坂道。江別市文京台
朝が暗かった。
いつもの朝と比べて、
時間が早く感じられる。
それは、外がなかなか明るさが
増してこないためである。
今日は、特別雲が厚く、
小雨が降る朝だった。
今日も空き時間のすべてで
卒業研究の個別面談をおこなう。
毎日、それぞれのテーマを読む。
似たようなテーマもあるし、
独自のテーマもある。
それぞれが自分の努力を続けている。
いろいろな事情、努力の程度は
人それぞれで、一律に判断はできないだろう。
最終的に成果物である論文になる。
論文という成果には明らかに違いがある。
その違いは、他人の目、外の判断である。
重要なのは、自分がおこなった努力が
自分自身に対して恥じないとえいるかどうか。
恥じないといえたとしても、
更なる高みを次に望むかであろう。
更なる高みは、次回限りである。
その次には、高みはさらに高くなっている。
その増していく高みこそが
人としての進歩であろう。
それぞれ人なりに、
そんな進歩を味わって欲しいものだ。
そうすれば、他の判断など恐れるに足りない。