2011-07-05

●リスと花びら:No. 3765 2011.07.05

エゾリス。江別市文京台

昨日の激しい雨と打って変わって
今朝は雲が切れだし、
青空が覗きだした。
ただ、蒸し暑い。
早朝だと、研究室にな風が通り、
涼しさがあるが、
昼には暑くなりそうだ。

昨日の嵐で食事をできなったのだろうか、
朝の涼しい時間帯に
いつもは見かけないところで
エゾリスをみかけた。

リスの隣の芝が絨毯のようになっていt。
昨日の激しい雨で、
ニセアカシアの花びらが、
一気に落ちた。
ニセアカシアの木々の下には
白い花びらが絨毯の模様のように
きれいに散らばっていた。

●春を嫌いになった理由:No. 3764 2011.07.05

誉田哲也著「春を嫌いになった理由」
(ISBN4-344-00734-4 C0093)
を読んだ。
ホラーサスペンス大賞特別賞の受賞後の
最初の作品である。
面白い。
2つの全く違ったストーリーが進みながら、
最後に合体する。
そこに霊媒師という不思議が絡みあう。
ただ、タイトルは少々疑問だが。

2011-07-04

●義務と権利:No. 3763 2011.07.04

バラ。江別市文京台

今朝は、激しい雨であった。
大学につく頃には、
ズボンの裾から靴の中まで
ぐっしょり濡れてきた。
研究室で靴下を脱いで乾かしている。

7月になった。
大学は、7月もいっぱい講義がある。
定期試験が8月にあるので、
しっかりと前期15講を行っている。
決められた学問時間を
確保することは重要である。
教員はそれをまっとうする義務がある。
学生はそれを聞く権利がある。
義務と権利は言い出せばキリがないが、
こんな言い方をするとどうだろう。
教員は15回の講義をする権利がある。
学生はそれを聞く義務がある。
義務と権利を入れ替えても成立する。
時にはそれのほうが
現実を表しているようにみえることもある。
そんな現実は間違っているのだろうか。

2011-07-02

●ダンサー:No. 3762 2011.07.02

柴田哲孝著「ダンサー」
(ISBN978-4-416-326140-9 C0093)
を読んだ。
遺伝子操作を受けたキメラ生物。
その生物「ダンサー」が遺伝子の命令に従って
使命を全うしようとする。
柴田氏の常連の登場人物が
時間を経て成長しながら話をすすめる。
面白い本であった。

2011-07-01

●刻まれる時間:No. 3761 2011.07.01

花。江別市文京台

今朝は、霞がかかってた。
暑くもなく、寒くもなく
ほどほどの気候だ。
しっとりとした心地良さだ。

7月上旬は前期の終に向けての校務、
大学の校務、
そして教育実習の出張指導、
論文の〆切などなど。
いろいろなものが押し寄せてくる。
どれも手抜きできないものだ。
論文の締め切り後は、
次の報告書を仕上げなければならない。
夏休み中の仕事になる。
まだ、粗稿の途中である。
やるべき事、したい事の〆切時間は
何もしなくても近づいてくる。
特に別のことにかまけている間にも
その時間は刻まれる。
気づくの間近に迫ってきていて慌てる。
今の私がその状態なのかもしれない。
しかし、乗り越えるしかない。

Monolog 114 心のビタミン:数学的論理不足

Monolog
114 心のビタミン:数学的論理不足
を読んだ。

人にはそれぞれ心に
ちょっとした満足感を与えてくれる
ビタミン剤のようなものが
必要なのかもしれません。
長期にわたって
ビタミンが不足すると、
いつしか心に不調や飢餓感が
生まれてくるのかもしれません。
そんなときビタミンが欲しくなります。
私とってビタミンは、
「数学的論理」なのかもしれません。

2011-06-30

●カラス2:No. 3760 2011.06.30

ニセアカシア。江別市文京台

今朝は、曇っていた。
朝で気温が低く、風があったので
それほどあつくはない。
今日も昨日のように蒸し暑くなりそうだ。
昨日は夕方まで暑かった。
ビールが美味かった。

今朝もカラスに襲われそうになった。
今度は別のところだ。
いつも会う散歩中の老夫婦も私の様子をみて、
奥さんが慌てて傘をさした。
朝、散歩をしているとき、
同じような経験をしているのだろう。
でも、大学のカラスには襲われなかった。
ひとつはいつもより遅かったからと
私の前を学生を歩いていたせいもあるだろう。
カラスの行動や知能はなかなか面白いが、
襲われる当事者としては、
何とかしてもらいたいものだ。

EathEssay 2_90 鳥類?:恐竜の子孫 1

EathEssay
2_90 鳥類?:恐竜の子孫 1
を発行しました。

鳥類が恐竜の子孫であることは、
20世紀後半から
さかんに紹介されるようになってきました。
その結論は、多くの人の知るところなってきました。
完全に証明されたのかというと、そうでありません。
まだ、未解決の問題がありました。
しかし、今年の2月に、大きな問題が解決されました。
その話題を紹介していきましょう。

2011-06-29

●カラス:No. 3759 2011.06.29

花。江別市文京台

今朝は、晴れだ。
風が強かったから
ウインドブレーカーを着てきた。

今朝、守衛さんとカラスについて話をした。
カラスの巣離れがすみ、
現在子育て中で、
場所を移動したそうだ。
守衛さんは襲われなくなって
ほっとしているようだ。
私が、朝一人で歩いていると、
先週あたりから襲われるようになった。
頭を防御しながら、毎朝歩かなければならない。
道立図書館の裏も、
危なくて歩けなくなった。
そろそろ移動したのだろうか。
この時期は、困ったものだ。

2011-06-28

●新しいノートパソコン:No. 3758 2011.06.28

花。江別市文京台

今朝も、少々肌寒かった。
風も強かった。
雨は上がっているが、
昨夜の雨であちこちぬかるんでいる。

昨日、6月最初に注文していた
新しノートパソコンが納入された。
インストールに時間がかかりそうだ。
まあ、片手間で、隙間時間を見ながら
ちょびちょびとインストールしていこう。
現在、自宅で使っているノートパソコンの
ディスク容量が150GBで
きつきつである。
だいぶデータを削っているが、かなりきつい。
また、家庭でとった動画をを処理しているが、
だいぶ古いので遅くてたまらない。
それ以外がまあ耐えられるのだが。
自宅のノートパソコンを更新したいと考えていた。
さらに、先日長男が使用していた
パソコンの無線LANのが不調になった。
新しい無線カードに入れ替えたら、
なんとかつながった。
少々不安である。
今回の新しいのがセットアップができたら、
入れ替えようか。
まあ、夏休みになったらできるだろうか。
購入に当たっては、
小型のデスクトップも考えたが、
省スペースとしてノートパソコンがやはりいい。
容量とスペックを考えると、
少々大きめの重めのノートパソコンが
結局安いことになりそうだった。

2011-06-27

●家族関係の変化:No. 3757 2011.06.27

花。江別市文京台

今朝は、少々肌寒かった。
風が強かったためだろう。
研究室は空気がこもっているので、
暑いので窓をあけている。

家族関係の変化が明らかに起こっている。
長男は学校やクラブで、
休日も夏休みも
試合などで出歩くため、
結局家族で夏休みに出かける
日程が見つけられない。
次男と日帰りい出たり、
夜に外食に出かけるくらいが
これからの休みの過ごし方になるのかもしれない。
次男も天気さえよければ、
土日は、外にでかけ
適当に友達を見つけて遊んでいる。
週末土曜日は近所の大学の学園祭に
次男と家内といった。
次男や友人と日曜日にも学園祭に出かけた。
日曜日には家内が体調が悪くなって、
結局出かけるタイミングをなくした。
自分がしようと思っていた計画が
できなくなってくることが多い。
その計画は子供が
小学生であったころの感覚で進めている。
子供が大きくなってくると、
今までのつもりで、家族の活動をしてくと
意識のギャップが出てくるのだろう。
私は1年間不在であったので、
そのギャップがより大きく感じるのであろう。
そんな家族関係の中で
自分自信の有り様を
新しく考え出さなければならないのだろう。
私も家族と共に変化をすべきなのだろうな。

●武士道エイティーン:No. 3756 2011.06.27

誉田哲也著「武士道エイティーン」
(ISBN978-4-16-328320-3 C0093)
を読んだ。
3部作の最後の巻である。
面白いので一気に読んでしまった。
剣道を素材にした小説で、
ユニークな主人公や脇役たち。
高校生たちの青春小説である。

2011-06-24

●少々疲労:No. 3755 2011.06.24

花びらと雫。江別市文京台

今朝は、雨である。
昨夜は結構激しく降った。
今日はやは肌寒くなっている。

今週は少々疲れた。
いつもとは違っていない日々であるのに
何故か疲れがたまった感じがする。
今週末は、長男はクラブだが、
家族で地元の行事に出かける予定である。
まあ、天気次第だが。

原子力と放射線について講義をしている。
その内容を毎日考えている。
現状を示すことより、
原理を伝え、考える素材を提供したい。
その上で、各自が危険性や必要性を考えてほしい。
そんな講義がでいればいいのだが。

●武士道セブンティーン:No. 3754 2011.06.24

誉田哲也著「武士道セブンティーン」
(ISBN978-4-16-327190-3 C0093)
を読んだ。
前著の続編である。
どこにでもいそうな
高校2年生やその周辺の人々。
それでいてユニークな登場人物。
なかなか面白い。
あと一つ続編があるので、
読みだした。

2011-06-23

●夏のスケジュール:No. 3753 2011.06.23

あやめ。江別市文京台

今朝は、曇りである。
今日から半袖である。
布のウインドーブレーカーは来てきたが、
夏服である。

講義は3分の2が終わった。
7月一杯講義があり、
8月初旬に定期試験がある。
するとそれ以降が夏休みになる。
お盆は混むので避けたい。
ただし、子供たちの学校が
8月の20日ころで終わる。
家族で出かけるチャンスがすごく少なくなる。
これも家族の形態は
時間と共に変化していくのだろう。
9月になったら調査に出かける。
夏休み中に完成しなければならない
大部の報告書がある。
それのための時間も十分取る必要がある。
なかなか大変だが
まだまだ先なのでおいおい考えしかない。

EarthEssay 1_104 振り出しに:OAE 3

EarthEssay
1_104 振り出しに:OAE 3
を発行しました。

今回でOAEのシリーズは終わりです。
OAEは、欧米の大西洋や地中海でたまった堆積物を
中心に調べられてきました。
今回太平洋沿岸での報告がなされました。
それは、今まで述べてきたことを
否定するようなものなります。
でも、これも科学の進み方なのです。

2011-06-22

●地図データ:No. 3752 2011.06.22

花。江別市文京台

今朝は、薄曇りである。
日に日に暖かくなってくる。
風があれば涼しいが、
風がないと蒸し暑い。
いよいよ夏めいてきた。
もう半袖でもいいような気候だ。

隙間を見て、地図データを更新している。
なかなかはかどらないが。
Kashmirnの改訂版の書籍を2冊購入して、
2万5000分の1を関東以西を更新している。
北海道は書籍にも入ってないので、
以前CDで購入したものを使っている。
連結して連続的に利用できないのが、
煩わしいので、それを何とかしたいが、
まあ、新しい本に期待するしないのだろうか。

考えると地図に関して
最近は、これ以外の新しいことはしていない。
ある分野において、
常に情報が更新されている訳でない。
GISでも新しい地図や数値情報が
常に出てくるわけでない。
だら、現状を受け入れて、
手持ちのデータで経験や実績を
蓄積していくことになるのだろう。
そんな時期なのだろう。

2011-06-21

●講義準備:No. 3751 2011.06.21

花。江別市文京台

今朝は、快晴である。
心地良い天気である。
最近やっと天候が落ち着いてきた。
まあ、6月も下旬だから、
初夏を通り越している。
夏の天候なのであろう。
でもエゾハルゼミがまだ鳴いている。

講義に苦労している。
現在放射能をテーマにしている。
講義のために、
基礎的な内容を整理している。
先週末から継続的に準備している。
講義は明日のなのだが、
まだ、まとまっていない。
今日も準備をしていくことにある。

●武士道シックスティーン:No. 3750 2011.06.21

誉田哲也著「武士道シックスティーン」
(ISBN978-4-16-326160-7 C0093)
を読んだ。
高校生の剣道少女の話である。
気楽に読めるエンターテイメントである。
あっさりと読めるなかなか面白い本である。
高1時代の話だが、
高2、高3時代の話も継続的書かれている。
続きに読んでしまいそうだ。

2011-06-20

●放射能:No. 3749 2011.06.20

ハルニレ。江別市文京台

今朝は、薄く雲がかかっている。
風が強く少々肌寒かった。
先週後半から、
クールビズとしてネクタイをやめた。
また、今週からブレザーもやめた。
6月も下旬だから、通常なら、
長袖も、上着も不要の時期なのだが、
今年は、少々天候が不順なのだろう。
ただし、このような天候不順を
いつも言っているような気がする。

現在、自然災害を扱う授業をしている。
火山災害は扱った。
東北大震災をどう扱うか悩んでいる。
とりえず現在は放射能について考える
講義を次回と次々回にすることにした。
学術的な部分を淡々と示して
理解すること主眼をおく。
そして、放射能の換算、積算などを計算してみて
危険性を実感するような講義にする予定だ。
この題材もホットで、
今後も変化していく可能性がある。
だから、原理原則を知っておく必要があるのだが。

2011-06-19

●そんな時期:No. 3748 2011.06.19

薄く雲がかかっている。
天気がよければ、
家族それぞれ別行動だ。
次男と家内は近所の大学である子供まつりへ。
祭りでお弁当を持って行って食べる予定だ。
私は午前中はプールへ。
長男は定期テストなので自宅で留守番。
私と昼を自宅で食べる。
まあ、天気次第だが、
家族がそれぞれ別行動になってくる。
そんな家族構成の時期なのだろうか。

●三陸海岸大津波:No. 3747 2011.06.19

吉村昭著「三陸海岸大津波」
(ISBN4-16-716940-1 C0195)
を読んだ。
吉村氏の記録文学である。
明治29年、昭和8年、昭和35年に襲った津波。
その記録を現地の聞き取りや、
当時の記録から書かれたものである。
先日の3.11の東北大震災を思わせる記録だ。
研究者も政府もこの記録をしらかなったのか。
「予想外」としている規模が
当時の記録が示している。
科学がもっていた先入観が、
政治の先入観になり、
それが今回の悲劇の一端になっている。
過去を知ることは重要だ。

●生命は、宇宙のどこで生まれたのか:No. 3746 2011.06.19

福江翼著「生命は、宇宙のどこで生まれたのか」
(ISBN978-4-396-11229-5 C0240)
を読んだ。
少し前に読み終わったが、
一般向けに書かれた本である。
しかし、あまり新しいことが書かれていなかった。
研究者であったら、
自分の進めている研究を中心に書かれるのが
一番興味を湧くのに、
残念である。

2011-06-18

●体育大会:No. 3745 2011.06.18

牧舎。江別市文京台

今朝は曇である。
体育大会があるので研究室にきている。
土日曜日に研究室にくるのは、
久しぶりだ。
午前中、体育大会で応援をして、
昼食をして、帰宅する予定だ。
まあ、せっかくだから
論文の推敲をしておこう。

2011-06-17

●論文推敲:No. 3744 2011.06.17

花。江別市文京台

今朝は胸のすくような快晴である。
風は強いが、心地良い。
昨日の朝から快晴になっている。
久しぶりに青空が長続きしている。

週末は慌ただしい。
家族と私はそれぞれ組み合わせをかえて
別行動になりそうだ。

昨日から論文の推敲を始めた。
だいぶ前に初稿を書いたのだが、
内容はよく憶えている。
ただし、細々したところは
新しい気持ちで読める。
今日も時間の限り
推敲していくようにしよう。

2011-06-16

●行事:No. 3743 2011.06.16

花。江別市文京台

今朝は曇である。
風もあまりなく、穏やかである。
ちょうどいい気温である。

今週末は、大学の学部の
新入生のための体育大会がある。
私は1年生の担任なので、
応援のために見学に行くことになっている。
休日はいろいろな行事がある。
長男の行事は終わったが、
次男は行事が多い。
休日も出歩くことになる。
ただ、はっきりしない天気が続いているので、
それが心配だ。

EarthEssay 1_103 パルス的事件:OAE 2

EarthEssay
1_103 パルス的事件:OAE 2
を発行しました。

前回は、地層の中で有機物に富む黒色頁岩は、
海洋無酸素事件(Oceanic Anoxic Events、OAE)によって
形成されることを示しました。
そして、OAEは、急激な温暖化によって、
深層水の循環が途絶することに由来する
可能性があることを、紹介しました。
今回は、そのOAEが、
いつ、どれくらいあったかのかをみていきましょう。

2011-06-15

●きっかけ:No. 3742 2011.06.15

並木。江別市文京台

今朝も小雨が時々ぱらついている。
厚い雲があるので、
今日は曇りだろうか。
教育実習の時期が一段落した。
あとは7月に一人ある。
それは少々遠いが日帰りの出張となる。

今月の残りは、
淡々と仕事していくことになる。
7月中旬に〆切の原稿を
仕上げなければならない。
初稿はあるが、
かなり手を入れなければならない。
しかし、しばらく論文がはかどっていなかったので、
〆切があるもので気持ちを
そちらに向けるいいきっかけになるかもしれない。

78 黄金岬:暑寒別を眺めながら

 留萌の黄金岬には、玄武岩の柱状節理がみられる磯があります。6月に留萌にいったとき、少し時間があったので、黄金岬に立ち寄りました。晴れた朝の海岸からは、暑寒別の山並みきれいに見え、短いながらも、大地の歴史に思いを馳せることができました。

 残念なことですが、3月末に四国から北海道に戻ってきてから、野外調査には一度も出ていません。仕事の関係で、仕方がないことなのかもしれませんが、地質学に興味をもっている者にとっては、非常に欲求不満が溜まっていきます。少しの時間を見ては、石をみるように心がけています。
 6月上旬に、日帰りの出張で留萌へ出かけたとき、現地に早く着きすぎたので、留萌を少し見て回ることにしました。そこで出かけたのは、留萌の町外れにある黄金岬でした。黄金岬には以前にも来たことがあるのですが、今回は、短時間の寄り道となりました。
 訪れたときは、風の強い日でしたが、晴れの空気の澄んだ朝でした。海岸から沖を見ると、暑寒別の山並みが良く見えました。暑寒別は、暑寒別岳(1491m)を主峰とする山塊が、海岸までせり出していて、峰々にはまだ雪が残っていました。くっきりと見えたので、2時間ほどのドライブの疲れを癒してくれました。暑寒別一帯の山塊は、火山からできています。裾野の海岸線にある露頭では、マグマがつくった構造や、マグマが海に入ったときできる構造などが見ることができます。
 黄金岬の岩石も、実はマグマがつくったものです。柱状節理(せつり)の発達した溶岩が露出しています。マグマが固まるときに、体積が少し減ります。すると溶岩は縮むことになり、割れ目がいくつも形成されます。このような割れ目を節理と呼んでいます。節理は、溶岩のかたちや冷え方によって、さまざまな形状のものができます。溶岩が固まるときにできる割れ目が柱のようになっているものを柱状節理、放射状になっている放射状節理などと呼ばれるものができます。黄金岬では、柱状節理の発達している溶岩が見られます。
 黄金岬の岩石は、だいぶ風化が進んでいるので、かなり長く風雪や海食にさらされてきたものと思われます。留萌港の建材としても利用されてきたようで、かなり人手が入っていますので、浸食の激しい場所なのでしょう。それでも、このような節理が残っているのは、深くそして陸地の奥まで分布しているのでしょう。切り立った尖った岩場ではないので、磯遊びをするのには、なかなかよさそうなところです。
 ただ、黄金岬の玄武岩は、少々気になるところがあります。それは、今手にしているデータからは、どうもしっくりこないことがあるからです。
 暑寒別の火山は、安山岩マグマの活動を主としています。新第三紀鮮新世から中期更新世(第四紀)にかけての活動だと考えられています。年代測定では、207万~317万年前の年代が得られています。暑寒別の火山と留萌の玄武岩の間は別の地層が分布していて不明です。地層としては、深川層群留萌層(鮮新世)が分布しています。珪藻土を含んでいます。珪藻土とは、珪藻が集まってできたもので、日本海沿いによく見られる堆積物です。火山岩の関係を、私はよく知らないのですが、もしかすると一連の活動なのかもしれません。ただ、マグマの性質が少し違うのが気になりますが。
 鮮新世の時代には、暑寒別から東に向かって、イルケップ山(250万年前)、米飯(べいぱん)山(350万年前)、丸山、旧期然別(しかりべつ)火山(然別湖の西に分布するもの)が点々と連続して分布しています。いずれの火山も、マグマは安山岩質のものです。なぜ、このような東西の火山の並びになっているのでしょうか。現在のプレート配置からしても少々奇異な気がします。その理由は、まだよくわかっていないようです。
 留萌の黄金岬の溶岩は、活動した時期は400万年前(鮮新世)と看板にありました。どれくらい正確な表記なのかわかりませんが、400万年前も鮮新世ですから、暑寒別の火山活動に時期になるのでしょうか。
 また、黄金岬は、鮮新世の火山列より少し北にずれています。分布が暑寒別の火山から途切れているのも、少々気になります。まあ、これくらは、地質現象だから誤差範囲と考えてもいいのでしょうか。
 さらに、マグマの組成が少々違います。留萌の黄金岬の溶岩は、カンラン石玄武岩(結晶が粗粒なのでドレライトとも呼ばれます)で、暑寒別から然別までの火山は安山岩を主としています。大きな火山の活動では、マグマに多様性があるので、これくらいの組成差は起こりうることであったのかもしれません。
 時代、分布、組成といずれも気になるのところですが、私の疑問は、まだ解決できていません。この黄金岬の玄武岩について資料をいくつかあたったのですが、詳しいものが見つかっていません。なにせ我が大学では、地質学の文献はほとんどありませんので、文献を探すのに手間がかかります。もう少し探せば詳しい文献が見つかるかもしれません。その時は、改めて紹介することができるでしょう。
 留萌周辺では、海岸段丘の面がいくつか見られますが、段丘面から海岸へは段差があります。海岸の柱状節理は、海食台のように平らになっています。黄金岬は、日本海に向かって西に突き出ています。黄金岬から見る夕陽は、「日本の夕陽百選」にも認定されていて、夕日がきれいに見えるようです。かつては、岬は、ニシンの群れが夕陽を反射しながら、黄金色に輝いて岸に来たそうです。それにちなんで「黄金岬」と呼ばれるようになったそうです。
 今ではニシンはほとんど獲れなくなりましたが、そんな日がいつか再び来るでのしょうか。黄金岬の玄武岩の節理には、そんな人の歴史も刻まれているのかもしれません。

・大学祭・
北海道も暖かくなってきました。
もう朝でも、ヤッケも要らなくなりました。
日中では、天気さえよければ、
半袖でも過ごせるようになってきました。
朝夕は、まだ涼しい日がありますが、
いい季節となりました、
小学校の運動会シーズンも終わり、
これからは、大学祭のシーズンが始まります。
もう早々と大学祭が終わったところもありますが、
これからのところもあります。
子供が小さいうちは、他大学の大学祭にも参加しています。
今年もまだ参加できそうです。

・暗い将来・
最近、野外調査に出ていません。
夏休みには少し出かける予定ですが、
しばらくは、ストックを漁って
このエッセイを書き綴ることになります。
行きたいところは山ほどありますが、
時間と費用がありません。
それが苦しいところです。
本務の仕事が優先ですので、
なかなか出歩けなくなりました。
大学評価への対応や規則通りの授業の執行義務、
オフィスアワーなどの学生へのサービスの設定など
かつてと比べて、なにかと時間的余裕が少なくなってきました。
こんなことで、創造的な仕事ができるのでしょうか。
文部科学省は大学教員に何を求めているのでしょうか。
研究成果でしょうか、教育効果でしょうか。
それともサラリーマン的な業務でしょうか。
研究、教育の両立も可能でしょうが、
心の余裕のない人に良い成果を望めるのでしょうか。
大学教員で余裕のある人は、どれほどいるのでしょうか。
その中で研究、教育ともに成果を挙げている人は
ほんの一握りではないでしょうか。
日本の大学の総体として、このような締め付けによって、
明らかに以前の能力、あるいは潜在力を
なくしてきているような気がします。
これが、国力を下げる方に向かっていかければいいのですが。
日本の行政は至るとこで間違い犯しつつあるのは
万人の認めるとこです。
いつ、だれが、その間違いを修正するのでしょうか。
これからも将来は暗いのでしょうか。

GeoEssay 78 黄金岬:暑寒別を眺めながら

GeoEssay
78 黄金岬:暑寒別を眺めながら
を発行しました。

留萌の黄金岬には、
玄武岩の柱状節理がみられる磯があります。
6月に留萌にいったとき、
少し時間があったので、
黄金岬に立ち寄りました。
晴れた朝の海岸からは、
暑寒別の山並みきれいに見え、
短いながらも、
大地の歴史に思いを馳せることができました。

2011-06-14

●歯が抜けない:No. 3741 2011.06.14

雫。江別市文京台

今朝は雨だ。
寒くはない。
歩いて来る時も霧雨が残っていた。

次男の奥歯が生え変わりつつある。
今も抜けそうだが、なかなか抜けず、
苦労しているようだ。
一昨日の夜は、
出血が止まらないと起きてきた。
ウガイして寝るようにいった。
昨夜は、ほとんど抜けかけているのだが、
内側の肉だけが付いているので、
抜いてくれという。
以前成功したので
糸を結んで引いてみたらといったら、
そうするといって、糸を結んでやった。
しかし、痛くて抜けないという。
そのまま寝れば、
朝には抜けるよといって、寝かした。
朝見たら、まだ抜けていない。
糸をつけたまま学校に行けないので、
糸を切ってやったが、
しっかり結ばれているので、
すべてを切れず、一部残ったままだ。
学校にいる時も、
口の中に糸があったら、
気になるだろうな。
まあ、グラグラした歯の方が気になるのだろうか。
子どもには、いろいろなことがある。

2011-06-13

●子どもは元気:No. 3740 2011.06.13

花。江別市文京台

今日は曇が低いが,
しばらくすれば晴れてくるだろうか。
今日は少々蒸し暑い。
ここ最近、晴れても晴れが続かいない。
雲が出て、小雨が降ることが多い。

昨日はプールに行くつもりが、
次男の調べ学習をクレープでするというので
送り迎えをした。
ただ、図書館が休館日という手違いがあり、
その調整に時間を食ったのでやめた。
大人としては、運動会の疲れもあり、
ちょうどよかったのかもしれない。
しかし、次男は午前は調べ学習でで歩き、
午後も遊びに行って夕方まで帰ってこなかった。
子どもは元気なものだ。

2011-06-12

●疲れる週:No. 3739 2011.06.12

今日は曇が低い。
いつものようにしばらくしたら
晴れるのだろうか。
昨日は小学校運動会だった。
昼過ぎまできれいに晴れていたが、
終盤になって、雨になった。
競技は全て見たが、
閉会式は雨が激しくなってきたので、
車に避難した。
予想した結果と違って、
次男の組が大逆転で勝ったようだ。
その後、次男を連れて帰った。
長男が中体連の試合ででかけていた。
長男が帰ってきたのが6時前であったが、
約束していたので、夕食は外食に出た。
今日も次男の長男も
学校の用事で午前中でかける。
夫婦で泳ぎに良く予定であるが
どうなることやら。
今週はいろいろ疲れる週であった。

●宇宙137億年のなかの地球史:No. 3738 2011.06.12

川上紳一著「宇宙137億年のなかの地球史」
(ISBN978-4-569-79653-6 C0244)
を読んだ。
放送大学で授業として行われたものを、
書籍化したものだ。
既知の内容をまとめたようなものだ。
あまり真新しさを感じない内容であった。
しかし、調査のために
いまだに海外を巡っているのはいいことだ。
私も該外調査をしたいのだが、
時間と研究費がないのでできない。

2011-06-09

EarthEssay 1_102 黒色頁岩:OAE 1

EarthEssay
1_102 黒色頁岩:OAE 1
を発行しました。

海洋無酸素事件はOAEと呼ばれています。
海水中に溶存している酸素が
著しく少なくなる事件です。
無酸素の状態が長期にわたると、
大絶滅や環境変化、
それも地球規模の異変となります。
その全貌は、必ずしも分かっているわけではないのですが、
OAEのあらましをシリーズで紹介していきましょう。

2011-06-08

●雲仙岳噴火から20年:No. 3737 2011.06.08

菜の花。江別市文京台

今日は晴れである。
久しぶりにスカっと晴れた青空である。
心地良い。

昨夜、録画していた番組を見た。
1991年の雲仙岳の噴火で発生した
火砕流のドラマと実写をミックスした不思議な番組をみた。
災害からちょうど20年が経過した。
なぜ、この時期にNHKはこの番組を作成し、
報道したのか。
深く考える素材になりそうだ。
そこには災害に面したときの、
避難指示、避難民、
科学者と自治体の長の役割分担、
取材者と科学者の境界、
今後起こるであろう災害にどう立ち向かうか。
東北大震災と原子力事故の
ミニチュアがそこにはあるようだ。
いろいろと学ぶべきことがある。
教材になりそうな番組だった。

2011-06-07

●大学の日常:No. 3736 2011.06.07

花。江別市文京台

今日は霧が出ていた。
風もほとんどなく、
穏やかな天気である。
これから晴れてくるのだろう。

今日は、講義が3つある。
週の後半に出張が2日あるので、
ばたばたと忙しい気分である。
来週の予定は立っていないので、
どうなるかわからないが、
まだ出張はありそうだ。
出張があるとなかなか落ち着かない。
そのためでだろうか、
まだ、論文を書く体勢ができない。
どうしたものだろうか。
大学の日常が
こんなにも慌ただしいものだったことが
思い知らされた。

2011-06-06

●心の余裕:No. 3735 2011.06.06

花。江別市文京台

今日は晴れである。
ここ最近、からりとした快晴が
一日続く日がほとんどない。
昨日も朝も心地良い快晴であったが、
日中には何度か雲が出てきて、
晴れたり曇ったりした。
今日の晴れも、一日続くのだろうか。
心もとない。

今週後半には、出張が2つある。
ひとつはJR、もうひとつは自家用車で出かける。
週末には小学校の運動会もある。
体力的にはつらいが、
青空の下での活動が楽しい時期になってきた。
もどってきてから、
出歩く機械も、時間が明らかに減ってきている。
残念だが仕方がない。
原因は明らかだ。
心に余裕がないからだ。
心の余裕をいかに見出すのかが課題だ。

2011-06-04

●環境整備:No. 3734 2011.06.04

花。江別市文京台

今日は曇である。
小学校で環境整備として
運動会の前の週に、
小学校で保護者が庭や薪、木の枝切り、
花壇と畑の作付け、グランドの石ひろいなどの
人手がいる整備を手伝うする。
教員の方もこられる。
地域の方も来られる。
私もでかけるが、
その理由は、整備の後にジンギスカンがあるから、
毎回それを楽しみに労働している。
ただし、今日は曇で雲が厚い。
天気予報では雨は降らなさそうだが、
あまりぱっとしない天気だ。
せっかく楽しみにしていたのに。
でも小雨決行だそうだ。

●GEQ:No. 3733 2011.06.04

柴田哲孝著「GEQ」
(ISBN978-4-04-874023-4 C0093)
を読んだ。
GEQとはGreat Earth Quakeの略号で、
巨大地震のことである。
巨大地震があると、それにまつわる風評が色々起こる。
そこに謀略説もある。
自然現象なので謀略などないだろうと思われる。
911でも謀略説があったが、
これは人為による事件なのであり得る。
根拠には不確かなものもあるが、
本当なら大変というものもある。
GEQではいくつかの巨大地震には
謀略があったのではないかという
発想による小説である。
その背景には、地震を発生させる技術(兵器)が
あるというものだが、
そのあたりは怪しいが。

2011-06-03

●正論が勝つ:No. 3732 2011.06.03

並木。江別市文京台

今朝は来るときは小雨が降っていた。
晴れ間がみえるので
日中は晴れるのだろうか。

会議は難しい。
大義名分と個人の要望。
あるいは他人の委託を受けた主張。
すべてが丸く収まることはない。
誰かの意向を通すために
誰かが譲歩し、
どこに視点を置くかによって、
その譲歩が適切なものになることも、
苦痛になることもある。
せめて弱者に苦痛がないことが望ましい。
なかなかそうはならないのが現実である。
組織や大義名分がでてくると、
正論がそちらに宿る。
そうなれば、強力な正論が勝つ。
そして、個人や弱者が犠牲になる。
そんな現場に立ち会うのはつらいものだ。

2011-06-02

●出張:No. 3731 2011.06.01

蕾。江別市文京台

今朝は薄く雲がかかっているが晴れている。
気温は低くないが、
風が強く肌寒く感じた。
日が昇ると晴れてきた。

昨日は名寄に出張した。
200kmのところを自家用車で移動した。
北海道ではありうる日帰り出張だ。
来週も出かけることになりそうだ。
6月中、出張が続きそうだ。
JRで移動になりそうだ。
高速道路を長時間移動するのも大変だが
公共の乗物だと気疲れしないのでいい。
与えられた役割を淡々とこなしていこう。

EarthEssay 3_98 反論:暗い太陽4

EarthEssay
3_98 反論:暗い太陽4
を発行しました。

暗い太陽のパラドクスのシリーズも、
今回が最後です。
パラドクスを温室効果ガスではなくアルベドの低下で、
解決しようとする説にも
問題はあるようです。
最後の回では、
その問題点を反論からみていきましょう。

2011-06-01

Monolog 113 凡庸性原理

Monolog
113 凡庸性原理
を発行しました。

凡庸さとは、ありふれたことですが、
本当に凡庸な存在など存在するのでしょうか。
かつて、太陽系や地球、生命、知性に対し、
凡庸性が適用されました。
その適用は正しかったのでしょうか。
今では地球の特異性がみえてきました。
凡庸性の行き過ぎた適用だったのでしょうか。
凡用性原理について考えていきましょう。

2011-05-31

●出張:No. 3730 2011.05.31

花。江別市文京台

今朝は久しぶりに快晴である。
このような抜けた青空が
北海道らしくていい。
久しぶりなので、
そのありがたさを痛感する。

明日は教育実習生の出張指導で
名寄に出かける。
天気がよければいいのだが。
高速道路を使って
自家用車で出かける予定だ。
不便なところは自家用車のほうが便利でいい。
また、高速料金も安いので
大学としても経費節減でいいようだ。
ETCでいけばさらに安くなる。
日帰りで行けるので私も楽である。
そんな出張がある。
そして、明日から6月だ。

2011-05-30

●人を導く人:No. 3729 2011.05.30

ドウダンツツジ。江別市文京台

今朝は暖かかった。
風もなく、晴れも天気である。
からりとした乾燥した晴れではなく
しっとりとした晴れである。
台風のせいだろうか。

あっという間に5月が終わろうとしている。
為すべきことが、為されていない。
自分自身の不甲斐なさに呆れる。
教師として学生に、親として子供に
いろいろ教示、指示をする。
そのいくつかや、いくばくかは
自分自身で確かに為してきたことだ。
だが、すべて理想的に為せたかどうか、
完結できたかどうかは、自信がない。
では、彼らに何も教示、指示を
しなくていいのだろうか。
やはり誰かが導くべきだろう。
そして、自分は教師の、親の立場にいる。
自分がその資格を満たしているかどうかはわからない。
だから、反省しながら、慎重にやるしかないのだろう。
そのためにも、自分の今を改善しなければならない。
いつもそれが課題になり、為せない自分がいる。
難しいがそれを求め続けることが
人を導く人の姿勢だろう。

2011-05-29

●親子の相互理解:No. 3728 2011.05.29

柱状節理。留萌市黄金岬

昨日は昼間晴れていたが、
夕方から雨がふりだした。
今朝も少し雨が残っている。

昨夜長男の学校のことについて話をした。
親の思っていることだけでなく、
長男の考えていることも聞いた。
ついつい親の思いを語ることが多い。
本当はもっと長男の言うことを
聞いて理解を深めていくべきなのだろう。
親子の相互理解はなかなか難しいものだ。

2011-05-28

●パッとしない:No. 3727 2011.05.28

黄金岬と暑寒別。留萌市

今日は薄く雲がかかっているが
晴れている。
これからも晴れてくるのだろうか。
昨日は風が強かったが、
暖かい晴れの一日だった。
今日の天気予報では
曇りで気温もあまり上がらないようだ。

今日は札幌に出かけたかったが
天気が悪そうなのでやめる。
地元で用事をすまそう。
次男が図書館に行きたいと
言ってたので
図書館にもいこうか。
なんとなくパッとしない一日だなあ。

●偉大なるしゅららぼん:No. 3726 2011.05.28

万城目学著「偉大なるしゅららぼん」
(ISBN978-4-08-771399-2 C0093)
を読んだ。
琵琶湖周辺に住む不思議な力をもつ
2つの一族に起こる大事件。
個性的な登場人物たちが巻き起こす
荒唐無稽だがリアリティをもつストーリ。
いくつか気になるところもあったが、
全般として面白い。
自作も期待する。

2011-05-27

●黄金岬:No. 3725 2011.05.27

八重桜。江別市文京台

今朝は薄く雲がかかっているが
晴れている。
風はまだ少々冷たいが、
気温はここ数日暖かい。

昨日留萌に出かけた。
高速を使うと、
かなり早く着いた。
時間があったので、
以前にもいったことがある
黄金岬に立ち寄った。
天気が良く遠くまで見えた。
段丘とその上の巨大な風車、
増毛の街並み、
海越しに暑寒別の山々が見えた。
なかなかいい眺めだった。
風は強かったが、
しばらく散策した。

2011-05-26

EarthEssay 3_97 低アルベド:暗い太陽4

EarthEssay
3_97 低アルベド:暗い太陽4
を発行しました。

「暗い太陽」は、
過去の地球では降り注ぐ太陽の光が
少なかったことをいいます。
しかし、地球には、
常に海が存在できるほどの暖かさを保っていた
という証拠があります。
そのような環境は、
少しの大気組成の変化と
表層の反射能(アルベド)の変化で、
達成できると考えられる
と提案されました。
どんな仕組みでしょうか。

2011-05-25

●指導:No. 3724 2011.05.25


桜。江別市文京台

今朝は薄曇りであるが、
日が高くなるとともに
晴れてきそうである。
早朝や夕方は
雲がちになるパターンが多いが
今日はどうだろうか。

学生の文章を今みている。
重要な文章の場合、
教員が内容を見ることがある。
全般に、自分自身での
推敲が不十分のことが多い。
求められる課題、
自分の個性を出して書きたいこと、
書くべきこと、書いてはいけないこと
などなどのもろもろの目的を感じて、
完成すべき文章である。
それを自分なりに精一杯の努力を投じて
仕上げるべきものである。
そのような姿勢も含めて
指導していくのだろうな。

2011-05-24

●出かけたい:No. 3723 2011.05.24

花。江別市文京台

今朝は曇りで風が冷たい。
これから晴れてくるようだが、
なかなかすっきりした天気にならない。
今年は非常に天候が不順だ。
ラニャーナの為だろうか。
調べてないが分からないが、
すっきりとしない天気は気が滅入る。

北海道に戻ってきてから、
思い起こすと、
どこにも出かけていない。
日常が一気に押しよせてきて、
出かける余裕がない。
子供の状況も変化してきたので、
気軽に出かけられない状況もある。
以前のやり方が
そのままいけるとは限らいないので仕方がない。
それにしても、あまりに自宅にじっとしている。
街でイベントがあれば出かけたい。
週末には出かけたいが、
天候が悪いでなかなか出かける気にならない。
天気が回復することを願っていこう。

2011-05-23

●二律背反:No. 3722 2011.05.23

ハルニレ。江別市文京台

今朝は霧雨が
時々降るような天気である。
傘をさしているが
衣類がしっとりとしてくる。
肌寒い天気である。

今週は教育実習での研究授業の
出張指導に出かける。
来週にもある。
しばらく出張がありそうだが、
日程調整があるので、
私が行くのかどうは未定である。
いってあげたいが、
講義をあまり休むことができない。
二律背反の問題である。

2011-05-21

●家族サービス:No. 3721 2011.05.21

桜。江別市文京台

今朝は雨である。
気温は上がっているのだろうが、
なかなか春らしい天気にならない。

今日は一日自宅にいるつもりである。
せいぜい買い物に出かける程度だろう。
長男は学校に出かけるが、
次男は自宅にいる。
なにか雨でもできることはないだろうか。
まあ、考えていこう。
これが家族サービスである。

●すべて僕に任せてください:No. 3720 2011.05.21

今野浩著「すべて僕に任せてください」
(ISBN978-4-10-314761-9 C0093)
を読んだ。
あるモーレツ研究者の伝記である。
小説のように書かれているが、
事実に基づいている。
一部仮名、匿名にされているようだが、
ドキュメントに近いのだろう。
自分が似た世界にいたせいか、
非常に面白く一気に読んでしまった。

2011-05-20

●没頭:No. 3719 2011.05.20

アカゲラ。江別市文京台

今朝は雲かかっていたが、
晴れてきた。
変わりやすい天気が続く。

なかなか論文が書けない。
少しでも書き進めなければならないのだが、
進まない。
そのれは、講義の準備に
時間を費やされているからだろう。
新しい講義を作るときは、
それに専念しなければできない。
大変だが、楽しいことでもある。
そして新しい講義が、実際に行なってみて、
上手くいった、上手くいかなかったで
一喜一憂してしまう。
終われば、反省の上で
次の講義の準備に頭を使う。
今取り組んでいるのは、
地質学ではないフォームのない授業なので、
なかなか大変である。
今は、そんなことに没頭している。

2011-05-19

●史上最強の内閣:No. 3718 2011.05.19

室積光著「史上最強の内閣」
(ISBN979-4-09-386290-5 C0093)
を読んだ。
室積氏の作品は幾つか読んでいる。
構成が単調で物足りなさがあるが、
面白い。
この話も現実のパロディーで、
こうあって欲しい思う展開を叶えてくれる。
そんな心の琴線に響くものであった。

●対処法:No. 3717 2011.05.19

桜。江別市文京台

今朝は曇である。
雲は高いが、
雨になりそうな天候である。

大学には、20歳前後の若者が集まる。
日本のある世代における
その地域の平均的な若者が
ピックアップされているのかといえば、
必ずしもそうではない。
大学へは入試をくぐり抜けて入学するので、
学力的にある範囲が設定される。
私立大学ともなれば、
授業料による保護者の経済力にも
ある一定の範囲が設定される。
それらの範囲は時期、
社会情勢によって変化してくる。
それらの変動を考慮に入れても、
この数年やはり大学生の属性は
変化してきているように見える。
その変化は、なによるものだろうか。
私の所属する学科が新設で
1期生から順番にみてきているので
その変動が見えやすのかもしれない。
不景気という経済的影響なのかもしれない。
全入時代による変化、大学のブランド力、
競争力などの変化かもしれない。
たとえ原因を見つけても
対処法が見つかることはない。
教員は、ただただ精一杯、真摯に
学生に向かい合うことしかないのだろう。
この対処法は、今も昔も同じはずだ。

Earthessay 3_96 温室効果:暗い太陽3

Earthessay
3_96 温室効果:暗い太陽3
を発行しました。

過去の大気は、
地球表層で風化や蒸発、沈殿などで
形成された鉱物の種類で
ある程度見積もることができます。
それらの見積では、
大気の温室効果は、
暗い太陽を補うのは不十分だったようです。
それも、ケタ違いに不足していたようです。

2011-05-18

●頑張れ:No. 3716 2011.05.18

カモ。江別市文京台

今朝は晴れである。
雲はあったが、
突き抜けたような青空である。
心地良い。

昨日は4年生のゼミで
個別の面談を行った。
それぞれの学生に事情がある。
個人の心や個別の事情に立ち入ることにある。
それぞれに悩みがあり、
弱さがあり、
それを克服したい気持ち、
逃げ出したい気持ち、
逃避している状態、
その状態を良しとしない気持ち、
などさまざまである。
私は、そんな事情を聞いてあげるしかない。
そして、当たり前の答えを与えるしかない。
頑張れ。
逃げるな。
負けるな。
似たような悩みを、
皆通り抜けてきたのだから。

2011-05-17

●日々の営み:No. 3715 2011.05.17

桜。江別市文京台

昨日夕方から降っていた雨が
今朝は上がり、晴れてきた。
東の空に雲は残っているが
きれいな青空が見える。
ただ、風が強い。
コートの薄く短い春物した。
遅ればせながら
私の衣での季節が変わったのだ。

桜も時期もそろそろ終わろうとしている。
今年は寒かったので、
サクラの咲く時期が不揃いである。
あれよとあれよというまに
5月も半分過ぎしてしまった。
季節の移ろいを感じるということは、
時間の流れを早く感じているというなのだろうか。
やるべき事をやっていのるであれば、
充実した時間の流れとなる。
最近充実した時間が少ない気がする。
ノルマの追われている気がする。
充実しが時間、日々が
少しでも多くなるように努力することが
私の目標、そして日々の営みとなるのだろうか。

2011-05-16

●人生の妙味:No. 3714 2011.05.16

桜。江別市文京台

今朝は晴れである。
風が強い。
でも、防風の上着を着ていれば、
もう寒さを感じるほどではない。

昨日は予定通りに、いろいろな用事をすませた。
今朝から大学モードに頭を切り替える。
これはいつもの月曜日であるが、
週末に何かをすると、
切り替えに苦労したり、リフレッシュできたりで
月曜日もいろいろな状況になりうる。
週末は家庭モードになるのはしかたがないが、
同じような週末を過ごしても、
その切り替えの苦労はいろいろだ。
切り替えの手間に差ができるのはなぜだろうか。
体調、精神状況の違いだろうか。
同じような週末の日々も
それなりの違いがあるのだろう。
不思議なものである。
これも人生の妙味だろうか。

2011-05-15

●感性の問題:No. 3713 2011.05.15

エゾエンゴサク。野幌森林公園

今朝は雨である。
長男はサッカーの試合があるというので
今日も雨の中、出かけるようだ。
私は、床屋、プール、電器店へ買い物の予定、
次男が図書館に行くというので、
プールに誘ってその後一緒に図書館に行くつもり。

自宅の地デジ化がほぼ完成、
先日、DVDとBDの同じものを見比べたら、
たしかに詳細に見え、綺麗であった。
ところが、DVDも結構きれいなので、
パッと見では違いがよくわからない。
再生装置を新しくしたので、
その性能のせいであろう。
家内が前のレコーダーで作成したDVDが
すごく綺麗に見えるといっていた。
昨日借りてきたBDを見た。
DVDと見比べたわけではないが、綺麗に感じる。
まあ、映画のような感性で味わうものは、
表層を比べても仕方がない。
たとえ映画の画像が荒れていても、
内容のほうが重要である。
作者者は、映像の美しさや構図の細部にまで
こだわって作成しているはずだが、
鑑賞者は、作品を感性に基づいてみるだけである。
映像の美しさも構図も、作者の意図が、
受け手の感性に伝わるかどうかが重要となる。
鑑賞者の感性は、
作者の感性に一番感応するはずだ。
もちろん、そこには技術や映像美、構図も
重要な働きをするのであろう。
でも、最後は、心と心の触れ合いが
すべてを思惑を差し置いて、
結論を下すのかもしれない。

●ミクロな化石、地球を語る:No. 3712 2011.05.15

谷村好洋著「ミクロな化石、地球を語る」
(ISBN978-4-7741-4426-9 C3044)
を読んだ。
プランクトンの化石(微化石)を用いる著者の
研究分野の紹介となっているようだ。
前半はプランクトンや微化石の歴史、
研究の方法の説明は面白い。
しかし、実際の研究例の紹介が面白くない。
ローカルで、事例が個別すぎる気がする。
著者はグローバルな話と考えているようだが、
どうも「それがどうした」という気もする。
ひとつのテーマを深く斬り込んで、
その重要性を分かりやすく
説明するほうがいいのではないだろうか。
博物館におられるのだから、
化石の名前の羅列が
市民には抵抗があるのを熟知されているはずなのに、
大量の化石名がでてくるのは疑問を感じる。

77 龍安寺:石庭の宇宙

 今回は、地域を取り上げるのではなく、ある寺院内の石庭が舞台です。非常に小さい石庭から、地域の地質の特性を見出すことができます。宇宙すら感じることができます。この石庭を眺めてきた多くの人の視線や思念が、ここには、こもっている気がします。庭を作った人の作為、維持している人の努力、眺める観光客の視線や思念が、この石庭をより深いものにしているのかもしれません。

 昨年、愛媛県に滞在しているとき、京都の実家まで帰省をなんどかしました。朝のJRの特急に乗れば、昼過ぎには京都に着きました。料金もそれほど高くないので、親孝行のつもりもあって帰省しました。
 帰省して時間があれば、昼間は京都の街をぶらぶらと散策しました。夜は、母や兄弟、親戚の人たちと会い話をしたり、母の代わりの祭りの手伝い役などもこなしました。まあ、特別な目的があって帰省してるわけでも、母以外に連絡しているわけでもありませんので、私が帰っているというのを聞きつけて、ぽっつりぽっつり訪問者がいるていどで、のんびりと過ごしました。そして訪れた人と、じっくりと話をしました。
 京都の散策で、あるとき衣笠(きぬがさ)にでかけました。京都の西の金閣寺や仁和寺があるあたりです。観光地ですが、観光シーズンからも外れで、梅雨の時期でもあったので、観光客も少なく、比較的のんびりと見て歩くことができました。衣笠では、金閣寺や仁和寺の有名なところも見ましたが、龍安寺の石庭をみることも目的でした。龍安寺には、以前にも2、3度来ているところなのですが、久しぶりに訪れました。
 金閣寺から龍安寺にまでの道(きぬかけの路と呼ばれています)を歩いていくのですが、立命館大学沿いの道に崖があり、その崖には層状チャートが見ることができます。衣笠付近には、層状チャートが分布しているようです。
 このように私は、地質学を初めて以来、石があれば、その石を見ることが習い性となっています。崖があればそこの地層を見、庭石があればその由来を考え、石段があれば石の種類を調べ、石積みがあれば近くの採石場を想像してしまいます。観光地でもあっても同じことをしてしまいます。まあ、いつものことですから、私自身はそれが通常なのですが。
 龍安寺は、小さな寺ですが、石庭が有名で、世界遺産にも登録されています。石庭は狭いのですが、禅における世界観を感じさせる静逸さが魅力です。龍安寺は、禅宗のひとつの臨済宗(りんざいしゅう)の寺院です。
 訪れた人の多くは、縁に腰おろし、庭を眺めます。庭を眺めながらも、無言のまま、自分自身の思いの世界に浸りこんでいきます。極限まで単純化された石庭に何をみるでしょうか。内省するのでしょうか。未来を考えるのでしょうか。宇宙を見るのでしょうか。私は、石をみます。
 石は、白砂のなかに、ぽつりぽつりと置かれています。白砂の中に点在している石は、コケが周辺には生えていて、島のように見えます。石の配置には、対称性も規則性もありません。不規則なようですが、何かの調和があるような不思議な配置をもっています。それが作者の意匠なのでしょう。
 縁側に座り込んで、石庭を眺めました。もの思いにふけるより前に、石が何かをじっくりと見ていきました。
 白砂には、ほとんど丸みがないごつごつしたものなので、川砂ではないようです。角閃石や黒雲母のような黒っぽい鉱物のつぶつぶが見えます。透明感のある石英らしきものも量は少ないですが見えます。白っぽく見えるのは、長石が多いためです。白砂の原岩は、花崗岩のようです。花崗岩の破片だけからできている砂なので、「マサ(真砂とも書かれます)」かもしれません。マサとは、花崗岩が風化して壊れたものです。
 花崗岩からできてる山で風化が起こると、侵食・運搬などの川の作用を受けることなくても、大量の砂(マサ)が、花崗岩の山の周辺に形成されます。このマサが、龍安寺では白砂として利用されているようです。
 島をなしている石と比べて、マサは新しそうです。白さが鮮やかなので、いつかはわかりませんが、最近入れられたものかもしれません。となれば、時々砂は入れ替えている可能性があり、近くにマサを採取できるところがあるのかもしれません。
 実は、京都の周辺には、点々と花崗岩が分布しています。近いところでは、比叡山や比良山が花崗岩からできています。
 京都の南部から奈良にかけては、広く花崗岩が分布しています。南部の花崗岩は、領家帯に属します。領家帯とは、中央構造線より北側で、花崗岩を主として、変成岩を伴っている地帯のことをいいます。白亜紀の花崗岩の活動が特徴的で、古期(1億2000万から9000万年前)と新期(1億1000万から7000万年前)の活動時期があり、古期のほうには片麻状構造があるとされています。
 京都市周辺の花崗岩は、山陽帯に属しています。領家帯より北側に当たる地帯になります。山陽帯の花崗岩は、3つの活動時期が区別されていますが、琵琶湖周辺の花崗岩は、一番新しい時代(6500万から5800万年前)の活動だと考えられています。これらの花崗岩は、あとで説明する丹波帯の堆積岩類を貫いています。つまり、丹波帯より花崗岩のほうが、新し時代にできたことを意味します。
 白い砂の海に浮かぶ島は、7つあります。島は1個の石からできているものもあれば、複数個からなるものもあります。高低もさまざまです。置かれている石の数は、全部で15個です。15個の石が、一見無造作に7か所においてありますが、縁や座敷の座る位置によって、石や島の見え方が異なるようになっています。また、15個の石は、どこから見てもすべてが見えないように巧みに配置されているとされています。本当は見える場所があるのですが。
 そんな石庭の石ですが、よくみると石の種類を窺い知ることができます。層状チャートと玄武岩質砕屑岩(いわゆるハイアロクラスタイトとよばれているもの)がいくつか使われているようです(注を参照)。そして、砂岩や礫岩もあるようです。
 層状チャート、玄武岩、ハイアロクラスタイト、砂岩や礫岩などの組み合わせは、日本列島ではごく普通に見られる岩石種です。このような岩石の組み合わせは、付加体とよばれる列島固有の地質体を構成している岩石種でもあります。
 付加体は、このエッセイでは何度も出てきていますが、海洋プレートが海溝に沈み込むことで形成されます。海洋プレートの沈み込みにともなって、海洋地殻の破片(玄武岩やハイアロクラスタイト)や海洋底の堆積物(層状チャート)が、陸側に剥ぎ取られます。それらが陸から運ばれてきた堆積物(砂岩)と混ります。丹波帯はこのような付加体からできています。
 石庭をつくりあげている岩石は、丹波帯の付加体を構成している岩石種と一致しています。衣笠のきぬかけの路沿いの崖でみた層状チャートも、付加体のメンバーです。
 龍安寺には、もう一つ私がいつもみるものとして、石でできた蹲踞(つくばい)があります。蹲踞とは、茶室に入る前に手を洗うために手や口を清めるための水を入れるものです。蹲踞は、吾唯足知(吾唯足るを知る)という文字がデザインされています。4つの漢字は、すべて口という字が使ってあります。その口を共有して、蹲踞の水を貯めるところにしています。すばらしいデザインではないでしょうか。
 龍安寺の蹲踞は、徳川光圀の寄進だとされていますが、本当のところは不明だそうです。現在では、置かれているものは、レプリカですが、多分そっくりなものなのでしょう。
 この蹲踞は花崗岩からできています。マサも花崗岩由来でしたが、どうも種類が違うようです。マサは白っぽくするために、石英や有色の鉱物が少なく、長石の多いものが利用されています。蹲踞の花崗岩は、石英が結構含まれています。ですから、花崗岩の分類でいえば、マサと蹲踞では、花崗岩でも、違った名前がつきそうです。産地の違う花崗岩かもしれません。レプリカですから、石の産地や細かい種類まで一致させているかどうかは不明です。
 石庭の石は、京都の周辺でみられるものばかりです。石庭には、実は京都の地質が凝縮されていることになります。でも、実際にはこれらの石が本当に京都から持ってこられたかどうかはわかりません。庭石は川の転石で姿のいいものが採取されて、利用されます。また、大量のマサは、近くの比叡山からではなく、どこかの採石所から持ってこられたかもしれません。でも、昔は今ほど流通がなかったはずだから、近場にある素材を利用していたのではないだろうか・・・・・・・などなど、縁側で、そんなことに思いを思いを馳せていました。
 石庭の小さいな宇宙を眺めて、心のなかのでいろいろな思念が、次々と移っていきます。そんな空想の宇宙を羽ばたいているうちに、時間が過ぎ去ってきます。

(注)遠目でながめて推定した岩石種(番号は画像の番号に対応しています)島のアルファベットは、左のものから順につけました。ホームページに写真があります。
1:礫岩(島A)
2:玄武岩質礫岩(ハイアロクラスティック角礫岩)(島B)
3:層状チャートか珪質角礫岩(島B)
4:層状チャート(島B)
5:玄武岩質礫岩(ハイアロクラスティック角礫岩)と砂岩(島C)
6:枕状溶岩の玄武岩(ハイアロクラスティック角礫岩)(島D)
7:砂岩(島D)
8:玄武岩質砂岩(ハイアロクラスティック砂岩)(島E)
9:砂岩(島E)
10:玄武岩質砂岩(ハイアロクラスティック砂岩)(島E)
11:層状チャート(島F)
12:砂岩(島F)
13:砂岩(島G)
14:層状チャート(島G)
15:礫岩(島G)

・桜・
今年の春は、どんよりした天気が多いようです。
気温も例年より低そうです。
桜の開花も遅れいているようです。
そんな遅い北海道の春ですが、
今週末が桜の満開になりそうです。
ただ、天気があまりよくないので
どうなることでしょうか。
桜には青空が似合います。

・矛盾・
大学の教員は学生の教育と自分自身の研究を
進めることが主要な任務です。
その比率は人それぞれでしょう。
それ以外に大学の教員には
大学という組織を円滑に運営するための
仕事(校務)も不可欠になってきます。
校務は自分たちの組織を維持することにもつながるので
しなければならない仕事となります。
教育の対象は学生です。
学生の入学者数が大学の命運を握る時代になってきました。
そのために、学生の供給先である
高校へのさまざまなアプローチが必要になり、
すべての大学で熱心に取り組んでいます。
その担当は大学の教員や職員となります。
大学の教育は学生への教養や専門的学問を
身につけさせることです。
その重要な最終目標は就職です。
就職先を多数用意するために、
企業へのアプローチも必要になります。
それも教員と職員の仕事となります。
昔の大学は、黙ってても大学に学生が来て、
企業からは求人がきました。
しかし、時代は変わりました。
大学への入口も出口も
大学側が世話をしなければならない時代です。
大学の教職員のリソースは
華やかかりしころと変化はありません。
いや、むしろ減っています。
特に非常勤講師は激減させています。
そのしわ寄せは、教員に及び、
研究や教育の質に反映するはずです。
研究や教育の質を落として、
学生へのサービスが向上するのでしょうか。
そこに矛盾はないのでしょうか。
そんなことを考えさせられました。

GeoEssay 77 龍安寺:石庭の宇宙

GeoEssay
77 龍安寺:石庭の宇宙
を発行しました。

今回は、地域を取り上げるのではなく、
ある寺院内の石庭が舞台です。
非常に小さい石庭から、
地域の地質の特性を見出すことができます。
宇宙すら感じることができます。
この石庭を眺めてきた多くの人の視線や思念が、
ここには、こもっている気がします。
庭を作った人の作為、
維持している人の努力、
眺める観光客の視線や思念が、
この石庭をより深いものにしているのかもしれません

2011-05-14

●Bloggerのダウン:No. 3711 2011.05.14

若葉。野幌森林公園

晴れ間は見えるが、
雲がかかっている。
天気がよければ桜の花見にでもいこうかと考えたが、
だめかもしれない。

昨日一日Googleのブログ投稿サイトのBloggerが
ダウンしていた。
現在は一応復旧しているようだ。
その詳細はまだわからないので不安だ。
ニュースも検索したが一部のサイトからの
情報しか流れていないようだ。
Googleの検索で今回の事故に関して
小細工があるのかもしれない。
私は6つのブログを公開している。
すべてはBloggerでおこなっている。
一つのブログを除いて
ホームページのデータをブログに転載しているので、
大元のデータは自分で保存している。
一つだけは保存していなかった。
また他のブログも復旧するときに
投稿の手間を考えると大変なので、
先ほど慌ててブログのバックアップをした。
いったい何があったのだろうか。

2011-05-13

●そこに矛盾はないのか:No. 3710 2011.05.13

桜。江別市文京台

今朝は昨日の快晴から一転、雨である。
自宅を出るころは、
小雨になっていたが、
夜半には結構降ったようだ。
今日は3講目のあと
校務で、札幌に出かける。
校務遂行に関連していろいろ考えた。
大学の教員は学生の教育と
自分自身の研究を
進めることが主要な任務である。
その比率は人それぞれである。
それ以外に大学の教員には
大学という組織を円滑に運営するための
仕事(校務)も不可欠になってくる。
校務は自分たちの組織を
維持することにもつながるので
しなければならない仕事となる。
教育の対象は学生である。
学生の入学者数が
大学の命運を握る時代になってきた。
そのために、学生の供給先である
高校へのさまざまなアプローチが必要になり、
すべての大学で熱心に取り組んでいる。
その担当は大学の教員や職員となる。
大学の教育は学生への教養や専門的学問を
身につけさせることである。
その重要な最終目標は就職である。
就職先を多数用意するために、
企業へのアプローチも必要になる。
それも教員と職員の仕事となる。
昔の大学は、黙ってても大学に学生が来て、
企業からは求人にきた。
しかし、時代は変わった。
大学への入口も出口も
大学側が世話をしなければならない時代である。
大学の教職員のリソースは
華やかかりしころと変化はない。
いや、むしろ減っている。
特に非常勤講師は激減させている。
そのしわ寄せは、教員に及び、
研究や教育の質に反映するはずである。
研究や教育の質を落として、
学生へのサービスが向上するのだろうか。
そこに矛盾はないのだろうか。
そんなことをつくづく考えさせられる。

2011-05-12

●トラブル:No. 3709 2011.05.12

エゾエンゴサク。江別市文京台

昨日の昼前から天気が良くなった。
今朝は快晴である。
心地良い天気である。
こんな快晴は北海道の良さだ。
北国ならではの青さだ。

昨日講義のとき、
動画を使うつもりで用意していた。
ところが、パソコンから
パワーポイントと動画を使おうとしたら、
プロジェクターが動かない。
リセットしてもだめである。
1時間ほど授業を進めていたので、
そこで終了して
次回の講義で動画を見せることにした。
私は、めったに動画をメインにすることはないが、
今回は、はじめて動画を
利用しておこなう講義にしていた。
まあ、IT機器を使っていると
いろいろトラブルはある。
こんな時はだれだって動揺する。
しかし、我を忘れるこなく、
淡々と進めることができる心の余裕がある。
ただ、来週までに修理ができているといいのだが。

EarthEssay 3_95 アルベド:暗い太陽2

EarthEssay
3_95 アルベド:暗い太陽2
を発行しました。

太陽が今より昔のほうが暗かった
「暗い太陽のパラドックス」は、
二酸化炭素の温室効果で
説明できると考えられてきました。
その考えに対して、
新しい提案が昨年なされました。
その論文を中心に紹介しましょう。

2011-05-11

●律すること:No. 3708 2011.05.11

桜。江別市文京台

重い雲の隙間から晴れ間がのぞく。
雨は降っていないが、
どんよりとした天気である。
こんな日が毎日繰り返される。
からりとした晴れが少ない。
桜の時期を迎えつつあるのに
寂しいい天気である。

大学の機能が本格的に動き出してきた。
さまざまな校務で動くようになる。
講義も本格的に内容が深まってきた。
そんな中で自分を見失うことなく
律していかなければならない。
難しくもあり、楽しくもあり。

●スプートニクの落とし子たち:No. 3707 2011.05.11

今野浩著「スプートニクの落とし子たち」
(ISBN98-4-620-32007-6 C0095)
を読んだ。
今野氏の文章は軽妙である。
一気に読んでしまった。
エリートたちの生態をその一員として描いている。
知っている名前がいくつも出てくる。
日本のエリートたちの学生時代、
社会人として生活しているときの裏話が
紹介されている。
なかなか面白い。
他の本も読む予定だ。

2011-05-10

●年の功:No. 3706 2011.05.10

桜。江別市文京台

明け方まで雨であったようだ。
自宅を出るころには雨は上がっていた。
雨に濡れた道路を歩いてきた。
寒さはそれほどではない。
昨日も昼間は晴れたが、
朝夕は曇りであった。

桜がちらほらと咲き出した。
つつじの先に咲いていた。
せっかくの桜も雨にぬれて
華やかさがない。
桜には青空が似合う。

連休が終わって、
通常の日々が始まった。
休みになれた体には
最初の一週間がなかなかつらい。
これも日々を精一杯暮らすことで
なんとなく体に馴染んでいくのだろう。
こんな達観が身についてきた。
年の功だろうか。

●20歳のときに知っておきたかったこと:No. 3705 2011.05.10

ティナ・シーリング著「20歳のときに知っておきたかったこと」
(ISBN974-8-484-10101-9 C0030)
を読んだ。
現在テレビで放映されている先生の著書である。
成功のために秘訣がいろいろ書かれている。
人気の授業である。
しかし、実社会で実践できるかどうかが重要である。
私に難しくて、する気もないが、
二十歳の若者で
積極的に生きていきたい若者には
必要なスキルかもしれない。

2011-05-09

●選択:No. 3704 2011.05.09

雫。江別市文京台

昨日も曇で、どんよりとした天気である。
気温はそれほど低くないが、
今の季節としては低いのだろう。
桜が咲き始めた。
しかし、なかなか花見をするのような天気ではない。
春まだ浅く感じる。

長かったゴールデンウィークが終わった。
出かけることはなかった。
後半は次男が風邪をひいたので、
おとなしくしていた。
溜まっていたDVDをいくつか見た。

日曜日には私だけプールにいった。
愛媛県のときと比べたら、
明らかに運動不足である。
そんなとき人生における選択を考えた。
可能なかぎりプールには通うつもりだ。
週に一度の運動でも
何も運動をしないよりも明らかにいい。
そんな選択を繰り返していくしかない。
だれもがベストを望むが、
ベストではないと不満足が残る。
特に、今までの自分と比べてマイナスなると
不満がになる。
それでもベッターを選び、
それに気持ちを切り替えること。
ワーストよりワーズにする選択。
マイナスを減らしプラスを増やすこと、
そんな繰り返しが、
人生における選択では重要なのかもしれない。
ベストばかりが来るわけではない。
少しでもプラスに向かう選択をするしかない。

2011-05-08

●研究計画:No. 3703 2011.05.08

雫。江別市文京台

昨日も今朝も雨である。
冷たい雨である。
桜の蕾もひらきかけであるが、
なかなかパッとしない。
一部晴れ間がのぞいているが
どうなるのだろう。

金曜日以来、研究計画を考えている。
漠然としているがイメージができつつある。
今後のライフワーク的な研究の方向性だ。
昨年1年間、考え、模索し
一部はスタートしていたので、
その延長線上で続けることになる。
メインの研究に軸足を移しながら
サブワークでの新たな展開を考える。
私の研究のレジュームは、
科学、教育、哲学
の三位一体ですすめる。
今まで教育が中心になっていた。
教育面で、今までの方向性を残しながら、
新展開を考えている。
大学の講義の手法を
素材として取り入れることを考えている。
また哲学の方に力をいれることを考えている。
地質学における重要概念の整理と
基本的考え方の再検討をしていくことにする。
科学は、とりあえずは1年間の
四国での滞在の集大成とお礼をかねて、
西予の地質をまとめていく。
今までの砂と石ころの試料採集を継続しながら、
その後の展開を考えていく。
哲学のテーマと連携しながら
誰もしていない何かを模索する。
まだ、この可能性を諦めたわけではない。
抽象的なイメージだけだが、
そのイメージを保ちながら、
新しい方向性を見つけたら
すぐにそちらに展開していくつもりである。
そのために、イメージだけは常に持つことにする。

2011-05-06

●納得できない:No. 3702 2011.05.06

新芽。江別市文京台

今日は晴れである。
風もなく、それほど冷え込みもなく、
心地よい朝である。
心地良い朝の中を歩いてきた。
昨日からビデオテープから
DVDに画像を映している。
なかなかの手間である。
全部で10本くらい家族の記録がある。
これが終われば、
古いビデオデッキを使うことはなくなるはず。
とりあえずはしまっておくが、
数年して見ることがなければ廃棄できる。
まだ使える装置なのだが、
捨てるのである。
使えるものを廃棄するのは
どこか納得できないところがある。
今の社会が消費を促し、賞賛する。
これがどう考えても
美徳とは思えないのだ。
多くの人が感じているのではないだろうか。
心が許さないことを社会が要請するのは、
一種の圧政、圧力、横暴ではないだろうか。

2011-05-05

●緊張:No. 3701 2011.05.05

つぼみ。江別市文京台

雨は上がったのだろうか。
まだ空は暗い。
ここしばらく寒い。
昨日も、午前中出かけた帰りには、
ミゾレのような雨になっていた。
今日も寒い日になりそうだ。

昨日、京都の弟から電話があった。
姪の入学祝いを家内が
送っておいたのが届いたお礼だ。
2月に京都で会ったので、
弟家族の最近の様子は知っている。
うちの家族は昨年の3月に
帰省したとき会って以来だ。
親族といっても、遠く離れれば、
なかなか連絡をすることもない。
母とは、子供たちもメールの交換と、
時々電話で話をするので、
いつもどおり緊張せずに話せる。
弟だと、久しぶりになるせいだろうか。
緊張するのはなぜだろう。

EarthEssay 3_94 核融合:暗い太陽1

EarthEssay
3_94 核融合:暗い太陽1
を発行しました。

太陽の輝きは、
私たちに大いなる恵を与えてくれます。
無尽蔵のエネルギー源として、
そのありがたさを私たちは享受しています。
太陽の恩恵を当たり前に思い、利用しています。
その仕組みには、
まだわからないこともあります。
そんな太陽のエネルギーの仕組みをみていきましょう。

2011-05-04

●次男の発熱:No. 3700 2011.05.04

コブシ。江別市文京台

昨日は晴れていたが、
夕方から曇り、
夜には雨となった。

昨日は晴れで気持ちが良かったが、
気温が低く風が吹くと、
ひどく寒くなった。
長男は午前中クラブの試合ででかけた。
その間みんなで買い物にいく。
午後、次男が友人と遊びにいく。
帰宅後、寒いと言って夕方熱を出した。
冷えすぎで体調を崩したようだ。
朝には熱は下がっているようだ。
今日一日は様子をみて大事をとる。
金曜日は遠足がある。

今日は、長男とプールにいく予定だ。
まあ、様子を見てだが。

●街場のメディア論:No. 3699 2011.05.04

内田樹著「街場のメディア論」
(ISBN978-4-334-03577-8 C0236)
を読んだ。
以前、「寝ながら学べる構造主義」を読んだ。
本書は、人気のある街場シリーズの一つだ。
視点が定まったなかなか説得力のある主張である。
大学の講義を本にまとめたものだ。
学生や院生とどのような議論がなされたか、
興味が出る。
なかなか硬派な感じがする。

2011-05-02

●プール:No. 3698 2011.05.02

つくし。江別市文京台

小雨が降っていた。
寒くはないが、風があり、
ズボンの裾が濡れた。
連休の中日にあたるが、
大学もある。
長男の中学校は、
土曜日と今日は休みにして連休にしている。
ただ、クラブの練習と地区大会があるので、
連休中は2日ほど休みになるが、
あとは、出かけている。
昨日がその休みだったので、
天気が悪かったので、
野外へは出れないので、
家族でプールにいった。
長男は1年ぶりの水泳だったが、
やはり一番泳ぎが上手だ。
長男がロッカーに帽子を忘れ、
後日取りに行くことにした。
だから、再度長男もプールに出かける予定だ。

2011-05-01

Monolog 112 帰納法と権威

Monolog
112 帰納法と権威
を発行しました。

人は、無意識に帰納法を実生活で適用しています。
帰納法が緩やかに働いていると、
それが作用していることも気づきません。
帰納法の適用の結果、
権威が形成されていきます。
もしかすると、帰納法的考え方とは、
脳の生理に叶っているが故に、
無意識に使っているのかもしれません。