2013-07-11

●蒸し暑い:No. 4475 2013.07.11

ナナカマドの葉。江別

今朝は、曇り。
少々蒸し暑い。
まあ、朝は涼しいので
汗を書きながらも
清々しい空気の中を歩いてきた。

昨日も空き時間を論文作成にあてていた。
昨日は午前中、雨で涼しかったので、
だいぶはかどった。
しかし、完成までには
まだ時間が必要だ。
今日も午前中に講義が
午後には会議あるので
あまり時間が取れない。
でも、空き時間がある限り
論文に時間を書けなければ。
でも蒸し暑いからどうなるやら。

EarthEssay 6_113 バイオミメティックス 3:新素材

EarthEssay
6_113 バイオミメティックス 3:新素材
を発行しました。

バイオミメティックス「生物模倣」で
生まれつつある技術は、
近年いろいろあります。
その例として、人工光合成、リブレット構造、構造色、スパチュラ造色を
紹介していきます。

2013-07-10

●雨で涼しい:No. 4474 2013.07.10

アジサイ。江別

今朝は、雨。
風混じりの雨なので、
下半身が濡れた。
湿度は高いが気温がそれほどでないので、
比較的快適に過ごせそうである。

いよいよ切羽詰まってきた。
論文の原稿である。
書き進めているが、
昨日までは暑さのため、
なかなか効率が上がらない。
今日は涼しいので、
ペースを上げなかれば。
さあ、はじめよう。

●緋友禅:No. 4473 2013.07.10

北森鴻著「緋友禅」
(ISBN4-16-767972-8 C0193)
を読んだ。
旗師冬狐堂を主人公とした短篇集である。
長編で登場した脇役も何人か出てくる。
いつものことだがストーリーは面白く
ハズレはない。

2013-07-09

●蒸し暑い:No. 4472 2013.07.09

雫。江別

今朝は曇っていたが、
自宅を出る頃から降り出してきた。
気温は少し高めで、湿度が高いので、
歩くと蒸し暑い。
個々数日夜も暑い。
夜風があると寒いかもしれないので
窓をして閉めて寝ているが
ここ2日ほど明け方に
蒸し暑くて目が覚める。

昨日は空き時間のすべてを
論文作成に費やす。
進んで入るが、
前途多難だ。
もう少し時間を書けたいが、
どれだけ時間があるかは不明だ。

2013-07-08

●素数ゼミの謎:No. 4471 2013.07.08

吉村仁著「素数ゼミの謎」
(ISBN4-16-367230-3 C0095)
を読んだ。
今年はアメリカで17年ゼミの大量発生が
ニュースでは伝えられている。
素数と生物の蝉の発生状況に関連があったのだ。
その秘密を日本人の研究者が解き明かした。
子供向けの本だが、なかなかおもしろかった。

●締め切り:No. 4470 2013.07.08

宵待草。江別

今朝は、霧が薄く広くかかっていた。
幻想的な天気だ。

昨夜は暑かった。
昼間も暑く、夕方から少しマシなったが、
それでも夜でも、風もなく暑かった。
湿度が高かったようだ。
明け方、暑くって、窓を開けた。
風がなかったのだが
少しは涼しくなった。

論文が今週中に仕上げなければならない。
だいぶ危機感ができてた。
先週中頃から、
論文にそこそこ時間をかけているが、
なかなかはかどらない。
しかし、今やるしかない。
さあ、今日もはじめよう。

2013-07-07

●無線LAN不調:No. 4469 2013.07.07

無線LANでの接続が調子が良くないようだ。
装置をリセットしてもうまくいかない。
子どもたちも以前いっていた症状だ。
忙しくて自宅で
パソコンをしばらく使っていなかったので
その様子がよくわかなかった。
原因は不明だが、すんなりの接続できない。
無線LANのルータは少し前に購入した比較的新しいものだが、
なぜかわからないが不調だ。
どうしたものか。
実用上問題が発生している。
今や我が家は無線LANなしには、
ネット環境が成り立たない。
不自由な思いをする。
ネット環境なしに、通信環境が成り立たない。
通信なしには日常が不便をする。
そんな時代になってきたのだ。

●狂乱廿四考:No. 4468 2013.07.07

北森鴻著「狂乱廿四考」
(ISBN4-04-358301-X C0193)
を読んだ。
明治初登の歌舞伎社会を舞台に
実在の人物と事件にフィクションを加えながら
ミステリーが展開する。
その原型となった短編も合わせて収められている。
最初期の長編なので
北森の作品としては、
少々荒削りのところがあるが、
でも十分読み応えのあるものであった。

2013-07-06

●校務:No. 4467 2013.07.06

実。江別

今朝は曇り。
風もあまりなく、湿度の少々高い。
歩いているうちに
汗が滲む。

今日は校務で出張するために、
大学にいつものように来る。
8時半にバスがでるので
それまでの1時間ほど、
いつものように仕事をする。

2013-07-05

●締め切り近し:No. 4466 2013.07.05

百年記念館。江別

今朝は雲が低い。
霧も出ている。
風があり、肌寒い。
歩いていると暑く感じるようになる。
初夏の天気だ。
時期的は夏なのだが。

明日は、校務で旭川に出張する。
日帰りなので、
体が少しは楽である。

論文の締め切りが近いので、
進めなければならない。
定例の原稿も並行して
進めなければならない。
昨日も論文を少し書いたが、
どうも疲れが溜まっているようで
なかなな集中できず、はかどらない。
そんな時は図を作成することにしている。
しかし図も昨日書いてしまった。
今日はなんとか原稿を進めたい。
あと10日間で締め切りだ。

2013-07-04

●アンケート:No. 4465 2013.07.04

サクランボ。江別

今朝は曇り。
朝方まで雨が降っていた。
自宅を出る時は雨が上がっていて、
風が強くで暑いのか寒いのかがわからない。

昨日は大学の市内になる施設で講義を行った。
講義の後にアンケートをとっていた。
そのコピーを頂いた。
読むと、難しいからよく分かったまで
意見が分散している。
これはしかたがないことだ。
キャリアの違う人が集まっているのだから。

大学の講義でも授業評価アンケートをするが、
すべての要望に答えることはできない。
もっと詳しく知りたい、
もっと簡単にわかりやすくして欲しいと、
相反する要望がある。
学生の場合は、非難や批判もあったりする。
それに応えることはできない。
応えるためには
個別に説明しなければならないが、
匿名なのでかいている。
匿名だからこそ書けるのかもしれないが。
ネットの匿名性による事象と
同じようなことが起こっているのかもしれない。

さてさてどうしたものか。
まあ、参考になるところだけ
使うしかないのだろうな。

EarthEssay 6_112 バイオミメティックス 2:先駆者

EarthEssay
6_112 バイオミメティックス 2:先駆者
を発行しました。

バイオミメティックス「生物模倣」は、
新しい考え方ですが、
先駆者がいました。
その成果は、
今も身の回りに使われているマジックテープです。
その後、いろいろな分野で研究が進められていますが、
課題もあるようです。

2013-07-03

●講義:No. 4464 2013.07.03

落ち花。江別

今朝は曇り。
風も強く、終わりかけていたアカシアの花も
これで終わるのだろうか。

今日は夜、大学の市街地のセンターで
市民向けの講義ががある。
シリーズ講義の一番バッターだ。
市民向けなので
新たに全部つくったので、
少々時間がかかった。
あとは本番のみ。
次なる論文の準備が
差し迫っている。
時間があれば、
そちらも進めなければならない。

2013-07-02

●夏の風物:No. 4463 2013.07.02

アワフキムシ。江別

今朝も晴れ。
風が強いが、心地良い。
朝夕の寒さも緩み、
心地良い初夏となった。

いつもよく見ている枝に、
アワフキムシの泡が見えた。
カメムシの仲間の幼虫が
身を守るために泡を使うのだそうだ。
中に幼虫がいるのだろうか。
夏の風物といえそうだ。

●孔雀狂想曲:No. 4462 2013.07.02

北森鴻著「孔雀狂想曲」
(ISBN4-08-747780-0 C0193)
を読んだ。
古物商、雅蘭堂の店主、越名集治が
骨董品に関する事件を解決していく短篇集だ。
内容が深く、ストーリーも複雑だが、
北森氏の腕ならば、
複雑ではなく、
次々と展開するストーリーとなる。
北森氏の作品に今のところハズレはない。

2013-07-01

●青空:No. 4461 2013.07.01

花。江別

今朝は晴れである。
北国の心地良い青空である。
ここ数日このようないい天気である。

土曜日は学会のお供で、
久しぶりに小樽にいった。
今までは、観光地にはいってなかったが、
天気がよくて楽しかった。
今後はじっくり時間をかけて見てたみたい。

今週はいろいろあって、
落ち着かない。
準備の必要なものもある。
そんな有耶無耶を
吹き飛ばすほどの天気である。

Monolog 138 眼の識別と表現:踊るスピネル

Monolog
138 眼の識別と表現:踊るスピネル
を発行しました。

私たちにとって眼は、
日々、非常に重要な役割を持っています。
そもそも眼が使えないと大きな不自由が生じ、
多くの人は生活できなくなるでしょう。
今回は、眼の持っている能力と
それをどの程度活かしているのか
について考えていきましょう。

2013-06-28

●学会:No. 4460 2013.06.28

ニセアカシア。江別

朝には朝日がさしていたが、
大学に向かっているうちに
雲が広がってきた。

今日は大学で学会があり、
明日その見学旅行の案内になっている。
まあ、知らないところなので、
ただ、ついていき、ケアするだけだ。
今日の午後からシンポがあり
明日見学旅行で終わる学会だ。
主には今日の夜の情報交換会が
重要な役割をもっているのだろうか。
私は、講義の合間に
来週の依頼講義の準備だ。
レジメは昨日何とか仕上げて、
担当に渡した。

2013-06-27

●仕方がない:No. 4459 2013.06.27

ニセアカシア。江別

夜半から朝にかけて
激しい雨が降っていた。
屋根を叩く雨音がひどかった。
自宅をでるころには
だいぶ小降りになってきた。
雨の中を歩いてきた。
こんなしとしと雨も好きだ。

依頼講義の準備をしている。
レジメをつくることが昨日支持があった。
明日までに仕上げなければならない。
予想外のことなので、
少々焦りがあるが
仕方がないのでやるしかない。

●狐闇:No. 4458 2013.06.27

北森鴻著「狐闇」
(ISBN4-06-275081-3 C0193)
を読んだ。
前著につづいて宇佐美陶子の
シリーズである。
分量も、内容も大著である。
いろいろな伏線、展開、仕掛けが
なされている内容だ。
さらにこの一冊には、
他のシリーズの主人公が何人も出演する。
盛り沢山で、そして面白い。

EarthEssay 6_111 バイオミメティックス 1:自然から学ぶ

EarthEssay
6_111 バイオミメティックス 1:自然から学ぶ
を発行しました。

バイオミメティックスという言葉は聞きなれませんが、
最近盛んに使われるようになったものです。
従来にない新しい考え方です。
身近な自然に光を当てて、
新しい仕組みを見つけ、
それを利用していこうというものです。
宇宙や深海など、
人類がなかなか行けないところだけが新天地ではなく、
身近なところにも新天地がいっぱいあるのです。
私たちが気づかなかっただけなのです。

2013-06-26

●無理せず:No. 4457 2013.06.26

花。江別

今朝は高く薄く雲が覆っている。
畑には霧もでていた。
これから晴れてくるのだろうか。
心地よい気温、湿度だ。

来週の依頼講義の準備をしている。
2時間の大人向けの講義だ。
昔のものは、ほとんど利用できないので
全く新たにつくる必要があるので、
空き時間の多くをこれに投入している。
しかし、他にもしなければならないし、
体調も悪いので、できる範囲で
やらなければならないのだが、
無理をしないように。

2013-06-25

●疲労:No. 4456 2013.06.25

モミジ。江別

今朝も晴れである。
歩いてきたら
少々汗ばむが、
心地良い天気である。

精神的、肉体的に疲れている。
やるべきことをするだけで
他のことをする余力がない。
意欲的に何かをする余裕がない。
こんなことでは
行き先がみえなくなる。
前期を乗り切れば少しは息がつけるだろう。
それまで頑張るしかない。
無理をせず、できる範囲で。

2013-06-24

●養生:No. 4455 2013.06.24

ナナカマド。江別

今朝は晴れていた。
雲が少しあったが
青空が広がっていた。
心地よい朝である。

体調が不調だ。
腰痛は小康状態だが、
風邪の症状が治まらない。
喉が少々痛い。
偏頭痛も時々する。
以前ほどではないが、
同じような症状だ。
体を養生しなければ。
今週末も校務がある。

2013-06-23

●腰痛:No. 4454 2013.06.23

虫食い。江別

今朝は早くは雲がかかっていた。
自宅を出るときは、
半分雲がかかっていて、
半分が晴れている。
心地良い朝になっている。

昨日は朝から腰に違和感があり、
しばらくすると痛くなってきた。
夕方にはすごく痛くなって身動きが大儀になった。
寝ている間も違和感があった。
朝起きても痛みは減ったが
まだ違和感が残っている。
歩いてきたときは、
体が動いていたせいか、
違和感が薄れてきた。
しばらくは腰に要注意だ
今日はオープンキャンパスでの校務がある。

2013-06-21

●体が資本:No. 4452 2013.06.21

葉。江別

今朝は、曇りである。
少々肌寒いので
長袖のワイシャツを着てきた。

昨日からのどが痛い。
一昨日は偏頭痛がしていただが、
出張した疲れかと思っていた。
しかし、昨日出張した帰りに
喉がいたくなった。
どうも風邪のようだ。
今日は講義があるので、
いつものように自宅をできた。
講義が終わったらは早めに帰宅して、
日曜日に備えなければならない。
日曜日はオープンキャンパスが
大学であるからだ。
それに対応しなければならないので
体調を戻しておく必要がある。
こう見えても教員は体が資本だ。

2013-06-20

EarthEssay 1_117 三畳紀初期の温暖化 3:システム擾乱

EarthEssay
1_117 三畳紀初期の温暖化 3:システム擾乱
を発行しました。

生物は、ひとつひとつで見ると弱い存在ですが、
全体で見るとなかなかタフです。
生物は、35億年前から絶えることなく継続してきたことが、
その証です。
大きな絶滅があったとすれば、
タフな生物全体を揺るがす異変があったことになります。
三畳紀初期の温暖化は、
そんな異変だったのでしょうか。

●鹿部:No. 4451 2013.06.20

雫。江別

今朝は、小雨である。
風があり、霧雨だったので、
傘を広げたり、閉じたりした。
天気が悪いと、肌寒く感じる。

昨日は、鹿部にいった。
朝5時に自宅を出た。
それでもギリギリで着く時間だ。
私のカーナビは古いので、
高速が八雲までだったが
まだ先まで延びていた。
一つ先の落部で降りた。
しかし、森で下りるのが最短であったが、
時間としては、ちょうどであった。
片道4時間、往復8時間。
滞在は2時間ほどの校務であった。
高速の運転が長かったので
この時間で済んだ。
精神的にはだいぶ楽だったが、
体は疲れた。
今日は午後から札幌での校務がある。

2013-06-18

●遠出:No. 4450 2013.06.18

花。江別

今朝も、風が強い。
霧雨のような細かい雨だ。
傘はさせない。
湿度が高く気温もそれほど高くない。
6月中旬はまた天候不順になっている。

明日は自家用車で遠出になる。
時間があれば色々見たいのだが、
長距離の運転なので疲れそうだ。
5時に自宅を出ることになる。
長い道中なだから
事故に注意が必要だ。
慎重にいこう。

2013-06-17

●充実感の共有:No. 4449 2013.06.17

花。江別

今朝は、風が強い。
雲も高いが覆っている。
寒くはないが、
風が強くて体感温度が低めだ。

土曜日が行事で一日体育会にいた。
ゼミの学生が頑張って
多数の競技に優勝や入賞し、
衣装と仮装にも凝り特別賞、
そして総合優勝もした。
賞品を山ほどとってきた。
賞品は、大量のお菓子だ。
ゼミ生だけでも大量なので
他のゼミの学生にもお裾分けをしていた。
私は、何もせず、ただ見学し
応援していただけだったが、
それになりに充実感を共有できた。
一日立ってウロウロしていたから
体は疲れたが、
気持ちはスッキリとリフレッシュした。

●ヒノキヒコのかくれ家 人形のすきな男の子:No. 4448 2013.06.17

佐藤さとる著「もうひとつのコロボックル物語
ヒノキヒコのかくれ家 人形のすきな男の子」
(ISBN978-4-06-215785-8 C8093)
を読んだ。
4つの短編のうちの残りの2つだ。
舞台の時代背景は古いが、
内容は古くない。
子供とコロボックルのささやかな交流がいい。

●百万人にひとり へんな子:No. 4447 2013.06.17

佐藤さとる著「もうひとつのコロボックル物語
百万人にひとり へんな子」
(ISBN978-4-06-215784-1 C8093)
を読んだ。
何年ぶりに読んだろう。
コロボックル物語でかつて書かれた
短編を4つのうち2つと
イラストを新たに書いたものだ。
シリーズの50周年の記念出版だ。

●達人山を下りる:No. 4446 2013.06.17

室積光著「達人山を下りる」
(ISBN978-4-12-205534-6 C1193)
を読んだ。
彼の著作は、痛快でスッキリする。
すぐにも読めるので
気分転換にいはちょうどいい。
ただ深みがないので
じっくり読むほどではないが。

2013-06-15

●少々早め:No. 4445 2013.06.15

雫。江別

今朝は、残念ながら雨である。
いつもより30分ほど早く自宅を出た。
今日は学部の新入生たちのための
体育大会がある。
ゼミの学生が7時から準備をするというので
教室を借りつ手続きを、
学生より早く着ていなければならない。
そんなために、少々早めに仕事を始めた。

●先生、キジが焼きに縄張りを宣言してます!:No. 4444 2013.06.15

小林朋道著「先生、キジが焼きに縄張りを宣言してます!」
(ISBN978-4-8067-1419-4 C0040)
を読んだ。
短いエッセイ集なのですぐに読める。
鳥取観光大学の物語だ。
以前いた大学の研究所が鳥取にあったので
馴染みのある地名が出てくる。
まあ、生物学をやっていたわけでないので
生物について調べたことがないが
中国地方の山は地質調査で歩いたことがあり、
その頃を思い出してしまった。
手元にあるエッセイはここまでだ。

102 乙部:センス・オブ・ワンダーの導火線

 人は、自然のいろいろな素顔に感動をおぼえます。もちろん、人の側にその自然を感じる「心」が必要ですが。でも、だれもが感動する自然もあるように思えます。そんな多くの人のセンス・オブ・ワンダーに火をつける導火線のような自然として柱状節理があるのではないでしょうか。

 自然には、いろいろな造形があり、大きいものから小さいもの、形状や色、繰り返しやシンメトリーの妙、孤高の美など、いろいろなものがあるでしょう。そのような自然の中にある不思議さに感動する心、センス・オブ・ワンダーは、多くの人に綿々と受け継がれているはずです。琴線は人それぞれで違っているでしょう。しかし、多くの人が感動するであろう(少なくとも私にはそう見える)ものがあると思います。地質学的造形として、柱状節理がその一つになるのではないでしょうか。マグマが織りなした造形の妙が、多くの人のセンス・オブ・ワンダーの導火線になりそうな気がします。そんな景観を紹介しましょう。
 前回に続いて、舞台は道南です。渡島半島の根とも、渡島半島が松前半島と亀田半島に分かれるところ、日本海側にあたる爾志郡(にしぐん)乙部(おとべ)町です。人口約4000人、2000戸ほどの小さな町です。かつてはニシン漁で栄えたところなのですが、現在は水産業や農業を中心とする町です。
 乙部の名は、アイヌ語の「オトウンペ」、「河口に沼のある川」という意味に由来しています。乙部岳(標高1017m)に端を発する姫川の河口に町の中心があります。日本の多くの地方の町同様に、人口の減少が続いています。
 渡島半島の西側の海岸沿いを走る国道229号線は、「追分ソーランライン」と呼ばれています。崖があったり、トンネルがあったり変化に富んだ海岸線を縫って走っています。松前半島から海岸沿いに国道229を北上すると、いくつもトンネルがあります。ある岬の付け根を通るトンネルを抜けたところが、今回取り上げる地です。その岬は、鮪(まぐろ)の岬、「鮪ノ岬」と書いて「しびのさき」と読みます。
 シビとは、マグロのことで、古くから使われている呼称のようです。本マグロは出世魚で、40kgあるいは1m越えるものをシビマグロとよばれたそうです。鮪ノ岬の景観は、北海道の天然記念物(1972年)に指定されており、岬の形がマグロの背に似ていること、岩の様子がマグロの肌に見えることなどから、名付けられたようです。近くには「潮見」や「豊浜」などの昔の漁業に関する地名もみられます。
 鮪の岬のトンネルと抜けると、トンネルの壁面に不思議な景観が広がります。北からトンネルに向かうと、その異様さは嫌でも目に飛び込んでくるでしょう。南から来ると、眼に入ることなく、見過ごすかもしれません。注意が必要です。
 「異様さ」と書きましたが、私にとっては異様ではなく馴染みのある、いや好きといっていいような景観です。柱状節理と呼ばれるものです。
 この景観は、上下2つに分かれています。下部は、長さ10mほどの柱がたくさん連なっている典型的な柱状節理です。上部は、多数の柱の断面が見える形で集まっています。上部が一部湾曲して見えることから、「車岩」とも呼ばれています。
 岬の付け根(トンネル)から、先端に向かって二段構造が整然と続いています。岬は海に向かってゆるく傾斜して、海に入り込むような形になっています。その傾斜は、マグマの形を反映したものだと思われます。鮪ノ岬の柱状節理は、日常みることのない異様さですが、壮観でもあり、センス・オブ・ワンダーを感じます。
 柱状節理の「節理」とは、岩石に見られる規則的な割れ目のことです。ただし、断層のようなズレがない割れ目のことをいいます。一般には、マグマからできている火山岩や熱い火山灰が厚くたまったところ(溶結凝灰岩と呼ばれます)に、節理がよく見られます。
 火山岩とはいっても、マグマが地表に噴出したものではなく、地表の近くですが、噴出することなくゆっくりと冷えていく条件が必要です。地下深部だと節理はできずに割れ目のない塊状の火成岩、深成岩になります。マグマの性質もある程度は関係します。玄武岩から安山岩の組成のマグマでよく見れられるようです。鮪ノ岬では、マグマは安山岩質です。
 このような条件を満たすものは、貫入岩と呼ばれるものが多くなります。マグマが、ある程度の大きさ、幅をもって、地下の比較的浅所に貫入し、地表よりはゆっくりと冷えていった場合、節理が発達した岩石になります。複雑な条件なので、どこにでもできるものではなく、できたとしても、ひと目に触れなければわかりませんから、それなりの侵食も必要になります。ですから、稀で珍しい景観といえます。
 特に綺麗なものは、鮪ノ岬のように天然記念物になることもあります。有名な所では、マグマによる節理は、福井県の東尋坊(とうじんぼう)や兵庫県の玄武洞、鳥取県の三徳山などで、溶結凝灰岩では北海道大雪の層雲峡、宮崎県の高千穂峡などがあり、いずれも国の名勝や天然記念物になっていて、観光の名所ともなります。
 節理ができる原因は、マグマが岩石として固まるとき体積が少し縮みます。その減った分が割れ目、節理となります。マグマが固まるときの形と冷えるときの冷え方によって割れ目のでき方が、いろいろな形状となります。一般に冷える面にたいして垂直方向に節理ができるようです。
 長く柱状になって節理ができたものを、柱状節理といいます。他にも板状、方状、放射状などの形状ができることがあります。
 鮪ノ岬では、下半分が柱状節理の典型となっています。上部は柱状の断面が見えているので、ものもとは水平方向に延びていた柱状節理だったはずです。もしかすると、柱状部分の長さも短かったのかもしれません。「車岩」と呼ばれることから、丸く車の一部もようだったかもしれません。それが、侵食や地殻変動によって切り取られて、現在の姿になったようです。節理は割れやすいので、トンネルの周辺はコンクリートで補強されていますが、海岸沿いは自然のままの姿を見ることができます。
 遠目で見ると、人工物のような不思議な景観をかもし出している柱状節理ですが、よく見るとその形はさまざまです。本来、マグマからの堆積収縮がおこれば、断面が6角形の柱状節理になりそうに思えるのですが、そうではありません。柱の形は、5角形が多いようですが、他にも4角形や6角形もあります。また、正4角形、正5角形、正6角形になっていものはひとつもなく、不規則なものが組み合わさっています。しかし、全体としてみると整然と柱が密集して並んでいるように見えます。不思議な景観です。
 私は、各地でこのような節理をたくさん見てきました。見たことのないものまだまだ多数あります。でも、どこの節理をみても、感動を覚えます。その背景にあるマグマや冷却のメカニズムを知っていたとしても、その不思議さは薄れることはありません。
 これからも、私はたくさんの柱状節理を見ることでしょう。そして多分同じように新鮮な驚きをもって、節理をみることでしょう。これは私の心の問題ではなく、節理には、センス・オブ・ワンダーの導火線が内在しているではないでしょうか。

・教員採用試験・
小学校の運動会も一段落して、
大学では、学祭が開かれています。
ただし、我が大学は、秋ですので、
春は穏やかなものです。
学部などの運動会やオープンキャンパスなどが
つぎつぎと催されていて、
大学で土・日曜日が、静かになることはなく
賑やかではあるのですが。
私の学科は、教育実習がつぎつぎとありました。
来週で一段落します。
今月末の日曜日には、教員採用試験があるためです。
4年生は落ちつかない日々が続きそうですが、しかたがありません。
就職活動をしている学生は、
もっと長い期間、頑張り続けているのですから。

・異常な天気・
嫌な日が数日続くと、すぐ今年異常な天候だと思いがちです。
とはいいなががら、
やはり今年は本当に異常な天候が続きます。
6月になって心地よい快晴がつづき、
日照時間が例年にないよさだったのですが、
曇りで、少し雨が降った日、
まるで梅雨のような蒸し暑さになりました。
エゾハルゼミも鳴いているせいか、
蒸し暑さがよけいに募ります。
今年の北海道は春が短く、
一気に夏になってしまいました。
そして、こなくてもいい梅雨のような天気もきました。
こうなると、異常気象という言葉がよぎります。
先日までの好天の連続を、
すぐに忘れてしまうんですね。

GeoEssay 102 乙部:センス・オブ・ワンダーの導火線

GeoEssay
102 乙部:センス・オブ・ワンダーの導火線
を発行しました。

人は、自然のいろいろな素顔に感動をおぼえます。
もちろん、人の側にその自然を感じる「心」が必要ですが。
でも、だれもが感動する自然もあるように思えます。
そんな多くの人のセンス・オブ・ワンダーに
火をつける導火線のような自然として
柱状節理があるのではないでしょうか。

2013-06-14

●動画形式:No. 4443 2013.06.14

もみじ。江別

今朝は曇りである。
風もあるが少々蒸し暑い。
今朝も、明け方まで寝れたので
疲れがだいぶ抜けた。

なかなか論文を書き進める時間が取れない。
今日も〆切原稿と講義がある。
まずはそれを進めるしかない。
また講義で使うノートパソコンで
動画は動くようになっているのだが、
大きなサイズの動画が
時々動きがカタカタとぎこちなくなることがある。
古いXPのノートパソコンだが、
だいぶ使っているが安定しているので
そのまま講義でも使っている。
予備としてWin7のノートパソコンがあるが、
それを使っていない。
安定しているXP方が安心だからと、
Win7のノートでは動画を挿入できるが
再生ができないという不備があるからだ。
昨日やっと原因がわかった。
MPEG2の動画形式がいろいろあるようで、
Win7でうごいているPowerPointでは
対応していないようだ。
MPEG2の形式でいろいろ条件を調整して
再度動画を変更すれば動くことがわかった。
幸いなことにサイズが半分くらいになり
順調に動くことが分かったので
今までのノートパソコンでも
楽に動くではないかと思っている。
そのため、授業で使う動画を
空き時間に変換をしていた。
まだ終わっていない。
Win7で動くのを確認してるが、
まだXPのノートパソコンでは確認していない。
おいおい進めていこう。

●先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!:No. 4442 2013.06.14

小林朋道著「先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!」
(ISBN978-4-8067-1400-2 C0040)
を読んだ。
鳥取環境大学の森の人間行動学のシリーズ
4作目にあたる。
小林先生の大学やその周辺で起こる
動物にかんするあれやこれやのエピソード。
軽妙さと脱線ぶりがなかなか面白い。

2013-06-13

●ささやかな幸せ:No. 4440 2013.06.13

蕾。江別

今日も朝雲がかかっていたが
晴れ間がでてきた。
風が強く、快晴になるのだろう。

昨日は目が覚めることなく、
明け方までぐっすり寝た。
最近、夜中に目が覚めて
なかなか寝付けなくて
寝不足気味になっていた。
それが久しぶりにぐっすり寝れた。
こんな当たり前のことが嬉しくなる。
変なものだ。
ささやかな幸せだな。

●先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!:No. 4440 2013.06.13

小林朋道著「先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!」
(ISBN978-4-8067-1384-5 C0040)
を読んだ。
三作目である。
全部で何作あるか知らないが、
少なくともあと2作手元にある。
今後も出てくるであろうが、
気楽に読めるので楽しめる。

EarthEssay 1_116 三畳紀初期の温暖化 2:致死的

EarthEssay
1_116 三畳紀初期の温暖化 2:致死的
を発行しました。

P-T境界を挟んで、
いろいろな異常現象が起こりました。
最近、三畳紀初期に起こった異常現象が発見され、
「致死的な高温」と呼ばれています。
この温暖化が、
ペルム紀末のさまざまな異変に続いて起こります。

2013-06-12

●不思議な駅:No. 4439 2013.06.12

蕾。江別

今朝も晴れである。
昨日から風が強く、
暑さもそれほどではない。
しかし、夏めいて上着も要らなくなった。

昨日は苫小牧まで出張であった。
大きな小学校での教育実習の指導であった。
新興住宅地で、
人口増加が激しいところだ。
駅前の開発もおわっていつが、
マイカー利用が多いせいか、
JRの本数が少なく、
無人駅であった。
近代的だが、
利用者の少ない不思議な駅であった。

●科学哲学者柏木達彦のプラトン講義:No. 4438 2013.06.12

冨田恭彦著「科学哲学者柏木達彦のプラトン講義」
(ISBN978-4-04-409415-7 C0110)
を読んだ。
プラトンを中心とした科学哲学の展開である。
科学的観察の客観性に
ついての部分がなかなか面白い。
アトランティスの解釈がなかなかおもしろく、
最近大西洋で大陸地殻の岩石が
見つかったというニュースが
欧米では大きく取り上げられる理由が
この辺の歴史にあるのだろうか。

●星間商事株式会社社史編纂室:No. 4437 2013.06.12

三浦しをん著「星間商事株式会社社史編纂室」
(ISBN978-4-480-80420-4 C0093)
を読んだ。
社史を編纂しながら
会社の暗い部分を暴くという内容だ。
でももう一つ面白みに欠ける。

2013-06-10

●慌ただしい日:No. 4436 2013.06.10

花。江別

今朝は高い位置に霧があった。
自宅を出るころもまだ霧があった。
しかし、霧が晴れれば青空が広がるだろう。
ここしばらくいい天気が続いている。

明日は教育実習で出張だ。
精神的にも肉体的にも疲れるが
気分転換にもなるのだが。
そのため、講義準備のパターンが違ってくる。
今日やらなければならいことが
いろいろあるので少々慌ただしいくなる。

●先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!:No. 4435 2013.06.10

小林朋道著「先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!」
(ISBN978-4-8067-1375-3 C0040)
を読んだ。
前作の続編である。
ツムゴローのエッセイのようなものである。
講義の内容が時々でてくる。
フィールドワークを愛する小林先生が
大学やその周辺で起こる事件を
動物行動学で説明してくれる。

2013-06-08

●老後のマネー戦略:No. 4434 2013.06.08

荻原博子著「老後のマネー戦略」
(ISBN978-4-08-745047-7 C0193)
を読んだ。
今まで自分が行なってきた
老後やその資金に対する考え方が
間違っていなかったことが確認できた。
あとは、老後の生活をどう豊かにするかを
考えることだ。

2013-06-07

●運動をしなければ:No. 4433 2013.06.07

タンポポ。江別

今朝は、霧である。
濃さはそれほどではないが、
幻想的な景色がみられた。

昨日の午前中は札幌市内で
教育実習の指導に出た。
午後は、午後から会議で、
少しの遅れで出ることができた。
しかし、体が結構疲れた。
体力が落ちているようだ。
通勤程度の運動ではダメなようだ。
調査にでたときは、
へとへとになってしまうだろう。
運動をしなければと思うのだが・・・

●工学部ヒラノ教授と4人の秘書たち:No. 4432 2013.06.07

今野浩「工学部ヒラノ教授と4人の秘書たち」
(ISBN978-4-7741-5340-7 C0095)
を読んだ。
工学部のヒラノ教授の秘書たちの話だ。
これもほとんどノンフィクションだ。
4番目の秘書が非常に気があって
長い付き合いとなっているようだ。
3番目の秘書は、
有能すぎて仕事を出すほうが
疲れるほどだという。
お陰で仕事がはかどったようだが。
私もグループで専用の
アルバイトの人を雇っていたが、
その頃のことを思い出した。
今後そのようなことはないだろうな。

2013-06-06

EarthEssay 1_115 ペルム紀の温暖化 1:P-T境界

EarthEssay
1_115 三畳紀初期の温暖化 1:P-T境界
を発行しました。

ペルム紀は古生代最後の時代です。
古生代と中生代は、
地質年代区分でも大きな境界になります。
その境界で、大きな事件があったことがわかっていました。
ただそのシナリオは、まだ完成していません。
最近、新たな事件の証拠が発見されました。

2013-06-05

●寒い日だ:No. 4431 2013.06.05

サクランボ。江別

今朝は、曇で少し風があって、
肌寒かった。
今朝起きたら、自宅のストーブがついていた。
自宅のストーブは温度設定をしあり、
電源を切っていなかったのでついていたのだ。
昨日午後から肌寒くなり、
今朝も肌寒さが続いている
ストーブがついていたので、
コートを着てきたが、
それで、ちょうどよかった。
なかなか暖かくなりきらない。

昨日は授業があり、
論文がまったく手がつかなかった。
今日は朝の講義のあと時間があるので、
別の原稿をあと少し書けば終わるので、
論文に取り掛かれるだろう。
問題は、属性区分である。
悩んでもいてもしかたがないので、
現段階で考えているもので進めるしかない。
それでも、かなりの改変を
しなければならないが。

●工学部ヒラノ教授の事件ファイル:No. 4430 2013.06.05

今野浩著「工学部ヒラノ教授の事件ファイル」
(ISBN978-4-10-314763-3 C0093)
を読んだ。
ヒラノ教授シリーズである。
今野氏の体験談を元にした
「ノンフィクション90%+フィクション10%」
で成り立っている。
理系の技術系の教員が体験した、
いろいろな事件、犯罪の物語である。
よく書いたなあと思う。
いってみれば大学教員の
犯罪の数々を取り上げているのだ。
多くの教員が起こしてきた
過去の事件だ。
現在では犯罪として摘発されるが、
当時は当たり前にやっていた
慣例に属するものの多い。
本当は口外してはいけないものである。
でも、おもしろい。
次は秘書編を読みだした。

2013-06-04

●難産:No. 4429 2013.06.04

蕾。江別

今朝は曇だ。
風があったので、
少々肌寒かった。

昨日は医者に行くために
早めに研究室を出た。
それまで、校務をしながら、
論文を書いていた。
今行き詰まっている。
分類に使う属性のタイプ分けに悩んでいる。
それを創りあげないと
文章が進まなくなってきた。
次々と問題が発生してくる。
こんな難産の論文は初めてだ。
でも、なんとか書き上げるしかない。

●彼女はたぶん魔法を使う:No. 4428 2013.06.04

樋口有介著「彼女はたぶん魔法を使う」
(ISBN4-488-45901-3 C0193)
を読んだ。
探偵物語である。
この探偵が、有能だろうが、
ハンフリー・ボガードのような気障なセリフをはく。
それが気の利いた言葉なので、
物語の彩りとして活き活きとしている。
なかなかおもしろい話であった。

2013-06-03

●思考継続中:No. 4427 2013.06.03

雫。江別

今朝は、小雨だ。
明け方に降っていたが雨が、
歩いている頃には
上がってきた。

もう6月になった。
6月は落ち着いて
授業も研究もできるはずだが、
教育実習の出張指導が
毎週はいってくるので
まとまった時間がとれなく落ち着かない。
しかし、〆切までには仕上げなければいけない。
今回のテーマに関しては、
全編の素稿があったので
すぐ完成できると思っていた。
祖稿は2年ほどの前に書いたもので
頭がリセットされている。
新たな気分で、見なおしたが、
いろいろ手を加えたいところができた。
そこで、書き始めると
全く違った視点での書き出しになってきた。
再度考えを進めなおしたら、
まったく違った視点の論文に展開していった。
また、考えがまとまってないが、
書き進めることになる。
結論は決まっているのだが、
そのルートは決まっていない。
ただ、時間をかけて考え続けなければならない。

2013-06-01

●初夏:No. 4426 2013.06.01

雫。江別

今朝は、快晴。
初夏の朝だ。
心地良い。
上着を着てあるくと
薄っすらと汗が出てくるような天気だ。
一汗かいて大学に着く。
大学についてすぐ、
廊下の窓を開け、
研究室のドアと窓を開けた。
ブラインドも全開する。
朝の爽やかさを
淀んだ空気の漂う研究室に入れた。
初夏がやっときた。

昨日早めに研究室を出て、
医者に向かった。
常用している薬が
もう少しでなくなるので、
もらいにくためだ。
しかし、医者についたら、
閉まっていた。
がっかりした。
月曜日には薬がなくなるので、
月曜日に行くことにしている。
開いていればいいのだが。

Monolog 137 ジレンマ:岩石の自然分類を求めて

Monolog 137
ジレンマ:岩石の自然分類を求めて
を発行しました。

ここ数年、分類について考えています。
次の論文のテーマが岩石の自然分類にかんするもので、
このエッセイで述べるような内容を考えています。
なかなか悩ましい問題をはらんでいます。
そんな分類について考えていきます。

2013-05-31

●春から夏へ:No. 4425 2013.05.31

芝桜。江別

今朝は、霧が出ていて風が強かったので
気温は低くないが、肌寒かった。
いよいよ暖かくなった。
天気が良ければ
歩いていても汗が出てくるほどで
昨日帰宅したらシャワーを浴びてしまった。
春から夏に向かっているようだ。

昨日は講義の後、
会議や面談があった。
一昨日の疲れが少々あるのだが、
こなすべきことはしなければならない。
ただし、自宅に帰ったらぐったり疲れていて、
夜はすぐに寝てしまった。
今日は夕方医者にいかなければならない。
隙間時間をみて論文を書くが、
なかなか進まないのがつらい。

●先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!:No. 4424 2013.05.31

小林朋道著「先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!
―鳥取環境大学の森の人間動物行動学」
(ISBN978-4-8067-1344-9 C0040)
を読んだ。
動物行動学の大学の先生が
大学や周辺の自然の中で起こる
動物に関わるいろいろな事件が面白く語られる。
現代のムツゴロウのような語り口だ。
気軽に読めるエッセイだ。

●メビウスレター:No. 4423 2013.05.31

北森鴻著「メビウスレター」
(ISBN4-06-273092-8 C0193)
を読んだ。
過去と現在、殺人事件、なりすまし、狂気、
複雑な関係を
複雑なトリックで書き上げている。
どんでん返しが何度も繰り返される。
私からすると技巧的にすぎる。
単純にストーリを楽しめる作品の方がいいのだが。

2013-05-30

●長距離運転:No. 4422 2013.05.30

新緑の並木。江別

今朝も小雨であったが、
風が強く傘がさせないほどだ。
雨の少ないので、
傘をささずにきた。
気温は低くない。
なかなか晴れが続かない。

昨日は日高地方に
教育実習生の研究授業の指導にいった。
久しぶりに長距離を運転した。
今回利用した高速道路は
以前いった時より延びていた。
カーナビには出ていないものだった。
延びた距離は少しだが、
気分的にだいぶ楽であった。
久しぶりの高速なので
行きは緊張した。
帰りはくたびれて眠くなりそうになった。
疲れたのだろう、
夜はすぐに寝てしまった。
今週はまだ校務が続く。
論文も進めなければなあ。

EarthEssay 5_111 地球型惑星 4:地球型惑星


EarthEssay
5_111 地球型惑星 4:地球型惑星
を発行しました。

ハビタブルゾーンでみつかった
3つの惑星についての紹介します。
そのうち2つの惑星は、
同じ恒星系から見つかったものです。
太陽系外惑星の発見から、
どんな可能性が描けるのでしょうか。

2013-05-28

●出張:No. 4421 2013.05.28

桜。江別

今朝も薄く雲がかかっている。
風がなかったので
コートを来ていると暑かった。
やはり5月も終わる頃だから、
気温はそれなりに高くなっている。

今日はひとつ講義を休みにして
校務をすることにある。
明日は、日高の方に
教育実習の指導に出かける。
高速道路があるので、
比較的楽につけるようになった。
自家用車で出かけることになる。
いつもの時間にでれば、
余裕でつけるだろう。
チャンスがあれば、
石でも見たいがどうなるだろうか。

2013-05-27

●霞:No. 4420 2013.05.27


コブシ。江別

薄く雲がかかっていて、
風があり、少々肌寒かった。
自宅を出る頃から
風のためだろうか、
少しずつ晴れてきた。
霞が少し残っているが、
晴れてきた。

今週は忙しいので、
今日はやっておかなければ
ならないことがいろいろある。
それをできるだけ早く
こなしておきたい。
そして論文の展開を
もう少し詰めておきたい。
さて、今日は早速はじめよう。

●神去なあなあ夜話:No. 4419 2013.05.27


三浦しをん「神去なあなあ夜話」
(ISBN-978-4198635060)
を読んだ。
「・・・日常」の続編である。
前作に続いて、なかなか面白い。
神去村の来歴、そして日常が語られる。
三浦女史の作品も外れがないな。

2013-05-24

●校務で街へ:No. 4418 2013.05.24


若葉。江別

今朝も曇って肌寒かった。
風もあったので、
コートを着て背中を丸めて歩いてきた。

最近カラスが活発に活動しだした。
例年より遅いようだが、
繁殖シーズンに入ったようだ。
また、通り道を考えないと
襲われることになるかもしれない。

今日は午後の講義のある
大学説明会の校務がある。
札幌まで講義が終わったら
あるホテルに向かうことになる。
いろいろと忙しいものだ。
それでも論文を書き続けなければならない。

●わかりあえないことから:No. 4417 2013.05.24


平田オリザ著「わかりあえないことから
コミュニケーション能力とは何か」
(ISBN978-4062881777)
を読んだ。
感覚的で抽象的なことだが、
実例、実践例があり
説得力ある内容となっている。
だが、私には実践の難しい内容だ。

2013-05-23

●抜かりなく:No. 4416 2013.05.23

桜。江別

朝から暗く曇っている。
昨日から寒い。
今朝も自宅で温度設定がしている
ストーブがついていた。

論文がはかどらない。
なにかと忙しくて時間が取れなかった。
これではだめだ。
わかっているのだが、
来週から忙しくなるので、
抜かりなく空き時間を
利用しなければならない。
少しでも論文を進めよう。

EarthEssay 5_110 地球型惑星 3:故障


EarthEssay
5_110 地球型惑星 3:故障
を発行しました。

今回は、予定を変更して、
ケプラーの最新ニュースをお知らせます。
宇宙望遠鏡であるケプラーは、
制御用の部品が壊れたため、
観測ができなくなった
というニュースが入ってきました。
その内容を急遽紹介します。

2013-05-22

●ジレンマ:No. 4415 2013.05.22


桜の花びら。江別

曇りである。
風はあって肌寒さがあったが、
気温は低くない。
ただ、曇りなので
あまり気温は上がらないだろう。

校務が立て込んでくると、
準備もそれなりに必要になる。
なによりも心が忙しない。
隙間時間をみて
論文を書こうとしているのだが、
なかなかはかどらない。
今月末には論投稿の申し込むことになる。
それまでに内容を固めなければならない。
当初、原稿がほぼあったものが、
まったく違ったようになり、
全面的に再構成、再執筆をしはじめることになる。
それなりに時間をかけなければならない。
一方、心が忙しい。
ジレンマになるが、書き続けるしかない。

●まず歩きだそう:No. 4414 2013.05.22


米沢富美子著「まず歩きだそう
女性物理学者として生きる」
(ISBN978-4-00-500616-8 C0237)
を読んだ。
以前学会でお会いしたことがある。
チャーミングな女性であった。
でも強い女性で、
きれいな女性もである。
科学者としても一流である。
良き妻でもあった。
彼女は「走り」続けている。
無理しながらも、自分に限界を設けず
さらなる高みへと走り続けている。
充実した人生だろう。
でも、私は彼女のようには生きられない。
しかし、まずは歩きだす大切さを教えてくれる。

2013-05-21

●春の醍醐味:No. 4413 2013.05.21


桜。江別

朝まで小雨が降っていた。
自宅を出ることには雨は上がっていたが、
歩いているうちに青空が広がっていた。
しかし、雲が厚くまだ残っているので
晴れたり曇ったりするのだろうか。
気温は上がってきて暖かい。

ヒバリが鳴いていたが、
春を思わせる。
雨に打たれた弱っていた桜。
少し花びらが散りだしたが、
晴れで少し元気を盛り返しているようだ。
いよいよ桜が満開となった。
青空と桜。
この組み合わせは春の醍醐味だ。
また森の自然の中に入りたくなった。

●フェルメール 光の王国:No. 4412 2013.05.21


福岡伸一著「フェルメール 光の王国」
(ISBN978-4-86324-040-7 C0095)
を読んだ。
展示されているフェルメールの全作品を
見て回る企画である。
3作が見れていない。
2つは個人所有で見学の許可がおりず、
一作は盗難されて行方不明。
他にもフェルメールの作品があるのではないか。
それが顕微鏡をはじめてつくった
レーウェンフックの顕微鏡スケッチが
フェルメールではないかという著者の仮説は、
面白い。
確かに、それ以降のスケッチとは明らかに
タッチが違う。
面白い旅である。
私もこんな興味を持てればと思える。

2013-05-20

●ビックデータ:No. 4411 2013.05.20


桜。江別

今朝は雨だ。
暖かい雨である。
土曜日が晴れで、
昨日は曇り、そして今日は雨。
桜の満開の時期だが、
咲いたらすぐに雨。
桜にとっては、厳しい春だろう。

自宅で2日間かかってデータを
ダウンロードしていたが、
1つはうまくいったが、
2つ目は不調で、何度もやりなしたが、
途中で無線LANがダウンした。
何度も繰り返しをしていたので、
家族が困っていた。
2つ目は別の時期に
らなければならないだろうな。
光回線をもってしても
大きなファイルがあるので、
困ったものだ。
ビックデータを個人が扱える
時代になったということもでもある。
個人でビックデータとどう付き合うか。
提供側が配慮すべきか、
使う側が配慮すべきか。
使用頻度や提供者の状況にも依存する。
私の場合は、自己責任で対処すべきなのだろうな。
そんなことを考えた。

2013-05-17

●忙しさに追われて:No. 4410 2013.05.17


桜。江別

今朝は雲が流れているが、
晴れ間が出ている。
風は冷たかったが、
晴れれば気温は上がるだろう。

今夜は学生との飲み会だ。
来週からはいろいろ校務がはいって
落ち着かない日々が続く。
どんな人も、日々忙しければ
その忙しさにも馴れるだろうか。
そんな馴れによって
忙しさが当たり前になることは怖い。
自分自身にやるべきことには優先順位があるはずだ。
自分の優先順位において
忙しさをどう分配していくかは、
重要な課題だ。
ひとりひとりにとって
優先順位が違うはずなので、
どの忙しさに甘ん、背を向けるのかは
違ってくるはずだ。
とりあえずは、現状の私には
目の前の忙しさをこなすしかないのだろうなあ。

●香菜里屋を知っていますか:No. 4409 2013.05.17


北森鴻著「香菜里屋を知っていますか」
(ISBN978-4-06-276834-4 C0193)
を読んだ。
香菜里屋シリーズの
最後の短編が幾つか収録されている。
常連達が何人か別の道に進む話があり、
最後に香菜里屋が閉じる。
その謎が、他のシリーズの登場人物が
絡んで解いていく。
北森氏の小説を読んでいるものにとっては、
楽しい展開である。
最後に楽しいを終わりを披露してくれた。
本の最後に、未完の時代小説が掲載されていたが、
今後の展開が気になるが、
もう、それも望めない。
寂しいものだ。

2013-05-16

●大変更:No. 4408 2013.05.16


雫。江別

今朝も、雨が降った後だった。
連日、雨模様だ。
暖かい日があっても、
すぐに寒くなる繰り返しだ。
花も遅い。

隙間を見て、
論文を少しずつ書きたしてる。
昨日、全体の構成を見なおした。
視点を変えたので、
まったくの書き直しのように
なってしまいそうだ。
そのために思索が
深まればいいのだが。
また集中力が必要になる。

EarthEssay 5_109 地球型惑星 2:ケプラー


EarthEssay
5_109 地球型惑星 2:ケプラー
を発行しました。

人類の好奇心として、
地球外生命の存在の有無は、
もっとも刺激されるものでしょう。
そんな好奇心をくすぐるようなニュースが相次いでいます。
今回は、そのニュースの一つを紹介します。

2013-05-15

●あるがままに進む:No. 4407 2013.05.15


実。江別

今朝は、雨が出る直前まで降っていた。
気温はやはりあまり上がらず、
風があったの寒かった。

なぜか疲れが溜まっている。
少々風邪気味なのかもしれない。
いつも明け方目がさめるのだが、
今朝は、目が覚めることなく、
いつも起きる時間より
少し遅くまで寝てしまった。
しかし、あまり疲れが抜けた感じがしない。

3、4生の教育実習がはじまった。
来週から実習指導がはじまる。
遠方もあるので、休講がいくつもあるろう。
実習が多いと調整はできない。
まあ、これはしかたがないことだ。
あるがままに進むしかない。

101 白神岬:錯綜の津軽海峡

 白神岬は、北海道の最南端です。本州と北海道の間には、津軽海峡があり、目と鼻の先ほどの距離しか離れていません。しかし、両者の間には、時空をこえて、さまざまなものが錯綜しているところです。

 今年の北海道は、春が遅く、ゴールデンウィークも天気が悪く、肌寒い日が続きました。その後も春の暖かい日は少なく、出かけることもままならず、今回は、昔行った白神岬の紹介をします。
 白神岬は、北海道の南部(道南)にあります。道南は渡島(おしま)半島と呼ばれています。渡島半島は、曲がりくねっています。北側はアルファベットのCの形で、南はYの字を逆さまにしたような形をしています。ただし、Yは左(西)に倒れています。Yの下側(南側)は、東に亀田(かめだ)半島、西に松前半島に分かれています。ただし西に倒れているので、松前半島の方が、南に下がっています。南の一番先端が白神岬です。文字で説明するとわかりにくですが、地図をみると白神岬の位置はすぐに分かります。
 今述べたような形をしているため、白神岬が北海道の最南端となります。ただし、渡島小島(おしまこじま)は、白神岬より、さらに南にありますが、無人の島なので除きます。北海道では最北端や最東端は、ロシアとの国境や北方四島の関係で、たびたび話題になることもありますが、最南端は話題になることはほとんどありません。
 最南端ということは、本州に一番近いところになります。ただし、本州の最北端は、下北半島の大間崎(おおまざき)で、そこは白神岬より北になります。北海道と本州が一番近いのは、亀田半島の戸井と下北半島の大間岬の間です。
 白神岬が向かい合っているのは、津軽半島の竜飛崎(たっぴざき)になります。そこまでの距離は、20kmほどです。天気が良ければ津軽半島がよくみえ、下北半島や亀田半島もみえます。
 そんな近い本州と北海道は、青森-函館を結ぶ青函連絡によって、1908(明治41)年から結ばれていました。船が列車をそのまま載せて運ぶ形式の運行でした。
 私が大学生の頃は、青函連絡を利用していました。海路は天候の影響を受けたり、人の移動も飛行機の利用が増えたことから、1988(昭和63)年に廃止されました。JRは運行していませんが、民間のフェリーが車や人を運んでいます。
 JRの列車は、現在、青函トンネルを利用して運行されています。青函トンネルは、竜飛崎からはじまり、白神岬の東を通って知内(しりうち)で終わります。
 青函トンネルのルートを決定するにあたり、2の候補がありました。津軽海峡は狭く、白神岬からは竜飛岬が、亀田半島からも大間崎が間近に見えるます。青函トンネルは当初、最も近い大間-戸井(とい)の間の東ルートが考えられていました。しかしこの東ルートは、水深も深く、地下の地質も安定していないので、西ルートとなる現在のルートが選択されました。
 作りやすい西ルートでも、青函トンネルは難工事の連続でした。
 1961(昭和36)年3月23日に北海道側から掘削がはじまりました。海峡は200m以上の深さがあり、その中でも浅いところを選んでの掘削でした。先進導坑で掘削技術の開発もしながら、本坑の他に作業坑の掘りながらの作業となりました。海底下にあたるところは23.30kmの長さなのですが、青函トンネルは、最深部は海面から240mも下を通っています。高速の列車が通るためには、傾斜を緩くしていかなければならず、トンネル部は、53.85kmと倍以上の長さになっています。本坑が貫通したのは1985(昭和60)年3月10日で、営業開始は1988(昭和63)年3月13日でした。工事だけでも、24年かかっています。
 最近、話題になった北海道新幹線も、在来線が通る青函トンネルを利用します。もともと青函トンネルは、新幹線の規格を考慮して作られており、のちにスーパー特急方式の新幹線の原型となりました。しかし、北海道新幹線の計画は休止されたままで、やっと新幹線が通ることになったのです。
 新幹線の速度が上がると、すれ違う貨物列車に損傷を与えるため、トンネル内は時速140km(現在時速200km以上を検討中)に落とさなくてはならず、時間短縮のためのボトルネックの一つになっています。
 さて、車で函館方面から白神岬に向かうには、国道228号線を進みます。知内町から福島町までは内陸を進みますが、福島町の町を抜けると、海岸を進むコースになります。白神岬に近づくと道路はトンネルが多くなり、険しい海岸線になります。海岸には岩礁も見えてきます。
 トンネルや覆道の連続する海岸沿いの道を進むと、覆道の途切れたところに駐車場があり、白神岬という石碑があります。白神岬とはいっても、駐車場と石碑があるだけの、ささやかのものです。しかしここも松前矢越道立自然公園の一部となっています。私が行った日は天気がよく、少々霞んでいましたが、遠くまでよく見ることができました。
 駐車場の一番奥に海岸に下りる階段があります。そこから海岸に下りると、岩場になっていて、岩石をみることができます。白神岬の駐車場には寄っても、海岸に人ははほとんど来ないようです。そんな人は非常に残念な気がします。白神岬では、ちょっと変わった岩石がみられるからです。
 露頭では、地層のようなものが見られます。ただしこの地層には、何種類かの岩石が複雑に入り乱れています。ぐにゃぐにゃに曲がったり、違った種類の岩石が入り混んでいたりと、複雑なつくりになっています。岩石は入り乱れて混沌としてますが、岩石の境界ははっきりとしています。
 階段付近にはチャートと呼ばれる岩石があります。黒っぽいもの、白っぽいもの、緑がかった灰色のものなど、さまざまな色のチャートがあります。少し離れたところには緑色の玄武岩があります。また、泥岩と砂岩の繰り返しの地層もあちこちみられます。
 これらの岩石は不思議な組み合わせです。玄武岩はマグマが固まったもの、チャートは深海底にたまった生物の死骸が固まってできたもの、泥岩と砂岩の地層は陸から運ばれた土砂がたまったものです。もう少し詳しくいうと、玄武岩は、海底の中央海嶺というところで、海底火山によってできました。海洋プレートが形成されているところです。チャートは、中央海嶺から離れた海底で静かに、玄武岩の上にたまったものです。海洋の真ん中、海洋プレートが移動中に長い時間をかけてたまったものです。泥岩と砂岩の地層は、陸から河川によって運ばれた土砂が海岸付近にたまったものです。さらにそれが、海底地すべりなどで、より深い大陸棚や海溝まで移動したものです。
 白神岬の岩礁は、いろいろな場所やいろいろな成因による岩石が、集まってがっちりと固まっているのです。硬くなっているということは、どこかで出会い、地下の深いところで圧し固められたということになります。
 海でできた岩石と陸付近でできた岩石が出会い、固まるような場所、それは海溝です。海溝は、沈み込み帯と呼ばれるところです。陸近くの大陸棚の下に、海から来た海洋プレートが海溝で沈み込みます。
 海洋プレートの玄武岩は海嶺でできす。海洋プレートが海嶺から海溝まで長い時間移動している間に、生物の死骸が玄武岩の上にたまり、チャートができます。海洋プレートが沈み込むときに、一部が陸側に剥ぎ取られることがあります。剥ぎ取られた海洋プレートの一部は、大陸側の岩石の中にまぎれこんでいきます。このような岩石の混合物からできた地質体を、付加体(ふかたい)と呼んでいます。
 付加体の形成は、地下浅所では岩石が割れることなく変形したり、条件によっては割れてくっついたり、複雑な状態になって固まっていきます。付加体はつぎつぎと形成され、古いものほど深く押し込まれていきます。やがて高い圧力がかかるようになり、硬い岩石となります。白神岬には、このようにしてできた付加体が顔を出しているのです。
 白神岬の岩場には、近くの斜面から転がってきたのでしょうか、火山砕屑岩がありました。似た岩石が付加体の中にはないことから、この岩石は付加体由来ではありません。岩石の種類は安山岩で、付加体とは関係のない新しい時期の火山活動から由来したものです。実は、白神岬周辺には、中新世(約2200万年前~1500万年前)に活動した火山噴出物が点々と分布しています。そんな火山岩の基盤となっている岩石が付加体なのです。
 付加体ができたのは、約2億年前~1億4600万年前(ジュラ紀前期から中期)のことだと考えられています。付加体を特徴づける昔の海溝、あるいは海洋プレートの上に広がっていた海は、今はみることはできません。付加体は、古い時代の海溝や沈み込みの名残りで、火山岩は、現状の沈み込み帯に由来する火山活動です。2つの沈み込み帯、そして沈み込み帯の活動の深部と表層の様子を、白神岬ではみることができます。
 津軽海峡が深いのは、もともと地形的低くなっているのと、侵食のためだと考えられています。断層があるためではありません。大きな断層がないのは、北海道と青森は地質学的には連続していることらかもわかります。ですから、津軽海峡は、今の日本海と太平洋より新しくできた海であることがわかります。そんな新しい海峡の下を、今は、日本人の長い時間をかけた叡智の結晶が、トンネルとしてあり、そこを新しい新幹線が通ろうとしています。白神岬からみえる津軽海峡は、さまざまな時代のさまざまな構造物が、錯綜している場なのです。

・断層・
津軽海峡はもともとの地形的低まりと
侵食によってできたものです。
もし大きな活断層あったら、
青函トンネルも危険にさらされるでしょう。
幸いなことに、大きな活断層は見つかっていません。
ただし、大間崎沖には東西方向に延びる
「活断層」が推定さています。
この「活断層」をめぐっては、
大間原発建築の可否の鍵を握ることになるかもしれないので
大きな議論となっています。

・監視・
かつて北海道の北方にはソビエト連邦があり、
アメリカとの冷戦状態の時がありました。
軍港のウラジオストックから太平洋に出るためには
津軽海峡を通ることになります。
日本は日米安保条約にもとづき、
ソビエトを仮想敵国としていました。
そのため、津軽海峡が戦略的要路となっていました。
白神岬のすぐ上の山には、
今も、海上自衛隊の松前警備所白神支所があります。
津軽海峡側の竜飛警備所と対になり、
津軽海峡を監視、警戒していました。
この場所が選ばれたのは、
旧陸軍の津軽要塞白神砲台跡があったためでしょう。
白神岬と竜飛崎からみれば
津軽海峡が監視できるということです。

GeoEssay 101 白神岬:錯綜の津軽海峡


GeoEssay
101 白神岬:錯綜の津軽海峡
を発行しました。

白神岬は、北海道の最南端です。
本州と北海道の間には、
津軽海峡があり、
目と鼻の先ほどの距離しか離れていません。
しかし、両者の間には、
時空をこえて、
さまざまなものが錯綜しているところです。

2013-05-14

●桜には青空が:No. 4406 2013.05.14


雫。江別

今朝は雨上がりの濡れた道を歩いてきた。
気温は着実に上がっている。
ただし、コートがないと肌寒い。

本来なら春の芽吹きが続いているはずだが、
今年の芽吹きは遅れている。
畑の作付けも遅れているようだ。
気温も低め、そして何より日照率が低い。
寒い春となっている。
桜もやっと蕾だ。
今週末辺りが桜が咲き始める頃だろうか。
しかし、なかなか晴天にならないので、
桜をみることができないかもしれない。
桜には青空が似合う。

2013-05-13

●疲れが抜けない:No. 4405 2013.05.13


若葉。江別

今朝は曇で風があり、肌寒かった。
来る途中、小雨が降った。
なかなかいい天気が続かない。

土曜日は天気が悪く、寒かった。
日曜日は午前中は晴れていたが
午後から曇ってきた。
2日間、自宅にいた。
講義が始まって、
疲れがたまるようになった。
そのため、土日は休みたくなる。
休むと自宅にいて運動をしないから、
余計に疲れが抜けないのかもしれない。
なんだか悪循環にハマっているような気もする。

●動的平衡2:No. 4404 2013.05.13


福岡伸一著「動的平衡2」
(ISBN978-4-86324-044-5 C0098)
を読んだ。
本としてまとめて書かれたものではなく、
あちこちに書かれたものを集めたものである。
面白い議論があっても、
充分論じられず、
結論が不確か、不明瞭であるように
感じた部分が何箇所かあった。
残念である。
もっと深く議論してほしいところだ。
売れっ子になると
まった文章を書く余裕がないのだろうか。
しっかりした議論をした本が望まれる。
いくつかの書き下ろしの新書で
展開されたような内容を望むのだか。
そんな著作内容への動的平衡を期待したい。

2013-05-10

●科学と芸術:No. 4403 2013.05.10


ツクシ。江別

今朝は晴れ。
気温もだいぶ上がってきた。
少し残雪があるが、
暖かくなってきた。寝るときには
上掛けと毛布を重ねていた。
昨夜はあたたかなったので、
毛布をよけて寝たが
寒さを感じなかった。

岩崎秀雄著「<生命>とは何だろうか」
に関連して、生物学と芸術の関係について考えた。
生物の形態、生態を
芸術にするのは理解可能だ。
しかし、どう考えても
合成生物学の手法を
芸術に持ち込むのは不安だ。
芸術は美しくなければならないとは思わないが、
危険性をはらむものについては抵抗がある。
そんな感想を持ちながら、
自分の携わる地質学を舞台に考える。
以前博物館で特別展示を担当する時
地質学と芸術の連携を試みていたが、
転職のために叶えることができなかった。
心残りはある。
砂、鉱物、岩石などの
素材、形態、構造を利用した芸術は、
だれが見てもわかるし、
心を動かされるものもある。
もちろん、不思議な、前衛的な
芸術もあっていと思う。
重要なことは、
そこに危険性を感じることはないし、
実際の危険性もないことだ。
そのようなものを目指すのはいいし
私自身もそのような志向はある。
自分自身は模索しているが、
なかなかいい方向性がみつからない。
そのようなことを考えることも楽しい。

●<生命>とは何だろうか:No. 4402 2013.05.10


岩崎秀雄著「<生命>とは何だろうか」
(ISBN978-4-06-288193-7 C0245)
を読んだ。
合成生物学として生命をつくろうという話と
生物の実験室でおこなわれている手法や現象を
芸術に利用する動きなどが紹介されている。
生命の本質をどう捉えるか。
深く思考している。
しかし、その思考は私には理解できない。
合成生物学と芸術をあわせた方向性は、
理解できる。
しかし、そこにある危険性が
本書でも指摘されているが不安だ。
合成生物学で展開されている全体観に理解できない。

2013-05-09

●バージョンアップ:No. 4401 2013.05.09

雫。江別

今朝は、晴れだ。
雲が少しあったが、
太陽がでていた。
風はまた冷たいが
太陽が当たるとさすがに暖かい。

昨日、晴れていたので
森をまた通って帰った。
一昨日あふれていた小川が
昨日は水が一気に減っていた。
5月なので晴れれば
気温は高いので
雪解けは一気に進むのだろう。

研究費で今までのホームページを
作成するソフトをバージョンアップした。
見かけが変わっただけで、
使い勝手は変わっていない。
環境設定が少し楽だったところが
変わったくらだろうか。
今までのソフトとバージョンアップする
必要性があったのだろうかという疑問もある。
深い使い方をしていないのだが
ある時思い切ってバージョンアップしておく
必要があると思っている。
システムが上がっていくとある時
古いバージョンが使えない時がくる。
その時慌てて移行すると
業務に使っていれば
戸惑い、支障をきたすだろう。
それに備えてソフトを
バージョンアップしておかなければならない。

EarthEssay 5_108 地球型惑星 1:ハビタブルゾーン


EarthEssay
5_108 地球型惑星 1:ハビタブルゾーン
を発行しました。

地球は、人類にとって唯一無二の存在で、
どんなに文明が進んでも、
人類は地球に住み続けると思います。
興味として、地球以外の天体や、
太陽系以外の惑星に生命はいないのか、
というもの常にあります。
科学も両面の探査を続けています。
最近、太陽系以外の惑星に大きな進展がありました。

2013-05-08

●春の森:No. 4400 2013.05.08


つくし。江別

今朝も寒い。
風があるのでより寒く感じる。
雲が流れて
晴れたり曇ったりしている。

昨日は午後から久しぶりに
晴れ間が長くでていて温かかった。
それを見て、
森を通る道で遠回りして帰った。
雪はほとんど消えたが、
除雪の雪山がところどころ残っている。
融けた雪が小川を溢れさせていた。
前に通った時より、少しは春は進んでいる。
フキノトウはだいぶ出ていたが、
フクジュソウはだいぶあちこちに芽を出し、
日当たりのいいところでは、だいぶ咲いていた。
エゾエンゴサク、ザゼンソウなどが少し咲いていた。
春の森が始まりつつあるけど、
まだぱっとしないなあ。

2013-05-07

●春まだ浅く:No. 4399 2013.05.07


つくし。江別

今朝は晴れ間が見えたが
雲が流れて、晴れたり曇ったりしている。
朝も冷え込んだ。
水たまりに氷が張っていた。
氷点下になっている。
自宅ではストーブがついている。

例年であれば、
畑の準備が始まっているはずだが、
今年はまだ始まっていない。
畑ではヒバリがないているが、
肌寒さを感じる。
桜もまだだ。
ゴールデンウィークも終わったのに、
春はまだ早い。

2013-05-06

●無為な休日:No. 4398 2013.05.06


つつじ。江別

今朝も、雨である。
歩いていれば寒くはないが、
歩き始めは寒い。
多分気温はそれほど寒くはないが、
湿度が高く
日がささないので、
暖かさがあまり感じないのだろう。

世間は今日も休日であるが、
大学は今日から通常授業がはじまる。
あまりに長い休日はつらい。
今回のゴールデンウィークのように
天気が悪いと、外に出ることができないので
自宅で過ごすことになる。
このような休日が長期間つづくと
時間を持て余すことになる。
長男はクラブにいっているので、
そこまで時間を持て余すことはないが、
次男は前半クラブがあっただけで、
後半はクラブもなく
時間を持て余しているようであった。
学校からは宿題があるそうだが、
なかなかそれでは埋まらないようだ。

例えば定年退職をしたひとが、
やりたいことがなければ、
一日は長く退屈なのだろうなあ。
自分もやがては、そうなった時、
時間を持て余さないためには、
大変だけどやりたいことを幾つか持つこと。
野外でも、室内でもできることを
いくつか持つことが大切であろう。
以前もそんなことを考えた。
見つけるまでは、
時間的な余裕があるが、
少しずつ見つける必要があるだろう。
無為の長い休みのあと
そんなことを考えた。

●ぶぶ漬け伝説の謎:No. 4397 2013.05.06


北森鴻著「ぶぶ漬け伝説の謎」
(ISBN978-4-334-74631-5 C0193)
を読んだ。
京都の文化や慣習などを題材にした
ミステリー?である。
確かに事件が起こるが、
京都のマイナーな部分を
題材にしているので、
少々不思議な京都案内としても読める。
そして何より登場人物が活き活きとしている。
でも、このシリーズも
もう読めないと思うと寂しいものだ。

2013-05-04

●用足し:No. 4396 2013.05.04


ずっと天気が悪い。
気温も低い。
さんざんなゴールデンウィークだ。
それでも休日である。
子どもたちも休みが長すぎて持て余し気味である。
大人は、淡々と日々のことを進めるのみ。
天気がわるので、外へでるもの億劫だ。
買い物などの用足しだけだ。

●宇宙に終わりはあるのか?:No. 4395 2013.05.04


村山斉著「宇宙に終わりはあるのか?」
(ISBN978-47649-5517-2 C3042)
を読んだ。
講演会やアカデミーなどでの話をまとめたものだ。
だから少々強引な物言いをしているとこがある。
しかし、一般向けにはその方がわかりやすこともある。
一線級の研究者が
周辺の研究を紹介してくれるのは
エキサイティングである。
ただし、それなりの書き手である必要はあるが。

2013-05-03

●親離れ、子離れ:No. 4394 2013.05.03


今日も冷たい雨である。
所要があって大学に朝から来ている。
ただし、昼には帰宅する。

子どものが独自に
行動するようになったので、
親は親だけの行動をすればいい。
昨日までの休日は
子供達の学校も休みであったが、
クラブにでていたので、
自宅でぼんやりした。
今日は子供達はクラブは休みだが、
ふたりとも友達と出かけるそうだ。
子供達は親離れしてきたので、
親も子離れする必要があるようだ。
少しずつだろうが。

●不完全性定理とはなにか:No. 4393 2013.05.03


竹内薫著「不完全性定理とはなにか」
(ISBN978-4-06-257810-3 C0241)
を読んだ。
正式に不完全性定理を理解するには、
論理学を理解することが重要になる。
しかし、本書は他にも同等の結論を得る方法を教えてくれた。
また、不完全性定理の適応範囲も示してくれた。
不完全性定理については、
何度か読んだが、
いすれも複雑で、難しい。
本を読んだ直後は理解できた気になるが、
しばらくすると輪郭だけになり、
その輪郭もぼやけていく。
私にとっては不完全な理解だからだろうな。

2013-05-02

EarthEssay 6_110 新鉱物 3:付加体


EarthEssay
6_110 新鉱物 3:付加体
を発行しました。

レアアースを多く含む新鉱物の発見は、
ただ発見だけにとどまらないかもしれません。
そこには、一攫千金ではありませんが、
大きな可能性を秘めています。
一つの鉱物が、いったいどんな夢をみせてくれるのでしょうか。

2013-05-01

Monolog 136 信頼度:誤差の背景


Monolog
136 信頼度:誤差の背景
を発行しました。

分析データについている誤差には、
統計処理以外にいろいろな背景があります。
単純にデータのばらつきを表す精度、
真の値とのズレを考える確度、
さらに総合的な誤差の評価としての再現性があります。
正統派な手順を踏んでいれば、
誤差は精度のみと考えればいいのですが、
もしかすると、そこに落とし穴があるかもしれません。