2011-05-19

●対処法:No. 3717 2011.05.19

桜。江別市文京台

今朝は曇である。
雲は高いが、
雨になりそうな天候である。

大学には、20歳前後の若者が集まる。
日本のある世代における
その地域の平均的な若者が
ピックアップされているのかといえば、
必ずしもそうではない。
大学へは入試をくぐり抜けて入学するので、
学力的にある範囲が設定される。
私立大学ともなれば、
授業料による保護者の経済力にも
ある一定の範囲が設定される。
それらの範囲は時期、
社会情勢によって変化してくる。
それらの変動を考慮に入れても、
この数年やはり大学生の属性は
変化してきているように見える。
その変化は、なによるものだろうか。
私の所属する学科が新設で
1期生から順番にみてきているので
その変動が見えやすのかもしれない。
不景気という経済的影響なのかもしれない。
全入時代による変化、大学のブランド力、
競争力などの変化かもしれない。
たとえ原因を見つけても
対処法が見つかることはない。
教員は、ただただ精一杯、真摯に
学生に向かい合うことしかないのだろう。
この対処法は、今も昔も同じはずだ。