2011-03-15

GeoEssay 75 佐多岬半島:菜の花の下の片岩

GeoEssay 75 佐多岬半島:菜の花の下の片岩
(注)
このエッセイは、金曜日午前中にほとんどを書き終わっていて、校正をするのみになっていました。発行日の15日より前に校正をして発行をすればいい上智兄していました。ですから、11日の昼には、一仕事が終わったので、外出して午後3時頃に帰ってきました。しばらくして、メーリングリストで東北地方太平洋沖地震があったことを知りました。ですから、このエッセイは、地震とは全く関係のない内容を書いていました。このメールマガジンを発行しようかどうか迷いました。
地震の情報を知ったあと、家族や親族の安否確認を急ぎました。さらに友人、教え子や関係のある者の情報を収集するため、13日まで没頭していました。その間、何も手につきませんでした。まだ、安否のわからない人も多数います。
ニュースや情報を集めながら、私にできることをいろいろ考えていました。できることの多くは、多数の中のひとりとしてできることでした。それもしなればなりませんが、私にだけしかできないことは、何かないか考えました。その結果、メールマガジンを配信をすることが私だけができることだと思いました。
以下のエッセイでは、災害や原子力発電について書いてある部分あります。過激な内容、不適切な内容は修正しましたが、基本的には元のままの状態であります。なぜこの時期にという批判があるかもしれませんが、通常通りに発行することにしました。


(以下メールマガジン本体)

春の到来はなんだから、
うきうきさせるものです。
根雪のない地域の春は、
花の色で感じるのではないでしょうか。
佐田岬半島は、
菜の花の映える景色が広がっていました。
その下には、
三波川変成帯の色とりどりの片岩がありました。