2013-03-24

●横道世之介:No. 4353 2013.03.24


吉田修一著「横道世之介」
(ISBN978-4-620-10743-1 C0093)
を読んだ。
現代版三四郎だろうか。
いや、三四郎にはないものもある。
世之介には、三四郎にない
明るさ、やるせなさ、気だるさなど、
現代の若者に共通するものがある。
あまりストーリが淡々と進むので
飽きそうになるのだが、
ついつい最後まで読んでしまう。
そんな魅力がある。