2014-05-30

●緊張感:No. 4833 2014.05.29

ナナカマド。江別

今朝は風が強い。
気温は高いのだが、
風があって体感温度が低い。
風さえなければ
もうコートは要らないほどだろう。
まだ私はコートを手放せない。

5月ももうおすぐ終わる。
新学期がはじまって、
もう2ヶ月がたった。
前期の半分がすでにすぎた。
講義は順調に進んでいるが、
新しい講義の緊張感が抜けない。
これは一生つきまとう緊張感なのだろうか。
それとも講義の完成度が低いからだろうか。
気持ちの問題なので、
なかなか解決策がないのだが。

昨日は出張で乗り物に長く乗ったので、
腰痛がまだぶり返した。
整体にいっているのだが、
なかなか治らない。
別の整体に行ってみようか。
迷っている。

2014-05-29

EarthEssay 5_120 だいち2号の打ち上げ成功

EarthEssay
5_120 だいち2号の打ち上げ成功
を発行しました。

先日、テレビで
「だいち2号」の打ち上げのニュースが流れました。
軌道への投入から
観測準備作業へと
順調に進んでいるようです。
「だいち」の後継機である「だいち2号」は、
陸地の凹凸を
詳細に観測するためのレーダを備えています。
その目的はどのようなものか、
確認していきましょう。

2014-05-28

●風が強い:No. 4832 2014.05.28

並木。江別

今朝は曇りである。
昨日来、風が強い。
気温は低くないが、
体感温度は低い。

今日は大学の授業は補講日である。
私は明日出張なので
その分を今日、補講をする。
明日は教育実習の訪問指導をする。
今シーズン最初の
研究授業への参加となる。
来週からは毎週、出張があるようだ。

腰痛がまだ収まらないので、
今日の夕方、治療にいくために予約した。
明日、出張で遠出するので、
ひどくなると困るので、
予防も兼ねている。

2014-05-27

●まだ腰痛が残る:No. 4831 2014.05.27

ナナカマドの花。江別

今朝まで雨が降っていたが
自宅を出る頃には
雨が上がっていた。
風が強かったが、
晴れ間が出てきた。

風邪は治まってきたが、
腰痛がまだ治まらない。
動くと時々痛みが出てくる。
近いうちに、予防のために治療に
行った方がいいかもしれない。

教育実習への訪問指導がはじまる。
私は、明後日から出張が入る。
それから毎週どこかに
出かける予定が入りそうだ。
休講を可能な限りしないようにして
すすめるしかない。

2014-05-26

●体はひとつ:No. 4830 2014.05.26

キタキツネ。江別

今日は曇りで、風があり冷たい。
コートを着てちょうどいいほどだ。

4年生の教育実習がはじまる。
そのため、水曜日、木曜日に出張がはいってくる。
その日の講義は休講になる。
代替の補講が必要になる。
学生によっては、補講が重なることもある。
仕方がない、学生自身に優先順位をつけてもらって
受講してもらうしかない。

教育実習での出張がはいいると、
その他の校務の調整がややこしくなる。
今朝も2つの校務の調整をすませんた。
研究授業もいっていもいいし、
補講をするものいい。
体はひとつなので、
物理的に無理な要求がそこには生まれる。
休講はするな、休講したら補講をしろ。
研究授業には担任がいけ。
高校訪問や進路相談会にでろ。
出前授業をしろ。
・・・・いろいろな校務があり、
その必要性も理解できる。
でも体はひとつなので、
できることにも限界がある。

2014-05-25

●珈琲店タレーランの事件簿 2:No. 4829 2014.05.25

岡崎琢磨著「珈琲店タレーランの事件簿 2
彼女はカフェオレの夢を見る」
(ISBN978-4-8002-0989-4 C0193)
を読んだ。
いくつかの事件が起きて、
その幾つかが関連性を持つ。
主人公の妹が登場し、
家族関係が明らかにされていく。
しかし、各短編の終わりにその物語が
差し込まれるので、
読んでいて混乱を起こす。
単純に話を進めた方がわかりやすい。

2014-05-23

●これが日々の生活:No. 4828 2014.05.23

虫。江別

今朝は晴れ。
初夏の心地良い青空である。
今日はコートを着ないできた。
少々肌寒かったが、
なんとが過ごせる。

今日は、午後から校務で出張があるので、
午前中にすべきことをこなさなければならない。
午前中に校務といくつかと、
学生の面談、添削、
隙間時間をぬって、論文作成をする。
これが日々の生活だ。

●晴れた日は図書館にいこう:No. 4827 2014.05.23

緑川聖司著「晴れた日は図書館にいこう」
(ISBN978-4-591-13530-3 C0193)
を読んだ。
子供向けの小説である。
小学生が主人公の「日常の謎」をあつかった、
軽いミステリーである。
読みやすいが、謎が軽すぎて
あまり深みがなかった。

2014-05-22

●集中力の欠如:No. 4826 2014.05.22

ナナカマドの花。江別

今朝は雲があったが、
うっすらと日が差し始めてきた。
雨上がりなので少々涼しい。

風邪と腰痛が完治していないので、
集中力がなかなかでてこない。
それでも、日々の講義、準備、
校務や学生対応で時間が過ぎていく。
このいい季節に体調が本調子でないので
なかなか季節の移り変わりを味わえない。
体調を戻すことが優先すべきだろうが。

●櫻子さんの足下には死体が埋まっている:No. 4825 2014.05.22

太田紫織著「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」
(ISBN978-4-04-100695-3 C0193)
を読んだ。
旭川が舞台のミステリーだ。
櫻子は骨が大好きで、
死体を見つけると
自宅に持ち帰り、
骨格標本を作成している。
彼女は変わったキャラクターであるが、
憎めないところもある。
櫻子が謎を解いていく設定である。

EarthEssay 1_126 最古の認定 4:検証終了

EarthEssay
1_126 最古の認定 4:検証終了
を発行しました。

ジルコン内で鉛が移動する可能性があることが
指摘されていました。
その危惧を回避するためには、
古いジルコンで鉛の同位体がどう分布しているかを
原子レベルで調べることが
一番の確認となります。
そんな検証がなされました。

2014-05-21

●共感し励ますこと:No. 4824 2014.05.21

ナナカマドの花。江別

今朝は曇りである。
風が少しあり、肌寒かったが、
気温はそれほど低くなさそうだ。

昨日の4年生のゼミは
全体として話をしたが、
個別の面談をした。
卒業研究の骨子作りを
それぞれの学生と詰めている。
他にも教職の書類の添削、
就活についても相談を受けている。
ひとそれぞれの事情や立場、
個性などがあるので、
一括にできない話も多い。
悩みは誰にでもある。
自分のできる範囲でやるべきことをやるしかない。
しかし、気持ちが萎えているときは、
その状況を聞き、共感し励ますしか
私にはできない。

2014-05-20

●体調がなかなか戻らない:No. 4823 2014.05.20

モミジの花。江別

今朝も快晴である。
昨日は晴れでも冷え込んでいたが、
今日は暖かい朝であった。

まだ、咳が抜けないし、
腰も違和感が残っている。
体調不良からなかなか回復しない。
天気のいい週末には、
どこかに出かけたいのだが、
体調不良で、なかなか出れない。
今週末にはなんとか通常状態に
戻って欲しいのだが。
養生はしているのが、
なかなか戻らない。

2014-05-19

●咳止め薬:No. 4822 2014.05.19

タンポポ。江別

今朝は快晴である。
雨上がりで、心地良い青空である。

昨日は、市販の咳止め薬を飲んで寝た。
しかし、咳も止まらない上に、
睡眠薬も入っているようで、
朝起きたら頭がボーっとしていた。
私には合わないようだ。
咳き込む回数は減ってきたが、
まだ治っていない。
明日の講義に支障をきたさなければいいのだが。

2014-05-18

●咳が止まらず:No. 4821 2014.05.18

週末から荒れた天気であった。
昨日は風と雨が強く、
冷え込みもあった。
久しぶりにストーブをたいた。
夜までたいたが暑くなることはなかった。
ニュースによると北海道の山のほうでは
積雪もあったようだ。

私の風邪は、昨日一日休んでいたが、
あまり良くなっていない。
寝ている間も咳き込んでしまい、
熟睡ができなかった。
今日は市販の咳止め薬でも使ってみようか。

●連鎖:No. 4820 2014.05.18

真保裕一著「連鎖」
(ISBN4-06-185719-3 C0193)
を読んだ。
チェルノブイリ原発事故による放射能汚染された食品が
不法な方法で日本の食品に混入しているという設定だ。
それを食品Gメンが追っていくという展開だ。
江戸川乱歩賞受賞の作品で、
最後に何度もどんでん返しがある。
少々複雑すぎるストーリともなりかねない。
なかなか面白い作品でもあった。

2014-05-16

●再起動:No. 4819 2014.05.16

雫。江別

今日は小雨である。
寒くはないが、
コートを着ているとちょうどよかった。

昨日、PowerPointで使用するフォントを決め手、
次の講義の準備にかかった。
まあ、いろいろ試したが、
今のところこれで行こうという
ところまで決めて講義の準備をした。

パソコンを立ち上げた時、
時々、振る舞いが異常に遅い時がある。
今日もそうだ。
そんな時は、再起動をすると、
戻ることが多い。
ただ、現在メインに使っているパソコンは
粗届けのハードディスクが3つついているので、
その読み込み時間がかかるので、
立ち上げる時間がたくさん必要になる。
まあ、下がないので
このホームページを書いたら、
再起動だ。

2014-05-15

●フォント:No. 4818 2014.05.15

雫。江別

今日は晴れである。
風もなく暖かい。
日曜日から風邪気味で、
昨日から声が全くでなくなった。
喉の違和感はあるが、
痛みはそれほどではない。
昨日も声がうまくでないまま講義をした。
今日も声がでにくい。
それで講義をしなければならない。

昨日からPowerPointのフォントを
どうするかを検討している。
今までは、自分が使っているフォントを転用して
次々とパソコンにインストールして使っている。
汎用性のあるものをつかうほうがいいようなので
メイリオをするといいようだ。
それで作成しいくと
テキストボックスで文字の位置が上になってしまう。
メイリオは位置ずれを起こす。
エディターではいいが
PowerPointには向かないようだ。
フリーのフォントのMigMixを
使うことになりそうだ。
このフォントはボールドにしても
十分太くなるので使いやすい。
いろいろ試行錯誤しているうちに
新しいPowerPointの使い方も
少しずつわかってきた。

113 日和佐:スランプとタービダイト

 日和佐の海岸は、西の砂浜の海岸のほかに、北側には切り立った崖のある海岸線があります。その崖にタービダイトとスランプがありました。いずれも付加体を特徴づける堆積構造です。

 徳島県海部郡美波町の海岸には、いくつかの小さな支流が流れ込みながら日和佐川が海に注いでいます。南の海岸沿い小高い山があるので、入り組んだ入江になっているため、いい漁港となっています。また、河口の北側には砂浜があり、ウミガメが産卵に来るところして知られています。さらに北側は、切り立った崖の海岸になっていきます。
 日和佐(ひわさ)には、2度来ています。一度目は、室戸から徳島まで足をのばすために、ここまでたどり着いて一泊し、その後は引き返しました。ただし、幸いなことに、子ガメが卵から孵り海に向かう時期にあたり、その様子を夜に見ることができました。でも地質に関して、宿泊だけで何も見ることなく、立ち去りました。
 2度目は今年の初春で、日和佐の北側の海岸にでている地層を見るのが目的でした。日和佐の海岸の地層は、四万十層群と呼ばれ、整然とした堆積岩がみられるところです。
 いろいろなところで、私は、地層をみています。できるだけ、いろいろなタイプの地層を見たいと思っています。このエッセイでも何度も取り上げていますが、四国の南側は四万十層群と呼ばれる地層が、広く東西に分布しているので、地層観察には適した地でもあります。四万十層群に相当する付加体の範囲は、東西の四国の範囲だけでなく、南海トラフに臨む陸全域に及びます。
 四万十層群は、付加体という特徴的なメカニズムでできています。付加体は、沈み込み帯の海底下で形成されます。その素材は、陸側の斜面に堆積した堆積物と海側の海洋プレートやその上の深海底堆積物です。
 付加体の中の地層とその特徴的な構造などを、最近はよく観察しています。できれば、地層や構造で、典型的なところがないかを探しています。もし典型的で、重要な露頭があれば、必要ならば何度も出向くことにしてます。そして、露頭をじっくりと眺めます。
 陸から大陸斜面にたどり着く堆積物は、タービダイトと呼ばれるものによってもたらされます。タービダイトは、何らかのきっかけ(地震や大洪水など)によって、海底にたまっていた堆積物が、より深い方に地滑りのように移動する流れのことです。斜面の終わりで、まるで陸上の河川が扇状地をつくるような海底地形を形成していきます。
 タービダイトは、海水中の堆積物なので陸上とは少々違っています。海水の中を、性質の違う物質が、流体として移動していくたいめです。水中の流体の密度や粘性、構成物の性質、斜面の形状などにより、タービダイトの堆積様式や広がりは違ってきます。
 さらに、ひとつのタービダイトでも、たまる場所によって、構成物や堆積構造も違ってきます。例えば、タービダイトの本流にあたるところでは、深い流路が形成され、大きな礫や土砂がたまります。流れの流路からはずれたところや末端では、細粒の堆積物だけが溜まります。そして中間的な場所もできます。ひとつのタービダイトという現象でも、さまざまな堆積物が形成されることになります。
 日和佐の海岸では、砂岩と泥岩がきれいなコントラスをもって繰り返している「互層(ごそう)」を見ることができます。このような互層は、砂岩から泥岩までが、ひとつのタービダイトによって形成されたものです。何度も繰り返しタービダイトが、流れこむ環境にあったことを物語ります。
 付加体は堆積物は、多くはタービダイトによるものになります。これは付加体の堆積物の特徴となります。付加体は活動的な場所なので、タービダイトが流れてくるだけ、単純な堆積環境ではありません。沈み込み帯として、いろいろな変動が起こります。
 大陸斜面では、地層が上に次々と重なってたまっていきます。そして互層ができます。下位にいくほど、地層は圧密や脱水、地温勾配などにより、徐々に固まってきます。上位では、常に未固結の地層があることになります。
 大陸斜面は、沈み込み帯でもあるため、頻繁に地震が起こります。斜面にたまった堆積層には、たびたび振動が与えられることになります。たまったばかりの未固結の地層で、流動しやすい条件のものは、地震によってさらに流動をします。いったん溜まった地層は、移動距離が短い場合は、地層の形状を維持しながら、流動することがあります。その結果、ある地層(複数の場合もある)だけが、くねくねと「褶曲」した構造をもつようなことが起こります。
 ここで「褶曲」といいましたが、地質学でいう本来の「褶曲」と、ここでいう未固結の地層の流動によるものは違っています。未固結の地層の流動によるものは、スランプ(slump)構造、あるいはスランピング(slumping)と呼ばれています。褶曲とスランプ構造とは、規模もできかたも違っています。
 本来の「褶曲」とは、何層にもたまった地層が、大地の変動により、大規模に曲がっているものです。地層が割れることなく曲ってはいますが、褶曲の及んでいる範囲は、上下の地層に広くなっています。中心分から周辺部に向かって褶曲の影響は薄れていきます。
 一方、スランプ構造は、ある地層だけに起こる現象で、上下の地層は、何事もなかったように、乱れることなく整然とした地層のままです。ある地層だけが乱れているものを、スランプ構造といいます。スランプ構造のメカニズムの解明されたため、褶曲とは区別されています。
 スランプ構造は、非常に不思議な産状となります。そのため、かつては「乱堆積」や「層間褶曲」などと呼ばれていました。今では、あまり聞かなくなりましたが・・・。
 日和佐の海岸に降りる道にホテルがあるのですが、その駐車場の崖でも互層とスランプ構造、そして断層なども見ることができます。しかし、風化しているので、岩石がきれいに見ることができません。海岸でみるのが一番です。海岸には、整然とした互層とともに、スランプ構造が見ることができます。
 砂岩は白っぽく、泥岩が暗褐色で、粒子サイズによる岩石の縞模様がよくわかります。泥岩の中にも薄い砂岩層が頻繁に繰り返されれていることもわかります。これは、細かい地層ではなく、ラミナ(葉理)と呼ばれる地層内の堆積構造です。そして、同様の構成岩石でスランプ構造があるので、コントラストの明瞭な、わかりやすい構造となっています。でも、肝心のスランプ構造が海岸では、あまりないので少々期待はずれでした。
 付加体は、タービダイトによる堆積の場であり、地層がスランプ構造をつくるような、定常的に擾乱を起こす場でもあります。スランプ構造はそのでき方を考えても分かりますが、スランプの規模はタービダイトより小規模になります。乱れているのが小規模なのです。タービダイトは大きな大地の変動です。動と静、乱と整、大域と局所、入り乱れた大地の営みです。いずれも、沈み込み帯という常に変動を起こす場の出来事です。
 初春の人気のない海岸に、枯れ草に隠れるようにしてあったスランプ構造が、ひっそりと、過去の大地の営みを物語っていました。

・実感できるには・
学生のころスランプ構造を見た時、
乱堆積や層間褶曲という名称を聞きました。
そのときすでにスランプのメカニズムがある程度わかっていました。
でも、スランプ自体のダイナミックと上下の整然さは
非常に違和感を感じました。
褶曲であれば、その影響は中心部から周辺部に薄れてきます。
褶曲は理解しやすものでした。
しかし、スランプはあまりに局所的で
実感するのには、時間が必要かもしれません。
今では、素直に認めることができますが。

・ウエルかめ・
日和佐は、2009年9月から2010年3月まで放送された
NHKの連続テレビ小説「ウエルかめ」の舞台の一つになりました。
主人公の浜本波美の出身地が、日和佐でした。
波美が、子供のころ、海岸で、
ウミガメの子どもが、海に向かう姿を見た舞台になりました。
私は見ていないので、内容は知りませんが、
宿では、そのテレビドラマを今でも観光に利用していました。
以前いった時には、ウミガメの産卵を見ることができました。
しかし、今回の地層は砂の海岸より北側で
切り立った崖のあるところです。
日和佐は、一つの湾で、
静と乱、砂と岩、現在と過去の対比を
感じることができます。

GeoEssay 113 日和佐:スランプとタービダイト

GeoEssay
113 日和佐:スランプとタービダイト
を発行しました。

日和佐の海岸は、
西の砂浜の海岸のほかに、
北側には切り立った崖のある海岸線があります。
その崖にタービダイトとスランプがありました。
いずれも付加体を特徴づける堆積構造です。

EarthEssay 1_125 最古の認定 3:コンコーディアとディスコーディア

EarthEssay
1_125 最古の認定 3:コンコーディアとディスコーディア
を発行しました。

ウランとトリウムの年代測定は、
いろいろな組み合わせができて、
いくつもの年代値が得られます。
便利ではあるのすが、
それなりの条件を整ったものでないと、
正確な年代が求められません。
ジルコンは、特別な条件を満たす鉱物で、
特別な年代測定ができます。

2014-05-14

●ニューバージョンへの不安:No. 4817 2014.05.14

タンポポ。江別

今日は晴れである。
風が強い。

実は講義のいくつかは、
PowerPointで作成しておこなっている。
Office2013のPPなので、
使い方がわからないところがいろいろある。
今学期から新しいバージョンを
使い始めている。
フォントやフォーマットなど使い方が
不慣れなところがあるので、
試行錯誤している。
今日も、一昨日、昨日と
試行錯誤しながら作成したものを
講義で使うことになる。
従来の互換性があるものから
2013バージョンにしたものを使うことになる。
はじめてのことになる。
新しいものはどこかに不安にがある。

2014-05-13

●治療継続中:No. 4816 2014.05.13

花。江別

今日は曇っている。
風が強く、コートが必要だった。

昨日、前回行った治療院をキャンセルして、
いつもいっているところに予約をした。
そちらは、完治はしないが、
痛みを軽減する治療をしてくれる。
まだ、痛みは残っているが、
少しずつ良くなっていることが体感できる。
様子をみて、まだ痛みが残っているようなら
明日もいくことになるかもしれない。
一度で完治できるような治療はないのだろうか。

●ウナギ大回遊の謎:No. 4815 2014.05.13

塚本勝巳著「ウナギ大回遊の謎」
(ISBN978-4-569-79670-3 C0240)
を読んだ。
日本のウナギ研究の第一人者の
一般向けの本である。
塚本氏は論理的で慎重でありながら
その中で確実な成果を挙げている。
しかし、その背景には膨大な努力、
そして失敗の積み重ねの上に成立っている。
そんな努力の結果が、重要な科学的成果となる。
なかなかおもしろい本であった。

2014-05-12

●腰痛継続中:No. 4814 2014.05.12

サクラ。江別

今朝は、晴れだが
少々霞んでいある。
いつものコートを出てきたが、
今日は歩いているうちに汗ばんできた。
自宅をでてしばらくは、
風が少しあると首元が寒くなる。
しかし、歩いていると暑くなる。
薄いウインドブレーカーが欲しいが
持っていない。
そのうち購入しよう。

腰痛がまだおさまっていない。
今日の夕方治療にいくが、
どうなるだろうか。
よくならなければ、
今日で終わりにする予定だ。
断るのがなかなか難しいのだが。

2014-05-11

●治療院の相性:No. 4813 2014.05.11

昨日は、腰痛治療のため、
はじめての治療院にいった。
ここは、私に合わないようだ。
以前行っていたところが
私にはあっていたのだ、
治療師のかたが、
耳が遠くコミュニケーションがとりくにので
症状や治療中の会話ができず、
十分な治療ができなくなってきたため、
近くでいい治療院がないかあたってみることにした。
しかし、今回のところは私には合わなかったようだ。
コルセットをかりて、様子をみるようにいわれ、
できるだけ早く来るようにいわれたので、
月曜日に行くことにした。
これが、最後の訪問となるだろう。

●にょろり旅・ザ・ファイナル:No. 4812 2014.05.11

青山潤著「にょろり旅・ザ・ファイナル」
(ISNB978-4-06-218711-4 C0095)
を読んだ。
青山氏がウナギのフィリピンでの
新種を探す旅である。
海で見つけたレプトセファルスの遺伝子解析で
2つの個体で新種をみつけている。
その成体を探す旅だ。
3年、3回に渡るたびの記録である。
アフリカで行動を共にした渡邊俊氏と
さらにウナギに異常に興味をもった
小説家の阿井渉介氏も行動する。
いつの間にか阿井氏も青山氏の相棒となっている。
研究者でもない阿井氏が
過酷な未開への探検調査には
不可欠なメンバーになっている。
英語が殆どできないのに、
心強いサポートとなっている。
それは過酷な探検を心から楽しんでいること、
どんなことにも好奇心をもって望むことで、
研究者にはない明るさが
厳しい探検をくぐり抜け、
心に余裕を与えてくれるからである。
こんな相棒を見つけ受け入れている
青山氏に野外調査に基づく研究の面白さをみた。

2014-05-09

●校務と腰痛と:No. 4811 2014.05.09

サクラと雫。江別

今日は小雨が降っている。
風があったので、
コートがしっとりと濡れた。
しかし、暖かい雨である。

今日は午前中、講義の準備と
校務の書類と打ち合わせ、
他に原稿書きをして、
昼食が終わったらが、
校務で札幌へ出かけることになる。
終わるのが6時ころになる。
それまで落ち着かないが、
すべきことがあるので、
淡々とこなしていこう。

昨日から腰が痛い。
マッサージで痛みを取りたい。
週末、天気が良ければ、
どこかに出かけたいと思っていたが、
雨が降ると外への気持ちが減っていく。

2014-05-08

●集中!!:No. 4810 2014.05.08

サクラ。江別

今日は曇っている。
風があり肌寒かったが、
気温はそれなりに高い。

今日は午前中に講義で、
午後から会議がある。
明日は午後かた出張がある。
空き時間を研究にあてたいものだ。
ただ、なかなか気持ちが
研究の方に向かないのが困る。
集中力が研究に向かないと
まった進行していかない。

●うなぎ丸の航海:No. 4809 2014.05.08

阿井渉介著「うなぎ丸の航海」
(ISBN978-4-06-275690-7 C0195)
を読んだ。
小説家がウナギ調査航海に参加してから、
ウナギにのめり込んでいく。
研究者にくっついて
いろいろな地域の野外調査にも
参加して、ますます深入りしていく。
その好奇心の旺盛さは
天性のものなのだろう。
そして白鴎丸のウナギ産卵地の発見の
航海にも参加している。
なかなかおもしろい人だ。
そして何よりそのような参加者を許していた。
研究者の度量もいい。
最近、ウナギ研究者にハマっている。

EarthEssay 1_125 最古の認定 5:UとThの年代測定

EarthEssay
1_125 最古の認定 5:UとThの年代測定
を発行しました。

ジルコンの年代測定は、
放射性核種のウランやトリウムの放射崩壊を
利用するものです。
ウランとトリウムの年代は、
回帰直線によって決めていきます。
では、その年代測定の方法や原理とは、
どんなものでしょうか。

2014-05-07

●春の陽気に誘われる:No. 4808 2014.05.07

サクラ。江別

今日は晴れ。
暖かくなった。
風が少しあったので、
コートを着ているとちょうどいい。
春の陽気になってきた。

さて、ゴールデンウィークも終わり、
通常の講義が進みだした。
最初に馴れるために少々リハビリが必要か。
まあ、とりあえずは、日々の講義に準備と
今日の第1校の講義をしていくことだ。
春陽気に誘われてどこかに行きたくなる。

2014-05-05

●体脂肪のチェック:No. 4807 2014.05.05

今日は曇りである。
一日家にいる予定だ。

昨日、午前中に用事をすませて、
午後から消してしまったソフトの再インストールをした。
問題なくでき、認証も残っていた。
助かった。

今日は、朝から、体重と体脂肪を細かく記録することにした。
うちの体重計は体脂肪が量れるのだが、
毎日の体脂肪率をみていると変動が激しいい。
似たような生活をしているのに
理由がわからない。
体脂肪率は、体に微電流をながして
その値から推定するらしい。
だからメーカーによっても計算方法が違っていたり、
体の状態によっても違ってくるようだ。
どれくらいの変動があるか、
一日中こまめに図ってみることにする。
まずは、朝一番に測定した。
その後気になったので、
繰り返し測定をした。
体重は0.1kgの単位まで有効数字はある。
小用の400gまで正確に測定している。
一方、体脂肪率は1%までが有効数字だ。
それを0.1%まで表示ているので、混乱させられるが、
それを理解してると再現性はあるようだ。

2014-05-04

●ディスクをとりに:No. 4806 2014.05.04

サクラ。江別

時々小雨が降る中を大学出てきた。
用事がったので大学にきた。

朝、家内と街に車で買物にいくので
大学まで車で迎えに来てもらう。
昨日、自宅のソフトを消してしまったので、
それを再インストールするために、
ディスクをとりにきた。

2014-05-03

●うなドン:No. 4805 2014.05.03

青山潤著「うなドン
南国の楽園にょろり旅」
(ISBN978-4-06-277591-5 C0195)
を読んだ。
青山氏は根っからのフィールドワーカーだ。
こんな研究者は今の大学や研究職には、
生き残るのが大変なんだろう。

2014-05-02

●コートはいらない:No. 4804 2014.05.02

サクラの蕾。江別

今朝は薄曇り。
これから晴れてくるのだろうか。
気温が高く、湿度も高い。
薄いコートを着ているが
昼間は、もういらないくらいだ。
ただ、朝はまだ少し寒い。

今日は来週の
水曜日の講義の準備をして、
印刷を頼まなければならない。
そのあとは、論文に取り組みたいが
どうなるだろうか。

2014-05-01

●急ぎの仕事:No. 4803 2014.05.01

サクラの蕾。江別

今朝は道路が濡れていた。
久しぶりの雨だが、
朝には上がっていた。
曇っているがどうなるのだろう。

校務がある。
取り急ぎ書類を作成しなければならない。
どこまで作り込めるかわからないが
しなければならない。
今日はゆっくりしている余裕が無い。

●入門統計学はこんなに役立つ:No. 4802 2014.05.01

野口哲典著「入門統計学はこんなに役立つ」
(ISBN978-4-8002-1922-0 C0233)
を読んだ。
入門書である。
例は新しいものが
いろいろ取り入れられている。
しかし、私には、浅い内容だった。
ほとんど既知である。
まあ、あっさりと読めたのでよしとしよう。

●マンガ種の起源:No. 4801 2014.05.01

田中一規著「マンガ種の起源
ダーウィンの進化論」
(ISBN4-06-154901-4 C0330)
を読んだ。
進化につてい理解するため、マンガから、
子どもの読ませようとして購入した。
その前に自分でも読んでみたが、
なかなか盛りだくさんで、
奥深い内容であった。
ダーウィンの生涯、進化論の内容、
進化論の現状、問題点など
それぞれがマンガでありながら、
しっかりと書いてある。
著者の経歴を見ると、
日本人でありながら、
小さい頃にアメリカにいき
ハーバード大学の物理の博士を持っている。
日本でマンガを書くことして、
副業をしながら、マンガを書いている。
科学の手順を理解しているの、
理路整然としているのだろう。

EarthEssay 1_124 最古の認定 1:最古の信頼性

EarthEssay
1_124 最古の認定 1:最古の信頼性
を発行しました。

地球で最古の物質の年代が決められて、
10年以上が経過しています。
ただし、その年代の信憑性が検証されたわけではなく、
一応の仮説として存在していることになります。
この年代をもう一歩進めるためには、
年代の信憑性を示すことが必要です。
それができれば、
同様の手法のデータへの信頼性も増すはずです。

Monolog 148 メンター:同行二人

Monolog
148 メンター:同行二人
を発行しました。

ギリシア神話のメントールと、
四国の遍路が使っている同行二人は
相通じる心がありそうです。
メントールはメンターとなり、
現代の役割分担された師弟関係を意味しています。
そのような関係は、
西洋にも日本にも、古くからあり、
今も生きているのでしょう。