2014-01-01

●波紋と螺旋とフィボナッチ:No. 4660 2014.01.01

近藤滋著「波紋と螺旋とフィボナッチ」
(ISBN978-4-7809-0869-5 C3045)
を読んだ。
実に、面白い。
科学にこのようなテーマを調べている
このような調べ方をしている
分野や研究者があることに驚いた。
一種の実験進化学ともいえるだろう。
テーマが面白く、
その証明法も面白い。
研究対象も多様で面白い。
実験して検証できること、
数値モデルで仮説を立てられることも面白い。
基本理論の一つがチューリングまで遡ることも面白い。
研究者の少ない分野であることも面白い。
発想のアプローチも面白い。
本の面白さもさることながら、
研究分野の面白さに感動した。