2009-12-10

●プレッシャーとプラスアルファ:No. 3122 2009.12.10


氷。江別市文京台

朝は雲が覆っていたが、
少しずつ雲が晴れてきた。
昨日と似た天気である。

学ぶということについて考えた。
どのような学びが理想なのかということだ。
それは世代によって違うだろう。
大学生のように
個性や自立心がある成人には
自分の行動を律することが可能である。
自分自身でどうすべきかを判断し、
それを実際に行動にうつすという能力がある。
ただし、弱い自分もあるので、
その弱い自分を押し込めるために
指導者はそれなりのプレッシャーを
与える必要があるだろう。
締め切りを決めたり、
内容への一定のレベルを求める
そして繰り返しのアドバイスなどが必要だろう。
一方、低年齢の小学生などは、
大人の指導の必要性がもっとでてくるだろう。
教師の指導、そして家庭での指導、
時には、塾や家庭教師の指導も加わるだろう。
その指導の程度は、
どのような将来を
子どもに望み、
託すかいよって違ってくるであろう。
もちろんいずれの大人も、
子どもの将来に良かれと
思ってやっているのだが、
大人の一方的な思いではなく、
子どもの性格、あるいは将来性、
その将来性には、大人としての社会分析も加わる。
お金をかけるのがベストではない。
有名進学校、有名進学塾がベストではない。
受験のテクニックでがすべてではなく、
人間を本当に育てることが重要である。
公教育には、公正さを求められるため、
最低限の必要性のみが徹底されている。
そこにプラスアルファを
どう考えるかが親の責務となる。
親の思いが子どもに一番影響を与えるからだ。