2012-03-08

●悩ましい時代:No. 4000 2012.03.08

坂道。江別市文京台

いつものように自宅をでて歩いてきた。
今朝は、道路は凝っていたので
氷点下になっていたが、
寒さはそれほどではない。
上に着ていたベストをやめた。
一歩、春に近づいた。

公立高校の入試があった。
私立高校はすでに終わっている。
大学の2次募集の入試も先日あった。
18歳人口の減少、
大学への入学者数の減少もあいまって
多くの地方私立大学は苦境に立たされている。
大学の改革、改善は常に必要だが、
下手な変革は命取りになる。
でも座していては、危機は深まるばかりだ。
動かなければならないのは必至。
悩ましい時代が続く。
これが現代でもある。

EarthEssay 5_104 イトカワ 3:クレーター

EarthEssay
5_104 イトカワ 3:クレーター
を発行しました。

先日、イトカワの試料から小さなクレーターが
発見されたというニュースが流れました。
イトカワの試料を初期分析している過程で発見されたものです。
その内容を、速報として紹介しましょう。

2012-03-07

●春だなあ:No. 3999 2012.03.07

雪解けの並木。江別市文京台

今朝はいつもより早目に自宅を出た。
非常に暖かい。
明け方は氷点下になったようだ。
アスファルトのところは凍っている。
溶けかけの雪のところは、
朝でもぐしょぐしょのままである。
雪解けの時期である。

昨夕の帰宅時も、
ぐしょぐしょの道であった。
水たまりがいっぱいあって、
靴に水がシミてきた。
2シーズン目の雪靴だったが、
だいぶガタがでてきた。
今朝は、冬用の短靴にしてきた。
春だなあ。

●海底ごりごり 地球史発掘:No. 3998 2012.03.07

須藤斎著「海底ごりごり 地球史発掘」
(ISBN978-4-569-80164-3 C0244)
を読んだ。
IODPの航海である。
友人がH氏がコチーフをしているレグだ。
ニュージーランド沖を数箇所
掘削するプロジェクトである。
もう、私は地質学のプロパーを降りたので、
乗船する機会はないので、
羨ましさ半分、あきらめ半分。
自分なりのやりたいことをすることへの
意識の確認半分、動機の増進半分。
彼の書くものは、等身大で共感できる。

2012-03-06

●マネージメント:No. 3997 2012.03.06

雪木立。江別市文京台

また積雪である。
ただし暖かいので、
湿った空気である。
湿った雪なので
枝にたくさん積もっている。
それが非日常の景観を生む。

淡々と研究作業を続けている。
すると校務を忘れていたことに気づいた。
あわててメールで連絡をしたが、
その議論も別の会議で無効になりそうだ。
拙速な感があった。
まあ与えられた仕事をすべきである。
私にはマネージメントは向いていない。
研究を一人ですることが向いているようだ。

2012-03-05

●決着!恐竜絶滅論争:No. 3996 2012.03.05

後藤和久著「決着!恐竜絶滅論争」
(ISBN978-4-00-029586-4 C0344)
を読んだ。
なかなか面白い内容であった。
恐竜絶滅が地質学者では自明とおもっていたが、
メディアに流れるのが反対論者の説ばかりなので、
それに決着を付けるために、
41名でサイエンスに掲載された論文。
その裏舞台から内容を
わかりやすくまとめた本である。
なかなか面白かった。

●子供へサービス:No. 3995 2012.03.05

霧氷?。江別市文京台

穏やかな朝だ。
いつもより少々遅目の起床。
そしていつもより遅めの出立。
見かけの違う景色。
それが楽しい。

休日は自宅でじっとしていた。
子どもたちも結局は自宅でうだうだ。
本当は子どもたちを
連れて出かけたいのだが、
なかなか出かけられない。
なぜだろう。
心に余裕が無いためだろうか。
体力的に疲れているからなのだろうか。
長男と次男の生活パターンが
まったく変わってしまったからか。
次男へのサービスが少ない気がする。
もっと時間や手をかけてあげなければなあ。

2012-03-04

●積雪:No. 3994 2012.03.04

昨日から雪が降っている。
今朝も結構積もっている。

昨日は次男と札幌に買い物に行くつもりであったが、
次男の行事があることが発覚して、
中止して、翌日いくことにした。
いろいろ調べたり、手配したら、
街に行かなくてもいいことになった。
次男がその行事にいくと
手違いで部屋がおさえられていなくて、中止。
いろいろドタバタした、
自助努力でなんとかなった。
今日は朝から除雪だ。

2012-03-03

●リブート!:No. 3993 2012.03.03

福田和代著「リブート!」
(ISBN978-4-575-23733-7 C0093)
を読んだ。
銀行のIT関連のSEたちのトラブルへの対処と
その人間関係を描いものである。
コンピュータやプログラムのトラブルが中心で
人間模様が薄感じた。
舞台やパーツはいいのだが、
ストーリが今ひとつであった。

2012-03-01

●整理が大切:No. 3991 2012.03.01

朝日。江別市文京台

いつより早めに目が覚めた。
しばらく寝床で本を読んでから起きた。
そしていつもの時間に自宅を出た。

昨日は原稿を2つ書いた。
ひとつの草稿を一昨日ほぼ書いていた。
昨日は別の原稿に集中した。
調べ物をしながらだが、
4000字程度の原稿が
あったという間に書けた。
書きたいとすぐに書ける。
2月末の締め切りの原稿は、
1万字が2編だった。
量的には大したことがないのだが、
書く気がなかなかわかず、苦労した。
今朝は来てすぐに、
処分すべき公文書類の整理を
1時間ほどかけてやる。
あとは廃棄機器の整理を
次にしなければならない。
何かにつけて整理は大切だ。
その次には資料整理が控えている。
今日は昼から会議ある。
午前中に申請書類を集中して書く予定だ。

●写楽閉じた国の幻:No. 3990 2012.03.01

島田荘司著「写楽閉じた国の幻」
(ISBN978-4-10-325231-3 C0093)
を読んだ。
大作である。
読むのに時間がかかったが、
面白かった。
作家が歴史的な事柄に
独自の説を出すということはよくある。
研究者ではないから詰めが甘いところがある。
しかし、作家であるから、
その書き様、ストーリーは面白い。

Monolog 122 ラーゲルシュテッテンと価値観

Monolog
122 ラーゲルシュテッテンと価値観
を発行しました。

ラーゲルシュテッテンとは、
大地のある露頭に対するに対する
地質学から与えた称号といえるものです。
地球への感謝を込めて、
地質学者が贈ったものです。
ところが、地質学者の価値観は、
ひとつの見方に過ぎません。
立場が違う人には、
別の価値観があります。
そんな価値観の違いを、ラーゲルシュテッテンから考えました。

EarthEssay 5_103 イトカワ 2:公開試料

EarthEssay
5_103 イトカワ 2:公開試料
を発行しました。

イトカワの試料が公開されました。
試料の数は多いのですが、
非常に小さいため、
研究目的もさることながら、
分析技術もそれなりの実力が必要となります。
公開された試料の概要を紹介しましょう。

2012-02-29

●3月になれば:No. 3989 2012.02.29

朝日。江別市文京台

今日は30分ほど寝過ごした。
歩いているときに
朝日が登りだした。

原稿が終わった安堵感だろうか。
ぐっすり眠れた。
まあ、次の原稿がある。
昨日の原稿は昼過ぎに終わったので、
次の原稿の草稿を書いた。
今日はそれの完成と、
次の原稿に書かれる。
頑張れば午前中に終わり、
研究費の書類に進めるかも知れない。
すべて自分のため、
詩文がしたい仕事なので
苦労は報われる。
給料分でない作業はどんなに辛くても
楽しくもある。
いよいよ今日で2月が終わる。
3月になったら試料整理と
データ整理をしていきたいと考えている。

2012-02-28

●親として:No. 3988 2012.02.28

朝日と木。江別市文京台

今朝もいつものように自宅を出た。
5分から10分ほど遅かったかも知れない。
昨日と比べると明るさがだいぶ違っている。
日がのびたことが実感できる一瞬だ。

昨日は月末締め切りの
2つの原稿のうち、一つが完成。
後一つを今日完成させる予定だ。
なんとか終わらせたい。
続く仕事に移行しなければ。

日曜日に子どもたちの身長をはかった。
次男は、やっと成長期にはいったようで、
今年になってから、
毎月1cmずつ伸びているようだ。
まだ家内の身長には足りないが、
はやく親の身長を抜いてもらいたいものだ。
長男は現在、伸び悩み中で、
一進一退で、まだ私の身長に届かない。
子供の成長を直接感じるのが、
身長ではないかだろうか。
抜かされたら悲しいような気もするが、
それも親としての思いだろう。

2012-02-27

●落ち着かない場所:No. 3987 2012.02.27

朝日。江別市文京台

今朝もいつものように自宅を出た。
薄っすらと積雪があった。
寒さはそれほどではないが
日の出がやはくなった。
着実に日の出が早まっている。

土曜、日曜日は自宅にいた。
しなければならない仕事があった。
少しは進めたが、
やはり自宅ではなかなかはかどらない。
原稿、データ収集と
研究費の申請書の下書きなどなど。
読書もまたなかなか進まない。
落ち着かないことが一番の理由だろうか。
自宅の食堂のテーブルで仕事をするので
そのせいであろうか
落ち着かない。

さあ、今日と明日で
原稿を書かなければならない。
水曜日には別の原稿が2つある。
金曜日締め切りの研究費の申請書がある。
いよいよ切羽詰まってきた。
さあ、いよいよ最後のツメとなる。
後にも控えている仕事があるので、
なんとか2日で終わらせよう。
さあ、はじめよう。

2012-02-24

●排雪:No. 3987 2012.02.24

雪の林。江別市文京台

今朝もいつものように
自宅を出た。
昨夕、自宅前の雪の排雪がされた。
年に1度のことであるが、
道路が広くなってすっきりした。
しかし、昨夜また雪が降ったので、
除雪が入った。
残念ながら排雪の直後なので
せっかく広くなった道路が、
すぐにまた除雪で狭くなってきた。
まあ、しかたがない。

毎日原稿を書いている。
進み方が遅いのでつらいところだが、
淡々と書き進めるしかない。
今日で目処にしたいのだが。
どうなることやら。

2012-02-23

●キタキツネ:No. 3986 2012.02.23

キタキツネ。江別市文京台

今朝はいつものように自宅を出る。
日が長くなった。
今日のように朝曇っていても、
明るさがある。
冬至から2ヶ月もたっているのだから、
春分ももう一月程だから、
日が長くなるのも当たり前だ。
しかし、寒さはまだまだ残っているが。

今朝、久しぶりにキタキツネをみた。
以前は時々みかけていたが、
姿をみるのは久しぶりだ。
足跡は雪の上によく見ていた。
そのキタキツネは雪山の上に登り、
いくつか吠えた。
キツネの吠えるのを初めて聞いた。
朝から得をした気がする。

EarthEssay 5_102 イトカワ 1:国際公募

EarthEssay
5_102 イトカワ 1:国際公募
を発行しました。

2010年6月13日の「はやぶさ」の帰還から
1年8ヶ月が立ちました。
その後も研究者ははやぶさが持って帰って試料を取り出し、
初期の分析をして、
やっと試料の研究者への公開にこぎつけました。
その内容をシリーズで紹介していきましょう。

2012-02-22

●読書:No. 3985 2012.02.22

木立。江別市文京台

今朝は冷え込んだが、
風がなかったので、
それほど寒さを感じなかった。
しかし、ここ数日冷え込んでいるようだ。
昨日の夕方は吹雪ですごかった。
それと比べると気温は低いかも知れないが、
体感温度はそれほどでもない。

最近、図書館にしばしばいく。
目的の本があっていくのだが、
途中の書棚で目についた本を立ち読みをする。
面白そうだと借りて読みだす。
しかし、時間がなくてなかなか
最後まで読めない。
自宅でもそうだ。
読みたい本はいっぱいあり、
購入して書棚にいっぱいになる。
だが、読む時間がない。
自分で読める時間に読むしかない。
その量は少ない。
2001年の途中から読書メモを取り出して、
現在そのメモの数は、830冊である。
年間40~120冊と大きな振れ幅がある。
少ない時期は専門書やノンフィクションを
集中して読んでいた。
多い時期は読書時間の多かった
愛媛や昨年のように小説を中心に
読んでいた時である。
いろいろな本を読むことは大切だと
今になっても思う。
研究上必要なものは、
多くは必要なところをななめ読みしてしまう。
だから読書メモには加わらない。
読みきることは大切だ。
もっと読書に時間をとるべきなのだろうが
それがなかなかできない。
老後の趣味の一つに加えよう。

2012-02-21

●津波と原発:No. 3984 2012.02.21

佐野眞一著「津波と原発」
(ISBN978-4-06-217038-3 C0095)
を読んだ。
二部構成で、一部で津波の現場を歩くルポで、
二部が原発街道のルポと
その周辺の取材によるものである。
どうしても原発には正力松太郎、
利権、原子力村などどろどろしたものがでてくる。
こんな実体があることが日本の弱さなのだろうか。
隠蔽することなく公開して
ものごとを進められないだろうか。

●藁縄:No. 3983 2012.02.21

新芽。江別市文京台

明け方まで風が強かった。
自宅をでるころにはおまっていた。
寒さはそれほどではない。
寒さもだいぶ穏やかになったきだろうか。

昨日いつもすれ違うおじさんが、
長靴に藁(わら)縄をまいていた。
滑り止めのためだろう。
私は雪国育ちではないが、
なんとなく懐かしさが覚えた。
今日もすれ違ったが、
長靴だけで縄はついていなかった。
昨日はあまり道路も凍っていなかったから
あまり効力を発揮しなかったのかも知れない。
今日は新雪だから滑り止めも不要だ。
つるつるのときにどうされているか会ってみたい。

昨日は本の原稿を進めるつもりだったが、
論文の初稿校正、研究室の清掃、
私事の調べごともあったので、
あまりはかどらなかった。
今日はもっと進めていかなければ。

●格闘する者に○:No. 3982 2012.02.21

三浦しをん著「格闘する者に○」
(ISBN4-7942-0960-6 C0095)
を読んだ。
不思議なタイトルだと思っていたが、
出版社の就職試験とき
案内の人が、該当を「かくとう」と
何度も誤読したエピソードがある。
それからとったものだ。
内容は就職に格闘する学生の話である。
不思議な趣のある本である。
さすが三浦しをんだ。
内容は面白い。

2012-02-20

●経験:No. 3981 2012.02.20

木。江別市文京台

いつものように自宅を出る。
風もなく寒さもほどほど。
いつもの朝。
ただし今日は、月曜日。
週初めは、けだるいという人。
億劫だという人などいる。
私にはそれはない。
あれもしなければ、
これもしなければという思いが
いっぱいになっている。
今の時期は、校務より
自分がしたいことが
いろいろ詰まっているので、
それで心いっぱいになっている。
そんな仕事についていられるのが
幸せなんだろう。

昨日、家族で始めてーボーリングにいった。
長男も次男もはじめてである。
次男が来週PTA主催の行事で
ボーリングがあるそうだ。
家内と次男がそれにエントリーしている。
それの前段階として、
練習を兼ねて家族で行くことにしていた。
長男は最初ボーリングなど嫌だといっていたが、
強制的に一緒に行かせた。
長男は超がつくほどの「食わず嫌い」 だ。
だからいろいろの経験を
させたほうがいいと思っている。
人前で歌うのはいやだといったし
自宅でも歌を歌っtことがなかった。
ところが、友人の母親にカラオケに
連れていかれて以来、
カラオケにハマってしまった。
ボーリングも終わってみると、
面白いといいだした。
やってみて、嫌いであればそれでいい。
でも、やりもせず嫌いだというのは
若いころはやめたほうがいい。
経験を閉じてはいけない。
いろいろ経験して、
それから好き嫌いを判断すべきだ。
そんな経験を増やしていやることも
親の勤めだとおもっている。
次男は何でもやりたがる性質で、
これも少々こまっている。
じっくりものごとに取り組めないからだ。
次男のハマっていることは、
大抵、今読んでいるマンガのテーマである。
ちなみに先日まで柔道(YAWARAを読んでいた)で、
ちょっと前は野球(MAJORを読んでいた)、
今は忍者(NARUTOを読んでいる) だ。

2012-02-17

●いろいろと:No. 3980 2012.02.17

夜明け前。江別市文京台

いつものように自宅をでる。
今朝は快晴であったが、
風がなかったが冷え込んだ。
キーンとした寒さだ。
こんな日もいい。
昨日は午前2時間、
午後3時間半の会議があった。
今日は昼の一つ会議があるだけだ。
午前中に集中して原稿を書こう。
午後は、追・再試の採点と
論文の初稿の校正をしよう。
まあ、いろいろあるが、
優先順位に基づいて、
すべきことを進めよう。

●天使のナイフ:No. 3979 2012.02.17

薬丸岳著「天使のナイフ」
(ISBN4-06-213055-6 C0093)
を読んだ。
51回江戸川乱歩賞の受賞作である。
審査委員の満場一致での受賞だ。
少年法と加害者、被害者との重いテーマである。
引きこまれて一気に読んだ。
ストーリーは面白いが、
内容が暗く重いので、
読後感がすっきりしない。

2012-02-16

●ただ、黙々と:No. 3978 2012.02.16

街灯。江別市文京台

今日は30分ほど寝過ごしたが、
いつものように自宅をでた。
朝いつもゆったりと過ごしてでるので、
少々急げば、20、30分の
時間短縮は可能になる。
まあ、あまり急ぐ気はないが。

今日と明日は会議であるが、
午前中は仕事が出来る。
追試、再試があったので、
その採点がある。

2月締め切りの原稿を書いている。
なかなか気乗りがしないで進まない。
少しで書かないと進まないで、
毎日少しでもいいから書いている。
そんな継続的努力を続けることが
正攻法でもあり、近道でもあるのだ。
この歳になるとわかる。
ただ、黙々と進むことだ。

EarthEssay 5_101 隕石年代 4:水の形成

EarthEssay
5_101 隕石年代 4:水の形成
を発行しました。

隕石の中の炭酸塩鉱物の年代が、
今まで正確に決めることができませんでした。
それが、今回、精密に決められるようになりました。
正確な年代値によって、
太陽系の母天体の形成時期、
その天体での水の形成時期などが推定できるようになりました。

2012-02-15

●省スペース化:No. 3977 2012.02.15

枝と雪。江別市文京台

いつもより少し早めに自宅を出た。
冷え込んではいるが、
それほど寒く感じない。
昨日も昼間には
少し雪が融けていた。
アタたくなってきているのだ。

昨日は原稿を書いたあと、
データの整理をした。
切り貼りのノート形式は疲れるので、
昨日は書籍の部分のデジタル化をしていた。
なかなかはかどらない。

デジタル化をすると、
紙としての形態は消せるが、
使用頻度が増えるわけではないかも知れない。
もともと使用頻度が少ないものをデジタル化して
省スペース化を目指している。
それよりも必要性がどの程度あるかだ。
存在を忘れているため、
利用しない面もある。
OCRで可能な限りテキスト化しているから、
検索すれば見つけやすくなるかも知れない。
まあ、頭を使った後での
片手間仕事としていこう。

●東電OL殺人事件:No. 3976 2012.02.15

佐野眞一著「東電OL殺人事件」
(ISBN4-10-436901-2 C0095)
を読んだ。
表題の事件を、裁判とともに
長期にわたって取材したものである。
社会の暗部を書いたものだ。
一部独善、思い入れの部分があるが、
なかなかすごいルポであった。
いくつか彼のルポを読む予定である。

86 宍喰:時間の錯綜


宍喰(ししくい)の道路沿いにあるガケでは、舌状の見事な化石漣痕をみることができます。漣痕とは、海底の堆積物に水の流によってできた模様が、偶然、地層ができるときに閉じ込められたものです。徳島で見た化石漣痕を紹介しましょう。

宍喰と書いて「ししくい」と読みます。宍喰は徳島県海部郡海陽町にある地名です。今回紹介するのは、地形ではなく、宍喰にあるガケの表面の模様です。
海陽町宍喰には、幹線道として国道56号が南北に走っています。この国道は土佐東街道と呼ばれているもので、古くから幹線道路になっています。国道を東西に横ぎるように宍喰川が太平洋に流れ込んでいます。宍喰川沿いの南に漁港があります。その南岸に沿って、かつての国道、今は県道309号となっている道が通っています。
県道は川と港の湾を渡る国道の宍喰橋の下を通って海岸に向かいます。海岸は、複雑に入り組んでいます。県道が最初に大きく右にカーブするところに、その露頭はあります。右手がガケで左手は半島にから続く林になっています。カーブは広い道幅があり、車を停めることもできます。ガケと道路の間には柵はありますが、ガケ全体がよくみえるようなっています。
このガケが今回のエッセイのテーマです。この崖は、1979(昭和54)年に国の天然記念物に指定されています。「宍喰浦の化石漣痕」と呼ばれているものです。
「漣痕(れんこん)」とは、リップルマーク(ripple mark)ともよばれるものです。堆積物の表面が、流れる水や風にさられた時にできる波形の模様です。海岸の砂地などで時々みかけることがあります。もちろん人が歩いていない砂地ですが。その模様が、地層間に保存され、化石のようになったものを「化石漣痕」とよんでいます。
漣痕は、山と谷が繰り返して模様になっていますが、山や谷が伸びている方向は、水の流れに対して直交しています。そのような構造は少々不思議な気がしますが、水流を用いての実験によって、形成メカニズムは解明されています。
漣痕は、流れの種類や速さ、運ばれる粒子の径や形状によって、形の多様化や形の変化が起こります。漣痕は、山と谷の断面を見ると、対称ではありません。山を見ると、流れの上流に対してなだらかになり、下流側は急傾斜になります。
このような非対称性は、流れによる砂の運搬と堆積を考えると理解できます。流速がある一定以上になると、砂が動き出し運搬がはじまります。その動き出しは、砂の粒径は形状によって違います。粒子の移動の仕方も形状によって違ってきます。粒子が丸く、海底面が平らであれば、そのまま運搬されていきますが、流れと海底に角度があると、砂が堆積するところができます。そこが山が形成されます。山を越えるところに砂は次々と堆積し、山の後ろに堆積が進み山が移動します。そして山のすぐ横では流れによって新たな砂の運搬が起こり深み(谷)ができます。山と谷は流れととも移動し変化していきます。
同じ条件下であっても、時間が経過するにつれて、できた漣痕自体が波を生み、その波が漣痕の形状を変化させていくこともあります。もし流れに波動の成分があると、その波によってより複雑な模様ができることになります。漣痕は、流れのある海岸付近や浅い海にだけできると思われていましたが、5000m以深の深海でも見つかっています。流れがあれば、いろいろなところで漣痕ができることがわかってきました。
漣痕ができても、そのままでは消えてしまいます。流水によって砂の上に刻まれた模様ですから、新しい流水がくると、すぐに消えてしまいます。砂の上に書いた絵のようなものですから、儚いものです。
化石漣痕ができるには、漣痕が化石のように地層間に残ってなければなりません。漣痕が、なぜ化石のように地層の間に保存されるのか、不思議です。地層は海底で形成されます。現在の海底で漣痕ができたとしても、新たな流れがあると消えたり、別の漣痕ができます。それが化石のように保存されるには、できている漣痕の上に、次の地層となる土砂が漣痕を壊すことなく覆って保存する必要があります。つぎに来る土砂の流れが激しければ、表面をけずって漣痕を消してしまいます。
漣痕のある地層の表面が、泥や粘土のような細粒のものなら、簡単に消えたり、削られてしまう可能性が高くなります。少々の波や土砂の流れでも、漣痕が消えない、ある程度粒の大きな砂が海底面にでている条件がないとだめなはずです。
非常に特殊な条件がそろわないと、化石漣痕はできないと考えられます。でも、現実に化石漣痕があります。あちこち調査で歩いていると、地層境界に漣痕を見つけることも、よくあります。地球の営みは、非常に長い時間をかけておこなわれます。そして、地層も環境に応じた形態、構造を持ちながら、次々とできていきます。そのような試行錯誤の時間が、地球には大量にあったのです。漣痕もそのような長い地球の営みとして形成され、そして地質学者の目に触れます。漣痕は、特徴のある形態ですから、地質学者の目にもつきやすくなります。そして宍喰のようにきれいな漣痕は、保存されることになります。
ひとつの地層で化石漣痕がみつかると、別の位置(層準とよびます)の地層面からも、漣痕が見つかることがよくあります。それは同じような条件が継続されいる堆積場が、長期にわたって存在したことを意味します。
見応えのある化石漣痕となると、そうそうはありません。現在、国の天然記念物になっているのは、宍喰浦の他に、和歌山県西牟婁郡の「白浜の化石漣痕」(1931年指定)と高知県土佐清水市の「千尋岬の化石漣痕」(1953年指定)の2ヶ所があります。他にも都道府県の指定の天然記念物もあります。ですから、綺麗な化石漣痕は、地質学的意義だけでなく、自然資産として保存すべき価値のあるものだといえます。
さて、宍喰の化石漣痕です。
宍喰浦のものが、最も後に国の天然記念物に指定されています。前の2つの化石漣痕に勝る綺麗さ、貴重さ、重要性があるということです。先ほど紹介したガケは、高さ約30m、幅20mにおよぶ、大きな一枚の地層面が露出しています。その面全体に化石漣痕がみられます。
地層は、四万十帯の室戸半島層群の奈半利川(なはりがわ)層になります。時代は始新世中期(4860万~4040万年前)頃に形成されたものだと考えられています。
化石漣痕の模様は、舌状の形状があります。舌を地層面の左下から右上に向かって出した形に積み重なったようになっています。これは、この地層面の漣痕をつくった流れが、左下から右上に流れたことがわかります。また、舌状の漣痕は、大陸斜面で、海底地すべりの堆積物がくるような比較的深い海底でできるものだと考えれられています。
また、別の地層面にも化石漣痕が見えています。天然記念物の指定にあたっても、いくつかの種類のものが、層をなしていることも特徴として挙げています。この地層がたまった海域は、漣痕ができ、保存される環境が長く維持されていたことになります。
宍喰の「宍」は動物の肉全般を意味し、「喰」は食べるという意味です。ですから宍喰とは肉を食うということになります。なぜこのような地名がついたのかはよく知りませんが、創拓社の「日本地名ルーツ辞典」によりますと、全国的に蛇喰、猿喰、宍喰などの地名は、侵食による崩壊地に使われていることが多いとされています。もしかすると、昔この地に大規模な地すべりが起こり、それが地名の起こりにとなったのかもしれません。化石漣痕がでているガケができたのも、その事件と関係があるのでしょうか。いやいや、地名はもっと古く、地層面ができたのはもっと新しことに見えます。出来事の時間が錯綜してきます。
ただいえることは、この道が国道から県道になったこと(1992年)も、天然記念物に指定されたこと(1979年)、ガケができた事件も、地名ができたことも、漣痕ができた時代からすると、つい最近のできごとです。漣痕の舌状の不思議な模様は、人類すらまだいない、4000万年も前のことなのです。

・錯綜する人生・
大学は入試も終わり、その合否判定が現在進行中です。
また、先週から今週にかけて、
学科によっては卒業研究の発表会がおこなれています。
4年生は最後の緊張の時間が流れています。
4年生にはもう就職が決まっている人、
まだ決まっていない人、
就職に意欲がない人などさまざまです。
現在卒業研究の発表会の隣では、
3年生のための企業説明会がおこなわれています。
リーマン・ショック以来、就職は低調ですが、
意欲の高い人は就職は決めています。
大学では並行して人生の山場が起こっています。
これも時間の錯綜、あるいは錯綜する人生でしょうか。

・雪国の悩み・
北海道は、もっとも厳しい寒さも一段落でしょうか。
暖かい日も時々来るようになりました。
暖かい日には路面の雪も溶け始めます。
我が家の屋根のひさしから落ちそうになっていた雪庇が
先日やっと落ちました。
家内が外で除雪をしていたようですが、
遠くにいたので被害はありませんでした。
雪庇ができにくいような工事をしているのですが、
今年のように雪が多いと
風下の方にどうしても雪庇ができてしまいます。
でも、我が家は雪下ろしをしなくても
なんとか耐えられます。
まわりの家では、一度か二度は雪庇を落とす作業がなされます。
今年は、雪下ろし中の事故が多くなっています。
雪下ろしをする人も注意をされているのですが、
それでも事故は起こります。
これが、雪国の悩みでもあります。

GeoEssay 86 宍喰:時間の錯綜

GeoEssay
86 宍喰:時間の錯綜
を発行しました。

宍喰(ししくい)の道路沿いにあるガケでは、
舌状の見事な化石漣痕をみることができます。
漣痕とは、
海底の堆積物に水の流によってできた模様が、
偶然、地層ができるときに閉じ込められたものです。
徳島で見た化石漣痕を紹介しましょう。

2012-02-14

●デジタル化:No. 3975 2012.02.14

坂道。江別市文京台

今朝は、いつもより少々早く自宅を出た。
しかし、寒さはそれほどではない。
氷点下ではあるが。

昨日は、ある教科の講義の再開編をした。
まだ、完全ではないがいろいろ手を入れた。
重複していることの整理、
内容の入れ替えと改変、
適切なレポート、
などを調整した。
するとかなり付け足したし、消去があった。
付け足しがまだまだだ。
以前の内容も一部利用できるのだが
まだまだ足りない。

少々つかれたので、
データベースのデジタル化に取り組んだ。
以前研究で使っていた論文のデータを
大量に集めて整理していたが、
その紙データベースをスキャナーで
取り込むことにした。
しかし、のりづけしているので
スキャナーで破れたろ、
剥がれたりしてはかどらない。
地質学プロパーの研究をしなくなったので、
死蔵した資料となっている。
捨ててしまいたいのだが、
努力した証なのでなかなか捨てられない。
今回思い切って捨てようと思っているが、
デジタルにしておけば、
そのような思いを振りきれる。
破れて取り込めないページもあるが、
できる限り取り込むことにしはじめた。
ファイル4冊分が終わった。
本立て1段半分ある。
あとは大量の論文がある。
最近はデジタルの論文が増えてきたので、
それで済むようになればと思っている。
デジタルにすれば、身辺が片付く。

2012-02-13

●スーツ:No. 3974 2012.02.13

道。江別市文京台

昨日の夕方から、
激しい吹雪となった。
今朝は、久しぶりに除雪がはいり、
除雪の雪がいっぱいになった。
今週終わりに地域の排雪が入る。

昨夜、寝床に入ったら
家内がCSが映らなくなったという。
受像機をみると、
確かに、調子が悪い。
電源を切って入れなおしたら、元に戻った。
朝起きたら、家内が再度おかしくなったという。
リセットスイッチをみつけて押したらもどったという。
受信機はリースなので、
CSの会社に電話するように伝えた。
どうなることやら。

昨日、久しぶりにスーツを購入した。
普段は、ブレザーでネクタイもしなくなったので
スーツはあまり着ないでいた。
公式行事のときにスーツを着る。
入試と卒業式、入学式がメインとなる。
そのため、冬物のスーツを購入した。
冬物とはいっても、 安いものだから
あまり厚手の生地ではない。
まあ、使用頻度が少しかないから
しかたがないか。

2012-02-10

●終了から整理:No. 3973 2012.02.10

月。江別市文京台

今朝も冷え込んだ。
いつものように歩いて気が、
明るさがだんだんもどってきた。
寒さは厳しくなるが、
日が伸びているのが体感できる。
春は着実に近づいている。

校務が一段落した。
大学入試、後期の成績評価、
来年度のシラバスなど
区切りとなるような仕事が終わった。
それに西予市のガイドブックの原稿も提出した。
ただ、予算の関係で来年度になるそうだ。
それについは、今後の調整がいろいろありそうだ。
さて、次の仕事だ。
とりあえず、自分の別刷りの置き場が
なくなったから、整理しなければならない。
砂の保存用のスペースもなくなったので、
それも整理するつもりだ。
あと今月締め切りの原稿も
書かなければならない。

2012-02-09

●ガイドブック終了:No. 3972 2012.02.09

ハルニレ。江別市文京台

今朝は冷え込んだ。
いつものように家をでる。

次男が最近早起きして、
私が出る頃に起きてくる。
そして一台早いバスで出ているようだ。
昨日はスキーで坂から降りた時、
転んで首の筋を痛めたようだ。
今朝は何もいってなかったので、
もう回復したのであろう。

昨日やっと懸案のガイドブックの原稿と写真、
図表一式をCDに焼いて、発送した。
今日送ったというメールを書けば、一段落だ。
次の原稿にかかろう。

EarthEssay 5_100 隕石年代 3:合成鉱物

EarthEssay
5_100 隕石年代 3:合成鉱物
を発行しました。

科学は、いろいろな発想でおこなわれます。
その発想のなかに、
既存でないものはつくれというものがあります。
「つくる」という言葉は、
いろいろな字があてられますが、
そのすべてが科学の発想の現場では使われます。
今回の発想は、「創る」でしょうか。

2012-02-08

●データを取り込み:No. 3971 2012.02.08

牧舎。江別市文京台

昨夜は雪で、
今朝は積もった雪道を歩いてきた。
昨日よりは冷え込んだ。
風もあり、より寒さを感じる。

朝一番にデータを取り込む作業をした。
そのため、朝の定例の行事が少々遅れた。
このようなことが時々ある。
まあ、やりたいこと、やるべきことを
最優先しているためだ。

今日も大学の入試がある。

2012-02-07

●大学入試:No. 3970 2012.02.07

木立。江別市文京台

ここ数日あたたかい。
今朝は曇っているので、
余計に暖かい。
2月になって、少し寒さも緩んできたのか。

今日から大学の入試である。
多数の受験生を迎えることになる。
緊張感の中で若者たちが集中する。
そして、未来に期待に胸をふるわせる。
そんな姿は心地より。

受け入れる側の大学は、
生存競争をしている。
どこの大学も、入り口と出口、
そして内容充実をする。
それが大学の生き残る正攻法だ。
打てる手を打つが、
どれが有効かは不明である。
だから、やるしかない。
そんな切迫感がある。

●算聖伝:No. 3969 2012.02.07

鳴海風著「算聖伝」
(ISBN4-404-02882-2 C0093)
を読んだ。
関孝和の伝記小説である。
日本の算学の創始者で、
世界でももっとも進んでいた数学者であった。
その生涯があまり記録されていないようだ。
数学に著作は多数あるのにだ。
そこにはフィクションの余地が生じる。
これそれを最大限に活かした物語である。
なかなか面白かった。

2012-02-06

●9年目に:No. 3968 2012.02.06

雪の層。江別市文京台

朝は穏やかな朝であった。

定期試験も終わり、
レポートとテストの採点も
やっと終わった。
あとは、評価の整理をして、
確認作業となる。
あとは来年度のシラバスの締め切りがある。
今週は大学の入試でバタバタするが、
講義がなくなったので、
やるべきことを勧めたい。

1年前の2月と今年の2月を比べる。
大学でも講義も終わり、
一息ついているのだが、
昨年は愛媛の滞在のまとめの時期でもあった。
なかなか落ち着かなさと
あと少しの時間だがやりたいこともあった。
非日常の終わりの哀愁とあせり
充実感ものあった。
無理はしないががんばっていた。
そんな日々が懐かしいが、
今年の1年は、
通常の1年と同じはずなのに、
その景色は違って見えた。

この大学にきて
まる9年がたとうとしている。
10年を目標にしてテーマを設定したが、
なかなか達成できない。
10年目の整理もまとめもしていきたい。
そんことに考えている。

そうだ、午後からは会議もあった。
それまでにすべきことをしよう。
今日も淡々とすべきことを進めていこう。

2012-02-03

●踊る会議:No. 3967 2012.02.03

木立。江別市文京台

朝は雪が降ったり止んだりしていた。
今朝はいつものように目が覚めたが、
疲れていたせいか、
また寝てしまった。
いつもより1時間ほど寝過ごしたが、
自宅を出たのは30分ほど遅くなっていた。
空の明るさが変わり、
いつもの景色や人通りとは違っていた。

昨日は遅くまで会議があった。
そのためかなり疲れていたようだ。
明らかに精神的な疲れは、
充分な睡眠がとれないと抜けないようだ。
会議が長引くのは
同じような議論が繰り返されたり、
意見を変えない人がいるときである。
問題は後者のバアイである。
どうしても他の多数と
相容れない意見を持っている時、
会議を収めるには自分を捨てるしかない。
精神的に大きな消耗戦となる。
それで気が済まない時は、
そのコミュニティーには
自分は住めないことを意味する。
究極の選択となる。
私はその他多数にいたが、
以前同じ経験をした。
その時は自分を捨てて、
今後そのコミュニティーでの
自分の立ち位置を修正した。
いずれも心も問題である。
人において、心は身体的に大きな力を持つ。
今朝起きられなかったのも、その証左である。

2012-02-02

●趣味:No. 3966 2012.02.02

木立。江別市文京台

朝は曇っていたが、
冷え込みが強い。
昨夜、自宅が寒く、
ストーブの設定温度を1度上げた。
少々風邪気味なのであるが、
気温が低いのも確かだ。
厳冬の時期なのだ。

趣味について考えた。
私の趣味は何か。
研究以外に思いつかない。
暇さえあれば、時間を忘れて
没頭できるような、何か。
打算もなく、時間つぶしでもなく
ただひたすら好きなので打ち込めるものだ。
できれば、老後にも楽しめるもの。
できれば、通信網や技術力、
電力、文明に依存しないもの。
できれば、ある期間に成果がありながらも
目標は遠くにあるもの。
できれば、人に見せても
その成果が喜んでもらえるもの。
できれば、どんなところでも、
どんな状態でも打ち込めるもの。
昔からある例でいえば、
絵画、楽器演奏、料理、工芸などだ。
そのいずれもが、今までの私のキャリアに
登場して来なかったものだ。
趣味をリタイアを迎えるまでに
見つけ、スタートしておきたいものだ。
さてさて、研究中心の私にとって
研究以外で趣味があるのだろうか。
これから時間をかけて
あせらず考えていこうと思っている。

●小暮写眞館:No. 3965 2012.02.02

宮部みゆき著「小暮写眞館」
(ISBN978-4-06-216222-7 C0093)
を読んだ。
大部であるが、面白い。
幽霊や心霊写真が題材になるが、
中心は人や家族のさまざまなあり方を
表現しているのであろう。
読むのに時間がかかったが、
やめられずに最後まで読みきれた。

EarthEssay 5_99 隕石年代 2:母天体

EarthEssay
5_99 隕石年代 2:母天体
を発行しました。

隕石の年代は、
さまざまな手法で調べられています。
技術が進めば、
今まで不可能であった物質の年代も測定できます。
今回紹介している報告は、
技術とアイディアが加わっておこなわれたものです。

2012-02-01

●手抜きをすることなく:No. 3964 2012.02.01

枝。江別市文京台

今朝は晴れで冷え込んだ。
かなり寒かったが、
風がないので助かった。

昨日は定期試験と補助監督、
そして自分の教科の試験を監督した。
これから、レポートや試験の
採点をしなければならない。
さらに、来年度の講義のシラバスの
締め切りが迫っている。
落ち着いて仕事ができない。
いつもこんな状態だから、
それをくぐる抜け、
ぬかりなく仕事を
していかなければならない。
そんなことを忘れている。
手抜きをすることなく、
坦々とことを進めていかなければならない。

Monolog 121 乱世の生き方:隠遁者の教え

Monolog
121 乱世の生き方:隠遁者の教え
を発行しました。

今の日本の世がどうみえますか。
幸せでな世にはみえません。
戦争はしていないので平和でしょうし、
個人のレベルでも物質的にも恵まれているはずです。
でも、幸せ感はどうでしょうか。
庶民が幸せと思える時代とは、
ほど遠い気がします。
でも、人は過去から学ぶことができます。
似たような時代を生きた先達から、
乱世の生き方を学びましょう。

2012-01-31

●方丈記:No. 3963 2012.01.31

枝。江別市文京台

今朝は晴れで冷え込んだが、
風がなかったので、
凛とした寒さを味わえた。

昨日から大学の後期の定期テストが始まった。
私の担当は今日から3日間である。

昨日は文章を書くために、
「方丈記」を読んだ。
高校時代に読んだことがあるのだが、
再読したら、だいぶ印象が違っていた。
鴨長明が住処(すみか)に
こだわっていることが確認できだ。
なぜ、こだわっていたのかというと、
非常に小さく質素になっても
住み心地が良く満足しているからだ。
小さいというのは、
権勢を誇った頃と比べれば
10分の1、100分の1の広さになってるためだ。
しかし、当時の庶民と比べれば、
広く贅沢な家での暮らしであったろう。
長明にとっては、
質素で慎ましい生活であったのだろう。
これは、個人の感覚の問題であるのだが、
今の世にもあてはまるのだろう。
質素な暮らしの中にも、
長明には、教養、趣味を反映したものがあった。
自分に翻ると、そんなものがあるだろうか。
捨てて、捨てて、捨て切ったときに残る
自分らしさや自分の望むものはなんだろうか。
思いつかないなあ。
そんなことを考えてしまった。

2012-01-30

●大学で学ぶこと:No. 3962 2012.01.30

サイロ。江別市文京台

今日は豪雪の後の晴れだ。
心地よい天気だ。
週末の豪雪を忘れさせるようだ。
週末は激しい雪が何度も降った。
土曜日には朝夕2度の除雪。
日曜日は朝に除雪。
日曜は一人で早朝、除雪した。
心地よい疲れで、休日を過ごした。

いよいよ大学は後期の講義を終えて、
試験期間に入った。
教員には来年度の講義概要の
提出の締め切りがある。
新しい講義がひとつ。
夏季の集中講義がひとつある。
今までにない講義をつくらなければならない。
教員にも学生にも
余裕がだんだん少なくなってきている。
本当にこんなにタイトにして、
学生は学ぶことができるのだろうか。
教員は教えることができるのだろうか。
大学ではたっぷりとした考える時間が
流れている必要があるのではないか。
最近の学生は、小中高で
集中して学ぶ姿勢を
充分に身につけていないように思える。
学ぶ姿勢ができていない学生に、
大学で、いまさら詰め込み教育はないだろう。
興味をもてる「何か」見つけさせる工夫が
大学の講義では必要なのだろう。
それは知識の羅列ではなく、
学生への学問の面白さを見せること。
そしてそれをほんの一部でも理解しようと
努力をすること。
それが重要なのだろうが、
なかなか難しい課題だ。

2012-01-27

●一段落の時期:No. 3961 2012.01.27

道。江別市文京台

今朝も、冷え込んだ。
いつものように自宅を出た。
昨日よりは少々ましだが、
寒さもなれてきて
この寒さが心地よく感じるようになった。

いよいよ今日で講義が終わる。
ゼミなので、1年間のまとめとして
報告書の提出をして終わりとする。
あっさりと終わる予定である。
来週から定期テストとなる。
テストをする教科が3つある。
監督を手伝うのがひとつある。
あとは採点があるが、
レポートの評価があるが、
後期は少ないので、
来週1週間でなんとかあるであろう。
そんな一段落の時期でもある。

●鉱物アソビ:No. 3960 2012.01.27

フジイキョウコ著「鉱物アソビ」
(ISBN978-4-86020-294-1 C0076)
を読んだ。
変わった本である。
鉱物を楽しんできた著者の
鉱物の楽しみ方を紹介している。
非常に不思議な本である。
鉱物の専門家ではなく、
愛好家の本だ。
鉱物のこんな見方もあるのだと思った。

2012-01-26

●4年生のメール:No. 3959 2012.01.26

冬木立。江別市文京台

今朝も晴れて、冷え込んだ。
アイスバーンにはなっていないが、
少しずつ道路が凍りだした。
冷え込んだ冬の朝もいいもんだ。
今頃の時期は、日がすこじ長くなって、
歩いてくる頃に東の空が白みだして、
夜明けの情景が楽しめる。

今週で授業で終わる。
次々と後期最後の講義を迎えている。
あと2つで終わりだと思うとほっとする。

昨日4年生に以下のメールを送った。
(一部改定)

ゼミの皆様
こんにちは。
卒業研究発表会、お疲れ様でした。
大雪による交通とトラブルがあったのですが、
全員、無事、発表を終えることができました。
内容や充実感、達成感は、人それぞれだと思いますが、
卒業研究およびその発表会まででえた経験は
社会に出た時、きっと役に立つと思います。
卒業研究が4年間で最後の大きな試練となりました。
諸君らの努力をたたえます。

次回お目にかかるのは、卒業式になると思います。
それまで(その後も)に進路の決定や変化があれば、
メールでいいですからお知らせ下さい。
これは指導教員として最後の指示です。

何かあったら、いつでも連絡をください。
諸君らの母校は、いつでもオープンしています。
連絡、来訪を楽しみにお待ちしています。
本当に4年間お疲れ様でした。
社会での諸君らの健闘を祈っています。

EarthEssay 5_98 隕石年代 1:誕生の年代

EarthEssay
5_98 隕石年代 1:誕生の年代
を発行しました。

先日デジタル雑誌で研究成果が出されました。
それは、年代の測定精度が高まったという見出しがありました。
しかし、精度が高なったのは、
手段であって目的ではありませんでした。
では、その研究の目指したもの、
得たものはなんだったのでしょうか。
その論文の内容を紹介していきましょう。

2012-01-25

●卒業研究のレベル:No. 3958 2012.01.25

冬木立。江別市文京台

今朝は、晴れて、冷え込んだ。
昨日の多く雪のため
あちこちで除雪されていた。
除雪の雪の量が多い。

昨日は卒業研究の発表会の2回目だった。
最後に打ち上げをしたのだが、
皆、あっさりと帰っていった。
その程度の取り組みだったのか。
指導教官ごとに取り組みに温度差があり、
達成度にも差が感じられた。
全体の集合後、
独自に打ち上げをするゼミもあった。

卒業研究とは何か。
単なるひとつの単位とみなすのか。
そんな先生、学科もあるのだろう。
考え方は担当する教員次第だ。
私は、卒業研究では最大限の努力をすべきだと考える。
大学とは何をするところなのか。
何を学ぶべきなのか。
卒業研究はその試金石になると思う。
大学の講義の意図はいろいろあるだろう。
もちろん卒業研究でも取り組みは様々であろう。
卒業研究は、わが大学では2年かけて仕上げる。
したがって、それなりの充実が望まれる。
そんな発表会は教師の発言の場でなく、
学生たちの成果発表と、
それに対する学生同士の議論が望ましいと思う。
その議論が出ない時、内容がしまらない時
教員が出るべきだろう。
その発言の時、教員のレベル、
取り組み姿勢も計れるはずだ。
卒業研究はすべての試金石だ。
さてさて私の、教員の、ゼミの、学科は
どうだったのだろうか?

2012-01-24

●楽しいこと:No. 3957 2012.01.24

雪の穴。江別市文京台

今朝は激しい吹雪であった。
明け方から降りだしのだろうか、
かなりの積雪だが、
除雪は入っていない。
除雪のされていない
雪の深い道路を歩いてきた。
大学や公共の施設は除雪をしているが、
公道がされないない。
今日はもしかすると、
あちこちで埋もれる車が
でてくるかもしれない。

若者たちよ。
楽しいことばかりに逃げることは、
心を満たしているのか。
楽しいことは、やがて飽きるだろう。
もっと楽しいものを求めて
エスカレートしていくだろう。
その繰り返しが待っているのが
経験的にわかるだろう。
大変なこと、辛いことの後に
訪れる楽しいことこそ
本当の楽しいことだ。
それを経験したことがあるだろう。
それはほんの少しの楽しみでも
ありがたくなっていく。
苦労を厭うな。
大変さから逃げるな。
その先にこそ、
求めること、満足感があるのだ。

今日は2度目の卒業研究の発表会である。
今日が最後である。
緊張するのだろうが、
頑張ってもらいたい。

2012-01-23

●それを楽しみに:No. 3956 2012.01.23

街灯。江別市文京台

朝から雪が降っている。
積雪量は少ないので
公道の除雪はされていない。
大学の内部は除雪がおこなわれている。
除雪作業の中を歩いてきた。
冬も盛りだ。

週末は自宅でじっとしていた。
土曜日には買い物に出かけた。
長男も家内も体長が悪いので、
それ以外は自宅でじっとしていた。
日曜日は、次男が市の行事があったので、
それに家内がついていったので、
自宅で留守番をした。
長男がインフルエンザの終盤だ。
今日も学校は休みだが、
体調が良ければ
明日から登校できるだろう。

今週で大学の講義が終わる。
一息つきたい気持ちだ。
まあ、でも今週も通常講義があり、
来週は定期テストがある。
その後は、大学の入試がある。
時間が取れる時期なので、
落ち着いて研究をしていきた。
そんな時期が少しで来る。
それを楽しみで今週を乗り切ろう。

2012-01-21

●下町ロケット:No. 3955 2012.01.21

池井戸潤著「下町ロケット」
(ISBN978-4-09-386292-9 C0093)
を読んだ。
以前から読みたいと思っていたが、
大学の図書館でも貸出中が続いていて
なかなか借り出すことができない。
直木賞を受賞したからだ。
そこで、他の作品をいくつか読んでいた。
本書を読んだところ、
パターンは似ているが、
中小企業が窮地に陥る。
そこに強い敵役がある。
独自のポリシー、技術、信頼などによって
その危機を乗り切っていく。
いつものパターンである。
しかし、技術に関する内容なので、
その部分が面白みがある。
なかなかよかった。

2012-01-20

●インフルエンザ:No. 3954 2012.01.20

ハルニレ。江別市文京台

今朝は晴れていたが、
思ったほど冷え込んでいなかった。
夜明け前の朝を味わいながら歩いてきた。

昨朝、長男が体調が悪いといい、
学校休んで、医者に行った。
インフルエンザと診断された。
家内が午前中に医者へ行く予定が、
いけなくなった。
午後に行くことになった。
長男はタミフル類似の処方を受けたので、
服用後1時間ほどは一人にしないほうが
いいというので
私が急遽帰宅することになった。
家内は私の帰宅後、
すぐに医者に向かった。
長男も家族全員が予防接種しているが、
やはりつらいようで、
一日うとうと寝ていた。
今日もまだダメだろうな。
皆勤賞を気にしていたが、
インフルエンザは公欠になるようだ。
皆勤も大事だが
人にうつさないことも重要である。

2012-01-19

●一段落で燃え尽きずに:No. 3953 2012.01.19

並木。江別市文京台

おどやかな朝である。
大きな雪がちらついていた。
風もなく、気温もそれほど低くなく
穏やかであった。

実習の講義が昨日でひとつ終わった。
一段落だ。
この実習は、変則的な講義をしていたので、
一週早く終わった。
他の講義は来週までだ。
精神的には一段落できる。
一段落後の一番の楽しみは、
やりたかった研究ができることだ。
それを楽しみに、
今を乗り切っている気がする。
でも、実際その時期になると
燃え尽きて無気力になることがよくある。
燃え尽きるしてまうのに注意しなければ。

●究極のドグマ:No. 3952 2012.01.19

機本伸司著「究極のドグマ」
(ISBN978-4-7584-3600-7 C0193)
を読んだ。
シリーズの第3作である。
今回は生命の本質についてをテーマにしている。
人は完全な知性を手に入れることができるのか。
できるとすると、どのようにアプローチをすればいいのか。
そんな命題を考えるストーリーだ。
なかなか面白い。
そう来るかと思える展開、
ここでそんだ面白いアイディアを使ってしまうのか、
などいろいろ考えながら楽しめた。
なかなか深い内容だった。

EarthEssay 2_103 首長竜の赤ちゃん 2:プレシオサウルス

EarthEssay
2_103 首長竜の赤ちゃん 2:プレシオサウルス
を発行しました。

ひとつの化石も、
詳しく調べると
新たな発見がなされることもあります。
これが、実物もっている重要さの一つです。
胎児と認定するには、
それなりの根拠が必要です。
なぜなら化石は骨しかなく、
押しつぶされているため、
体内になったのかどうかが
不明瞭になっているからです。

2012-01-18

●3日坊主:No. 3951 2012.01.18

枝。江別市文京台

夜中目が覚めて寝付けなくなり、
本を読みだした。
明け方寝ないとダメだと思って寝たら、
1時間ほど遅く起きた。
6時だったが、次男が起きていた。
早起きはいいことだ。
学校が始まって、
毎日この時間に起きていると
自慢気にいう。
とはいっても、まだ2日目だ。
3日坊主にならなければいいのだが。

2012-01-17

●息子よ、異常というなかれ:No. 3950 2012.01.17

雪の道。江別市文京台

今朝は、昨日の大雪のために、
あちこちで除雪作業がおこなわれていた。
隣家でも、4時ころから除雪作業がされていた。
早朝なので、除雪車を使うことなく、
手作業でされていた。
今年は例年より積雪量が
多いようである。
次男が雪が多いのは異常気象だといった。
学校で習ったのだろうか。
息子よ、異常気象というなかれ。
これも、気象の多様性の一部にすぎないのだ。
人は少したくさん雪が降ると
異常気象といい、
暑い夏がくると温暖化をいい、
台風が続くと異常だという。
しかし、それは過去を忘れているにすぎないのだ。
そして異常の記録はデータの蓄積があれば、
常に起こることなのだ。
それが科学の教えるところだ。

2012-01-16

●誕生日:No. 3949 2012.01.16

雪の模様。江別市文京台

今朝は、風もなく、穏やかな朝であった。
ただ、冬型が続いているようで、
季節風による雪雲の筋が
いつものように見える。

昨日長男の誕生日であった。
私が大学にセンター入試ででていたので、
何もしなかった。
ただ、家内がケーキを買っていたので、
みんなで食べたが、
お祝いは今週末に行う予定だ。
何をするかは未定である。
長男の希望を聞いてからだ。
私や家内の誕生日は、
祝うことも少なくなったが、
子どもたちの誕生日は
かかすことなく祝う。
親としては、それが楽しみにもなる。
子どもたちは祝われることを喜ぶので、
祝う価値があるのだ。

2012-01-15

●少しでも前に:No. 3948 2012.01.15

月と街灯。江別市文京台

今日もいつものように学校にきた。
センター入試の担当があるからだ。
担当業務は午後からなので
午前中に仕事をするつもりだが、
落ち着かない。
まあ、それでもできることがある。
少しでも前に進もう。

先日iPodnanoのリコール品が戻ってきた。
新しいiPodnanoになって戻ってきた。
家内が使っているのの同じバージョンであった。
長男が私のお下がりで使っていたものだ。
しかし、学校へは持って行ったらだめなので
通学中には使えない。
自宅ではパソコンで聞いている。
使う機会がないのだが、
私も別のを使っているので、
使う予定がない。
まあ、とりあえずは、渡しておいた。
贅沢な悩みだなあ。

●和算忠臣蔵:No. 3947 2012.01.15

鳴海風著「和算忠臣蔵」
(ISBN4-09-387371-2 C0093)
を読んだ。
和算についての内容は少しか出てこない。
忠臣蔵の新たな背景を提示する内容であった。
和算についての内容を期待して読んだのだが
そうではなかった。
そんなつもりで読んでなければ
面白かったのかもしれないが
読んだ動機が違うので残念であった。

85 襟裳岬:山脈が海に没するところ


冬の襟裳岬は、雪と風の中にあるのでしょう。少ないながらも観光客が訪れているのでしょうか。昨年の秋、襟裳岬を訪れました。そこは、日高山脈が太平洋に没するところでもあります。襟裳岬の地層から、そのダイナミズムが感じられます。

札幌から襟裳岬にたどり着くには、苫小牧あたりから太平洋岸に出て、海岸沿いを進むことになります。JRでいくならば苫小牧から日高本線に乗ります。日高本線は、様似(さまに)まで、4時ほどかかります。日高本線は様似駅が終着で、そこからは一日数本の路線バスに乗り、1時間ほどで襟裳岬です。札幌からは5時間以上かけてたどりつける地となります。
私は、卒業論文で静内川上流域の地質調査をしていました。原付バイクで調査していたので、調査地まで札幌から一日かけてたどり着きました。卒論の調査中に、様似にあるアポイ岳に登るためにバイクで出かけたのですが、それより先は、なかなか原付バイクではいけませんでした。
車社会になり、道路さえあれば、行き着くことができます。大学院ころには、車をもっていた友人がいたので、何度か襟裳岬にいったことはあります。それでも私にとって、襟裳岬は、遠いところでした。
襟裳岬は、歌でもうたわれたので、北海道でも有名な地となりました。観光化はしていますが、今でも最果ての地の感じがします。駐車場に車を停めると、土産物屋が何軒かあります。さき進むと灯台のある断崖の岬の先端にたどり着きます。いつも風が強く、霧もよくかかります。霧のために灯台が設置されています。昨年秋、家族でいった時も、強い風が吹き、海面には霧がかかっていました。
観光客は襟裳岬の断崖に立ち、そこから眺望を楽しみます。そして「風の館(やかた)」を訪れる方もいるでしょう。ガラス越しに風景を見ることができます。冬には窓越しですが、迫力のある眺めとなるでしょう。
私は、襟裳岬に行くときは、いつも先端にある海岸に降ります。時には、観光地である灯台や土産物屋にはいかず、海岸だけに降りることもありました。東側の細い道を降りていきます。以前は漁師の民家があっただけでした、今では小さな駐車場ができていました。
海岸に降りるのは、日高山脈が海の没する大地のダイナミックさを体感するためです。海岸では、面白い地層がみれます。
岬の先端が切り立った崖になっているので、その崖の下は露頭として地層を見学できます。小さな入り江で漁港になっています。以前、昆布とりをしている光景を見たこともあります。海岸を北に向かって進むと日高山脈を構成している地層(日高累層群)を見ることができます。頁岩や砂岩頁岩互層となっています。南にいくと、日高累層群の上(新し時代)に重なる地層の襟裳層が出ています。
襟裳層でまず目につくのは、大きな礫をたくさん含んでいる礫岩です。礫岩は、礫が基質(周りを埋めている物質のことす)より多いところもあります。泥岩や砂岩の部分も混じっています。
礫岩には、大きな礫が多数入っています。時には人の背丈より大きなものもあります。礫の中でも白っぽい花崗岩の礫が目立ちます。他にも砂岩、火山岩、泥岩、頁岩、ホルンフェルス(接触変成岩の一種)などの礫もあります。非常に多様な礫の種類があります。
礫岩のつくりを詳しく見ると、礫の粒子のサイズが下が大きく上に小さくなっていくところ(級化層理)、逆のつくりをもっているところも見られます。礫の大きさが急激に変化するところもあります。非常に複雑な構造の礫岩であることがわかります。
襟裳層の泥岩から見つかった化石(渦鞭毛藻や貝)からは、後期漸新世(2500万年前ころ)に海底でたまったことがわかります。礫岩の構造からは、激しい浸食があったこと、不連続な堆積作用もあったことも推察されます。このような礫岩は、海底へ粗粒な礫を含む土石流などによってもたらされたと考えられます。このような礫岩は、点在して分布していることから、その成因はまだよくわかっていません。
礫として含まれていた花崗岩の年代測定がされていて、約3000万年前であることがわかります。この付近で3000万年前ころの年代を持つ花崗岩の産地は、日高山脈南部にあります。そこから由来したと考えるの一番妥当です。もし、礫岩の中の花崗岩が、日高山脈の構成岩石であれば、日高山脈の歴史に重要な情報をもたらすことになります。
深成岩は地下深部でマグマが固まったものです。その深成岩が2500万年前の堆積岩の礫として、含まれているということは、深成岩が500万年後(2500万年前の襟裳層の年代)には地上に顔を出して、侵食されていたことになります。その地は、日高山脈が太平洋に没する襟裳岬に当たります。
襟裳岬の礫岩は、日高山脈の成立を考える上で、非常に重要な素材です。なによりも、そんな大地のダイナミズムを感じさせてくれるものです。
10年ほどの前に、神奈川から北海道に転居してきて、車を使うようになってから、襟裳岬には何度かでかけました。家族で襟裳岬にいくので、最初の何度かは一般道でいっていたので、一日かけてたどり着き、遠いところという印象は変わりませんでした。あるとき、校務で浦川にいったとき、高速道路が富川まで延びていたので、とても早くつき、近く感じました。今までの印象と違ってきました。行程の半分が高速でいけるので、車での移動時間も大いに短縮できるようになったわけです。
昨年秋は、様似で泊まって翌日襟裳岬にいったのですが、様似にあまりに早く着いたので時間をもてあますくらいでした。襟裳岬では、観光地と海岸の両方にいきました。土産物屋で昼食もとりました。海岸から上がってくるとき、ゼニガタアザラシを何匹かみることができました。霧も見ることができました。襟裳岬を満喫できました。

・ストーブの暖かさ・
襟裳岬の2月ころに行ったことがあるのですが、
思ったより雪が少なく驚きました。
しかし風は強く、寒さは一層強く感じました。
雪が少ないのは風で飛ばされているのでしょう。
襟裳岬は、最果ての地の印象を強くもたらします。
土産物屋のストーブの暖かさが救いとなります。
そんな暖房の暖かさは今日もあるのでしょうか。
「悲しみを暖炉で燃やし」ているのでしょうか。

・センター入試・
大学のセンター入試の最中です。
私の大学も会場になっているので、
教職員総出で対応しています。
前日には全学休校にして、
職員は、準備をしていました。
教員は当時の運営に当たります。
最大限の努力をはらいなが、
受験生への対処をします。
無事試験が終わることを祈るのみです。

GeoEssay 85 襟裳岬:山脈が海に没するところ

GeoEssay
85 襟裳岬:山脈が海に没するところ
を発行しました。

冬の襟裳岬は、雪と風の中にあるのでしょう。
少ないながらも観光客が訪れているのでしょうか。
昨年の秋、襟裳岬を訪れました。
そこは、日高山脈が太平洋に没するところでもあります。
襟裳岬の地層から、そのダイナミズムが感じられます。

2012-01-13

●一仕事:No. 3946 2012.01.13

夜明け前。江別市文京台

今朝は晴れて冷え込んだ。
積雪はなく圧雪状態の道路を歩いてきた。
これから晴天が続くと
道路がアイスバーンになって歩きにくそうだ。

今日は次男と科学館に行く予定である。
長男は今日から学校が始まる。
ただし、家内が調子がわるければ
次男の私だけでいく。
体調が良ければ、一緒にいく。
出かけるまで、
私は大学で一仕事をする。

2012-01-12

EarthEssay 2_102 首長竜の赤ちゃん 1:イクチオサウルス


EarthEssay
2_102 首長竜の赤ちゃん 1:イクチオサウルス
を発行しました。

胎生の首長竜化石が発見されました。
昨年の夏のことです。
魚竜の胎生は以前から知られていましたが、
今回の発見は、新たなタイプです。
首長竜の赤ちゃんの化石を紹介しましょう。

●淡々と:No. 3945 2012.01.12


吹雪。江別市文京台

今朝も冷え込んだ。
夜半に結構雪が積もったが、
除雪は入らなかった。
歩いて来る時も、
結構雪が降ったが、
大学につく頃には晴れていた。

明日は全学講義がない。
センター試験の準備のためだ。
いつものように出てきて、
ひと仕事してから、
次男を科学館に連れて行く予定だ。
週末には試験監督がある。
年末年始にできなかったすべきことを
いつものように淡々とこなしていこう。

2012-01-11

●潰れることなく:No. 3944 2012.01.11


青い空。江別市文京台

今朝は冷え込んだ。
寒さの中歩いてきた。
昨日は激しく雪が降った。
今朝は除雪がはいっていたので
道路は歩きやすかった。

昨日から大学は始まったが、
補講日になっていて、
私は会議があった。
今日から、講義が始まる。
私は1校目から講義がはじまる。
大学がスタートすると
一気にあれこれ校務や難題がわいてくる。
これに潰れることなく、
自分のすべき研究をしなければならない。
さあそんなあれやこれやの日常のスタートだ。

2012-01-10

●大雪:No. 3943 2012.01.10


激しい雪。江別市文京台

朝歩いてくると激しい雪であった。
大学に着く頃には雪が上がり、
青空が覗きだした。

朝、除雪がはいっていた。
ふかふかの雪だった。
図書館の中を歩いてくると、
歩道に除雪の雪が高く積まれていた。
女の子がその雪を向こう側から
乗り越えようとしていた。
私が先に通ろうかといったが、
もう戻れないので、
スカート中で雪に埋もれながら
乗り越えていった。
その後私が乗り越えるために、
雪を固めたいたら、
近所で自宅の除雪をしていた人が、
後で雪を捨てるので、
踏み固めないでくださいといわれた。
ボランティアで除雪しているのだろうな。

●算学武芸帳:No. 3942 2012.01.10

金重明著「算学武芸帳」
(ISBN978-4-02-264586-9 C0193)
を読んだ。
なかなか面白かった。
数学の部分は深入りしないで書かれているが、
そのに興味があるが、
多分、微積分や群、環などの概念の
数学の分野であろうと考えられる。
そのような部分を解説をいれると
多分一般の読者はついていかないのだろうな。

2012-01-09

●日常に:No. 3941 2012.01.09

坂道。江別市文京台

寒さの中を久しぶりに歩いてきた。
溜まっていた仕事をこなし、
明日からの日常の準備をするとにした。

いよいよ本格的に日常に戻る。
いつものように自宅を出て
徒歩で大学にきた。
守衛さんから挨拶をされた。
大学は土曜日が仕事初めで、
私は今日からである。
長い年末年始を過ごした。
ただし、年末に自宅の改修をした。
その整理が年末から年始にかけてやっている。
それに伴って、いろいろな整理をした。
子どもたちのマンガ(大量)をコーナーを決めて、
整理した。
それにともなって書いた場所を
家族全員の読める書棚にした。
またまた収納ができるようにしたので、
これからしばらくは大丈夫だろう。

2012-01-08

●日常モード:No. 3940 2012.01.08

野幌神社。江別市

あっという間に時間が流れすぎる。
毎日のように家の片付けをしている。
家の改装に伴う整理でもある。
それでいいのだが、
買い物、時々の食事など以外、
自宅で過ごすことが多い。
こんな頃でいいのだろうか。
そんなことを思いながら、
長い年末年始も終りとなる。
頭を切り替えて
日常モードにしていこう。

●限界集落株式会社:No. 3939 2012.01.08

黒野伸一著「限界集落株式会社」
(ISBN978-4-09-386315-5 C0093)
を読んだ。
面白かった。
愛媛県を思い起こさせるような過疎の山村。
そこで地域おこしなが行われる。
地域の特性を生かし、
それを商品として売りだしていく。
どこでもありそうなアイディアだが、
なかなかそれができない。
農協、役場、個人のエゴなど
マイナスイメージも提示されている。
でも、このような正攻法しか
過疎集落は生き残る道なないのだろうな。

2012-01-05

●怠惰さ:No. 3938 2012.01.05

野幌神社。江別市

昨日の午後から降りだした雪が
少々積もっているが、
除雪は入っていない。

昨日は午前中買い物、
午後は自宅で整理をあれこれしていた。
次男も手伝わせおこなった。
少しすずつ家の整理ができてくる。
家内もそれにつられて
少しずつ整理をしている。

なかなか大学に行くきっかけができない。
大学が始まるのは来週からだ。
一度、いかなくなると
ずるずるいかなくなる。
こんな怠惰さがいつもある。
大学に行ったからといって、
午前中の短時間しかいないのだから、
それほど生産性があがるわけではないのだが、
自宅から大学に持っていく荷物が
少しずつ増えていく。
それくらいが不便さなのだが。
今朝も早朝から自宅で仕事をはじめた。

●プラチナデータ:No. 3937 2012.01.05

東野圭吾著「プラチナデータ」
(ISBN978-4-344-01847-1 C0093)
を読んだ。
DNAの解読、解析が進み、
遺伝要素による個人の特性を
読み取る技術が進めば、
犯罪捜査も簡便化できる。
あるいは電気刺激による麻薬のようなシステムなど、
いろいろなアイディアが盛り込まれる。
そんな近未来(?)の話である。
そこに多重人格者の科学者や
自閉症的な天才、
精神科医、陶芸家、自給自足の脱都会組、
簡便化した操作に嫌気のさした刑事、
さまざまな人間が登場し、
ストーリを彩る。
そんな中での殺人事件。
面白かった。

EarthEssay 6_96 漱石枕流

EarthEssay
6_96 漱石枕流
を発行しました。

明けましておめでとうございます。
今年の年明けは、
この言葉を使うのも憚(はばか)られる気がします。
でも、年のはじめは、
やはりこの言葉がふさわしい気がします。
最初のエッセイは、
地質とは少し離れて、
故事からはじめましょう。
一年の始まりですから、
ゆるいスタートでいいのでないでしょうか。

2012-01-04

●三が日:No. 3936 2012.01.04

野幌神社。江別市

昨夜は、風が強かった。
雪も少しは降ったようだ。

今日は大学に行くつもりであったが、
予定が入ったので、
行かないことになった。
昨日は、街にでた。
正月のせいか、人が多い。
どうしても街では歩きまわることも多く、
人も多く、疲れてしまう。
電気屋にいくつもりが、
別の所で用が足せたので、
疲れたのでいかなかった。
今日は買えなかったものを
我が街で賄うつもりだ。
穏やかな三が日が過ぎていった。

2012-01-03

●穏やかな正月:No. 3935 2012.01.03

野幌神社。江別市

小雪がちらつく夜明けである。
穏やかな正月である。

昨日は9時前から行動をはじめて、
いくつかのところを回る。
最初9時開店のホームセンターにいくが、
出遅れて景品がもらえなかった。
その後、古本屋のバーゲンにいく。
半額セールを狙う。
初詣にいつもの神社に行く。
知り合いが神職のことろ。
知り合いの子供が神社の番をしていた。
夕方、よくいく知り合いの中華料理店にいくが、
定休日であった。
あるファミリーレストランにいったら、
満席で駐車場もない。
別のファミリーレストランにいく。
そちらは空いていた。

今日は、長男の制服をつくりに
札幌のデパートにいく。
1年半はいているので
尻が擦り切れそうになっている。
そのため、札幌に行く。
いくつかの買い物をする予定だ。
わがやの主な正月の行事は
これで終わり。

2012-01-02

●いつもの正月:No. 3934 2012.01.02

2012年の新年を迎えた。
いつもと変わりない年明けとなった。

我が家では、正月とはいっても。
朝、雑煮を食べるだけで
いつものと変わらない
日常的時間が流れる。
朝食後、お年玉と小遣いを渡す。
また、午後は、次男の強い希望で、
いろいろゲームをする。
次男は人生ゲームをしたいと
以前からいっていたので、家族でする。
その後トランプをした。
次男は満足してくれたようだ。
淡々と日常が進む。

今日は市内をいろいろ周る予定だ。
一番の目的は、毎年いっている神社への初詣だ。
2日にいくのは、正月気分がありながら、
空いているからだ。
小さな神社だが、好きなところだ。
神聖な気分を独り占めできるのがいい。

そんないつもの正月を過ごしている。
いつもの正月を迎えられる
ありがたさを味わっている。

2012-01-01

Monolog 120 時間の淘汰

Monolog
120 時間の淘汰
を発行しました。

明けましておめでとうございます。
本年もご愛読をいただければ幸いです。
毎年、年頭には、それぞれ希望や決意を新たにすることがあるでしょう。
ただ、私のように齢を重ねると、
「正月や年頭がそれほど特別なものではなく、
ただ人為的区切りとして過ぎ去る時間境界にすぎない」
などという無常な思いを抱いてしまいます。
そんな時間区切りであっても、
ついつい淡い希望を抱いてしまうのが、
風習として身についている正月なかもしれません。
ただし、今年は少々違う思いをもった年頭になりました。
前置きが長くなりました。
私の年頭の思いのエッセイです。