2009-11-29

●企業と大学の違い:No. 3110 2009.11.29


足跡。江別市文京台

今朝は冷え込んだ。
昨日からの雪が積もっています。
今までは一番積雪だろう。
でも、今日は天気がよさそうだから
昼間には溶けて行くのだろう。

今日は入試で大学に来ている。
昨日の今日の2日間行われる。
最近は入試もさまざまなものがあり、
受験生にとっては、チャンスが増えていいのだろう。
対応する教員は、そのチャンスの分だけ
準備をしなければならない。
企業でいれば、営業努力に相当するのだろう。
入学者人口が減っているのだから、
努力をするのは不可欠だろう。
しかし、大学間で過度の競争をしているのは、
大学の疲弊をしていくのではないだろうか。
本当にこれがいいのだろうかという疑問もある。
確かに、企業努力は必要だろう。
しかし、大学で本当に必要なのは、
大学の教育の質、そして
教員の質を高めるために研究環境を確保すること、
につきるのではないか。
いい教員が、いい学生を育てるのではないか。
これが通常の企業と大学の違いではないか。
そのための時間、精神的余裕が確保されないと
主客転倒するのではないかと思える。
これすらも甘えなのだろうか。