2015-10-31

●今日は早目に:No. 5464 2015.10.31


モミジ。江別

今日は曇りである。
少々肌寒かった。
いつもより少々早目に自宅をでた。
すると曇天でもあるのと
日が短いので少々なかり暗い。

今日は校務があるので
いつものように大学に来ている。
午前中は仕事ができるので、
あれやこれや、やりたいことが溜まっているので
ついつい早目に自宅を出た。
昼には校務が終わりそうなので
そのあと 家内と一緒に昼食を取る予定だ。
さあ仕事をはじめよう。

●超訳「哲学用語」事典:No. 5463 2015.10.31

小川仁志著「超訳「哲学用語」事典」
(ISBN978-4-569-67673-9 C0110)
を読んだ。
なかなかおもしろい本である。
哲学の用語を、普段使いの言葉にして
解説したものである。
なかなかいい企画だが、
概観するのににはいい本である。
哲学用語の難解さにも
歴史を感じ、面白みがあるのだが。

2015-10-30

●冷え込み:No. 5462 2015.10.30


マツの落葉。江別

今日は曇り、時々雨がぱらつく。
昨日より冷え込みがあり
寒くなってきた。

今日は講義のほかに
添削が2名ある。
校務用の文章の作成がいくつかある。
昨日は隙間時間で原稿を書いた。
まだ完成していない。
明日中に仕上げなければならない。
そちらに力を注いだので、
論文が進まなかった。
仕方がない。
明日も校務で大学にくる。
昼までなので
その後は時間が自由になる。

2015-10-29

●晩秋にもどる:No. 5461 2015.10.29


トチノキ。江別

今日は曇りである。
時々雨がぱらつく。
寒さはそれほどではないが。
寒波が去ったあとは
普通の秋の気候に戻った。

昨日は忙しかったが
論文の原稿をディスプレイに広げておく。
少しでもいいから、進めるためだ。
その御蔭で昨日も少しは書いた。
しかし、なかなか絶対量がはかどらないが。
今日も講義、添削、会議で詰まっている。
その隙間でなんとか進めなければならない。
曇天の日こそ、
淡々とデスクワークをすべきだろう。

EarthEssay 3_144 地下5kmのダイヤモンド 1:いろいろな産状

EarthEssay
3_144 地下5kmのダイヤモンド 1:いろいろな産状
を発行しました。

ダイヤモンドについて、
これまでたびたび紹介してきましたが、
再度取り上げることにします。
新しい産状のダイヤモンドが発見されました。
今回は、科学的に予測されて見つかったものです。
なかなかおもしろいアプローチです。

2015-10-28

●論文の進捗:No. 5460 2015.10.28


イチョウの紅葉。江別

今日は午前中講義と昼に会議がある。
終了直後に
大学をでて市の協議会に出席する。
そのため車できた。

空き時間で論文を
少しずつ書く進めている。
ほんの少しだけど書いていく。
なかなか進まないが
それでも書くことは重要。
ゼロはいくら足しても増えないが
少しで量があれば足していけば
総量は増えていく。
論文の締め切りが近づいてきた。
それになんとか間に合うように
進めていくしかない。
いつもこの時期になるとドタバタしているなあ。

●本棚探偵の冒険:No. 5459 2015.10.28

喜国雅彦著「本棚探偵の冒険」
(ISBN4-575-71290-6 C0195)
を読んだ。
漫画家である喜国氏が
ミステリィーの古本にはまり、
その道を邁進する話である。
マニアの世界が展開されている。
マニアは自分の興味があれば
その道への行動力はすごいものがある。
そんなマニアな人を
遠目で眺めているのは楽しい。
もちろんマニアは
その行為自体も楽しんでいるのだろうが。

2015-10-27

●びっしりと:No. 5458 2015.10.27




紅葉。江別

今朝は東の空は
一時雲が切れていたが、
やがて雲がかかってきた。
雪はだいぶ融けた。
紅葉がだいぶ進んだ。

今日は講義と学生の添削で
びっしりうまっている。
講義の準備もしていかなければならない。
毎日スキマ時間に
論文を書いているが
なかなかが進まない。
それでも進まなければならない。

2015-10-26

●冬到来:No. 5457 2015.10.26


初雪。江別

日曜日の午前から
アラレから雪に変わる。
雪だったらいミゾレだったり、
台風の影響だろうか、
土曜の夜半から嵐となる。
日曜日には冬型の気圧配置なり、
寒波で雪となった。
今朝も、雪でグチョグチョの道を歩いてきた。
車のタイヤを、今日、明日に
冬用に替える予定だ。
いつもお願いしている自動車屋さんだ。
とうとう早い冬の到来だ。

2015-10-24

●休息日:No. 5456 2015.10.24


雪虫。江別

どんよりとした雲が重く
空が暗くなってきた。
朝少し日が見えただけで
あとは、厚い雲だ。
今日明日は休息日だ。
でも、仕事はするんだろうな。

●空より高く:No. 5455 2015.10.24

重松清著「空より高く」
(ISBN978-4-12-004423-6 C0093)
を読んだ。
今年限りで廃校になる高校の3年生の物語。
二学期に非常勤の先生が赴任する。
終わろうとする学校なのに元気な先生がくる。
そんな先生に釣られて
何かを始めようとする学生がでてくる。
終わりからはじめようとする青春物語。

2015-10-23

●霜で白い:No. 5454 2015.10.23


霜。江別

今朝も快晴である。
冷え込んで霜が降りていた。
畑が白くなっている。
日が当たると霜は
すぐに溶けていく。
儚いものだが愛おしい。

昨日は午後から次々と会議があった。
今日は講義が一つだが、
学生の添削が3名文ある。
夕方には医院に
行かなければならない。
あまり研究に時間がとれない。
よって、論文が進まない。
昨日の空き時間は科研費の
書類の修正に費やした。
それを今日発送する予定である。
時間がないから、さあはじめよう。

2015-10-22

●青空の紅葉:No. 5453 2015.10.22


モミジ。江別

今朝は快晴である。
心地よい青空である。
冷え込んだ。
こんな快晴の日は
本当に気持ちがいいのだが
今年は少ないので一層有り難みがある。

今朝は、30糞ほど寝過ごした。
そう思って急いで起きたら、
いつもより30分早かった。
時計を見間違えたのだ。
布団に戻って本でも読もうと思ったが、
そのまま起きることにした。

科研費の差し戻し修正が続いている。
用意した原稿と投稿した原稿が
ずれて変換されている。
それをどうしたらいいのかわからないが、
再度差し戻し修正することになる。

隙間時間に論文を書いていたが、
重要な観点にぶつかった。
現在、その部分を検討中である。

●ゼロの迎撃:No. 5452 2015.10.22

安住正著「ゼロの迎撃」
(ISBN978-4-8002-3822-1 C0193)
を読んだ。
前作とにた作風だが、
本作は、東京が他国軍に攻撃を受けたという
設定の話である。
日本が現在抱えている問題を
浮き彫りにしているでもある。
なかなか面白いものである。
そして現実に連携している終わりがあり、
続編があってもいい気がする。
そんな作品である。

EarthEssay 4_126 残念シリーズ 5:横倉山

EarthEssay
4_126 残念シリーズ 5:横倉山
を発行しました。

このシリーズも今回が最後になります。
最後は四国の残念をお送りします。
横倉山は、2度の失敗に終わっているところです。
そのうちなんとか目的を達成したいと考えているます。
いつになるかは未定ですが。

2015-10-21

●疲れが抜けない:No. 5451 2015.10.21


モミジ。江別

今朝は、曇り。
時々雨がぱらつく。
傘をさしたり畳んだり。
曇りでも紅葉が明るい。

今週は少々疲れが溜まっている。
秋口にも一時期、疲れが出た。
ここ数日、再度疲れが溜まっている。
週に一日は休むようにしているが、
疲れが抜けない時もある。
今週末は、校務が入っていないので
2日間、休めればと思っている。
自宅でじっとしているよりは、
気分転換をした方がいいにおもっている。
まあ、そのうち考えよう。

2015-10-20

●紅葉が進んでいる:No. 5450 2015.10.20


紅葉。江別

今朝は、雲が厚く、外が暗い。
自宅を出た時から雨がふりだした。
寒くはないが
どんよりとした重い、天気だ。

紅葉がここ数日、深まった。
一気に落ち葉が落ちだした。
からりとした快晴が続くことが少ない。
天気が変わりやすいのが
今年の特徴だ。

昨日は昼から連続的会議であった。
今日もびっしりと予定が詰まっている。
科研費関連でいろいろ作業が出てきた。
すきま時間に原稿と
論文を書かなければならない。
できればいいのだが。

2015-10-19

●紅葉と暖房と:No. 5449 2015.10.19


紅葉。江別

今朝は晴れ間があったが、
雲の多い天気である。

紅葉がこの土日曜日でかなり進んだ。
日曜日は、風が少々強かったので
一気に落ち葉として落ちだした。

大学の研究室にも暖房が入りだした。
教室には先週から入りだした。
暖房が入り天気がよいと、
暑くなり、暖房がないと寒い。
そんな兼ね合いが難しい季節だ。

今日は昼から会議が次々とある。
午前中に講義の準備と、
雑用もいろいろある。
そして、 時間ができれば論文を書きたい。
さあ、仕事をはじめよう。

2015-10-18

●校務にて:No. 5448 2015.10.15


ナナカマドの紅葉。江別

今日は曇り。
湿気が多い、
風向きよっては道路がしっとり濡れる。

今日は校務があるので車できた。
研究室内は少々暑いくらいだ。
校務も待機なので
何事もなかったら
午前中で校務は終わるはずだ。
その間、仕事ができる。

●川相昌弘:No. 5447 2015.10.15

吉田武著「川相昌弘 背番号0闘志∞」
(ISBN4-583-03177-7 C0075)
を読んだ。
吉田氏の作品である。
多分、この本があの吉田武氏のものだと
知っているいる人は少ないだろう。
まして手に入りにくい本なので
数学関係、現在の吉田武のファンで
読んでいる人は少ないだろう。
彼の著作は、綿密な取材、データに基づき、
その対象に心酔することである。
その熱は同社にも伝わる。
私は、川相選手や巨人軍、
プロ野球にも興味がない。
しかし、この本は興味深かった。

2015-10-16

●久しぶりの快晴:No. 5446 2015.10.16


カツラの紅葉。江別

今朝は、久しぶりの快晴だ。
雲一つない、抜けるような青空だ。
心地よい。
その代わり冷え込んだ。
今日は森をとってい帰りたい気がするが、
時間だあるかどうか。

今日は午前中に講義と
学生の論文添削がある。
午後は、論文にかかれる。
昨日も論文を少し進めた。
書きながら構成もかわっていくが、
これはしかたがない。
締め切りまであとひと月だが、
なんと書き進めたい。
実は当初の内容を半分した。
分量が大きくなったからだ。

●VTJ前夜の中井祐樹:No. 5445 2015.10.16

増田俊也著「VTJ前夜の中井祐樹」
(ISBN978-4-7816-1270-6 C0095)
を読んだ。
増田氏は北大柔道部を
中心に執筆している。
もとはシャトゥーンから
はじまった小説家だったが、
今ではまったく違う世界観をもって
執筆をされている。
それが私には面白い。
この本では、今後の小説?群
あるいはノンフィクションも含めての
道標も示されている。
期待したいものだ。

2015-10-15

EarthEssay 4_125 残念シリーズ 4:阿蘇山

EarthEssay
4_125 残念シリーズ 4:阿蘇山
を発行しました。

9月に阿蘇山が噴火したというニュースは
記憶に新しいものです。
特に私はその直前に
阿蘇山を訪れていのたで複雑でした。
ほんの2、3日の差でした。
噴火は恐ろしいものですが、
地質学者としては、
その瞬間に立ち会いたいものでもあります。
阿蘇山での残念を紹介します。

●今日こそは:No. 5444 2015.10.15


落ち葉。江別

今朝も雲の多いはっきりしない天気である。
晴れたり曇ったり。
そしていつ降るかも分からない重たい雲がある。
昨日の山並みの雪はだいぶ溶けた。
まだ、冬には少し早かったようだ。

今週は会議が少なく助かっている。
しかし、昨日は講義と作業がいっぱいり、
昨日締め切りの原稿を
短いすきま時間で作成するという
非常に過酷な条件であった。
なんと終わらせて一日が終わる。
一息がつけた。

今日も会議がなく、学生面談もない。
午前中の講義が終われば、
論文にとりかかれる。
こんなとき、何故かワクワクする。
今日こそは論文を進めよう。
さあ仕事をはじめよう。

●生命の星の条件を探る:No. 5443 2015.10.15

阿部豊著「生命の星の条件を探る」
(ISBN978-4-16-390322-4 C0095)
を読んだ。
著者の阿部さんは知り合いだ。
阿部さんは着実に研究を
進めていたことが
この本を通じてわかった。 。
不自由な条件でも
研究を続けておられたのだ。
その姿勢に敬服する。
生命誕生の条件を
天文学の新知見と地球を素材にし、
自分たちのシミュレーションの成果を加えて
新たな進展を紹介されている。
わからないこと、不確かなことは
正直に表明され、
その上で言えることを述べられている。
真摯な姿である。
今度は教科書を書きたいを意欲を持っておられる。
期待したいものだ。

130 網代島:静寂と激変の地にて

 チャートは静寂な環境で、少しずつたまったものです。まさに「チリも積もれば」層状チャートになるのです。しかし、層の境界は、激変によって形成されたものです。層状チャートは静寂と激変の記録なのです。

 ここ数年、層状チャートに興味を持っているので、各地で典型的なものをみて周っています。時代の違うもの、違う地域のもの、産状が違うもの、あるいは特徴のあるものなど、いろいろなバリエーションを見ています。露出がいい露頭で、きれいな層がみえると、観察していても楽しくなります。そんなところは、何度も足を運びたくなります。今年の秋は、大分県で層状チャートをみました。ここも通いたくなる地になりそうです。
 大分県津久井市の津久見湾に、網代島(あじろじま)があります。この島は、岸からすぐのところにあるのですが、潮が引いているときは歩いて渡れますが、満ちているときは濡れなければ渡れません。私は、潮の干満を事前に調べておいて、干潮に近い時間帯(朝一番)にでかけました。事前調査の甲斐があって、なんの苦労もなく島に渡ることができ、間にある岩石も見ることができました。網代島には、面白い履歴を持った層状チャートがあります。それに見ました。
 チャートとは、珪質の硬い岩石で、白や赤、あるいは青みを帯びたものなど、様々な色合いのものがあります。層をなしていることが特徴となります。
 チャートは、主に細粒の石英や石英の仲間のクリストバライトと呼ばれる鉱物や、結晶化していない(非晶質といいます)二酸化珪素などからできています。成分でみると、重量比で90%以上が二酸化珪素になるような岩石になります。石英もクリストバライトも無色の結晶なので、チャートは本来、無色や白色の岩石になるはずです。ところがチャートには多様な色があります。これは、チャートの構成鉱物によるものではなく、少量ですが含まれている成分に由来することになります。
 チャートが層をなしているのは、チャートの間に、境界をつくるような別の物質が挟まれているためです。その物質も、泥岩や粘土岩、あるいは頁岩に分類されるものです。今では岩石になっているので、ここでは頁岩と呼びます。
 そもそもチャートは、何からどのようにして出来たのでしょうか。海に生息しているプランクトンのうち、珪質の殻をもった生物からできたと考えられています。プランクトンが死んだり、エサとして食べられたりすると、遺骸や食べた生物の糞として、海の中を沈んでいきます。これがマシンスノーと呼ばれるものになります。死骸や糞が海中を落ちていく途中、あるいは海底に沈むと、有機物は分解してき、硬い殻の部分だけが残ることになります。そして、珪質軟泥(珪質で固まっていなドロ状のもの)とよばれるものが形成されます。
 同じ仕組みで、石灰質(炭酸塩)の殻をもつプラントンもいます。そのような遺骸が海底にたまったものを石灰質軟と呼びます。海底には、珪質軟泥と石灰質軟泥が、広く沈殿していることが知られています。
 どちらの軟泥が溜まるかは、海底の環境によって決まります。石灰質軟泥は、ある深さになると溶け始めます。場所や環境によってその深さはかわりますが、深海底では溶ける環境となっています。一方、珪質軟泥は、浅い海では溶けやすいのですが、深くなると溶けることがなくなります。ですから、深海底では珪質軟泥た堆積し、浅い海底では石灰質軟泥が堆積することになります。チャートは深海底でできた珪質軟泥が固まったものだと考えられています。
 では、境界の頁岩は、どのようにしてできるのでしょうか。頁岩の起源は陸の細粒のチリです。風や海流にのって運ばれてきたもので、陸源の微細粒子です。量は少ないのですが、定常的に降ってきているものです。ただし、風向き、海流、大陸の配置などに影響をうけるのですが、現在の深海底でも多いところと少ないところがあります。
 次にチャートの層の成り立ちについてです。珪質軟泥がたまっているところに、量は少ないのですが、頁岩の材料も常に届いているはずです。しかし、珪質軟泥が溜まっているときは、頁岩が少ないので目立たなくなっていると考えられます。そして、珪質軟泥がたまらない時期が長期間続くと、頁岩が溜まると考えられています。
 層の間隔は不規則で、チャートの幅(厚さ)も、境界の頁岩の厚さもいろいろです。チャートと頁岩の起源を組み合わせて考えると、海洋のプランクトンの大絶滅、それも長期間継続した時に境界の頁岩堆積するというシナリオが考えられます。やがて珪質の殻を持つようなプランクトンが復活すると、チャートが溜まり始めることになります。
 チャートが溜まるときは生物が繁殖している時で、境界の頁岩が溜まる時は生物の大絶滅が起こっている時となります。その大絶滅の繰り返えしが、層状チャートをつくるというのが、従来の定説です。
 これには異論もあります。その一つに宇宙からの隕石の衝突による説があります。平均すると2万年ごとくらいに大きな隕石の衝突が起こり、それによって大絶滅が起こるという説です。隕石衝突の繰り返しが、層状チャートの起源だとする説です。その根拠になっているのが、チャートの中から見つかる小さな隕石のカケラ(宇宙塵といいます)です。いくつかの地域のチャートから大量の宇宙塵が見つかっています。網代島の層状チャートからは、2億4000万年前のもので、多数(約300個)の宇宙塵が見つかっており、今まで見つかったものとしては、一番古いものだそうです。
 今回は、この衝突の現場を見にいきました。実際の宇宙塵は、20ミクロンほどのサイズなので、目で確かめることはできませんが、地質学の大きな発見があったところを見に来ました、生物の大絶滅を起こしたかもしれない衝突の現場、そんなことに思いを馳せながら露出のいい露頭を眺めました。網代島の対岸には泥岩があり、三畳紀前期(2億5000万年前)ものです。この時代は、P-T境界(古生代と中生代の境界)の地球史上最大の絶滅が起こった時代の直後にたまった地層もあります。少し時代がずれますが、いずれも地球の大激変の記録となっています。静寂の深海底でゆっくりとたまったチャートなのですが、激変の記録が残されているのです。

・初冠雪・
北海道の里山にも、とうとう雪が降りました。
前日が山で降りだした雪は、
翌日には山並みを真っ白に変えました。
手稲の山並みでは、初冠雪となりました。
いよいよ冬の到来が近づいてきました。
しかし、まだ紅葉は終わっていません。
雪虫もまだ少ししか飛んでいません。
秋が終わっていません。
もう少しの間、秋を楽しみたいものです。

・再訪へ・
はじめての地は、露頭の様子がわかりません。
論文だけ見ていると、状況がわからいことも多くあります。
データしか表記されないこともしばしばです。
そんなとき、現地を訪れて、
予想以上の露頭に出くわすと、思わずワクワクします。
今回の網代島もそんな露頭になりました。
アプローチも簡単で、干満にさえ注意すれば
落ち着いて観察することができます。
次回は、論文を読み込んで、訪れたいものです。

GeoEssay 130 網代島:静寂と激変の地にて

GeoEssay
130 網代島:静寂と激変の地にて
を発行しました。

チャートは静寂な環境で、
少しずつたまったものです。
まさに「チリも積もれば」層状チャートになるのです。
しかし、層の境界は、
激変によって形成されたものです。
層状チャートは静寂と激変の記録なのです。

2015-10-14

●初冠雪:No. 5442 2015.10.14


初冠雪。江別

明け方激しい雨が降る。
自宅を出る頃には
小降りになっていたが、
まだ雨は残っていた。

歩いていると
手稲の山並みが白くなっていた。
初冠雪である。
初冠雪や初雪をみると
新鮮で美しく見える。
いつ降ったか分からないが、
明け方の激しい降りによるものなら
ほんの2、3時間前に積もった
雪だということになる。
紅葉、落葉、初冠雪、雪虫、
里の初雪と季節は巡る。
いよいろ秋も終わりに向かっているようだ。
今季は、秋の抜けるような
青空の快晴が少なかった。

2015-10-13

●EndNote:No. 5441 2015.10.13


サクラの落ち葉。江別

今朝は曇りで、
少し雨がぱらついている。
似たような天気が続く。
なかなかはっきりした天気が
あまり続くことがない。
しかし、秋が着実に深まっている。

論文を整理をどうしようか悩みだした。
一つの論文を書く時、
以前用いてた論文も使う。
新しい論文も収集する。
以前の論文は
ひとつのフォルダーに入れている。
また何人かのキーになる人の論文は
別のフォルダーに人別にまとめている。
論文を書くため集めたものは
その論文のフォルダーにまとめている。
書き終わると
収集 論文のフォルダーに移動させるている。
その他に見つけた重要な論文もある。
なかなか古い論文のリファレンスデータが
見つからないものもある。
そんなときは手動で入力する。
現在文献整理にMendeleyをつかっているが、
ファイル名が変化させられないものもあり
どうなっているかわかりにくい。
そこでEndNoteの体験版を
試してみることにした。
インポートしたら
フォルダーに論文をコピーしているようだ。
それもいいのだが、
使い方がまだ良くわからない。
少々なれるのに時間がかかりそうだ。

2015-10-12

●淡々と着々:No. 5440 2015.10.12


ナナカマドの紅葉。江別

今朝も雲が広がっていて
雨がぱらついていた。
しかし、すぐに雨は上がった。
冷え込みは少しましだが、
気温は低い。

今日は祝日だが、
大学は通常通りの講義日である。
いつものような日々の仕事を
こなしていくことになる。
その合間に、いつものように
論文を書き進めることになる。
淡々とそして着々と。

2015-10-11

●のんびりと:No. 5439 2015.10.11

今朝は、雲の多い天気である。
自宅内にいるので
園の寒さは感じないが
かなり寒々とした天気である。

昨日は、昼に予防接種をして、
その後用足しに二箇所へいき、
遅めの昼食を自宅でとる。
その後のんびりとラグビーを見た。
夕方、子供らが早めに帰ってきたので
外へ夕食を食べにいく。

今日は一日休む予定である。
ただし、昼間は買い物に出かける予定であるが。

●新世界:No. 5438 2015.10.11

柳広司著「新世界」
(ISBN978-4-04-382901-9 C0193)
を読んだ。
原爆開発をしていたロスアラモスを舞台にした小説である。
ただし、設定も内容も複雑なものである。
書いた人は、研究総括者のオッペンハイマーだが
友人の科学者のイザドア・ラビが
叙述している形式である。
その原稿が発見され
柳が手にいれ翻訳したという設定である。
一人の作業員がロスアラモスの病室で殺害された。
それをオッペンハイマーに頼まれたラビが捜査することになる。
柳は、原爆を落としたアメリカ人、原爆を作った科学者、
軍人や正論の世界、妄想か現実がわからない人物、
などが複雑に入り乱れる。
そして原爆や原発事故の恐怖、
不思議が寓話の引用、
なぜが福島第一を想起される記述さえある。
いろいろな要素が混在する。
不思議な小説であった。

2015-10-10

●さあ研究へ:No. 5437 2015.10.10


コスモス。江別

今日は晴れである。
車で来たので
季節を感じることあまりできなかった。
窓越しに景色を見るだけだ。
はやり、体感するのが
本当の季節ができる。
冬の寒さ、夏の暑さも
体感しなければならない。

今日は、昼前に帰宅して
インフルエンザの予防接種に行く。
午前中には学生の
卒業研究の添削があるので
大学に来ている。
もちろ空いている時間は研究だ。
昨日やっと、科研費の申請書を書き上げた。
再度、校正をしてから提出するが、
昨日で一段落だ。
やっと落ち着いて、
論文に取りかかれる。
昨日から論文にとりかかった。
いくつか重要な論文を
見つけて読み始めた。

2015-10-09

●嵐のあと:No. 5436 2015.10.09


サクラの紅葉。江別

今日は昨日の台風が
影響がまだ少し残っていて雨である。
昨日は台風が北海道を直撃して、
温帯低気圧になったが、
午前は風で午後からは
暴風雨で荒れてきて。

昨日は午後から会議と
学生のガイダンスがあった。
今日は午前中講義で
午後から市役所で
打ち合わせがあるので車できた。
明日は、学生の卒業研究指導が
2つあるので、出てくることになる。
ただし、昼前には医者にいって
インフルエンザの予防接種を受ける予定だ。
早めに受けておいたほうがいいと
毎年この時期には
早めにやっているところをを
探して受けることにしている。
今年は予防接種の価格が
上がったそうである。
カルテル?

2015-10-08

●自分の研究を考える:No. 5435 2015.10.08


落ち葉。江別

今朝は昨日から一転、嵐である。
暴風警報がでるような荒天。
ただし、大学歩いて来るまでは
風は強かったが、
雨は降っていなかったので、よかった。
風雨が強いと
歩いて来る時は辛い。

科研費の申請書の締め切りが近いので
空き時間は、それにかかりきりになっている。
この時期は、自分の研究について考えることになる。
まだ科研費は取れていなが、
研究は少しずつ進んでいることがわかる。
科研費を当てにして
研究計画を立てる訳にはいかない。
しかし、採択されれば、
その研究を進めなかればならない。
自前で行うとペースが遅くなる。
計画の段階で2つの路線を考えることになる。
まあ、重要な計画であることには違いない。

2015-10-07

●快晴:No. 5434 2015.10.07


イチョウ。江別

今朝も快晴である。
冷え込んだ。
昨日は霜が降りていたが
今日は見えなかった。
朝、やはりストーブを炊いた。

今日の午後、
外で作業をすると講義がある。
天気でどうなるか心配したが、
この調子なら大丈夫そうだ。
雨で外に出なかればならならず
資料も濡れるので少々問題が起こる。
その心配がなさそうだ。

なぜか、最近月曜日から疲れが溜まった気がする。
季節ん変わり目だからもしれない。
今年の夏の暑さと忙しさ、
体が冬仕様になっていないので
体調が変調をきたしているのかもしれない。
無理せず、休養をしっかり取りながら
過ごすしかないのだろうな。

●21世紀地球寒冷化と国際変動予測:No. 5433 2015.10.07

丸山茂徳著「21世紀地球寒冷化と国際変動予測」
(ISBN978-4-7989-1293-6 C1040)
を読んだ。
複雑な経緯の本である。
「「地球温暖化論」に騙されるな」を
英語版に大幅に改定して
翻訳した吉田勝氏がその英語版を
再度日本語に翻訳したものである。
2015年に出版されたもので
内容的には古い部分もあり、
一部は訳注などがつけられているが、
残念なところもある。
しかし、丸山氏には
もっと独創的で奇抜なアイディアを
いっぱい提示してもらいたい気もする。
だから、細かい点については
周辺の協力者が
深めていけばいいような気がする。
この本もそんな路線になっている。

2015-10-06

●忙しなさ:No. 5432 2015.10.06


イチョウ。江別

今朝も快晴である。
しかし冷え込んだ。
自宅でも朝寒いので
起きたら ストーブを炊いた。
自宅を出るとき、
今日は手袋をしてきた。
厳冬用ではないが
冬仕様になってきた。
今年は、秋が早い。

講義とその準備が次々と来るので、
忙しなさが連続する。
そこに科研費の申請書、
論文の作成が加わるので
忙しなさが大きい。
この時期は
いつもこのような状態になっている。
なのにそれでも忙しなさを感じる。

2015-10-05

●得した気分:No. 5431 2015.10.05


白鳥の渡り。江別

今朝は晴れである。
冷え込みが進んでいる。
コートを着ているが、
首元が寒いので
マフラーをしてきた。
それちょうどいい。
昨日の朝夕、
今シーズンはじめてストーブを炊いた。

歩いていると
空から聞き慣れない
鳥の鳴き声が聞こえた。
見上げると白鳥の渡りであった。
急いで写真を撮ったが
電線のところだった。
以前にも雁の渡りを見た記憶がある。
今回は白鳥であった。
いいものを見たので
得をした気がする。

2015-10-03

●のんびりと:No. 5430 2015.10.03


落ち葉。江別

今朝は昼前に帰宅し
昼食を自宅でとる予定なので車できた。
大荒れの天気は昨夜で治まった。
晴れ間がでているが、
黒い雲も流れている。

今日は用足しと買い物を
しなければならない。
午後から出かけるが
早めに帰ってきたい。
明日は一日自宅でのんびりしたい。
でもやはり仕事はするのだろうな。
でも、まあいい。
のんびりとする時が重要だ。

●3・11本当は何が起こったか:No. 5429 2015.10.03

丸山茂徳著 「3・11本当は何が起こったか:
巨大地震と福島原発
科学の最前線を教材にした
暁星国際学園「ヨハネ研究の森コース」の教育実践 」
(ISBN978-47989-0129-9C3037)
を読んだ。
丸山氏が力を入れて行っている
教育活動の一環だ。
なかなかおもしろい教育である。
小学生から高校生まで
丸山氏の講演と学生との質疑応答で
5時間に及ぶ記録だ。
高校生のレポートも2つ掲載さている。
いずれも単なる知識だけんでなく
自分の考え、実践、体験が守られている。
面白いレポートである。
このような不思議な教育の場が
成立した背景も示されている。

●ペンローズの<量子脳>理論:No. 5428 2015.10.03

ロジャー・ペンローズ著
竹内薫・茂木健一郎訳・解説
「ペンローズの<量子脳>理論」
(ISBN4-4480-09006-1 C0140)
を読んだ。
ペンローズの論文1編、
各分野の専門家への反論
の翻訳を中心に
当時、新進の脳科学者の茂木健一郎
駆け出しのサイエンス・ライターの竹内薫が
それぞれの個性をむき出しに解説している。
ペンローズの論旨もさることながら、
両者の個性がにじみ出ている。
やはりペンローズの知性は
一段上を言っているようの思う。
彼の思い描いている理論、アイディアが
検証されるとの大分先のようだが
新たな天才を待つしかないのだろう 。

2015-10-02

●嵐:No. 5427 2015.10.02


ハルニレ。江別

昨日の夕方から嵐である。
明け方まで荒れていた。
昨夜は会議が遅くまであったので
風呂に入り、食事をし、すぐに寝た。
昨日の夕方から警報がでていたそうで、
子どもたちの 学校は休校になり
クラブ活動が切り上げられて帰ってきた。
今朝も警報が出ていて休校になったようだ。
ただしわが町の警報は解除され、注意報になった。
海沿いは波がすごいようだ。

最近忙しくて、
新聞やニュースをあまり見ない。
すると世間で起こっていることに疎くなる。
個人的にはどうでもいいのだが、
社会人としては、それではダメな時がある。
今回の嵐もそうだ。
風雨の強いのは気づいていたが、
警報がでるほどのものとは知らなかった。
科学は重要だが、
情報を得ないとその恩恵は得られない。

週に2度も夜遅くまで会議があると
私のような朝型人間には
疲れがたまってきた。
明日も来なければならないのだろうな。

●伝わるデザインの基本:No. 5426 2015.10.02

高橋佑磨・片山なつ著「伝わるデザインの基本
良い資料を作るためのレイアウトのルール」
(ISBN978-4-7741-6613-1 C3055)
を読んだ。
以前、PowerPiontで使用する
フォントを考えるとき
ネットで探していた時に
見つけたサイトがあり、
それでフォントやデザインを参考に
構成 していたところがあった。
別の機会に書店にいったとき、
デザインのハウツー本で
わかりやすい本を見つけたので購入した。。
読んでいるうちに
どこかで見た内容だと思ったら
実はサイトの内容が
書籍化されたものだった。
購入したので空き時間に
ポツリポツリと読んでいた。
それが読み終わった。
実際にはデザインは
なかなかうまくいかないのものだ。

2015-10-01

●そして、それが日常に:No. 5425 2015.10.01


キノコ。江別

今朝は、久しぶりに晴れである。
冷え込みも強まってきた。
コートを着ているが、
襟元が寒く、 手も冷たい。
そろそろ寒さ対策が必要だ。
朝起きたらパジャマだけでは寒い。
いよいよストーブを焚く日も近いのだろう。

講義が一週分が終わり、2週目に入った。
講義の始まりは、
いつも精神的なストレスが強くなる。
これからは、日々、次々と押し寄せる
講義の準備が続く。
この忙しさが日常になっていく。
日々同じストレスがかかると
それに慣れてストレスと感じなくなる。
心の自己防衛なのだろう。
その合間に、校務をこなし、
研究をしていくことになる。
つまりは慌ただしく、忙しくなることだ。
そして、それが日常になっていく。

Monolog 165 Ubiquity:遍在する冪乗則

Monolog
165 Ubiquity:遍在する冪乗則
を発行しました。

ある現象が起こったら、
その現象は結果となり、
その現象を起こした原因があるはずです。
今、その因果関係がわからないのなら、
調べることは立派な研究となります。
しかし、そこに因果関係がないこともあるのです。

EarthEssay 4_123 残念シリーズ 2:祇園山

EarthEssay
4_123 残念シリーズ 2:祇園山
を発行しました。

今回は、宮崎の山奥での残念の話です。
五ヶ瀬に10年ほど前に
一度きたことがあるのですが、
その時は、祇園山には来ず、
通り過ぎただけででした。
今回は、祇園山周辺を見に行きました。