2009-12-04

●帰属意識:No. 3115 2009.12.04


ナナカマド。江別市文京台

今朝は快晴であった。
放射冷却で冷え込んでいた。
先日の雪のしみこんだ草むらが
凍り付いてた。

組織に属するということは
その組織の論理に従うことでもある。
その組織を運営するためには
構成員がその組織の論理に
満足する部分がなくては
帰属意識がなくなる。
構成員はその組織内で果たす役割を
自分の能力、自分の専門性、自分の好みを
活かしながら果たしていくはずである。
その循環が正常であれば、
構成員はその組織を信頼し
貢献しようと考える。
組織内で役職が割り振られ
役職における権限が生じてくる。
対象者に有利と考えられる対案を出しても
その権限者の好みによって封じられることがある。
充分な根回し必要なことも
あっさり決められる。
役職と構成員間に齟齬が生じると
権限者が構成員に無理を強いることになる。
その背景に全体のことより権限者の手間、
早く済ませたい、トラブルを減らしたいという
意図が見え隠れすると、
不信感が沸いてくる。
一見全うに見える行為が、
当事者には強権の発動に感じる。
それが度重なってくると
その組織への帰属意識が希薄化してくる。
そんな繰り返しを感じるようになった。