2023-04-30

●城川ロッジへ:No 7898 2023.04.30

202304_380 カタツムリ。城川

今朝は小雨が時々ぱらつく。
歩いているときは降られなかった。
木の下を通る時、雨滴が落ちる。
雨上がりの中をカタツムリが動き回る。
沢の流れが勢いを増す。
雨の日の風物だ。

昨日は雨。
祭りを中止したので、
城川ロッジでの土曜日しかやらない食堂にいく。
家族で経営されている。
昼食をとったが、
人懐こい子どもが一緒に昼食をとる。
赤ちゃんもいた。
久しぶりに久しぶりに赤ちゃんを抱っこした。
重みと肌のすべすべをじわった。
ケーキがうまそうなので買って帰る。
その後地質館をみにいった。
鍵を借りてきたので
中を見ることができた。
物置にはなっているが、
まだ充分に使える建物だ。
もったいない気がするが、
時代の流れだから仕方がない。

昨日は文献を収集しリストを
作成しかけたが、まだ途中なので
今日もその続きをしていく。
今後、データを集めて、
読み込みしていくことになる。

今日は、ルーティンのエッセイと
BookMono3の推敲も進めなければならない。
また、BookSeiyoの4月分で
月ごとのページ構成を考えて、
試作もしていこう。

2023-04-29

●雨で祭り見学は中止:No 7897 2023.04.29

202304_380 アザミ。城川

今朝は曇り。
地元の祭りに行く予定であったが、
夜中にくしゃみと鼻水がではじめた。
朝には治まった。
天気も悪そうなので
祭りに行くのを
朝、出る直前に中止にした。

7時過ぎに自宅を出て歩いてきた。
歩いている途中で小雨が降り出した。
今日は昼を町内で食べることにして、
午前中は執務室で仕事をすることにした。

昨日から、次の論文のための文献を
収集しはじめた。
今日もその続きをしていく。
雑誌の特集号が5冊ほど見つかった。
それを読み込んでメモをしていこう。

昨日はいろいろ書類の処理をした。
京都への帰省の予定も決めた。
お盆は混んでいるので
7月に帰省することにした。
親族といろいろ事務的に
打ち合わせをする要件がでてきた。
そための帰省が必要になった。
できれば子どもたちにも
久しぶり会いたいが、どうなるだろうか。


20230425_099 五百羅漢。因島白滝山
20230425D_149 五百羅漢。因島白滝山
20230425_167 花崗岩の岩。因島白滝山    
20230425_211 花崗岩の岩。因島白滝山
20230425D_106 鐘楼。因島白滝山

■白滝山:No 022 2023.04.29

因島は大きな島である。
因島海賊の本拠地でもある。
なだらかだが山が高く、
瀬戸内を眺めるにはいいところだ。
ちょうどいいところに白滝山があった。
ここには五百羅漢がある。
宗教の地でもある。

2023-04-28

●最初の調査がおわった:No 7896 2023.04.28

202304_335 毛虫。城川

いつものように朝の支度をして
自宅を出る。
数日いなかっただけだが、
日の出が早くなったのを感じる。

昨日午後、帰宅した。
前半は寒く、雨の天気であった。
後半の2日は暖かくなった。
外は暑いくらいであったが、
昨日帰宅したら、自宅は涼しかった。
夜は寒いくらいだ。

今日は溜まっていた事務所を進めていく。
調査のデータの整理も大量にある。
校務書類の作成と整理もして
郵送する必要がある。
親族からの連絡もありその処理も進めていく。

それらがすべて終わったら、
研究に戻るが、
講演会が終わったので、
新たらしい論文の構想を進めていく。
20年前に書いたものの
最新版の論文にする必要がある。
データを集めて、読み込んでいく必要がある。
ルーティンとしてのBookMono3の修正もしていく。

2023-04-27

EarthEssay 6_201 ターミネーター・ゾーン 3:否定的意見

 EarthEssay
6_201 ターミネーター・ゾーン 3:否定的意見
を発行しました。

ターミネーター・ゾーンのハビタブルゾーンには、
否定的意見もあります。
M型星も長期的には変化していくので、
惑星の環境も変化していきます。
やがて、ハビタブルゾーンが消えるというものです。

2023-04-23

●一周年記念講演会:No 7895 2023.04.23

202304_335 クモ。城川

早朝は高曇りの中を自宅をでる。
肌寒い日である。
トンネルの中のほうが暖かく感じる。

昨日はHさんと会った。
Hさんの専門としていることを
いろいろを教えていただき
参考になった。
また、標高の高い山の自宅での
農業や古民家の改修、
ご主人のS氏のことも
別の視点から伺った。
楽しい時間となった。

今日の午後はジオミュージアムの
1周年記念の講演会を
依頼されている。
昨日、45分だと聞いたので
急遽内容を修正した。
まあ、短いほうが聞く人が集中できるだろう。

午前中はいつものように
BookMono3の推敲、講演会の修正、
そして論文の構想を進めていく。
明日から調査にでるので
その準備もしていかなければらない。

2023-04-22

●旧友との話:No 7894 2023.04.22

202304_335 アザミ。城川

早朝、歩いてくるときは少々肌寒いが
歩いてると温かい。
執務室も温かく、
日が昇ると暑いくらいになる。
寒さから暑さへ一気に変化した。

昨日はミュージアムへ所用で来ていた
後輩で友人のS氏に会う。
何年ぶりだろうか。
出会えば昔ながらの関係で話がはずむ。
懐かしい出会いで楽しかった。

昨日はBookMono3の推敲
講演会のスライドの校正、
そして、次の論文の構想を少し考えた。
調査から戻って落ち着いてからでないと
なかなか集中できない。
昨日は昔の論文図表を少し整理した。

今日も同じ繰り返しだ。
ただ、友人のHさんが
ミュージアムに学生を連れてくる。
時間ができるような
会って面談したい。

2023-04-21

●終わるまで繰り返す:No 7893 2023.04.21

 
202304_324 カタツムリ。城川

今朝は、少々早目に自宅を出る。
今日も温かい。
昨日は暑いくらいであった。
夕方自宅に帰ってきて
はじめて窓を明けた。
夕方には閉めないと涼しいが。

昨日は四万十市の十和と
西土佐の道の駅を訪れた。
四万十川の流れを見にいったのだが、
山の川沿いだったので
暑い日だったが、心地よかった。

昨日は講演の推敲を進めたら
構成をかなり変更してしまった。
講演開始の日まで
同じように推敲が続くのだろう。
今日も、同じ作業を繰り返しをしていくしかない。

2023-04-20

●今日は十和へ:No 7892 2023.04.20

 202304_297 山霧。城川

今朝は、だいぶ暖かくなってきた。
いつものように起きた。
外が明るくなってきたので
少し早目に家を出た。
外は少々涼しかったが、
肌寒さはなくなってきた。
山の上に霧がかかっているが、
日が昇ると霧が山を降りてくる。

昨日は、講演のスライドの
修正を進めてきた。
月刊エッセイの修正を終えて
予約発行をした。
研究費の申請のアナウンスが出てきたので、
下書きをした。
ゴールデン明けに申請書を
提出することになる。
ゴールデンウィーク明けの
出張届けも作成して提出した。
不在者選挙もした。

今日は昼前からでかける予定なので、
それまで仕事を進めていく。
講演の修正とBookMono3の推敲を進めていく。
今日は高知県の十和に
家内と一緒にいく予定だ。
以前から好んでいた地である。
久しぶりに訪れても
同じ気持ちになるだろうか。
楽しみである。

EarthEssay 6_200 ターミネーター・ゾーン 2:M型の赤色矮星

 EarthEssay
6_200 ターミネーター・ゾーン 2:M型の赤色矮星
を発行しました。

多数存在する赤色矮星は、
あまり系外惑星の探査の
対象にはされていませんでした。
この恒星の惑星にあるターミネーター・ゾーンは、
安定して存在します。
そこには、ハビタブルゾーンができていそうです。

2023-04-19

●二回目の不在者投票:No 7891 2023.04.19

202304_272 アザミ。城川

今朝も明るくなること自宅をでる。
晴れ間を見えず、雲がかかっていた。
しかし寒さは感じなくなってきた。
昨日は一日晴れていたので
道が乾いていて歩きやすい。

昨日の午前中には、
いつものように
BookMono3の推敲を少々、
エッセイの推敲を終えて配信、
写真の整理をした。
10時前からは、
ジオミュージアムの人と
学校の博物館の見学にでかける。
資料の内容と系統性、
充実ぶりに圧倒される。
外部へ非公開なのがもったいない。

昨夕、郵便が転送されて、
不在者投票用紙が届いた。
今日の午後、前回と同様に
支所で投票をさせてもらうことにする。
ぎりぎり間に合うだろう。

今日は、一日仕事に専念する。
講演のスライドの完成度を上げていきたい。
また、BookMono3の推敲、
月刊のエッセイの推敲も進めていく。
次の出張の手続きも
進めていかなければならない。
いろいろあるが、これはルーティンである。

2023-04-18

●夜明けの晴のもと:No 7890 2023.04.18

202304_240 通勤の山道。城川

今朝は晴れの空の下を歩いてきた。
明るくなる頃に出かけるようにしている。
それが5時半頃になる。
日の出の時間であるが、
山間なので陽は登ってない。

昨日は、午前中、エッセイの原稿を一つ書いた。
またBookMono3の推敲を少しした。
その後、家内とともに内子にいった。
快晴なので、3時間ほど歩いたら、
喉が乾き、疲れもでた。
体力が落ちているようだ。

今日は午前中から松山の高校へ
ジオミュージアムの人たちと見学にでかける。
誘われたので詳しい事情を知らないのだが、
博物館を作ったようなので、
見学にでかける。

2023-04-17

●雨上がりの道:No 7889 2023.04.17

202304_240 アザミと雫。城川

今朝も雨上がりの道を歩いてくる。
昨日午後から、時々激しく
雷まじりの驟雨が降っていた。
今朝もその名残りがある
濡れた道を歩いてきた。

今日は昼前から
内子に出かける予定だ。
家内とのんびりと古い町並みを
歩いてこようと考えている。

昨日はエッセイの原稿を
一つ書いて予約配信した。
二つ目の草稿も書いておいた。
これは、今週中に仕上げて
配信しなければならない。
もうひとつのエッセイの
下書きもしておく必要がある。
講演会の概要もほぼつくった。
今週末の日曜日に1時間ほど話すので
100枚近いスライドとなった。

今日は、BookMono3の推敲、
講演会の推敲、
エッセイの新しい構想も
考えることになる。
午前中だけだが、
しっかりと集中しなければならない。

2023-04-16

●時差がある:No 7888 2023.04.16

20230414_084 カタツムリ。城川

雨上がりの道を歩いてくる。
三日月が見えたの晴れている。

日の出と日の入りが
気になっていたのでさっき 調べた。
城川町下相の
日の出は5:38、日の入りは18:40
となっている。
江別市の
日の出は4:51、日の入りは18:16
となっている。
江別と比べて城川は
日の出が45分遅く、日の入りは24分早い。
やはりだいぶ西に来ていることが
実感させられていたが、
時差として数値化できた。
当初、1時間ほど時差を
つけようかと考えていた。
日常生活で運動をしっかりしているので
生活パターンも変わってきている。
とりあえずは、日の出頃に
自宅を出るのが
ルーティンとしていいような気がする。

昨日は、講演会の準備しながら、
これまでの図表が必要なので
整理をして印刷した。
それにかなりの時間を費やしたが
なんとか終わらせることができた。
今日はそれをもとに講演の準備を進めていく。
エッセイの原稿も書かなければならない。

2023-04-15

●温泉プール:No 7887 2023.04.15

20230414_084 伝統的建物の格子戸。宇和

今朝は雨で、外は暗い。
いつもより1時間ほど早目に
自宅を出て、歩いてくる。
暗いので懐中電灯を使って歩く。
しかしトンネルの中は
いつもと同じ明るさであった。

今朝早く出たのは
早く起きたからだ。
3時ころに一度目が覚めた。
もう一眠りして、再度、
目が覚めたので起きた。
朝の支度をして、弁当の支度もした。
朝食を食べながら
時計を見たら、4時半過ぎであった。
いつもり、1時間ほど早く起きたようだ。
昨日は、温水プールで
かなりたくさん泳げたので
疲れていたので、1時間ほど早めに寝た。
そのため1時間早く起きたようだ。

城川に来てすぐに
家内と二人で温泉プールの
3ヶ月間の会員になった。
この会員が一番安くなっている。
可能な限り運動をするために
プールにでかけている。
20mプールと歩くコースとジャグジーもある。
もちろん別のところで温泉もある。
昨日はプールが空いていたので
体力の続く限り泳いでみた。
15分間とその後2分ほど泳き、
その間も歩いた。
前日は、プールが使えなかったので、
45分ほど歩き続けた。
この2日間、かなり運動量が多かった。
その結果、疲れたのでぐっすり眠れたようだ。
プールに通いながら
体力を回復して、筋肉もつけてていきたい。

220 城川の地質:黒瀬川のほとりにて

 愛媛県南西部に位置する西予市に滞在しています。2010年にもサバティカル(研究休暇)で1年間滞在したのですが、今回は半年間を過ごします。滞在地でもある城川とその周辺の地質の概要を紹介しましょう。


 11年ぶりに西予市城川町に戻ってきました。サバティカルという大学の研究休暇の制度を利用して、4月から半年間、この町で過ごすことになります。できれば、1年間滞在して、季節や地域の行事など一周り堪能したかったのですが、大学の制度なので仕方がありません。前回は単身赴任でしたたが、今回は夫婦で滞在することになりました。西予市の城川支所の3階の部屋を借りて執務しています。
 家内は、2度ほど城川に来たことがあったのですが、もうかなり昔のことなので、ほとんど覚えていません。道などは全く覚えていないので、今回がはじめてのようなものです。半年間、車を借りているのですが、私は徒歩で通勤しているので、主に家内が車を使うことになります。家内は、店がある隣町までの道、執務室がある城川支所までの道などを覚えるのに、時間がかかっていました。北海道はまっすぐな道が多のですが、本州それも山里では、曲がりくねった道が多くなります。方向感覚が狂ってしまい、間違ったところを曲がってしまうこともあります。そのため、曲がるべき角の目印を見つけて覚えることが重要になります。さすがに2週間ほどしたら、家内もいつも通る道は覚えたようです。
 さて、前置きが長くなりました。地質調査には4月下旬には予定をしていますが、まだ調査には出ていません。そこで今回は、滞在している城川町を中心にした地質の概要を紹介していきましょう。
 城川町は、市町村合併で西予市となったのですが、古くから地質学では有名なところです。城川地域には、秩父帯と黒瀬川帯の地層が分布しています。この2つの帯の地層は、日本の初期地質学の発展の一翼を担ってきました。
 日本の地質学の黎明期から、秩父帯は四国でも調べられていて、1890年には原田が高知県領石、蔵法院、佐川の周辺の化石を、1891年には横山が徳島県勝浦川盆地の化石を調べています。そして、1910年には地質調査所から四国の20万分の1の地質図が発行されています。
 1920年代になると四国の各地で調査が進められました。1930年代になると小林の一連の研究で、佐川盆地でナップという考えで秩父帯の構造を説明し、1941年には、日本列島の地質構造の形成史を、佐川造山輪廻説としてまとめました。これは日本における、地向斜造山運動論という考えにおいて、ひとつの到達点ともなりました。
 1940年代は、戦争の影響で成果はあまり出ませんでした。終戦後すぐに、地質調査が再開され、精力的に研究が進められてきました。1950年代になると、1956年には市川ら、1959年には中川らが黒瀬川帯を調べました。1954年には山下らは、四国をもとにして秩父帯を北帯、中帯、南帯に区分しました。
 城川の黒瀬川帯に関する研究は、1933年に清水と神保によって城川町田穂から三畳紀のアンモナイトが、1952年に石井によって城川町岡成からシルル紀の三葉虫が発見されました。そして、1950年代には、城川を流れる黒瀬川地域が調べました。市川らの一連の研究によって、城川と野村が「黒瀬川構造帯」の典型的な地域(模式地といいます)として報告され、城川の「黒瀬川帯」の研究も進められてきました。この黒瀬川帯、特に黒瀬川構造帯が、城川を際立たせる地質学的特徴となっています。
 黒瀬川帯の中に黒瀬川構造帯はあります。その岩石類は、黒瀬川帯の岩石と比べて異質で、より古い岩石からできています。古生代の初期から中期の岩石で、火成岩類(三滝火成岩類と呼ばれています)と変成岩類(寺野変成岩類)、堆積岩類(岡成(おかなろ)層群)からできています。
 三滝火成岩類は、花崗閃緑岩類からなり斑レイ岩類を含んでいます。寺野変成岩類は、高温高圧の変成作用を受けた片麻岩、角閃岩、角閃岩からなり珪質片岩や石灰片岩を含んでいます。両岩石類は、大陸の地殻を構成していたと考えられます。岡成層群は、シルル~デボン紀の地層で、火山活動の活発な大陸の近くの暖かい浅海で溜まったものです。
 黒瀬川構造帯の岩石は、古生代に、大陸をつくっていた岩石やその周辺の大陸棚でたまった岩石となります。その分布は連続したものではなく、東西方向に複数の列をなして点在しています。四国では、東から点々と城川の滝山-辰ノ口-岡成まで分布しています。ところが、野村から三瓶の海岸までの間、約25kmにわたって黒瀬川帯の岩石が途切れます。そして、三瓶町周木で再び出現しますが、その先は豊後水道に消えていきます。
 黒瀬川構造帯以外の黒瀬川帯は、中生代の新しい時代に形成された付加体と大陸棚堆積岩からできています。付加体は、ペルム紀末~中生代初頭に形成されています。黒瀬川構造帯の北縁に分布する長崎層群、野村層群、窪川累層になります。
 大陸棚堆積岩は、礫岩層を含む粗い堆積岩や珪長質凝灰岩を挟む地層(砂岩泥岩互層)で、大陸から由来した堆積物(陸源堆積物と呼びます)からできています。宮成層群、土居層群、川内ヶ谷層群、嘉喜尾層群、成穂層があります。礫岩には、花崗岩、珪長質火砕岩類、石英斑岩、ヒン岩、砂岩の丸い大きな礫が含まれ、川で運ばれたことがわかります。地層の中からは、ペルム紀、三畳紀、ジュラ紀の化石が見つかっています。
 秩父帯は、黒瀬川帯で二分され、北側を北帯、南側を南帯(三宝山帯とも呼ばれています)となっています。いずれも付加体でできました。
 秩父帯北帯は、付加体の中の岩石には、石炭紀、ペルム紀、三畳紀、ジュラ紀などの岩塊がありますが、付加した年代は中期~後期ジュラ紀となります。秩父帯南帯は、前期~中期ジュラ紀に付加したものです。上には後期ジュラ~白亜紀の浅海性の地層が覆っています。野村では、野村層群、高川層群、古市累層、今井谷層群、菊野谷累層に区分され、宇和-三瓶地域では、板ケ谷層、三島層、田之浜層などに細分されています。
 秩父帯北帯も南帯もジュラ紀の付加体できていて、黒瀬川帯の付加体と比べて、新しい時代のものになります。
 城川の中央には東西に黒瀬川構造帯と黒瀬川帯が走り、その南北に秩父帯があります。これが城川の地質の概要となります。城川にはその中を流れる川があり、黒瀬川となります。城川の川津南の高知との県境の山を源流として、城川を流れ、野村の坂石で本流の肱川に合流します。黒瀬川が黒瀬川構造帯の名前の起こりとなっています。黒瀬川のほとりで、これから半年間、暮らしていきます。

・第二の故郷・
久しぶりの城川町は、やはり居心地がいいです。
昔からの知人もいて、新しく知り合った人もいます。
北海道から来ても、馴染みやすく、親近感が持てる環境です。
山間であっても、住みよい環境に感じます。
何度も来ているので、戻ってきたという気がします。
城川は第二の故郷となっています。

・復習を兼ねて・
4月下旬にジオミュージアムで、
市民向けの講演を頼まれました。
このエッセイは、その準備のために、
過去の資料をひっくり返しながら
またいろいろ思い出しながら、
書き進めてきました。
お陰でいろいろと思い出してきました。

GeoEssay 220 城川の地質:黒瀬川のほとりにて

 GeoEssay
220 城川の地質:黒瀬川のほとりにて
を発行しました。

愛媛県南西部に位置する西予市に滞在しています。
2010年にもサバティカル(研究休暇)で
1年間滞在したのですが、
今回は半年間を過ごします。
滞在地でもある城川と
その周辺の地質の概要を紹介しましょう。

2023-04-14

●城川の地質:No 7886 2023.04.14

 
202304_194 水面の三日月。城川

ここ数日暖かくなってきた。
朝の寒さもそれほどではない。
昼間は綿シャツ1枚でも大丈夫だ。

今日は昼前から、野村で用足をしてから、
宇和に出かける予定だ。
また足りないものがあったので、
その買い物をするのだが、
主には少し街の散策をする予定だ。

昨日はエッセイを書いた。
最初はテーマをどうするか考えていたが、
城川の地質の内容にすることにした。
前回のサバティカルの成果をまとめた
10年前の論文を読み直し、
城川の地質を整理するのに役立った。
それは月末に予定されている
講演会の準備にも役立てるためで、
一気に書く気が湧いてきた。
そのエッセイは、今日、
推敲して発行する予定だ。
写真はありなく、
論文の図表を示すことにした。

2023-04-13

●霧の中を歩く:No 7885 2023.04.13

202304_192 コケ。城川

山には濃い霧がかかっている。
晴れれば温かいが、
日陰や部屋の中はひんやりしている。
朝起きるときは寒い。
冬の寒さではないが。

生活もだいぶ落ち着いてきた。
私が12年ぶりだがおぼろに覚えていて
一度通れば思い出せる。
家内もルーティンができてきたようだ。
週に2度ほど、一緒に
出かけるようにしている。
家内も、最近では、一人でも
隣町で買い物にでても、
迷子にならずに
行き帰りできるようになったきた。
しばらくは、道を覚えるのに苦労したようだ。
夫婦で滞在しているので
家内の馴れも必要だ。

今日も一日支所で研究をする。
エッセイを書かなければならないが、
BookMono3と講演会の準備も
しなければならない。

EarthEssay 6_199 ターミネーター・ゾーン 1:ハビタブルゾーン

 EarthEssay
6_199 ターミネーター・ゾーン 1:ハビタブルゾーン
を発行しました。

地球外生命が存在する可能性を考えるとき、
稀な天体から探すより、
多数の候補から探したほうが、
見つかる可能性があるはずです。
そんな可能性として、
ターミネーター・ゾーンと呼ばれるものがあります。

2023-04-12

●大洲へ観光と買い物を:No 7884 2023.04.12

20230411_216 ちゃぼ亭。城川

雨が降りそうで降らない
雨空の中を歩いてくる。
歩き出したとき、傘を指したが
ほとんど降っていないので閉じた。
曇り空で暗かった。

昨日は大洲に買い物と
臥龍山荘の観光した。
以前にも来ているところだが
いいところだった。
以前にも増して整備されているようだ。

昨日は、 家内の誕生日だったので
夕食をちゃぼ亭を予約して食べた。
以前にも来たことがあったが、
代替わりしているが、
形態は変わっていない。
個室で一品ずつ出てくる精進料理を食べた。
非常に優雅な時間を過ごすことができた。
家内も満足していた。

今日も昨日と同様に
BookMono3の推敲と
講演の準備を進めていく。

2023-04-11

●GPS修正完了:No 7883 2023.04.11

202304_103 森の道。城川

今日は曇りで、肌寒い。
いつもできるだけ違った道を
通って来るようにしている。
いずれも以前来たことがある道だが、
その記憶は薄く新鮮に感じる。

今日は昼前から大洲に買い物をして
散策もする予定だ。
新生活をはじめると、
どしても足りないものが出てくる。

予想していた以上に執務室も自宅も寒い。
暖房で凌いでいるが、
厚手の上着を持ってきていないので
しかたがない。
春だというのに山里は肌寒い。

昨日は地図アプリで過去のGPSが
不調であったのが、修正できた。
次の問題はハンディGPSの記録方式の調整だ。
以前、1秒間隔でやっていたら、
メモリーがオーバーフローして上書きされていた。
次は5秒にしたらメモリーを
食いすぎていたように思えた。
そこで10秒間隔にして先日4時間ほど稼働させたら、
22%しか使っていなかった。
かなり、余裕がありそうだ。
今日出かけるので
5秒でどれくらいになるかを試してみる。
まだ、自身の使い方でいいところが見つからない。
試しながら進めるしかない。

昨日は、 ルーティンのエッセイを執筆と発行した。
BookMono3の推敲を少しして
講演会の準備も少しした。
パソコンが変わっていたので
混乱していたPodcastの調整もやっとできた。
まだ日常のルーティンの定着ができない。

2023-04-10

●データのバックアップを:No 7882 2023.04.10

202304_103 若葉。城川

今日も晴れで、冷え込みがあった。
昨日と同じルートで支所へ向かう。
静かな支所にカードでは入館していく。

今日は予定はないので
一日支所で仕事する。
BookMono3の推敲と
講演会の準備、
昨日できなかったが
エッセイの原稿の書くことになる。

地図アプリはイントールできた。
GPSの整理をしているが
過去のものを読み込むと
変なデータが紛れ込んでいる。
今のところ原因なは不明である。
どうしたものだろうか。
再度整理をしていく。

ハードディスクの電源が届いたので
バックアップ用の設定をしていく。

2023-04-09

●なかなかルーティンができない:No 7881 2023.04.09

202304_103 執務室のある城川支所。城川

今日は晴れだが、冷え込んだ。
6時前に自宅をでた。
日の出前だが明るくなってきた
道を歩いていく。
途中にトンネルがあるので
暗くても明かりはある。

距離は2km弱なので
30分もかからずに到着する。
セキュリティ用のカードをもらっているので
夜勤がなくなったので
いつでの気兼ねなく入ることができる。

昨日は酒を飲んだ翌日なので
あまり集中できないので
2時過ぎには歩いて帰る。
自宅で家具の模様替えをしていく。
その後、温水プールにいく。
腰痛が治まってきたので
少し泳いで見る。
体力、腕力の衰えを感じる。

今日は大学にいたときの
ルーティンを進めていく。
なかなか態勢が整わないので
あれこれとすることが多い。

今日は昼前から梼原に
でかける予定である。

2023-04-08

●雨上がりの朝に:No 7880 2023.04.08

202304_073 芝桜と雫。城川

昨日の雨は上がっていたが、
まだ雲が厚い。
気温も低めである。
執務室に着いてしばらくしたら
陽が当たりだした。

昨夜は知り合いの大家さん夫妻が
歓迎会を開いてくださった。
友人のT氏夫妻と私たち夫妻での
6人での宴会となった。
旦那さんが料理が得意で
いろいろなメニューが並んだ。
手作りで豪勢な料理となった。
楽しい一夜となった。

昨日は昼前から、
以前世話になった造り酒屋に挨拶にいき
おすすめの2本の酒を買ってきた。
奥さんがおれただ、
旦那さんや娘さんたちは
酒の瓶詰めをしていたため、
会えなかった。
その後、宇和の街へでかけた。
昼食をとって、店を2軒わまった。
自動車屋さんにも寄って
電動サイドミラーがの調子が
悪いので相談をした。
モータが壊れているようで、
動かすことなく
今後もだましだまし使っていくことになった。

昨日は講演会の骨子の準備をした。
その後BookPhilo3の推敲の準備をした。
今日もその続きをしていく。

2023-04-07

●講演会:No 7879 2023.04.07

202304_057 サクラと雫。城川

昨日から雨であるが、
今朝は激しい雨となっている。
長靴が必要なほどの雨である。
一番防水効果のある革靴を履いてきた。
今日、昼に買出しに出かけるので
長靴も買ってこよう。

昨日は地図の画像が欲しかったので
以前から不調の地図アプリソフトだったが
パソコンをさわっていなかったので
久しぶりに使ったが不調は変わらず。
昨日、入れ変えようとしたが、
なかなかうまくいかない。
アプリをアンイストールして
すべてのデータも削除して
今日再度やり直すことにする。
うまくいくといいのだが。

4月1日到着早々、迎えに来てくれた
ジオミュージアムの館長でもある友人から、
ミュージアムでの講演を頼まれた。
急なことなのだが、受けた。
講演は23日なので
調査に出かける前なので
日程的には大丈夫である。
昨日そのための概要を考えながら
これまでの論文などを読み返しながら
西予の地質を思い出していた。
まだまだ記憶が不鮮明だが、
これからしばらく調べ直していくこう。

Book8、BookMono3の推敲を進めなければならないので
並行して進めていくことになる。
また講演会をすれば、
自身のサバティカルの目的を
市民に伝えるためにも
ちょうどいい機会となりそうだ。

2023-04-06

●ルーティン化はまだまだ:No 7878 2023.04.06

202304_035 段丘面にも家や学校が。城川

昨日は疲れたので早く寝た。
そのため今朝は5時前に目が覚めた。
雨模様なので外が暗い。
少し早くでかける。
早く着いても、
支所のキーをもらっているので
気兼ねなく入館できる。

WiFiが安定してきたので
大学の書類のやり取りをした。
郵送でないといけないものもあるので
面倒であろう。

日々のルーティンがまだ決まっていないので
気が散ってしてしまい、
あれこれとしてしまうのでロスが多い。
毎日少しずつルーティンをつくっていくしなかい。

昨日ハードディスクの電源を購入した。
電圧電流の合ったものを選択したのだが、
ハードディスク側のアダプターの
サイズが異なっていて合わなかった。
再度、注文しなおさないといけない。

EarthEssay 1_206 天体衝突の頻度は 5:スフェルール

 EarthEssay
1_206 天体衝突の頻度は 5:スフェルール
を発行しました。

クレータがなくても、
隕石の衝突を調べる別の方法もあります。
それは、衝突で飛び散った隕石物質を検出して、
調べていく方法です。
そこから、新たな衝突の様子が見えてきました。

2023-04-05

●日常のスタート:No 7878 2023.04.05


202304_035 山の中。城川

今朝も5時過ぎに起きる。
まだ自宅が片付けられていないので
ルーティンがなかなか決まらない。
弁当を用意して、朝食を摂って、
6時過ぎには自宅を出た。
今日は一日、執務室で
作業をしていく予定だ。

昨日は、昼前まで
支所の執務室で仕事をする。
家内を連れて大洲にでかけた。
足りないものを探して
いろいろな店を回る。
100円ショップ、スーパー、
ホームセンター、電気屋・・・
最後に野村を回って
書留郵便を受取にいく。
その後、野村で乙亥会館で
温泉に入って帰ろうかと思ったらなくなっていた。
洪水で温泉も被害を受けたが、
改修で廃止したようだ。
その後、スーパーで買い物をして帰る。

執務室では用意したルーターは
WiFiだけでLANではつながらないようだ。
自宅でも別のルータがWiFIならつながった。
この組み合わせで使用することにした。

カーナビをつけようとしたら、
ジグが違っていた。
仕方がないのでガムテープで固定した。
いろいろ忘れ物をいっぱいしていた。
ハードディスクの電源コードも間違っていた。
TVアンテナ用のコードも忘れていた。
慌てて調達することにした。

高齢者なのでミスを一杯してしまう。
それは仕方がないととして受け入れ、
後の対処で補うしかない。

2023-04-04

●仕事はじめ:No 7877 2023.04.04

サクラ。城川

昨日は、支所の3階の一室を借りることになった。
荷物を入れてパソコンのセットアップをした。
ネットが安定して繋がらない。
自宅用のものを持ち込むことした。
すると一応WiFiはつながった。
本当はLANで繋ぎたいが、
それは落ち着いてからだ。

今朝は、5時ころ起きて、
6時ころに自宅を出る。
霧が低い。
着いた日に、あちこちサクラが満開であった。
住居の周辺はもともと温かいのか
日が過ぎてきたのためか
サクラは終わりかけだ。

今日は一応のWiFiでつなかったので、
事務処理とルーティンをつくるために
仕事をはじめる。

2023-04-01

Monolog 255 沈思黙考できる心の余裕:半年間のサバティカル

 Monolog
255 沈思黙考できる心の余裕:半年間のサバティカル
を発行しました。

このエッセイが発行される4月1日に、
北海道を離れて四国に向かいます。
半年間のサバティカルで、
愛媛県に滞在します。
以前に滞在した西予市で
再度過ごすことになります。
滞在中の目的を紹介しましょう。