2016-07-03

●水鏡推理:No. 5747 2016.07.03

松岡圭祐著「水鏡推理」
(ISBN978-4-06-293234-9C0193)
を読んだ。
文部科学省の研究費不正使用を調査するチームの
一般職の主人公が不正の事件を暴いていく。
ただし、総合職との職権の違いを
見せつけられながらも
彼女の功績に周りが感化されていく。
松岡の他の作品同様気軽に読めるのはいい。
ただ、深みに欠け、重層感、重厚感が
足りなく感じる点が少々満足感が足りない。