2016-09-01

●思遠:No. 5812 2016.09.01

思遠。興国寺、和歌山県由良町

田辺から調査地に向かう途中、
立派な寺があったので、立ち寄ることにした。
興国寺という由緒ある寺のようだ。
長い参道をあるいて、綺麗に掃き清められた境内をみる。
寺内も見て回る。
すると扁額として、「思遠」の文字が気になる。
寺にはこのような扁額があちこちにある。
どういう意味かよくわからなかったが、
この文字を写真におさめる。
その意味を調べたが、
出てこない。
その代わり、同じ寺で、この扁額に
興味をもった作家がいた。
津田さち子氏であった。
思遠という言葉を辿って一冊の本を書かれている。
早速注文して読んでみることにする。
「思遠」には、なかなか深い意味がありそうだ。