2015-05-14

●記憶のデジタル化:No. 5240 2015.05.14


花びらと雫。江別

今朝も雨である。
心地よい雨である。

昨日までは校務に追われていたが、
やっと一段落してきた。
つまりは、通常モードになってきた。
ゴールデンウィーク明けでたまっていた校務と
調査で不在であった分のしわ寄せが
一気に押し寄せた感じだった。

調査は一定の成果を上げることができた。
ただ、大量の調査データがあるので、
それをどう整理するかが問題だ。
いつもこれには悩まされる。
基本的に記録はデジタルで行なっている。
実物試料は採集していない。
砂や石ころ以外は、
処理するシステムがないからだ。
それに今回の場所は
天然記念物の場所が何箇所があった。
画像記録しかできない。
私はそれで十分である。
その結果、大量の画像(24GB)があり、
ルートや位置情報は
精度の高いGPSのトラックやウエイポイントで
記録されている。
露頭の記録も画像で行なっている。
だから基本情報はすべてデジタルで
おさえていることになる。
でも、早めに整理をしたい。
記録はいっぱいとってはいるが
それを補う情報が問題である。
今なら、記録で足りない部分を
記憶で補うことができるからだ。
時間とともに記憶は薄れ消えていく。
試料に関する重要な情報を
早くデジタルに定着させなければならない。
時間が取れるだろうか。