2009-06-03

●若者が社会に出るとき:No. 2925 2009.06.03


花。江別市文京台

今日は薄く雲がかかっていた。
ときどき晴れ間がのぞいている。
風はあったが暖かい日である。

新たに社会人になろうとする若者は悩む。
若者が職業に就くとき、
その職が自分の望むものかどうかで悩む。
望むものでなくても、
社会に出るために、
何らかのものをさがさぜる得ない。
何も職がなく社内に出るには、
現代では、あまりに無防備で、リスクが大きい。
社会に出る直前の若者は、
将来が見えない不安が募る。
今は、その迷いが致命傷になることもありそうだ。
私の時代にも、悩んだ人もいた。
私も悩んだ一人だ。
私の時代には、迷いつつ社会を歩いても、
それを社会が許してくれた。
現代の不安は、メディアが作り上げた虚像なのか。
今も昔も若者が社会に出るには
同じ不安、同じリスクをもっていたのだろうか。