2009-05-29

●道東へ:No. 2917 2009.05.29


花。江別市文京台

曇り空の中を歩いてきた。
風が冷たく感じた。

昨日まで網走と美幌を
教育実習の指導として、
実習校を訪問した。
いずれの学生もいい環境で実習をしてた。
受け入れる実習生が少ないためだろうか、
実習生を非常に大切に
育ててくれているという気がした。
新人研修のような取り組みである。
実習生が成長している姿を見ることができた。
さらに、教育現場で、熱心に、
真剣に取り組んでいる教師の姿をみた。
以前、先生たちを多数集めて実習をしたが、
こちらがプログラムを用意して、
先生に体験してもらって
感想を聞くという方式だったので、
先生たち自身の現場を見ることができなった。

教育現場には、
固有の用語、方法、視点などがある。
それは、必要性から生まれたものであろうが、
外部のものから見ると分かりにくい。
そのせいもあって、
議論の接点が見出しにくく感じた。
それが残念な点であった。
それをお互い乗り越えて議論するには、
もっと時間をかけて
お互いの交流を深めなければならないのだろう。

道東を2箇所を回って、
その地の自然を少しだけ味わった。
時間があれば、もっと自然の中に行きたかったが、
今回は余裕がなかった。
昼間の大部分の時間を列車ですごした感じがする。
車窓から見える北海道は大きく、
そして地域ごとに自然には個性があることを体感した。
疲れるが、車窓から景色をみるのも
たまにはいい気がする。