2010-02-05

●公平さと人情:No. 3176 2010.02.05


ハルニレ。江別市文京台

今朝も寒い。
ただ、昨日のような寒さではない。
寒波も一段落したようだ。

人を評価するのは、難しい。
大学では、単位認定のために、
評価をする。
その評価方法を公開していくことで、
評価者に公平さと説明責任をもたせる。
それはプレッシャーとなる。
評価者は評価方法に厳密になっていく。
すると、決まったノルマを達成した
学生に所定の評価を与え、
表計算ソフトで集計することになる。
評価が厳密になるほど、
学生に対するゆるさ、遊びがなくなる。
でも、そこでなんとか、ゆとりをもたすのが、
人間として教師の必要性かもしれない。
その匙加減、公平さと人情の板ばさみになる。
悩ましい時期である。