2011-01-31

大雪

大雪で朝の移動は控える。
様子をみて、
雪が小ぶりになったら移動するつもり。
明日は凍って通行が大変になりそうなので、
今日のうちに移動をすることにした。

2011-01-30

帰省中

31日から2月7日まで、
帰省する。
その間、更新は滞るかも。

0130 下芳我邸。喜多郡内子町

資産家の旧家を開放している。
そこにはきれいな晴れ着が
飾ってあった。

●帰省:No. 3570 2011.01.30

花。喜多郡内子町

今朝は少し雪が降っていた。
いつものように自宅をでたら、
小学校の校門前で、
人が数名うろうろしていた。
驚いた。
今日は地区の駅伝大会があるため
その準備のために
関係者がもう準備に入っている。

私は明日から、京都に1週間いく。
帰省は今回が最後になる。
次いつ帰れるかはわからない。
だから、じっくりと母と話をしてこようと思う。

●記念試合:No. 3569 2011.01.30

室積光著「記念試合」
(ISBN978-4-09-386204-2 C0093)
を読んだ。
面白い。
著者は私と同世代だ。
小説の主人公が著者の父をモデルにしているようだ。
そしで自分の分身のスポーツライターがでてくる。
旧制高校は私も憧れるところがあり、
自分の大学時代ともシンクロするところがある。
読んでいるうちに、
そんなが思いが湧いてくる。

2011-01-29

●それぞれの立場:No. 3569 2011.01.29

欄間。喜多郡内子町

今朝は朝から雪が降り始め、
車が白くなっていた。
気温はそれほど低くはない。

昨日、新しい論文を読み始める。
地質学において、エポックメイキングな論文であろう。
著者らは、以前主流派の先人達に対して
大きく反発していた。
そしてその先人達がいなくなって、
彼らは主流派になった。
そして先人の成果を乗り越えるものを出し始めた。
しかし、現在も少数派がいる。
これは、単に学問の世界だけの話ではなく、
どんな世界でも同じようなことはある。
そんなとき、自分はどのような立場でいるのか。
もし主流派の一員であったら。
もし少数派の一員であったら。
傍観者の立場であったら。
いろいろ考えてしまった。

●螺鈿迷宮:No. 3568 2011.01.29

海堂尊著「螺鈿迷宮」
(ISBN4-04-873739-2 C0093)
を読んだ。
主人公は変わるが、
舞台は桜宮市。
医者や病院を中心に事件が起こり、
現在の医療の問題が浮き彫りにされる。
個性のある登場人物たち。
なかなか面白い。

2011-01-28

0126 下芳我邸。喜多郡内子町

昨日はきっぷを買うために
昼に内子へ出た。
城川から車で行く、JRの駅だと
卯之町、大洲、内子のどちらも
同じくらいの時間になりる。
昨日は内子に出て
昼もついでに食べてきた。

●特集号:No. 3567 2011.01.28

笑。喜多郡内子町

今朝は曇っているが、
久しぶり温かい。
車の窓が凍っていない。

昨日、自宅から送ってもらった
雑誌が到着した。
その見て衝撃を受けた。
非常に重要な内容が書かれている。
それは特集号であり、
ひとつひとつが重要性のあるもので、
それが特集号として集まっているので、 
さらに重要度が増す。
じっくりと読まなければならないものだ。
また、読むべきものが増えた。
そして悩ましい内容でもある。
あちこち電話をして様子を聞いてみよう。

2011-01-27

●課題:No. 3566 2011.01.27

今朝は夜中に目覚めることなく、
明け方まで熟睡した。
5時頃だったので
本を読み出しだ。
手がかじかんできた。
6時前に起きだした。
今日も寒い。

毎日論文を読んでいる。
もちろん他にすべきこともやっているが、
頭の中では、論文を読むことが
最優先事項になっている。
まだ読み終わっていないが、
読めば読むほど、
課題が増えていく。
でも、だいぶ読んだので、
課題が出尽くした気がする。
次は、その課題をどう整理していくかだ。

●犯人に告ぐ:No. 3566 2011.01.27

雫井脩介著「犯人に告ぐ」
(ISBN4-575-23499-0 C0093)
を読んだ。
初めての作家である。
なかなか面白い話である。
少々つじつまが合わないところがあり
不満が残ることもあるが。

EarthEssay 4_98 地質課題:西予1月

EarthEssay
4_98 地質課題:西予1月
を発行しました。

月末は西予の話です。
継続中のシリーズに、
割り込むようなことになりますが、
お許しください。
今回は、西予市の地質に関する課題をまとめました。
いろいろ課題があります。
しかし、科学の進歩とは、
こんな課題を設定して、
解決していくという繰り返しかもしれません。

2011-01-26

0126 菜の花。西予市城川

寒い日が再びきた。
しかし、至る所で菜の花が咲いている。
気にしなければ気づかないが
よく見れば菜の花が咲いているのがわかる。
春は着実に近付いている。

●温泉巡り:No. 3565 2011.01.26

きじ。西予市城川

今朝起きたら、車に雪が積もっていた。
べちょべちょの雪だった。
お湯をかけて雪を溶かして出発した。

昨日は、午後、図書館にいき、
少し足りない物を買いたして、
宇和の温泉にいってきた。
毎週火曜日は
温水プールが休みになったので、
自宅で風呂をわかすのは面倒だし、
近隣の温泉で行ってないところも多いので、
できるだけ回ることにした。
先週は野村の乙亥の「カラトの湯」。
今回は宇和の「游の里」。
年配の人が多かった。
宇和の街から福祉バスで
高齢の方々が来られていた
せいもあるのだろう。

論文を読んでいる。
いま1991年の大部の論文を半分読んだ。
重要な論文だ。
彼らの2011年の論文を読みたい。
どう変わったのか。
どこが同じなのか。
その論文の乗った雑誌は現在郵送中だ。
その間に、他の論文を読んでおこう。

2011-01-25

0125 田園。西予市野村

先日天気の日に買い物に行ったとき、
野村の神社にいった。
その時眺めた景色は、
冬なのに暖かさがあり、
心落ち着くものであった。
日本人の心に染み入る景色だ。
かつてはどこにでもあった、
そして今もどこかに残っている景色だ。

●集成地質図:No. 3564 2011.01.25

梅林。西予市城川

昨夜一時激しく雪が降った。
しかし、一時だけであったようで、
朝起きたら、それほど雪は
積もっていたなかった。
そのかわり寒い。

論文を読んでいる。
ますます西予市の地質が
難しいことがわかった。
ある論文の主張が正しく感じる。
そのために、今年出た論文を
読んでおく必要を感じた。
自宅の家内に送付を頼んだ。
しかし、それが表現された
西予市全体の地質図がない。
となると、独自に作成するかというそうもいかない。
なぜなら今回の地質図は、
研究ではなく、集成地質図なので、
だれかの考えに基づき、あるいは
いくつかの考えを組み合わせて
一番もっとな地質図をつくることになる。
新しい考えを提示するものではない。
一般向けのものなので、
大勢としてこれが一番だという
代表的な地質を示さなかればならない。

2011-01-24

0124 城川郷。西予市城川

中城本家酒造さんの城川郷大吟醸。
力の入った一品。
少しずつ味わいながらいただく。

●生活習慣:No. 3563 2011.01.24

梅の木。西予市城川

今朝はうっすらと雪が積もっていた。
車で来る時も
雪がちらついていた。
冷え込みもほどほど。

今朝も目覚ましで起きた。
強制的に起きると、
布団から出るのが
辛く感じる。
まあ、これから寒さも緩むだろうから、
生活習慣となるように
努力しよう。

論文を読んでいる。
重要論文の精読を始めたので、
量がはかどらない。
まあ、しかし、大切なところだから、
じっくりと取り組んでいこう。

●ドスコイ警備保障:No. 3562 2011.01.24

室積光著「ドスコイ警備保障」
(4-04-898128-5 C0093)
を読んだ。
読み始めたら、
面白くて一気に読んだ。
ただ、ひねりがないので、
深みがないような気がする。
しかし、気楽に読めるのがいい。

2011-01-23

0123 熱湯消毒。西予市城川

中城本家酒造さんの消毒作業。
酒造りは、麹菌と他の雑菌とのせめぎ合い。
雑菌をへらし、
麹菌の成長を促す。
そのために、消毒、清掃が欠かせない。
寒い時に熱湯の消毒時は
暖かく感じる。

●生活時間:No. 3561 2011.01.23

梅の木。西予市城川

今日も晴れである。
朝は冷え込んで
車が凍っていた。

最近朝起きる時間が
遅く不規則になってきた。
それを修正するため、
朝、目覚ましをかけることにした。
今朝は、目覚ましでおきた。
強制的に起きるのはあまり好きではないが、
生活時間を正すために、
しばらく続けることにする。

●手紙:No. 3560 2011.01.23

東野圭吾著「手紙」
(ISBN4-620-10667-4C0093)
を読んだ。
強盗殺人犯の弟が、
通常の社会生活をする難しさを書いたもの。
本人はどんなに慎ましやかにいきても、
その経歴がその人生を邪魔をする。
そんな人間は、どう生きればいいのか。
そのひとつの答えが示されている。

2011-01-22

0122 相生。西予市城川

中城本家酒造さんの相生。
昔からつくり続けている
中城の伝統の酒。
まだ飲んでいないが、
絶対に燗をしないで
飲んでくれと言われました。
冷酒でそのうち
飲もうと思っています。

●予定の遅れ:No. 3559 2011.01.22

中城酒造。西予市城川

今朝は、快晴である。
しかし冷え込みはそれほどではなかった。

今日は天気もいいので、
買い物がてらに
近所を撮影でもしに行こう。
最近、朝夕の通勤が車ばかりである。
暗いの寒いのでヒヨっている。

西予市関係の論文を
だいぶ読んだ。
あとは、重要度の高い文献がいつか残っている。
これは、精読しなければならないものだ。
何日かかるかわからないが、
できれば、今月中に終わらせたいものだ。
その後に論文の書いていくことになる。
それは2月からか。
予定より1ヶ月遅れている。
まあ仕方がない。
スピードにはムラがあるが、
歩みは進んでいる。
毎日少しでもいいから、
出来る範囲で進むしかない。

●マドンナ・ヴェルデ:No. 3558 2011.01.22

海堂尊著「マドンナ・ヴェルデ」
(ISBN978-4-10-306572-2 C0093)
を読んだ。
前作「ジーン・ワルツ」
と並行した話である。
全く別の視点から書かれたものだ。
そして無難な解決策を提示する。
彼の作品は、背景や舞台が
過去の作品とどこかでリンクしている。
それも楽しみの一つか。

2011-01-21

0121 城川郷。西予市城川

中城本家酒造さんの城川郷。
大吟醸はすっきりとした
美味しい酒だ。

●城川郷:No. 3557 2011.01.21

中城酒造。西予市城川

今日も寒さがそれほどでもない。

昨日は、寝るとき、
中城酒造の「城川郷」の大吟醸を飲んだ。
冷やして飲むとすっきりとした、
酒でなかなかおいしい。
日頃飲まないので、
飲んだらぐっすりと寝た。

私は昔は酒を飲んだが、
今は殆ど飲まない。
だからたまに飲むと、
ぐっすり寝る。
しかし、ぐっすり寝た割には
起きてもぼーっとしている。

2011-01-20

0116 中城酒造。西予市城川

総合支所のある下相の近くの辰ノ口にある
中城本家酒造さんに見学行った。
古くからある相生を今もつくっている。

●中城酒造:No. 3556 2011.01.20

中城酒造。西予市城川

少し前の寒さがひどかったので、
今日の寒さはそれほど寒く感じない。
しかし、やはり寒い。

昨日町内にある造り酒屋である
中城酒造に見学に行った。
寒い中、酒の仕込みをされていた。
厳しい時期の酒造り、
杜氏をなされている
ご主人といろいろ話をさせていただいた。

●片思い:No. 3555 2011.01.20

東野圭吾著「片思い」
(ISBN4-16-319880-6 C0093)
を読んだ。
東野氏の作品にはずれはない。
今まで読んだ物すべては、
そしてこれも面白い。
性同一障害、男とは女とは
重い問題をミステリーの素材として
取り上げている。
面白かった。

●パラドックスの悪魔:No. 3554 2011.01.20

池内了著「パラドックスの悪魔」
(ISBN978-4-06-216256-2 C0042)
を読んだ。
パラドックスに関する有名な内容を紹介している。
でも「時間・・・」と同様、
内容があまりない。
少々残念。

EarthEssay 2_88 ヒ素の利用:GFAJ-1 その3

EarthEssay
2_88 ヒ素の利用:GFAJ-1 その3
を発行しました。

GFAJ-1は、普通の生物では毒となるヒ素を、
生きるために利用しています。
では、どのようにして、
確かめられたのでしょうか。
そして、ヒ素を利用する生物とは、
生物の進化においてどのような意味があるのでしょうか。

2011-01-19

●寝過ごし:No. 3553 2011.01.19

今朝も冷え込んだが
ここ数日の冷え込みと比べれば、
それほどではなかった。

今日も寝過ごした。
布団に入るとすぐに眠くなったが、
まだ寝るには早いので、
本を読み続けたら
寝付けなくなった。
結局1時頃まで起きていただろうか。
それから寝たら気づいたら、
7時半くらいになっていた。
おかげでぐっすり眠れたが、
朝が短くなった。

今日は造り酒屋の見学にいく。
朝だから早めにでなければならない。
もう少ししたら
出かけるつもりだ。

2011-01-18

●凍結対策:No. 3552 2011.01.18

今朝も冷え込んだ。
水道管凍結への対応策が分かってきた。
水を流すことである。
温水の方も凍りそうなら
湯をかわさない状態で
水を混合栓で流すことだ。

昨夜、温水プールから
自宅に帰ろうとしたら、
急な坂道がある。
そこがスリップして登れない。
何度か挑戦したが登れない。
小学校裏に止めさせてもらって、
今朝は、そこから出発した。
急坂はスタットレスでは危ない。

今日は講演会がある。
野村まで行くのだが、
坂があるので、
注意が必要だ。
早めにこちらを出ていく方がいいだろう。

●時間とは何か:No. 3551 2011.01.18

池内了著「時間とは何か」
(ISBN978-4-06-214782-8 C0042)
を読んだ。
大人の絵本のようなもののシリーズ。
今回の内容は薄い。

●回廊亭の殺人:No. 3550 2011.01.18

東野圭吾著「回廊亭の殺人」
(ISBN4-334-02932-9 C0293)
を読んだ。
限られた場所でのミステリー。
ただし、外からの犯人を求めるが不可能。
殺人犯の視点でストーリが進む。
なかなか面白い。

2011-01-17

●冷え込み:No. 3549 2011.01.17

雪景色。西予市城川

昨日から冷え込みが激しい。
お湯の水道管が凍ったまま溶けない。
水道も凍りそうなので
凍ると困る。
水はライフラインである。
夜、水をちょろちょろ流しておいた。
水道が沢水なので
料金がかからないので助かる。
お湯の凍結は気温が上がらないと
どうにもならないのかもしれない。

昨日まで一日論文を読んでいる。
西予市の地質の解釈には
いくつももめているところがあり、
悩ましい。

明日、講演会があるので、
その最終準備を今日しなければならない。

2011-01-16

0116 雪景色。西予市城川

雪景色が、珍しく感じる。
しかし、雪に対して、
十分な備えがないので、
やはりあたふたする。
雪は、温かい部屋から
みているぶんにはいいが、
生活すために、外にでるには
雪と直接対峙すると
それなりの苦労を伴う。

●穴ごもり:No. 3548 2011.01.16

雪景色。西予市城川

昨日から降っていた雪が、
夜半に結構降ったらしく、
朝起きたら真っ白だった。
もちろんお湯の水道管が凍っていた。
溶かす努力はしたが、
溶けなかった。
車の上にも雪が10cmほど積もっていた。

冬には沢山雪が降ることがあるよ
とは聞いていた。
それが目の当たりにしたことになる。
私は、仕事に没頭して、
穴ごもりとなる。

2011-01-15

●体調に感謝:No. 3547 2011.01.15

今日は雪が朝方から降りだした。
細かいべちょべちょの雪だが、
あたりが真っ白になるように降っている。

今朝も寝過ごした。
起きたら7時である。
昨日は本を読んでいたが、
眠くなって寝たが
今までの寝不足を
一気に取り返すかのように
くっすりと寝た。
久しぶりに起きたとき
すっきりした感じがする。
こんな朝が毎日続くといいのだが、
人間も生き物で、
私は年齢もいっているから、
そうそう体調のいい日もないだろう。
だから、体調のいい時に
感謝をしなければならなのだろう。

●「無限」の考察:No. 3546 2011.01.15

足立恒雄著「「無限」の考察」
(ISBN978-4-06-215528-1 C0041)
を読んだ。
簡単そうな見かけにしている。
科学の絵本となっているが、
対象は大人だ。
数式はほとんど使われていないが、
内容は難しい。
ちょうしゃの説明では、
無限の概念が網羅されている
とのことである。
たしかに、なかなか骨のある内容であった。

●理系人に役立つ科学哲学:No. 3545 2011.01.15

森田邦久著「理系人に役立つ科学哲学」
(ISBN978-4-7598-1432-3 C1040)
を読んだ。
なかなか面白い。
確率の意味、
モデル、検証、反証など
これまでよく知っていたつもりの
科学哲学だが、
よく知らないこともあった。
しかし、内容には
なかなか理解出来ないものもあった。

73 興津:先入観を壊した断層

今年最初のエッセイは、地質学の常識を覆した断層の話です。人里はなれた険しい断崖に囲まれた海岸にある露頭から見つかりました。その断層は古いものですが、「断層の化石」とよばれている岩石が見つかりました。その岩石が、シュードタキライトと呼ばれています。

今年最初のエッセイは、高知県高岡郡四万十町小鶴津です。小鶴津を「こづるつ」と読める人はあまりいないと思います。また、行ったことのある人も少ないでしょう。小鶴津はかつての窪川町ですが、今では四万十町になっています。しかし、地質学では、付加体のメランジュ(下の注を参照)のあるところで有名なので、学会で巡検でいっている人も結構いるはずです。
小鶴津へは、志和(しわ)から細い道を入っていくのですが、地図を見ると、細い道が書いてありますが、カーナビでは道は出てきません。地図の道は、もっと先まで行ってますが、行き止まりの道になっています。まあ、地図に地名があり、道が書いてあるで、行ってみることにしました。人が住んでいるかどうかもわかりません。
志和で「車でいけますか」と聞いたのですが、「昔行ったことがあるので、多分行けるんじゃないと」という不確かで不安を誘う答えでした。「人は住んでいるのですか」と聞くと、「住んでいる」とのことです。車で行けるかどうか少々不安でしたが、行けるところまで行ってみようと思い、車を進めました。
志和の町を外れるとすぐに山道に入り、やがて海沿いの道になります。そこに通行注意やがけ崩れ注意の看板があります。でも、車は進めそうです。道路を進むと、車が一台ぎりぎり通れるような、道が続いています。そして小鶴津へはいけそうです。どうも人がやはり住んでいて、生活道になっているようです。
ただし一方は崖が迫まり、一方は海に落ち込んでいます。危なければすぐに引き返すつもりで進みました。Uターンできるようなところがありません。退避場所もほとんどありません。狭い危険な道を長くバックできるような技術は、私にはありません。不安におののきながら進みましたが、もう戻れません。
対向車が来たら、お手上げです。しばらく行っても、もうこうなったら通り抜けるしかありません。覚悟を決めて進みました。長く感じながらもやっと、小鶴津の集落に着きました。そこには、数軒の人家があり、やはりこの道は生活道になっているようです。
集落に入っても狭い道ですが、車を停めておけるスペースはありました。車を止めて、海岸に出て露頭を見に来ました。そんな苦労の末みた露頭はひとしおの感激がありました。ところが、苦労してきたところでは、釣り人が二人のんびりと釣りをしていました。多分同じ道を通ってきたのでしょう。釣り人は本当にいろいろなところへいきます。地質学者が苦労してたどり着いたところでも、釣り人がいたりします。そっちの方も驚かされます。閑話休題。
さてそもそも、小鶴津に来たのは、興津メランジュをみるためです。興津と書いて「おきつ」と読みます。小鶴津からもう少し奥の大鶴津(おおつるつ)までの海岸沿いで興津メランジュが見れます。アプローチがすごく大変ですが。
前回紹介した横浪(よこなみ)メランジュも、四万十帯の中にできた付加体を特徴付けるものでした。今回の興津メランジュも、四万十帯の付加体の中にあります。位置は、横浪メランジュがより北東側(陸側というほうがいいでしょう)にあるのに対し、興津メランジュは南西側(海側)になります。その間の位置に、久礼(くれ)メランジュもあります
沈み込み帯では、海から陸に向かっての付加作用が起こります。日本列島は、過去も同じような環境にあったことが分かっています。日本列島の西側(地質学では西南日本と呼びます)の太平洋側(中央構造線より海側を外帯といいます)では、海側ほど新しい時代の付加体を見ることになります。現在もプレートの沈み込みが続いている四国沖では、付加体が形成されています。
現在の付加体の形成場は、海域や地下なので、直接観察することは困難です。ただし、四万十帯は地表に露出した過去の付加体なので、手軽に歩いて観察して、調査することができます。四万十帯は、今まで付加体の解明には重要な役割を果たしてきました。今もまだ重要性はあり、新しい発見が続いています。
横浪メランジュは、北側(陸側)を新荘川層群(白亜紀前期に付加)の須崎層、南側を大正層群(白亜紀後期に付加)の下津井層に挟まれた地域で、久礼メランジュは、大正層群の下津井層と野々川層の間にあります。興津メランジュは、大正層群内の野々川層と中村層の間にあります。白亜紀末にそれぞれのメランジュが形成されますが、形成年代は海側ほど新しくなっています。
メランジュですから、中身にはいろいろな時代のいろいろな種類の岩石が混じっています。ただ、興津メランジュは、チャートが少なく玄武岩が多いという特徴があり、四万十帯の他のメランジュとは違っています。
実は、興津メランジェの特徴は、メランジュを構成する異質岩塊の違いだけでなく、なんといってもシュードタキライトが見つかったことです。シュードタキライトとは、英語のpseudotachylite(pseudotachylyteとも書くことがあります)を、そのまま読んだものです。pseudoとは「偽」という意味で、tachyliteという岩石があり、それに「似ているが違うもの」という意味です。
タキライト(tachylite)とは、火山岩の一種で、玄武岩溶岩が急激に固まってできたものです。結晶があまりできず、ガラス質の溶岩をタキライトといいます。タキライトは火山活動によるマグマに由来したものです。
ところが、シュードタキライトは、玄武岩質のガラスはあるのですが、その起源が火山活動ではないということです。断層帯で見つかる玄武岩質ガラスが、シュードタキライトと呼ばれました。マグマなどの熱源がないところで、岩石が溶けるようなことが起こっているわけです。まあ「火ないところで煙」のようなものですが、実は断層運動がその熱源だということが1970年代ころにわかってきました。
断層が急激に動くと、岩石間に起こる摩擦によって高温になり、溶けることがあります。しかし、断層の動きがおさまると、すぐに冷却してしまいます。そのような成因の岩石をシュードタキライトと呼ぶようになりました。シュードタキライトは日本でも各地で見つかってきました。
断層は、地震を引き起こします。あるいは、地震が起こるということは、岩石が割れる(断層形成)ことです。その断層運動がシュードタキライトとして残されるので、「地震の化石」とも呼ばれています。
シュードタキライトは、どこでもできるわけではありません。ある条件を満たさなければなりません。岩石が断層の摩擦で溶けるには、摩擦力が強く働く環境で、なおかつ高速でのズレが起こる必要があります。
地下深部は圧力と共に温度も高くなります。深度が浅いところでの断層では、岩石は角礫状(断層角礫と呼ばれます)になります。また深くなると、温度が上がり、岩石は柔らかく(強度の低下)なり、流動的な変形が起こり、マイロナイトという岩石(断層岩と呼ばれることがあります)ができます。
断層角礫とマイロナイトの条件の間(深度でいえば5~15kmくらい)でシュードタキライトが形成されます。さらに、日本列島のように逆断層のできる条件(水平圧縮場)のほうが、シュードタキライトが形成されやすくなります。そこは、内陸直下型の地震の起こる場でもあります。
沈み込み帯で地震はたくさん起こりますが、水の多いところでもあります。付加体内部では、堆積岩が潤滑材となる水を沢山含んでいるので、断層も滑りやすいので、岩石が溶けるような高温にはならないはずです。ですから、プレートの沈み込み帯のようなところでは、シュードタキライトはできないと考えられていました。
ところが、興津メランジェ内の断層(興津断層と命名されています)でシュードタキライトが2003年に見つかりました。これは、今までの常識をくつがえすものでした。今まで先入観で付加体にはシュードタキライトはないと思われていたのですが、深部で地震によって断層が形成されれば、付加体の中でも、シュードタキライトができるような条件が満たされることがあることになった訳です。現在進行中の付加体の中でも、シュードタキライトが形成されている可能性が示されたことになります。今後は付加体内で大きな断層を見るときは、シュードタキライトがないかという、新しい視点でも見る必要があります。
小鶴津に行ったのは別の日に、再度興津メランジュのシュードタキライトを見にいきました。シュードタキライトをみるためには、先程の狭く険しい道の入り口から、古い踏み跡と、非常に急激な崖を草木を手がかりに降りていきます。もちろん帰りは、そこを登らなければななりません。運動不足や体力のない人は帰ってこれないようなところです。
興津メランジュやシュードタキライトは、地質学の世界では、結構有名なところでもあります。そうそう行けるところではないのですが、興津メランジュは昨年、国の天然記念物に申請されています大変な思いをしてみた興津メランジュやシュードタキライトは、印象深いものでした。そしてなにより、常識にとらわれることなく自然を見ることは大切であることを、このシュードタキライトは、私たちに教えてくれました。

(注)メランジュとは(前回のエッセイの再録)
ぐしゃぐしゃに破砕された基質(細粒の部分)の中に、いろいろな種類、起源の礫や岩塊(大きなサイズのブロック)を含む構造をもつ地質体で、地質図上で表現できる大きさのものをいいます。含まれている岩塊は、堆積岩や変成岩、火成岩などさまざまなものがあり、その起源は問いません。

興津メランジュの範囲の地形図。赤点がシュードタキライトの見つかったところ。


上との同じ範囲を地質で示した。
地形解析の地下開度図。

地形解析の地下開度図。

地形解析の傾斜量図。

興津メランジュを南西側の小鶴津の海岸から眺めた景観

興津メランジュを南西側の小鶴津の海岸から眺めた景観。

興津メランジュの興津断層の遠景。赤線が断層の通るところ。

興津断層全景。赤っぽいところが、玄武岩の異質岩塊。

赤っぽいところが玄武岩で、白っぽところが断層破砕帯。赤っぽところの中にシュードタキライトが形成されている。

左半分が赤っぽい玄武岩の異質岩塊。枕状溶岩の産状がみえる。玄武岩の中で、赤っぽところが地震断層でできた炭酸塩鉱物アンケライト(ankerite)で黒っぽいところがシュードタキライトの濃集部。

興津断層の破砕の激しいろころ。

玄武岩と断層破砕を上から眺めたところ


・運動不足・
2度の興津メランジュは、いじれもひとりで行きました。
2度目のシュードタキライトへは
別のところを見たあとだったので、
だいぶ疲れていたました。
最後の崖の上りは
非常に疲れ、へとへとになりました。
運動不足を痛感しました。
毎日プールで泳いでいるのですが、
それでは足りないようでした。
いやもしかしたら、年齢のせいかもしれませんが。

・時間との勝負・
2005年1月にスタートしたこのエッセイも、
今年で7年目に入ります。
エッセイも73回目ですから、
日本各地を紹介してきました。
このエッセイは、
私がいったところをネタにしています。
ホームページの地図を
見ていただけるとわかりますが、
紹介した地域にはムラがあります。
中国地方や関東、東北なども書いていません。
それは、最近いってないためです。
まだエッセイにしていないところを
順番に出かけようと思っているのですが、
なかなか思うように出かけられません。
まあ、ライフワークとして巡りたいと考えています。
そして、できればエッセイも続けれればと思っています。
あとは、体力の様子をみながらですね。
それと、私に残された時間との勝負も必要ですね。

GeoEssay 73 興津:先入観を壊した断層

GeoEssay
73 興津:先入観を壊した断層
を発行しました。

今年最初のエッセイは、
地質学の常識を覆した断層の話です。
人里はなれた険しい断崖に
囲まれた海岸にある露頭から
見つかりました。
その断層は古いものですが、
「断層の化石」とよばれている岩石が見つかりました。
その岩石は、シュードタキライトと呼ばれています。

2011-01-14

●今日も寒い:No. 3544 2011.01.14

今朝は冷え込んだ。
しかし、水道は凍っていなかった。

今朝は寝過ごした。
一昨日までの寝不足もあって、
昨夜はすぐに寝てしまった。
ところが、3時頃目が覚め
なかなか寝付けなかった。
しかたなく本を読み出した。
4時頃に眠くなって、
また寝たら、7時頃まで寝てしまった。
まあ、あせらずいつものように
食事をして出た。
車のフロントガラスは凍っていた。
ちょうと隣の奥さんと出る時間が一緒だになった。
奥さんがお湯を車にかけてくれたので
すぐに出発できた。
助かった。

2011-01-13

●寝不足:No. 3543 2011.01.13

今朝は冷え込んで、
また水道が凍った。
しかし、すぐに溶けて出だした。
このところ、冷え込んだ日はたいてい、
水道が凍る。

このところ、よるなかなか寝付けない。
布団に入ってしらばく本を読んで、
眠くなると、そのまま電気を切って寝る。
いつもはそのまま寝入ってしまうが、
ここ数日、そのタイミングが合わず
寝付けなくっている。
また電気をつけて本を読むと
目が疲れて眠くなるが、
寝ようとすると寝れない。
そんなことの繰り返しで、
寝不足になっている。
昼間、眠くなってくる。
どうしたものか。
まあ、何度もこんな目にはあっているのだが。

EarthEssay 2_87 極限生物:GFAJ-1 その2

EarthEssay
2_87 極限生物:GFAJ-1 その2
を発行しました。

NASAの発表は地球外生物ではなく、
アメリカの湖から発見されたバクテリアでした。
しかし、そのバクテリアは、
生物学者を驚かすものでした。
それは、どのような生物だったのでしょうか。

2011-01-12

●冷え込み:No. 3542 2011.01.12

今朝は車に雪が積もっていた。
しかし、べちょべちょの雪であった。
ワイパーできれいになったので、
すぐスタートできた。

今日は温かったので、
凍ることはなかった。
ニュースでは、
昨日は全国的に今年一番の
冷え込みだったようだ。
昨夕、自宅に帰ると、
凍っていた水道管が溶けていて、
お湯ができるようになっていた。
助かった。
おかけで、汚染プールが休みだったが、
お風呂には入ることができた。
温まって寝ることができた。

2011-01-11

●寒さ:No. 3541 2011.01.11

今朝は冷え込んだ。
またお湯の水道管が凍った。
いくら待っても溶けそうもない。
諦めて支所にできてきた。
朝は、冷え込みが強そうだから
なかなか溶けないかもしれない。
今日は天気がいいから
昼間は気温が上がりそうだ。
帰宅してダメだったら
お湯をかけて溶かさなければならない。

一番寒い季節がきた。
寒波が来ると
毎日のように寒さに震えながら過ごす。
そんな日本の典型的た山村を過ごす。
私が子供の頃は、
平野であったが、
似たような環境であった。
寒さに震えながら冬の日々を過ごしたことを
体が思い出してきた。
寒い日、人々は外出は最小限にして、
寒さに体を縮こませながら過ごす。

2011-01-10

0110 霜。江別市野幌

昨日は風も強く雨も降る
寒々とした日であったが、
今日は晴れの爽やかな天気である。
寒くはあるが、
心地良い。

●深酒:No. 3540 2011.01.10 昨日は久しぶりに深酒をした。

友人宅で、5時から1時前まで
飲み食いした。
友人は気づいたら寝ていたが、
奥さんとずっと話していた。
朝起きて洗面をしていたら、
気持ちが悪かったので、
もうひと眠りした。
結局9時半頃まで寝ていた。
その後支所で仕事をはじめたが、
朝食を食べていないせいか
力が出ない。
今日は早めに昼食をとろう。

2011-01-09

0109 雪の木立。江別市野幌

昨日は城川は快晴であった。
雪のない地域の冬の快晴。
しかし、友人に聞くと、
暮れから正月にかけて天気が悪く
久しぶりの快晴であったそうだ。
放射冷却のせいで、
今日は冷え込んだ。

●凍結:No. 3539 2011.01.09

今朝は冷え込んだ。
洗面のためにお湯を出そうとしたら出ない。
水は出る。
ガスを試したら、ガスも出る。
どうも湯沸かし器内の水が凍ったようだ。
時間としては一番寒い時間帯なので、
凍ったようだ。
部屋のストーブを付け、
水を出して、湯にしてということを
何度か繰り返していくと、
出かける直前にやっとお湯が出た。
使う当てはないが、
湯沸かし器内を温めるために、
しばらくお湯を出していた。
一安心である。

2011-01-08

0108 おみくじ。江別市野幌

10日振りに帰宅した。
穏やかな景観が懐かしく感じる。
遠くの山々が白く雪景色になっている。
今年の正月は、自宅だったが、
背筋を痛めていたので、
寝正月のような日々を過ごしていた。
家族には悪いことをしたが、
最低限のサービスしかできなかった。
次会うのは、3月末になる。
それまではメールと電話での対話だ。

●淡々と:No. 3538 2011.01.08

昨日夕方帰宅した。
小雪がちらつく中、
買い物をして帰り着くと
部屋は冷え切っていた。
ストーブを着け、
布団を敷き布団乾燥機で温める。
夕食の準備をして、
温水プールに出かける。
背中の筋肉痛がまだあるので、
様子を見ながら、泳ぎ、水流ジェットで
マッサージをする。
淡々としたいつもの生活が始まる。

朝は、5時半頃起きて、
朝食をして、6時半頃支所につく。
車で来る。
真っ暗ので、写真も撮れない。
でも、写真より研究優先だから、
主客を忘れずにする。

不在後と年初の作業、
そして頭の整理をすることが今日の重要な作業だ。
淡々と仕事も始める。

●探偵倶楽部:No. 3537 2011.01.08

東野圭吾著「探偵倶楽部」
(ISBN4-04-371802-0 C0193)
を読んだ。
短篇集であるが、
探偵倶楽部という2名の人物が出てくるが、
あまり存在感を示さない。
しかし、謎解きは彼らが行う。
個々の話は、東野氏の作品なので
面白いのだが、
どうも短編はすぐに終わるので、
読後感が軽く感じる。

2011-01-06

●筋肉痛:No. 3536 2011.01.06

年末に雪かきをしていて、
背中の筋肉を痛めた。
正月はその痛みで身動きできず、
ほとんど寝ていた。
昨日マッサージにいった。
治療直後は、痛みは消えているが、
しばらくするとまた痛みが出てくる。
それはいつものことである。
痛みが少し収まっているので、
痛みの周辺の筋肉のコリが
少しましになっている。
今日は、家族サービスで
出かける予定である。
車の運転、特にバックが辛いが、
もう動かないと明日帰れなくなるので、
リハビリを兼ねて動く。

●パラレルワールド・ラブストーリー:No. 3535 2011.01.06

東野圭吾著「パラレルワールド・ラブストーリー」
(ISBN4-06-263725-1 C0193)
を読んだ。
友情と恋愛に迷う登場人物たち。
過去と現在が複雑に入り混じるが、
そこは東野氏の作品で、
混乱することなく読みきれいる。
過去と現在の記憶が違っている。
その謎が、最後に解き明かされる。
引きこまれていく小説であった。

●変身:No. 3534 2011.01.06

東野圭吾著「変身」
(ISBN4-06-185698-7 C0193)
を読んだ。
世界初の脳移植をテーマにして、
移植した脳の人格が
本来の人格を犯していくという内容である。
その変化の様子がさすがと思わせる。
引きこまれていく小説であった。

●はやぶさ物語:No. 3533 2011.01.06

的場泰宜著「小惑星探査機はやぶさ物語」
(ISBN978-4-14-0883330-3 C0244)
を読んだ。
近くでこのプロジェクトを見守っていた
的場氏のはやぶさについてのストーリである。
プロジェクトとは一歩引いたところで
はやぶさ、そして科学者たちを見てきた人が
語るはやぶさ物語は、
それなりの面白さがあった。
そして筆のたつ的場氏だから
私のように何冊かの類似の本を読んでも
面白さをもって読めた。

●宿命:No. 3532 2011.01.06

東野圭吾著「宿命」
(ISBN4-06-185444-5 C0193)
を読んだ。
刑事、ライバルの同級生、もと恋人
三人の人間模様が複雑に織り成される中、
殺人事件の真相が明らかになっていく。
それはいつもの東野小説と同じように、
どんでん返しと意表を付いた結末になる。
面白かった。

EarthEssay 2_86 宇宙生物学:GFAJ-1 その1

EarthEssay
2_86 宇宙生物学:GFAJ-1 その1
を発行しました。

明けましておめでとうございます。
新年最初のエッセイは、
宇宙生物学上の大発見の話題にしましょう。
昨年、12月はじめに、
宇宙生物学上の大発見があった
というニュースが事前に流れました。
そこから話をはじめましょう。

2011-01-01

Monolog 108 大地を思う心

Monolog
108 大地を思う心
を発行しました。

明けましておめでとうございます。
今年最初のエッセイでは、
大地をみる私たちの視点を
どう変えるかについて考えます。
大地を慈しむ心が大切ですが、
それは、大地を理解することからはじまるのでしょう。
そのとき科学教育が重要な役割を果たすはずです。