縫って論文を書き続ける。
昨日も同様に空き時間で
論文を書いていた。
なかなかはかどらないが
時間を書ければ
それなりの進捗はある。

2015-06-17

●論文が進まない:No. 5277 2015.06.17


実。江別

今朝は晴れである。
昨日に続いて天気である。
しかし、湿度が高く、
気温が高くなると
蒸し暑くなりそうだ。

そろそろ論文を進めていかないと
締め切りが危なくなってきた。
まとまった時間が
なかなか取れないので
論文を進められない。
でも、少しでも時間があれば
書き進めないといけない。

2015-06-16

●優先順に:No. 5276 2015.06.16


花。江別

今朝も曇りである。
湿度が高い。
気温が上がれば、蒸し暑くなりそうだ。
昨日も歩いて返ったら、
自宅は蒸し暑く感じ、
窓を開け放った。
しかし日が落ちたら涼しくなった。

今日は講義がびっしりあり
その合間に講義準備と、
校務の準備も必要になる。
あまり時間がない。
優先順に集中して
仕事をしなければならない。

●凶悪:No. 5275 2015.06.16

「新潮45」編集部編「凶悪
ある死刑囚の告発」
(ISBN978-4-10-1239187-7 C0193)
を読んだ。
映画にもなったノンフィクションである。
編集部が編者になっているが、
実際には、記者の宮本太一が
中心になって死刑囚に対応し、取材し、
事件の裏を撮っている。
また本文も執筆している。
非常におしろい内容であったが、
記者の調査から実際の犯人が捕まえられた。
複雑な人間関係もあるのが、
凶悪な犯人である。

2015-06-15

●リハビリを:No. 5274 2015.06.15


花。江別

今日は曇りである。
風がなく、穏やかである。

昨日はおとなしくしている予定であったが、
長男がプールにいくとき
急に泳ぎたくなり
一緒に泳いだ。
今朝はけだるいが、
久しぶりに運動をした。
1時間ほどの泳いだが、
最後はクロールの腕が上がらなくなった。
上半身の筋力が極端に落ちている。
少しずつリハビリを
していかなければと思っている。

126 横浪:層状チャートと赤色頁岩

 人の目は、選別能力が非常に高いものです。今回の層状チャートの調査で、それを感じることができました。ある範囲で一番典型的なものを、短時間で探すとき、識別能力が最大限に発揮されるものだと思いました。

 最近の研究テーマとして、時間が地層物質に記録されている様式を定型化できないかと考えています。典型的な地層を選び、時間が堆積物質にどのような様式で記録されているのか、その時間記録はどの程度の質と量を保存しているのか、現在にいたるまでの変容の過程はどの程度なのか、復元はどの程度可能か、などに思いをめぐらしています。
 最初の調査対象の地層として、日本列島によくみられるタービダイト層を選びました。タービダイト層とは、大陸斜面の堆積物として形成され、海洋プレートの沈み込みにともなって形成され、付加体の中に取り込まれます。付加体が主要な構成物である日本列島では、タービダイト層は重要な堆積岩となっています。タービダイト層の形成メカニズムがかなり解明されており、比較的簡単にまとめることができました。
 次に、層状チャートについて同様の整理を進めています。第一弾では、チャート層の概要を報告しました。つづいて今年は、層状チャートの成因にかんする現状をまとめながら、現地での調査をしていくことにしてます。新しい時代の層状チャート(四万十帯)と古い時代のもの(秩父帯)の典型的な地層を対象に絞って、詳しく調べていく予定です。
 典型的な層状チャートとして、四万十帯の横浪(よこなみ)メランジュの中のものを対象にしました。ここには、非常に見事な層状チャートの露頭があります。条件さえよければ、間近にその産状を観察することができます。その条件とは、干潮で天気がよいことです。
 横浪の層状チャートの露頭は、今年のゴールデンウィークに訪れました。ここは、今年の3月にも訪れています。横波の層状チャートは、やみつきになるのでしょうか、何度、訪れてもまた見たくなります。
 横波の層状チャートへの訪問は、2010年の夏、最初にチャレンジしました。そして挫折しています。満潮直後の時間帯で、なおかつ台風の余波で波が高く、難所を通ることができずに、一度は断念してしまいました。2度目は同年の秋の天気のいい日に訪れ、行きは満潮からはだいぶ過ぎていたのですが、干潮にはまだ時間がある時だったので、靴を濡らしながら難所を通り抜けて、やっと目的の露頭に到着できました。
 念願の層状チャートの露頭は、やはり見事でした。層状チャートの露頭の真ん中には、入江があります。入江の向こうの崖には、層状チャートと赤色頁岩が互層をなす見事な崖がありました。その露頭は日陰で波をかぶっていたのですが、入江の手前から、眺めることができました。帰りは干潮に近い時間なっていたので、行きで難所であったところもあっさりと通ることできた。当たり前のことですが、これ以降、干潮時間を調べて訪れるようになりました。
 その後、干潮時間に訪れたところ、入江は完全に潮が引いていました。入江に降りて、崖にたどり着くことができました。層状チャートと赤色頁岩の互層にしっかりと観察して、データもとりました。入江の崖は、位置的に日陰と日向のコントラストが強く撮影にあまりいい条件ではありませんでした。
 あまりの見事な露頭を間近に観察できたことに興奮していたのでしょうか、自作のカラースケールがなくなっているのを後で気づきました。写真撮影で使ったあと、ポケットに戻したつもりが、しっかり入っていなかったようで、崖の前に落としたようです。さらに、帰りには、首からぶら下げていたカメラを岩にぶつけて、カバーレンズを割ってしまいました。あまり興奮すると、ろくなことがないようです。
 今年は、2回もいってるので落ち着いて調査をすることができました。3月には、とりあえず代表的なチャート層を一層決めて、それを詳しく観察し、接写から遠景まで、さまざまな画角で撮影しました。それを論文で利用したのですが、とりあえずパッと目についた一層なので、もっと典型的なものがあるはずです。また、チャート層のバリエーションも見つけて詳しく観察し、撮影もしようと考えて、5月に再度訪れました。
 3月は目についたチャート層を簡単に選んだので、5月の調査では、じっくりと落ち着いて選択していけば、もっといいもの、違ったタイプも見つかるはずだ、と思って調査にいきました。ところが、なかなかいい層が見つからないのです。なんとがもう一つ典型となりそうなものを見つけたのですが、最初のものが一番いい層なのです。もっと時間をかければ、あったかもしれませんが、許された時間内で探したところ、パッと見つけた層が一番でした。この時、人の無意識におこなっていても、その選別の能力は、優れたものだと思いしらされました。
 横浪メランジュは、国の天然記念物に指定されました。五色浜の入り口に看板ができ、いつのころからか、難所をつくっていた大岩もなくなっており、通りやすくなっていました。干潮でなくとも、濡れる覚悟さえすれば、危険を覚えるようなルートでなく、無難に通れるようになりました。干潮の時を選べば、難所ではなく、足もとを濡らすこともなく、簡単に通れるようになっていました。
 ただし、層状チャートまでのルートは、尾根をなす岩場をいくつか越えるので、それほど楽ではなのですが、注意していけな、誰でも行けるようになりました。また、岩場の海岸を歩くことになるので、少々の体力も必要ですが。
 横浪の層状チャートは学会や雑誌、専門書の表紙になるほど見事な露頭なのですが、肝心のチャートの成因は、まだ確定していないようです。
 層状チャートを詳しく見ると、相異なる成因の産状を示してみえるようです。一見単調にチャートが層をなして繰り返してるだけにみえるのですが、なかなか複雑な背景があるのです。
 層状チャートのそもそもの素材は、海洋の珪質の殻をもったプランクトンの死骸です。プランクトンの死骸が海洋底に沈み、有機物が溶けて珪質の殻だけが残ったものです。さらに炭酸塩と珪酸塩の海洋での溶解度の違いによって、深海底では珪質の殻だけが残り、チャート層ができると考えらます。
 チャートの堆積速度が調べると、なんと1000年で数mm程度の厚さしか堆積しないのです。層状チャートでは、チャートの厚さは数cmから十数cm、時には数10cmにもなりますので、一層が堆積するのに、少なくとも数千年、時には数万年かかっていることになります。薄い頁岩も、数千年かかるとされています。
 この堆積速度が意味することは、通常はプランクトンが活動しているときはチャート層が堆積しており、数千年か数万年に一度くらいの頻度で、珪質の殻をもつプランクトン全種類がいなくなったことを意味します。珪質のプランクトンは、放散虫で植物性プランクトンを餌としており、大型の動物の餌となります。つまり海洋の生態系の基礎を担っています。チャートの堆積がストップしているということは、海洋生態系の長期にわたる停止、つまり大絶滅の記録とみなせるのです。多数の層状チャートが形成されているので、繰り返し大絶滅があったことになります。これは、私たちの生物進化における絶滅観を変えるくらいの意味を持っています。
 ただし、層形成には他の説もあります。それは、別の機会にしましょう。
 多数のチャートが繰り返す層状チャート、そして入江の奥には赤色頁岩の成分がまじっている層状チャートに変わります。そんな層状チャートをみると、どうしてこの地層ができたのかの疑問は、さらに不思議さを増します。そんな不思議さも、層状チャートの美しさも増すこそすれ減らすことはありません。

・人の記憶・
私の野外調査の日程は、
1週間前後しかとれません。
あちこち回る余裕はありません。
限られた場所を、じっくりとみることにしています。
その期間に絶対見たいところは、
調査の最初と予備として最後にも
調査予定が入れられるように
調整するようにしています。
今回の横浪も、天候不良があったときに備えて
最後にも日程も取れるように考えていたのですが、
干潮が夕方になるので、
最初の日程がベストでした。
今回は、予定通りこなすことができました。
おかげで別の地域にいくことができました。
そこも3度目のところでしたが、
新たな発見がありました。
今まで違う目的で見ていたので
目にしてはいたのですが、
記憶に残っていなかったようです。
人の記憶はいい加減なものです。

・季節の移ろい・
6月の北海道はいい季節です。
今年のYOSAKOIソーランは
6月10日から14日の日程でおこなわれました。
札幌の大通り公園を中心としたイベントが
最大の規模ももので、全国、世界各地からチームが参加します。
この期間終了後も、
チームは各地の祭りやイベントに呼ばれて
なんども踊ることになります。
気の早いチームは来年に向けての準備にも入るのでしょう。
春から初夏の風物詩がひとつずつ進み、
季節が巡っていきます。

GeoEssay 126 横浪:層状チャートと赤色頁岩

GeoEssay
126 横浪:層状チャートと赤色頁岩
を発行しました。

人の目は、選別能力が非常に高いものです。
今回の層状チャートの調査で、
それを感じることができました。
ある範囲で一番典型的なものを、
短時間で探すとき、
識別能力が最大限に発揮されるものだと思いました。

2015-06-14

●同窓:No. 5273 2015.06.14

今日は長男がプールに泳ぎにくというので
私も泳ぎに行こうかとも思ったが、
病み上がりでもあるので、
自宅でのんびりすることにした。
買い物したいものもあったが、
どうするかは未定だ。

数日前、大学時代の旧友から連絡があった。
飲み会をしようという誘いである。
とりあえず、同期のメールリストをつくることにし、
それをもとに夏休みに飲み会を
札幌でしようということにした。
今、メールアドレスを集めているが
どの程度集まるかは未定である。
何人かが積極的動いていくれている。
懐かしい顔を思い浮かぶが、
なぜか、なかなか思い浮かべられない顔もある。
それもまた善きかな。

●虐殺器官:No. 5272 2015.06.14

伊藤計劃著「虐殺器官」
(ISBN978-4-15-030984-8 C0193)
を読んだ。
非常に評判のいいSFである。
日本だけでなく翻訳され海外でも
屈指の作品と評価されている。
固有の世界を生み出している。
しかし、私は直前にホーガンを読んでいるので
彼の作品と比べてしまうので、
どうしても見劣りがしてしまう。
夭折の作家だから作品数は少ないが、
あとひとつ長編があるので
入手しておき、いい時期に読んでみたい。

2015-06-13

●仕事に追われるということ:No. 5271 2015.06.13


花。江別

今朝は曇りで風も少しある。
心地よい快晴は昨日だけだった。

今日は午後から2続けて
会議があるので大学に出てきている。
学部の1年生の行事もあるので
それにも顔をだすつもりである。
あとは、論文と校務を
していかなければと考えている。

休みの日も仕事に追われるのは
正常な生活なだろうか。
少々疑問を感じる。
が、今のところは
仕方がないのだろうな。

2015-06-12

●いろいろとあった一日:No. 5270 2015.06.12


タンポポ。江別

今朝は久しぶりに
北海道らしい青空になった。
風が少々あって肌寒いが
心地よい朝であった。

昨日は午前中講義をおこなった。
休校続きの講義なので
突然の休校のお詫びと
補講の案内をして
講義をすすめていかなければらならなかった。
いくつかの打ち合わせもした。
でも、隙間の時間で
論文を少し進めた。

昼前に大学をでて昼一番に病院にいく。
この治療により体調が戻った。
通常の状態に戻ったのだが、
健康のありがたさを感じる瞬間である。
来週に治療後の診察を受けて
一段落になりそうだ。

2015-06-11

●論文を読む:No. 5269 2015.06.11


ヒナゲシの花弁。江別

今朝は曇りで霧雨が降っている。

今日は車できた。
午前中の講義をすませ、
打ち合わせをして、
午後一番に病院に行くために
すぐに帰れるようにするためである。

昨日は論文にかかれた。
ただし新しい内容を書くために、
いろいろ論文を入手して読み込んだので
なかなか文章は進まなかったが、
読み込んだ論文で
図と表がひとつずつ作成することができた。

EarthEssay 2_130 ハビタブル・トリニティ 4:海水の量

EarthEssay
2_130 ハビタブル・トリニティ 4:海水の量
を発行しました。

生命の進化には、
惑星として満たすべき条件が
さらに必要だといいます。
海水の量です。
海水が多ければ大陸の岩石できたとしても、
陸地ができないことになります。
生命の進化には
絶妙の条件が必要なのかもしれません。

2015-06-10

●論文が進行:No. 5268 2015.06.10


雫。江別

今朝は、雨上がりの道を歩いてきた。
黒い雲がまだ全天を覆っている。
昨日は雨風が強かったが、
その悪天候が、まだ続いている。

昨日は講義の合間を縫って
久しぶりに論文の執筆をした。
ただし、時間があまりなかったので
ほとんど進まなかった。
ただ、少しでも書ければ
精神的に落ち着きだ訪れる。

2015-06-09

●できる範囲で:No. 5267 2015.06.09

コスモス。江別

今朝は、曇で風が強い。
気温は高いが、
体感温度は低い。

昨日の午前は会議と、
午後は、たまった校務をこなした。
講義の準備も少しした。
後半をほとんど新しく
作りなおさなければならない
講義がひとつある。
それに少々手間取っている。
1、2週間かけて
準備を進めていかなければならない。

論文もそろそろ書き進めないと
だいぶ予定より遅れてきた。
来週の締め切りに
間に合わせなければならないの
少々あせりがでてきた。

しかし、無理せず、できる範囲で。

2015-06-08

●通常に:No. 5266 2015.06.08

タンポポの実。江別

今日は雨上がりの曇りの空のもとを
歩いてきた。

通常の勤務体制に復帰する。
校務も通常どおりに進める。
あせらず、しかし手抜きせず、
急がず、しかし着実に、
できる範囲で最大限に進むことにする。

体調はだいぶ戻ってきたが
まだ本調子でない。
朝歩いてきたが
少々違和感があったが、
不調ではない。
カテーテルを抜くまで
無理をしないことにする。

2015-06-07

●結石:No. 5265 2015.06.07

結石。体内より

昨日は自宅であまり動きまわることなく
おとなしくしていた。
食事付は通常どおりで、
コーヒーなどもいつものように飲んだ。
抗生物質を変えてもらったが
やはりあわないのかもしれない。
下痢を始めた。
あと何回回飲んで下痢が続くようなら
やはり病院に連絡してやめることにしよう。

今朝、結石をよく見るため撮影した。
長軸:5mm 短軸:3mm
ほどの大きさである。
小さな球状の褐色の集合体である。
シュウ酸カルシウムもしくはリン酸カルシウムの結晶である。
自然排出されるぎりぎりのサイズである。
私の尿管が少々狭いのかもしれない。
結石が今まで排泄された経験はない。
左右の腎臓に数個ずつ数mmの結石がある。
今後も結石が落ちてくることがあると思うと
ぞっとするが自然排出を望むのみ。

●繋がれた明日:No. 5264 2015.06.07

真保裕一著「繋がれた明日」
(ISBN4-02-264359-5 C0193)
を読む。
病院で少し読みだしたが、
テーマが重い内容で
なかなか読み進められなかったが、
やめられない魅力もあった。
自宅で読み進めたら
だんだん面白くなってやめられなくなり
一気に読んでしまった。

2015-06-06

●入院中の成果?:No. 5263 2015.06.06

読書: 少し読みかけていたものを入院中に読み切る。
原稿書き原稿を書く。分量が多すぎるので別の原稿用か
論文を数篇読む。
特にmaruyama論文(紙2篇)と、
磯崎、堀さんの書いた
チャート成因論の論文(PDF)を数篇読む。
これらは、なかなか一気でにはできないことである。
それをこの4日間にできた。
またなにより、寝ている間にいろいろ考えた。
そして、今朝、退院までの2、3時間で
いろいろメモした。
失ったものもあるが、
苦痛以外にも得たものもあるのだ。
考えようである。

●造物主の掟:No. 5262 2015.06.06

ジェームス・P・ホーガン「造物主の掟」
(ISBN978-4-488-66307-0 C0197)
を読む。
少し読みかけていたものを入院中に読み切る。
ハードSFで設定や世界観を理解するのに
少々時間がかかるが、
それに入り込めば
目指している世界が大きく
圧倒される。
さすがホーガンである。
生命の進化と知性の展開をロボットの世界で描いている。
面白い。
この続編があるので楽しみだ。
ひさしぶりにホーガンを読む。
これの作品の翻訳が
あまり進んでいないのは残念だ。
絶版になりつつあるのもでているので、
少しずつ集めておくことにする。

2015-06-04

EarthEssay 2_129 ハビタブル・トリニティ 3:ハビダブル・ゾーン

EarthEssay
2_129 ハビタブル・トリニティ 3:ハビダブル・ゾーン
を発行しました。

生命の惑星になるためには、
惑星の軌道条件(ハビタブル・ゾーン)に
質量条件を満たした惑星で、
さらにハビタブル・トリニティをも
満たしていなければなりません。
生命の誕生には
いろいろクリアすべき条件があります。

2015-06-03

●今が、その時:No. 5261 2015.06.03

昨日は3つの講義をこなした。
今日は午前中1つの講義をおこない、
昼前には帰宅する。
その後、入院することになる。
3泊4日なので
ノートパソコンを持ち込む予定だ。
パソコンがあれば、
少しは仕事ができるはずだ、
あと本と論文をいくつかも持参する。

自分自信に次々と訪れる危機。
そんな時、どうすべきか。
起こってしまった危機は
戻すことはできない。
危機に落ち込まず、
その時点で、善かれて思う選択をすべきである。
結果として、その選択が
さらなる危機を招くこともある。
これは予想外の事態である。
それも、結果として受け入れなければならない。
次なる危機に落ち込むのは
時間と精神力の無駄遣いだ。
ただただ、最善と考えられる選択を
繰り返していくだけだ。
選択後、少しでも望むべき条件を
求める努力を
継続していくことであろう。
今がその通りのことをおこなっている。
今が、その時である。

2015-06-02

●急遽、入院:No. 5260 2015.06.02

体調不良のため、
急遽、水曜日から入院することになる。
明日の午前の講義をした後、
週末まで療養することになる。
とりあえず、明日の午前中まで
やるべきことをこなすことだ。

2015-06-01

●体調不良2:No. 5259 2015.06.01


ハルニレ。江別

体調不良が続いている。
自宅で安静にしていて
やっと過ごせる状態だったが、
今日いつものように
大学に歩いて来たら、きつい。
少々苦しすぎるので
来週の処置のつもりだが、
今週にすべきかもしれない。

Monolog 161 われは仮説をつくらず:仮説と時代

Monolog
161 われは仮説をつくらず:仮説と時代
を発行しました。

ニュートンは「プリンキピア」のあるところで、
「われは仮説をつくらず」という有名な言葉を用いました。
その意味するところは、
言葉通りのものでありません。
時代の背景、またニュートンなりの
意味も意図ももった言葉でした。