2011-02-06

●昔話:No. 3578 2011.02.06

今日で京都の滞在も最後だ。
明日朝、母の家をたつ。
天気も悪くない。
今日も出かけるつもりだ。

朝夕、母と食事を共にする。
そして夜話しをする。
話題は、母の身近なことばかり。
将来のことは話さない。
母は今のまま時を過ごすようだ。
もう母の将来でこちらが
ああしろこうしろという時期はとっくに終わった。
母は自分の時間の過ごし方を見つけている。
その過ごし方を急に変えさせるのは酷だ。
天気をみて畑仕事して、
体調をみて病院にいき、
気のあった知り合いや親戚と交流している。
これは母としては充実した日々の過ごしただろう。
今更我が家で住めといっても、母は嫌がるだろう。
何度もそれについては話し合った。
今では、私も母の希望を受け入れている。
あとは独居の生活で、
もしものことを考えてこちらが対処するしかない。
これも何度も考えてできることをしているつもりだ。
今夜と明日の朝は、
母と最後の昔話をして、愛媛に帰ろう。