Inspirations 地質学者のひとりごと
思いつくままに、徒然なるままに書いている。
日々変化する思いを書き記す。
日記としてではなく、
どこかにいる読者に向けて私からの「思い」を発信する。
2010-08-16
●となり町戦争:No. 3370 2010.08.16
Time:
7:34
●
Geologist
三崎亜紀著「となり町戦争」
(ISBN978-4-08-746105-3 C0193)
を読んだ。
不思議な設定の小説である。
行政が事業として戦争をする。
国がそれに対して助成金を出す。
数年かけて年次計画をたてながら
ろなり町とも協定をしながら戦争をする。
もちろん、死人も出す。
そんな設定の中で主人公は、
翻弄されながら、
変化の少ない日常を過ごす。
しかし、周りの人に目立たないが
戦争の影響を感じる。
不思議な小説である。
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