2015-08-31

●調査前には:No. 5366 2015.08.31


花。江別

今日は曇りである。
外は涼しいので、
長袖のYシャツと上着を着てきいた。
しかし、大学の研究室は少々蒸し暑い。

今日も会議と資料作成、原稿書きなどの
締め切りのある仕事だ。
なかなか気が抜けず、
仕事に追われながら
時間と日々が過ぎていく。
昨日も自宅で一日原稿書きをしていた。
あま、あと少し自宅の作業をした。
それで一日が過ぎた。
調査に出かける前は
いつもこんな状態なのだが、
今年は特別多いような気がする。

2015-08-30

●作業量多すぎ:No. 5365 2015.08.30


文学館。室蘭

昨日は、昼前に大学をでて、
いろいろと用足しにいく。
布地と紐を購入したついでに
探していた衣類をみたがなく、
かわりにこれも探していたサイズの財布が
やっと見つかったので購入した。
その後昼食をとり、別の必要な衣類を見つけ
古本も購入した。

さて、今日は一日自宅にいて、
調査に出かける間ですべき作業を進める。
・研究関連
原稿(3つ)
論文の校正
・野外調査
調査地域の確認
調査のための荷造り
・校務
校務出張の準備(日帰り)
出張報告書(2つ)
いずれも出かける前にしなければならないことだ。
調査には4日に出るのだが、
その間に会議2つ、学生面談がある。
3日は校務出張がある。
調査からは10日に帰ってくるが
11日から校務出張があるかもしれない。
さてさて全てこなせるであろうか。

●地球を突き動かす超巨大火山:No. 5364 2015.08.30

佐野貴司著「地球を突き動かす超巨大火山
新しい「地球学」入門」
(ISBN978-4-06-257925-4 C0244)
を読んだ。
LIP(Large Igneous Province、大規模火成区)にかんする
自分の研究を中心に紹介した本である。
なかなか面白いし内容で、
いくつかのユニークなアイディアも紹介されていた。
今後も研究を進めて成果をあげていもらいたいものだ。
真剣に研究を進めている人が書く、
普及書は拙さがあっても、
やはり興味深い内容である。

2015-08-29

●出張:No. 5363 2015.08.28


天窓。室蘭駅

今日は曇りである。
データを大学おいてあったので
朝からいつものように大学に来ている。
ただし、午前中に用達があるので
車で来た。

昨日は出張で室蘭、苫小牧にいった。
自家用車を使用する予定でだったが、
車が突然故障したので、
急遽、公共の乗り物で行くことにした。
時間的には変わらないようだが、
体力的には楽であった。

●沢田マンションの冒険:No. 5362 2015.08.28

加賀谷哲郎著「沢田マンションの冒険
驚嘆!セルフビルド建築」
(ISBN978-4-480-43244-5 C0152)
を読んだ。
高知にある不思議なマンション。
もと建築業者の沢田夫妻が
自分たちの夢である賃貸マンションを含めた
巨大な住居を自作した。
夫婦そしていまは娘婿の手伝い
改築、改修が継続している。
屋上に断熱を兼ねた田んぼ、畑がある。
建材も、自分たちのもっている森の間伐材を使う。
エレベーターも手作りだ。
もちろん建築法違法である。
ところで、法律は、人の生存や
実際の生活より優先するのか。
望む生活を自力でし、
コミュニティに溶け込んでいるとき
それが人類の幸福に寄与する可能性があるとき
法律に反すれば
その生活を止めなければならないのか。
少々考えさせられた。
そんなことは関係なく、
このマンションは魅了的で面白い。

●捏造のロジック:No. 5361 2015.08.28

喜多喜久著「捏造のロジック
文部科学省研究公正局二神沙希 」
(ISBN978-4-8002-3345-9 C0093)
を読んだ。
利権のSTAP細胞の事件を
下敷きにしたフィクションである。
どこにもいそうな平凡だが人を和ませる主人公と
脇役ではあるが二神も個性的で魅力的である。
最先端の研究施設の舞台に、
研究者の生態をつかったミステリーである。
なかなか面白かった。

2015-08-27

●忙しさが日常に:No. 5360 2015.08.26


花。江別

今朝は、雨で模様である。
気温も低めで肌寒い。
台風の影響もあるのだろうが
一気に秋めいてきた。

毎日校務に追われている。
午後からは会議なので
午前中にすべきことを
こなさなければならない。
明日は出張でその準備もしなければならない。
原稿の草稿も書かなければならない。
忙しさが日常となってきた。
問題は研究のための時間が
確保できなくなってきたことだ。

EarthEssay 4_118 竜串 1:付加体

EarthEssay
4_118 竜串 1:付加体
を発行しました。

四国へは何度も行っています。
ゴールデンウィークにも行きました。
たとえ同じところであっても、
興味が違ったり、
興味が継続しているのであれば、
何度いっても楽しめます。
そんな楽しみの場所を紹介しましょう。
今回は竜串からの話題です。

2015-08-26

●人間ドック:No. 5359 2015.08.26


葉と雫。江別

今朝は、曇りである。
上着をしているが少々肌寒い。
暑さもi終わったようだ。

昨日は人間ドックにでかけた。
その他に、用達をいくつかした。
昼食を家内と一緒にブッフェにいった。
久しぶりにしっかりと食べた気がする。
人間ドックの後、本屋にいって、
いくつか本を購入した。
やはり実物を見ると
いろいろ欲しい本、必要な本が出てくる。
しかし読める量、購入できる量は
限られているので
その日買わないものは
欲しいものとして記憶しておき
そのうち必要なときに
購入することにする。
とりえず、3冊だけを購入した。

2015-08-24

●ノートパソコンで作業を:No. 5358 2015.08.24


葉。江別

今朝は、曇りである。
だいぶ涼しくなってきた。
ただし、天気がいいと暑さも残る。
残暑という感じだろうか。

今日は壊れたパソコンへ対処を
考えなければならない。
研究費をかなり使っているので、
自腹で購入しなければならない。
どのくらいの価格のものを
購入するかを考えなければならない。
非常に悩んでいる。
来年度Win10を導入する予定だが、
今ならWin8.1の機種になりそうが。
夏休み中だったので、不幸中の幸いだ。
ただ、こなさなければならない仕事が
次々のくるので
それをこなしながら
対処しなければならない。
あわただしい。
明日は人間ドックに行かなければならないで
明日は校務ができない。
今日すべきことが多い。

●達成の人:No. 5357 2015.08.24

植松三十里著「達成の人
二宮金次郎早春録」
(ISBN978-4-12-205588-9 C1193)
を読んだ。
軽い内容なのでスラスラ読めた。
内容は面白い。
帯に、今日だから読むというような
キャッチがあった。
確かにそう思える。
生活に苦しむことでも
努力が活きてくる。
そこで成長することもできる。
そんな共感を得た。

2015-08-23

●パソコン破損:No. 5356 2015.08.23


雫。江別

今朝大学に来たら、
パソコンが停止していた。
作業をさせていたので
そのまま帰ったら
Reboot and Select proper Boot device
or Insert Boot Media in
selected Boot device and press a key
という表示が出いている。
何度も、そしていろいろ試してみたが、
Cドライブのハードディスクが破損したようだ。
2時間ほど格闘したが、 だめだった。
困ったが悩んでいてもしょうがない。
メインのパソコンから、
急遽の予備のノートパソコンに移行して
すべき作業をはじめることにする。
最新のデータも手元にあったので破損していない。
メールも大丈夫だ。
ただ、メインのソフトと
地図データが使えないのが辛い。
このホームページ作成ソフトも
古いバージョンのものを
予備としてインストールしておいたものだ。
最低限のことはできるので
作業をつづけることにする。
精神的に辛いが
落ち込んでいる訳にはいかない。
すべき作業がいろいろある。

●キング&クィーン:No. 5355 2015.08.23

柳広司著「キング&クィーン」
(ISBN978-4-06-2771986 C0197)
を読んだ。
最初から引き込まれていった。
大げさな展開ではなく、
身近な等身大のストーリーとして展開していく。
それがわかりやすく面白かった。

2015-08-21

●時間が取れない:No. 5354 2015.08.21


雫。江別

今日は、朝から快晴である。
朝は、ひんやりしているが、
日が昇ると暑くなりそうだ。

昨日は、予定外の校務が
次々と起こり、その処理に追われた。
そのためゆっくりと仕事ができなかった。
今日は夕方に同窓会がある。
幹事をしているので、
午後早めに大学を出て
準備をすることになる。
そのために今日は
昼すぎまでしか作業ができない。
すべきことがまだいろいろある。
研究すべき時期なのに
なかなか時間が取れない。

2015-08-20

●さあ、はじめよう:No. 5353 2015.08.20


雫。江別

今朝も、雨上がりで
大学に着く頃には少し降りだした。
上着が必要なほど涼しくなった。

昨日は論文を少し書いたが
いろいろな雑用していた。
雑用とはいっても
それなりに重要な仕事なので
疎かにはできないものだ。
そのためが、なかなか本業がはかどらない。
まあ、グチをいってもしかたがない。
仕事を進めよう。

●事故係生稲翔太の多感:No. 5352 2015.08.20

首藤瓜於著「事故係生稲翔太の多感」
(ISBN4-06-275024-4 C0193)
を読んだ。
以前の「脳男」とは全く違った
軽く読める内容だ。
これは、これで面白いが、
少々軽い内容に思える。
今後の成長譚があるのかと思ったが、
次作はないようだ。
他の作品に期待したい。

EathEssay 6_130 新たな地平 5:衛星たち

EathEssay
6_130 新たな地平 5:衛星たち
を発行しました。

ニューホライズンズは、
7月14日夜に冥王星を通り過ぎました。
今後も、観測やデータの解析が
進められていくことになるはずです。
ニューホライズンズの成果に加えて、
明らかになりつつある
冥王星の姿をまとめておきましょう。

2015-08-19

●論文構想へ:No. 5351 2015.08.19


坂道(ミニチュア)。江別

今朝は雨があがっている。
少々肌寒いので
上着を着てきたが調度良かった。
研究室に入ると暑い。
いつものように部屋も廊下も
窓を全開してまわったが
風がないので蒸し暑い。

昨日は、論文の構想を練った。
そのとき少し論文の作成基準を変更した。
前回投稿した論文が
ページ制限を大幅に越えていた。
今後はこのようなことが
ないようにと注意を受けた。
書いているとついつい内容が膨らみ
分量が多くなっていく。
前回の論文も早目に意識していれば
2つに分けることができた。
早目に分量を意識して作成した方が
効率的であると考えた。
そのため、論文構想に
それを考慮していくことにした。

暑さ一段落したせいか
休みがなかったせいか、
頭がぼーっとしている。

2015-08-18

●今日から研究を:No. 5350 2015.08.18


花と雫。江別

今朝は雨である。
結構涼しい。
お盆を過ぎると
涼しさを感じるようになった。

昨日は同窓会の準備をし完成した。
あとは、当日忘れないようにするだけだ。

今日は一件、学生面談がある。
しかし、それ以外は
ポツポツと校務があるが、
今日から研究を落ち着いておこなう。
まずは、今後の研究態勢と
論文の構想をおこなう。
そして、予定の論文に着手したい。
9月の野外調査の準備もしたい。
いろいろやりたいことがある。

2015-08-17

●今日で終わりに:No. 5349 2015.08.17


コスモス。江別

朝から晴れだ。
霧もでることなく、
青空が広がっている。
昼間は暑くなりそうだ。

昨日は、同窓会の準備をしていた。
印刷物は終わった。
動画もほの作成したが、
今日再度編集する予定だ。
同窓会の作業も今日で終わりにしたい。
明日は、通常の作業をしたい。
論文に早くかかりたい。

●特命指揮官:No. 5348 2015.08.17


梶永正史著「警視庁捜査二課・郷間彩香
特命指揮官」
(ISBN978-4-8002-3638-8 C0193)
を読んだ。
「このミス」大賞シリーズである。
新人の作品とは思えないような
結末である。
途中は中だるみがあるが、
複雑なドンデン返しですべて回収されている。
なかなか面白かった。

2015-08-16

●まだまた暑い:No. 5347 2015.08.16


モミジ。江別

朝の風は涼しい。
外も朝のうちは涼しい。
今日も雲が少し漂っているが晴れである。
お盆を過ぎすると
少しは暑さはだいぶおさまってきたようだ。

今日は学生の対応ででてきたが
その学生から来ないとの連絡が夜中にあった。
まあ、体調不良だからしかたがないのだが・・・
研究室に、来たら来たで
することは多々あるので、
今日は午前中に仕事をする。
弁当も持っていきたので
昼を食べたあと帰宅する予定だ。
朝の涼しい空気が研究室に流れたので
少しは涼しい。
日が昇り、風が止まるとかなり暑い。
朝夕の涼しいが、昼はまだまだ暑い。

2015-08-15

128 宇曽丹:日本のゴールドラッシュ

 道北、浜頓別は、枝幸山地の北にある小さな平野に拓かれた街です。現在はクッチャロ湖の白鳥などで有名なりましたが、明治のころ、山奥に今の数倍の人が暮らしていたことがありました。そんな頃の話題です。

 7月、道北の浜頓別へ校務で出かけました。大学で1校時の授業を終えてから向かいました。車で高速道路を使用しての移動でした。4時間半ほどで、3時半ころに着きましたが、それでも長距離の運転にぐったりしました。予定より早くついたので、以前に行ったことがあるのですが、砂金の採掘できる川にいくことにしました。
 宇曽丹(ウソタン)と呼ばれるところで、そこに流れるウソタンナイ川が砂金の採れるところです。ウソタンナイは、アイヌ語に由来していて、「お互いに滝が掘っている川」という意味だそうです。北海道では、二級河川頓別川水系「ウソタンナイ川」と命名しています。川はアイヌ語で「ナイ」ですから、ウソタンナイで「ウソタンの川」という意味ですので、そこにさらに「川」をつけるのは少々ヘンですが、このようなことはよくあります。このエッセイでは「ウソタン川」と表記します。地元の文献にもこの表記が見られます。
 さて、宇曽丹には別名があり、「東洋のクロンダイク」と呼ばれています。クロンダイクとは、カナダのユーコン準州にある地名です。1896年(明治29年)、ユーコン川の支流であるクロンダイク川で、砂金が発見されました。その直後から北米ではゴールドラッシュがはじまりました。1897年から1899年かけての3年ほどの短い熱狂は、「クロンダイク・ゴールドラッシュ」と呼ばれました。この話題は、世界中に知られるところとなりました。
 北海道では、江戸時代に1617年(元和3年)に、砂金が発見されたとされています。それまで、手付かずの地であったところに砂金が見つかったのです。さざかし多数の砂金がたまっていたことでしょう。しかし、注目を浴びたのは寛永(1624-1645年)の頃でした。その時代には、北海道の南西部、渡島(おしま)の知内(ちない)が有名でした。
 ところが、1669年6月、アイヌ民族の静内付近(シブチャリ)にいた首長シャクシャインを中心に、松前藩と漁猟権をめぐって対立が起こりました。「シャクシャインの戦い」と呼ばれるものです。その戦いによっって、砂金の採掘は衰退しました。
 次に北海道の砂金のブームが起こるのは、明治になってからでした。枝幸(えさし)で砂金の発見は、ある説によると1899年(明治31年)6月に、堀川泰宗一行が、発見したのがはじまりだとされています。枝幸山地の南側の幌別川の上流のパンケナイでの発見でした。そして7月には、砂金採取者たちが数百人ほどもその付近に入り込んだということです。
 ウソタン川での砂金の発見は、同年8月に密採者のグループによるものだとされています。ウソタン川は枝幸山地の北側に当たりました。彼らは、1週間ほどで100gほどの砂金を採取したというウワサが広がり、9月にはパンケナイにいた400から500人の密採者が流れこんできました。パンケナイよりウソタンの方が砂金が豊富だったのです。頓別川の上流のペーチャンでも砂金が発見されました。
 クロンダイク・ゴールドラッシュの熱がまだ残っている時期に、枝幸山地の各地で砂金が発見され、ウソタンやペーチャンの地でも、ゴールドラッシュが起こりました。それまで、道北は、道南、道央などと比べると開拓が遅れており、このゴールドラッシュで一気に人の流入がありました。ゴールドラッシュ時には、5000人、一説には1万数千人の人が集まったとされています。多くの人や物質の移動により、枝幸が陸路と海路の交通や経済の中心となりました。
 砂金は、もともとはどこかの金鉱脈にあったものが、侵食の結果、砂金となりました。本来なら鉱脈を探す方がいいのですが、古く侵食が進んでいる地域だと、鉱脈自体がなくなっていたり、鉱脈が細く、広範囲に散らばっていたりすると、採掘効率が悪くなります。
 一方、砂金は比重が大きいので、川底に溜まりやすく、たまっている場所を見つけると、一気に採取できます。ただし、たまっているものをとりつくせば、その場所の金はなくなります。そうなると、次の場所を探すことになります。あまり大規模化することは難しいので、個人での採取が中心になります。鉱区や採取権などをもうけると、違法にとる人も出てきます。するとそこで取られた金は闇で処理されることになります。
 ウソタンでは、鉱山もあったようですが、ほとんどは砂金で採取だったようです。産出量は記録が不確かであること、密採などが横行したので、はっきりしないようですが、ウソタンの砂金は推定550貫(2062.kg)だという記録があります。大半は砂状の金ですが、ウソタン川の支流のナイ川で205匁(もんめ)の金塊がみつかっています。769gという重さは、国内最大級の金塊となっています。
 ウソタン川の位置する枝幸山地は、どのような地質学的な背景があるのでしょうか。
 道北の日高山脈の延長がどうなるのかは、あまりよくわかっていませんでした。その後の調べで、枝幸山地をつくっている地層は、日高山脈の北方延長にあたると考えれています。しかし、現在では日高山脈の本体ではなく、「イドンナップ帯」と呼ばれるものに相当すると考えられています。
 イドンナップ帯は、もともとは日高地方の新冠川から静内川、日高幌別川かけて分布する地層群で行われた区分でした。変成岩やカンラン岩などからなる日高山脈の本体とは地質が違っていたため区分されました。イドンナップ帯とは、日高山脈本体の西側に連続的に分布している岩石群です。玄武岩類と堆積岩類から構成されています。一部には蛇紋岩が含まれています。
 イドンナップ帯は、カムイコタン帯を沈み込み帯とした、中期白亜紀の付加体にあたり、沈み込み伴う火山列島やその前にたまった堆積物、付加した海山や海洋地殻の断片(オフィオライト)なども含む地質体であると考えられています。
 日高山脈やカムイコタン帯の周辺は、砂金のでる河川がいくつものあります。ウソタンもその一つでした。深部でマグマの働きで濃集された金が、地表にでてくることで、さらに濃集されました。それを見つけて人がとっていきます。今での雪解けや、大水が出た後には、流れてきた砂金が採れるようです。
 私が行った時も2組の人が川で採取していました。一組は一攫千金を目指して上流に探しにいったそうです。インストラクターのおじさんがついて採取していました。私は、とる気がないので彼らの様子を眺めながら、話しをしていました。数年前ここに来た時の話しになり、砂金がおみやげで売っていたのに、今はなくて残念だといういいました。インストラクターのおじさんが、自分でも採取をはじめて、2粒ほどですが、私にくださいました。お礼をいってありがたく頂きました。
 チャンスがあれば、自分でも採掘したいのですが、いつのことになるでしょうかね。

・49ers・
ゴールドラッシュは1848年、
カリフォルニアで砂金が発見されたことにはじまります。
その直後にメキシコから戦争の勝利によって
割譲された土地での発見でした。
それまでだれも採取していなかった砂金は
大量にあったようです。
それをアメリカやヨーロッパの人たちが聞きつけ、
1949年に大量に開拓者たちが流入してきました。
彼らは「forty-niners(49ers)」と呼ばれました。
その名称はアメリカンフットボールの
サンフランシスコ・フォーティナイナーズ
として現在も残っています。

・忘れもの・
出発前に大学に置いてあった
デジタル・カメラをもって、出かける予定でした。
いつも持ち歩いているデジカメは、
接写を得意とするタイプなので、
一般的なデジカメを持っていくために、
接写用のデジカメをかばんから出しておきました。
持っていくことを忘れていたことに、
高速道路の途中で気づきました。
しかし、もっていたスマートフォン内蔵の
カメラで撮影しました。
あまり撮影方法をしらないので、
色調が変わっているのを知らずにしばらく撮影してました。
ですから、今回の写真には少々色の変なものも混じっています。
ご了承ください。

GeoEssay 128 宇曽丹:日本のゴールドラッシュ

GeoEssay
128 宇曽丹:日本のゴールドラッシュ
を発行しました。

道北、浜頓別は、枝幸山地の北にある
小さな平野に拓かれた街です。
現在はクッチャロ湖の白鳥などで有名なりましたが、
明治のころ、山奥に今の数倍の人が
暮らしていたことがありました。
そんな頃の話題です。

2015-08-14

●校務が一段落:No. 5346 2015.08.14


雫。江別

朝は霧がかかっていたが、
大学に着く頃には青空が広がっていた。
朝は涼しいのだが、
日が昇れば暑くなりそうだ。

昨日は、ひとつの打ち合わせだけで終わった。
そのあとすぐに帰宅した。

今日は大学は休暇になり
通常の出入りはできないが、
受付をすれば大学に入ることがある。
今日、4年生の学生の
卒業研究の指導をすることになっている。

これが終わると、一段落となる。
今日から自分のしたいことを勧めたいが、
別の仕事をしながらだが、
以前の書きかけの論文に取りかかりたい。
思い出すのを兼ねて構想を再度練り直そう。
ペンローズの文献を読んでいきたい。
9月の調査の準備をしていきたい。
また来週の同窓会の幹事としての仕事になる。
これは少々手間がかかりそうだが、
なかなか楽しい作業でもある。
でもあまり時間を書けずに
あっさりと進めていこう。

などと考えていると
いろいろとすることがあるなあ。

●量子コンピューターが本当にすごい:No. 5345 2015.08.14

竹内薫著「量子コンピューターが本当にすごい
Google、NASAで実用が始まった“夢の計算機”」
(ISBN978-4-509-82498-7 C0242)
を読んだ。
量子コンピューターに至る経緯を
詳しく説明している。
わかりやすい解説なので理解しやすい。
なにより、本当に実用化さされていのがすごい。
量子コンピューターの話題については
以前NHKのドキュメンタリーでみたことがある。
その時の司会が竹内氏であった。
その延長ではあるが、
きっちりと物理的説明がされているので、
わかりやすかった。
ただ文章がくだけすぎている点が
気に入らない人もいるだろう。
私もこのようなくだけ方はあまり好きではないが
最新の話題をわかりやすく説明するというは
必要なことであろう。

2015-08-13

●日々の生活:No. 5344 2015.08.13


花と雫。江別

今朝は曇りで質だが高い。
昨夕、激しい夕立があった。
それで少しは涼しくなった。
しかし今朝は蒸し暑い。

今日は午後から街に用事ででかける。
用事が終われば、
そのまま帰宅する予定である。
ただしどれくらい時間がかかわるは不明である。
最近、街にでてもしたいことがあまりないせいだろうが
ワクワクすることはない。
先日も京都の街で過ごしたので
街には飽きたのかもしれない。
買い物はほとんどネットですせられる。
田舎にいても欲しいものは大抵手に入る。
だから、都会にでても物欲がわかない。
都会の便利さ魅力ではなくなった。
雑踏の煩わしさを感じる。
そんな気分を今日も味わうのだろうか。
私は、日々の単調な生活で
満足しきっているのだろうか。

EarthEssay 6_129 新たな地平 4:氷プレートテクトニクス

EarthEssay
6_129 新たな地平 4:氷プレートテクトニクス
を発行しました。

「ニューホライズンズ」の送ってきた冥王星と
その衛星のカロンの画像は、
非常に鮮明でした。
一見、どこにもである天体の画像にもみえます。
しかし、太陽系のもっとも外に位置する天体で、
このような地形があったことが不思議なのです。

2015-08-12

●蒸し暑いけど:No. 5343 2015.08.12


ハマナス。江別

今朝は雲が低く、
一部、霞んでいる。
湿度がやはり高いので
今日も蒸し暑いのだろうか。

今日も校務があり、
書かなければならない
原稿もある。
それを早めに済ませて
次の論文の構想を
考えなければならない。
以前少し書き出して
半年間止まっている。
それを思い出して、
書き進めなければならない。

2015-08-11

●帰宅:No. 5342 2015.08.11


霧と木。江別

霧が出ているが、
湿度が高く、蒸し暑い。

昨日午後、帰ってきた。
京都は連日、猛暑日と熱帯夜で
体力的には辛かった。

親族や親戚との会話、会食は楽しい。
ただ、会う度に母は衰えていく。
しかし、近所の人たちが支えあっている。
それが母がこの地にこだわる所以だろう。

北海道に帰ってきて、
夜が涼しいので熟睡できるので
疲れだとれる。
しかし、日中の蒸し暑さは、
まるで梅雨のような不快さだ。

さて、帰ってきたら校務がたまっている。
今週一杯、仕事で休めないようだ。

●生存者ゼロ:No. 5341 2015.08.11

安田正著「生存者ゼロ」
(ISBN978-4-8002-2291-6 C0193)
を読んだ。
このミスの大賞受賞作である。
なかなか面白い。
パンデミックとそのパニック、
そして謎解きが混在している。
ダイナミックなパニック映画のような展開だ。
そして、緻密なシナリが組まれている。
新人とは思えないスケールだ。

2015-08-06

EarthEssay 6_128 新たな地平 3:紆余曲折

EarthEssay
6_128 新たな地平 3:紆余曲折
を発行しました。

惑星探査機「ニューホライズンズ」の計画がスタートするまで、
スタートしてからも、
いろいろ困難が場面がありました。
それを克服するには苦労があったと想像できます。
その末の今回の成果です。
関係者の喜びはいかほどのものだったでしょうか。

2015-08-05

●まだまだ続くオーバーフロー:No. 5340 2015.08.05


ハマナス。江別

今日も朝曇りであったが、
しばらくすると晴れてきた。
湿度も高いので蒸し暑くなりそうだ。

今日も校務が山盛りであり。
それを期限順、優先順にこなす。
一つこなすと、次の校務が生まれでる。
つぎつぎと仕事が増えることになる。

明日から10日まで
京都に里帰りするので
その間は校務から解放される。
リフレッシュをしたいのだが、
京都はとてつもなく暑いようなので、
どうなるだろうか。
体力的に少々不安もあるが。

●悩む力:No. 5339 2015.08.05

姜尚中著「悩む力」
(ISBN978-4-08-720444-3 C0236)
を読んだ。
新書なので短い文章量で
重要な内容を論じています。
その展開を夏目漱石と
社会学者のマックス・ウェーバーの
書作に基づいて論じている。
自分が若いときに悩み抜いき
それを通り抜けた時突き抜けたという。
その突き抜けた先に、
「横着になる」ことがあったという。
私も、そんな老人になれればいいのだが。

●磁極反転:No. 5338 2015.08.05

伊与原新著「磁極反転」
(ISBN978-4-10-336211-1 C0093)
を読んだ。
いつ起こってもおかしくない現象である。
以前、岩波ジュニア新書で
同じ現象を扱った本は
面白かったが、
それを重厚な小説に仕上げたものだ。
現実の地磁気逆転は
もっとゆっくりと進むであろう。
それは著者も了承の上である。
しかし説としては可能性が残されている。
行政や医療事件も関わってくる。
いろいろな伏線が最後にまとまる。
なかなか面白い小説であった。

2015-08-04

●オーバーフローの継続:No. 5337 2015.08.04


花びら。江別

今朝も雲が低い。
湿度も高い。
気温が上がれば、
不快感が高まるかもしれない。

今日も忙しいが
オーバーフローしている。
6日から出かけるが
それまでの追わないことがある。
どう対処するかどうか。
まあ、ひとつずつ重要度の順に
すすめるしかない。
さあ、はじめよう。

2015-08-03

●今週も慌ただしい:No. 5336 2015.08.03


コガネムシ。江別

今朝は、雲が低いが、
また午後から晴れてくるのだろうか。
研究室は一日、閉めきっていたので暑い。

今日は、大学はさ定期試験の最終日だ。
私の担当はない。
論文を仕上げて、出すこと、
午前中に学生面談が2名。
午後は校務。
その合間に別の校務と
採点と評価もしなければならない。
今週も慌ただしい。

2015-08-01

●ついつい後回しに:No. 5335 2015.08.01


モミジ。江別

今朝は、小雨が降っていた。
湿度が高く蒸し暑い。

今日も大学に来ている。
論文の最終訂正をして、
月曜日には投稿する予定である。

今週はいろいろ仕事が詰まっていたので、
隙間時間がなかなか取れないことと、
小さいがしなければならない仕事が
ついつい後回しにしてきた。
優先事項が下だったので、
ついつい後回しにしてきたものだ。
そのため、だんだん切羽詰まってきた事案が
いくつか生まれてきた。
今日はその仕事も、
しなければならない。

Monolog 163 はじまりの石:成因のジレンマ

Monolog
163 はじまりの石:成因のジレンマ
を発行しました。

地球の「はじまりの石」はどんなものか、
という素朴な疑問について考えています。
多分、その石は地球には残っていません。
今は亡き石がどのようなものかについて、
思いを巡らせています。
真夏の夜の夢として、見てください。